新潟市西区の歯医者、ひらの歯科医院｜ブログ

スポーツマウスピースは、スポーツ中に歯をぶつけたとき、折れたり欠けたりするような外傷を予防してくれます。

では、歯科クリニックでスポーツマウスピースを作製する場合、どれくらいの費用がかかるのでしょうか?

今回は、スポーツマウスピースの費用相場について解説します。

●スポーツマウスピースを作製する場合の費用相場

歯科クリニックでスポーツマウスピースを作製する場合、費用相場は5,000～30,000円程度です。

接触が激しいスポーツをするにあたって、マウスピースは必要不可欠なものですが、残念ながらこちらは保険が適用されません。

そのため、歯科治療の中でも金額は高めになっています。

また、行うスポーツによってマウスピースの設計は異なります。

色などのデザインも自由に選ぶことができるため、各歯科クリニックによって費用には幅があります。

オーダーメイドのものを使用したい方は、必ず前もって歯科クリニックに費用を確認しておきましょう。

●市販のスポーツマウスピースはおすすめできない

市販のスポーツマウスピースであれば、一から作製する必要がないため、500円程度から購入できます。

しかし、既製品を装着してスポーツを行うことは、あまりおすすめできません。

市販のスポーツマウスピースは、使用する方のためにつくられたものではないため、口内にピッタリはまる可能性が低いです。

またフィットしない状態でスポーツを行うと、頻繁にずれたり、息苦しくなったりします。

つまり、歯のダメージを軽減できなかったり、かえってスポーツのパフォーマンスが落ちたりするおそれがあるということです。

●スポーツマウスピースにはメンテナンス費用もかかる

歯科クリニックで作製したスポーツマウスピースは、数千円程度のメンテナンス費用もかかります。

オーダーメイドのスポーツマウスピースであっても、永久に使えるわけではありません。

寿命の長さはハッキリと断言できませんが、一般的には1年に1回、歯科クリニックで擦り減りや破損などの状態を確認すべきです。

また、成長期の段階で使用している子どもは、3ヶ月に1回はメンテナンスに訪れることをおすすめします。

●この記事のおさらい

今回の記事のポイントは以下になります。

・歯科クリニックでスポーツマウスピースを作製する場合、費用相場は5,000～30,000円程度

・歯科クリニックのスポーツマウスピースには保険が適用されない

・歯科クリニックのスポーツマウスピースには数千円程度のメンテナンス費用もかかる

・市販のスポーツマウスピースは500円程度から購入できる

以上のポイントはしっかりと押さえておきましょう!

新潟市西区周辺やJR越後線「寺尾駅」付近で歯科クリニック(歯医者さん)をお探しの方は、是非、ひらの歯科医院へお問い合わせ下さい!

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スポーツマウスピースは、スポーツによるケガや歯の負担、擦り減りなどを防ぐために装着するものです。

また、こちらは各スポーツによって装着を義務付けられていたり、色が制限されていたりします。

今回は、スポーツマウスピースのルールや制限について解説します。

●装着が義務付けられているスポーツは?

スポーツマウスピースを必ず装着しなければいけないのは、以下のスポーツです。

・アメリカンフットボール
・ボクシング
・キックボクシング
・アイスホッケー

これらのスポーツは衝撃を受けることが多く、必ずスポーツマウスピースを装着してプレーしなければいけません。

またラグビーに関しては中学生・高校生のみ、インラインホッケーは20歳以下のみ、装着が義務化されています。

ちなみに空手の場合、装着の義務は流派によって異なり、ラクロスは女性のみ義務化という変わったルールがあります。

●スポーツマウスピースにおける色の制限

スポーツマウスピースは、装着の義務だけでなく、各スポーツによって色の制限も存在します。

例えば、空手やバスケットボール、野球などは透明(野球は白も可)のスポーツマウスピースを装着しなければいけません。

一方で、アメリカンフットボールは透明以外であればOKと、スポーツによって大きな違いがあります。

また、ボクシングの場合は、赤以外のスポーツマウスピースを装着することが求められます。

こちらは、赤の場合は流血の発見が遅れてしまう可能性があるからです。

ちなみにラグビーのスポーツマウスピースについては、白・乳白色・透明・黒・濃紺と他のスポーツよりも選択肢が多いです。

●スポーツマウスピースが禁止されているスポーツ

スポーツマウスピースの装着が禁止されているスポーツは、決して多くありません。

明確に、スポーツマウスピースを装着してはいけないと定められているスポーツとしては、ゴルフが挙げられます。

ただし、こちらは全面的に禁止されているわけではありません。

公式戦あるいは国内ツアーの一部でのみ、装着を禁止されています。

禁止されている理由は、マウスピースを装着することにより、器具を異常に使って飛距離を得ていると判断されることがあるからです。

●この記事のおさらい

今回の記事のポイントは以下になります。

・アメフトやボクシング、アイスホッケーなどは必ずスポーツマウスピースを装着しなければいけない

・スポーツマウスピースには、各スポーツによって色の制限が存在する

・ゴルフの公式戦や国内ツアーの一部では、スポーツマウスピースの装着が禁止されている

以上のポイントはしっかりと押さえておきましょう!

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スポーツマウスピースは、スポーツ中のケガから歯や身体を守るためのマウスピースです。

身体の接触が多かったり、ボールや道具が当たったりするおそれがあるスポーツでは、特に必要性が高くなります。

今回は、そんなスポーツマウスピースにおける使用上の注意点について解説します。

●虫歯のリスクが高い

スポーツマウスピースは、虫歯のリスクが高いため注意が必要です。

なぜなら、糖をマウスピース内に閉じ込めやすいからです。

スポーツをしている間には、水分補給のためのスポーツドリンクを飲む場面も多くあります。

スポーツドリンクには非常に多くの糖が含まれているため、密閉性の高いマウスピースの中に長時間入り込むと、虫歯ができやすくなります。

そのため、日頃からスポーツマウスピースをよく着用する方は、日々のセルフケアや歯科クリニックでのメンテナンスを怠ってはいけません。

●合わないものを使用するのはNG

スポーツマウスピースは、市販のものではなく、オーダーメイドのものを使用するのがおすすめです。

なぜなら、市販のマウスピースは口内の形状に合わない可能性があるからです。

また、合わないものを使用すると、歯茎が下がるおそれがあります。

歯茎はスポーツマウスピースよりもやわらかい組織です。

そのためスポーツマウスピースの縁が慢性的に同じ箇所に当たると、歯茎に炎症が起こり、下がってしまう歯肉退縮のリスクが高まります。

さらに、場合によっては知覚過敏が起こることもあるため、安易に市販の商品を使用してはいけません。

●つくり直しが必要な場合もある

オーダーメイドのスポーツマウスピースは、口内の形状にピッタリとフィットしますが、半永久的に使用できるわけではありません。

スポーツ中に強い力が加わることで、擦り減ったり、ヒビが入ったりすることもあります。

そのため、適宜歯科クリニックでつくり直さなければいけません。

また、子どもの顎の成長期に使用する場合は、成長に合わせてつくり変える必要もあります。

壊れているものや、サイズが合わないスポーツマウスピースを使用し続けることで、かえってケガをする可能性が高まります。

●この記事のおさらい

今回の記事のポイントは以下になります。

・スポーツマウスピースはスポーツドリンクなどの糖を閉じ込めるため、虫歯になりやすい

・市販のスポーツマウスピースはサイズや形状が合わず、使用し続けると歯茎が下がるおそれがある

・オーダーメイドのスポーツマウスピースであっても、適宜つくり直す必要がある

以上のポイントはしっかりと押さえておきましょう!

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スポーツマウスピースは、文字通りスポーツを行う際に使用するマウスピースです。

主にボクシングやラグビー、空手やホッケーといった、接触が多く見られるスポーツで使用されます。

また、こちらを使用することにはさまざまなメリットがあります。

今回は、主なメリットについて解説します。

●口内を衝撃やケガから守る

スポーツマウスピースの主なメリットは、やはり口内を衝撃やケガから守ってくれることです。

歯や顎は、スポーツ中に接触があると衝撃を受けやすい箇所です。

スポーツマウスピースを装着することで、歯や顎への衝撃を軽減し、歯が折れたり欠けたりといったことを防ぐのに役立ちます。

またスポーツ中には歯や顎の損傷以外にも、口内の粘膜や唇、舌などを歯で傷つけてしまうことも珍しくありません。

スポーツマウスピースの装着は、このような口腔内のケガの防止や軽減にもつながります。

●食いしばりによる歯周組織へのダメージ軽減

スポーツマウスピースには、食いしばりによる歯周組織へのダメージを軽減する効果もあります。

歯と歯が擦れ合い、互いに強く接触するのは、1日の中で約15分程度と言われています。

それ以外のときは通常、歯と歯の間が少し開いています。

しかし、スポーツを行っているときに歯を食いしばる方は、食事のときより強い力で長時間歯と歯が接触します。

そのため、歯やその周囲の組織にダメージが蓄積されます。

食いしばりのダメージは、歯の擦り減りや破折につながるおそれがありますが、スポーツマウスピースがあればこのようなリスクは軽減されます。

●脳への振動を和らげる

脳への振動を和らげることも、スポーツマウスピースを使用するメリットの一つです。

動きが激しいスポーツで身体がぶつかり、衝撃が加わったとき、頭に振動が伝わって脳震盪を起こすことがあります。

また脳震盪を繰り返すと、脳脊髄液が頭蓋骨にぶつかったり、脳の内部で歪みが生まれて脳組織や血管が傷ついたりすることも考えられます。

スポーツマウスピースを使用していれば、噛み締める際に首に力が入るため、頭の揺れを軽減することが可能です。

●この記事のおさらい

今回の記事のポイントは以下になります。

・スポーツマウスピースを装着することで、歯や顎への衝撃を軽減し、歯の破損を防ぐ

・スポーツマウスピースの装着は、口腔粘膜のケガの防止や軽減にもつながる

・スポーツマウスピースには、食いしばりによる歯周組織へのダメージを軽減する効果もある

・スポーツマウスピースによって脳への振動も和らぐ

以上のポイントはしっかりと押さえておきましょう!

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マウスピース矯正はワイヤー矯正などと比べて目立ちにくく、手入れもしやすいため、大人にも子どもにも人気があります。

また、マウスピース矯正を行うことで、ダイエット効果も得られる場合があります。

今回は、マウスピース矯正によって痩せやすくなる理由について解説します。

●食欲が抑えられるから

マウスピース矯正を行うと食欲が抑えられるため、痩せやすくなります。

なぜ食欲が抑えられるのかというと、装着し始めの頃は、慣れておらず口内に異物感が出やすいからです。

また、装着し始めは少しずつ歯が移動することにより、痛みも出やすくなります。

もちろん異物感や痛みが少ない方もいますが、上記のような現象が見られる間は食欲が抑えられ、必然的に摂取カロリーも減少します。

装着から時間が経てば、違和感はほとんどなくなりますが、痩せやすい期間があることは確かです。

●咀嚼の回数が増えるから

マウスピース矯正によって痩せやすくなる理由としては、咀嚼の回数が増えることも挙げられます。

歯を矯正し、少しずつ歯並びや噛み合わせが改善されると、以前よりもしっかり咀嚼できるようになります。

また、人には満腹中枢というものが存在し、こちらは咀嚼の回数が増えれば増えるほど刺激されます。

満腹中枢が刺激されると、少ない食事量で満腹感を得ることができるため、痩せやすくなるという仕組みです。

特に、これまで早食いをしてしまいがちだった方は、マウスピース矯正のダイエット効果を得やすいでしょう。

●間食が少なくなるから

間食が少なくなることも、マウスピース矯正によって痩せやすくなる理由の一つです。

こちらは、マウスピースをいちいち取り外すのが面倒に感じやすいからです。

マウスピースを装着した状態では、食事を摂ることができません。

そのまま食事を摂ると、マウスピースが破損したり、着色したりするおそれがあるからです。

そのため、基本的には食事の度に外すことになりますが、間食をするとなると一日に何回も着脱しなければいけません。

また、食事後は基本的に、しっかりブラッシングをしてから再度装着する必要があります。

これらの行動を面倒に感じる方は、自然と間食が減って痩せやすくなります。

●この記事のおさらい

今回の記事のポイントは以下になります。

・マウスピース矯正の開始直後は異物感や痛みがあり、食欲が抑えられやすい

・マウスピース矯正によって歯並びや噛み合わせが改善されると、咀嚼回数が増えて満腹中枢が刺激されやすい

・食事の度にマウスピースを外すのを面倒に感じると、間食が減って痩せやすくなる

以上のポイントはしっかりと押さえておきましょう!

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歯科クリニックでの矯正治療で使用するマウスピースは、患者さんの口に合ったものが作製されます。

また、マウスピースはネット通販などでも購入できますが、こちらのマウスピースの使用はあまりおすすめできません。

今回は、市販のマウスピースを使用しない方が良い理由を解説します。

●歯を移動させることができない

市販のマウスピースで矯正をしようとしても、こちらには歯を移動させる力がありません。

歯科クリニックで行うマウスピース矯正は、正確な診断と精密な治療計画に基づいて行われます。

そのため、専門的な知識や技術がなければ、正しく歯並びを整えることはできません。

つまり、市販のマウスピースで歯を移動させられるほど、矯正治療は簡単なものではないということです。

●トラブルに対応してもらえない

市販のマウスピースは、歯科クリニックで作製したマウスピースとは違い、トラブルに対応してもらうことができません。

市販のマウスピースは、基本的に歯ぎしりや食いしばり、スポーツの際の衝撃などから歯を守るために装着するものです。

そのため、歯の矯正を目的に使用し続けると、歯に痛みが生じたり、口を閉じにくくなったりする可能性があります。

また、歯科クリニックで作製したマウスピースの場合、問題が発生したときにはすぐに対処してもらえます。

一方、市販のマウスピースは歯科クリニックが関与していないため、特に対処はしてもらえません。

歯の痛みなどについて相談したり、治療してもらったりすることは可能ですが、マウスピースの調整などは難しいです。

●自身の歯に合わない可能性が高い

市販のマウスピースはオーダーメイドではないため、患者さん自身の歯に合わない可能性が高いです。

市販のマウスピースの場合、使用する前にお湯でやわらかくし、歯に押し当てて自身の歯とフィットさせる仕組みのものが多いです。

しかし、歯科クリニックで作製するものよりも安価なことから、適合性が低く隙間も大きくなりやすいです。

また合わないマウスピースを使い続けると、歯や歯茎に汚れがたまったり、虫歯や歯周病になったりするリスクも高まります。

●この記事のおさらい

今回の記事のポイントは以下になります。

・市販のマウスピースには歯を移動させる力がない

・市販のマウスピースを矯正目的で使用すると、歯に痛みが出るなどのトラブルが起こる可能性がある

・市販の場合はトラブルが起きても対応してもらえない

・歯科クリニックのマウスピースよりも歯に合わない可能性が高い

以上のポイントはしっかりと押さえておきましょう!

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マウスピース矯正は、取り外しが可能なマウスピース型の矯正装置により、歯並びをキレイに整える施術です。

近年はこちらが選ばれることも多いですが、残念ながらすべての方に適用できるというわけではありません。

今回は、マウスピース矯正が受けられない方の特徴について解説します。

●骨格に異常がある人

骨格に異常がある方は、そのままマウスピース矯正を適用するのが難しいです。

このようなケースでは、事前に外科手術を受ける必要があります。

例えば、著しく上の前歯や下の前歯が出ている場合、単に歯並びが悪いことだけが原因ではありません。

骨格に異常があることから、特徴的な歯並びや噛み合わせになっています。

また過蓋咬合という噛み合わせが深すぎる状態も、外科手術をしない限り、マウスピース矯正だけでは改善できません。

●大きく歯を移動させなければいけない人

大きく歯を移動させなければいけない方も、マウスピース矯正を適用するのは難しいです。

マウスピース矯正は矯正治療の一種ですが、大きく歯を動かすのが得意ではありません。

そのため複数の歯が重なり合っていたり、抜けている部分が多かったりすると、あまり効果を発揮できないことがあります。

ただしこのような場合、マウスピース矯正とワイヤー矯正を併用することで、ある程度歯並びの改善が見込めます。

ワイヤー矯正は、マウスピース矯正よりも長い距離歯を移動させるのに適しています。

●重度の歯周病を患っている人

重度の歯周病を患っている方も、基本的にマウスピース矯正を受けることができません。

歯周病はほとんど自覚症状のない病気であり、気付いた頃にはかなり進行していることが多いです。

また、重度にまで進行すると、歯を支える歯槽骨が溶けてしまいます。

このような状態でマウスピース矯正を行うと、負荷によって歯が抜け落ちてしまう可能性があります。

もちろんこちらはマウスピース矯正だけに限らず、重度の歯周病の場合、すべての矯正治療を受けるのが困難になります。

そのため、事前に歯科クリニックでスケーリング、ルートプレーニングなどの歯周病治療を受ける必要があります。

●この記事のおさらい

今回の記事のポイントは以下になります。

・骨格に異常がある場合、事前に外科手術を受けなければマウスピース矯正ができないことが多い

・大きく歯を移動させなければいけない方も、マウスピース矯正を適用するのは難しい

・重度の歯周病を患っている方も、基本的にマウスピース矯正を受けることができない

・事前に歯周病治療を受け、症状が改善すれば矯正できる可能性がある

以上のポイントはしっかりと押さえておきましょう!

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マウスピース矯正や顎関節症の治療などでは、長時間マウスピースを装着します。

また、問題なくマウスピースを使用し続けるには、毎日の丁寧な手入れが欠かせません。

しかし、このとき間違った方法を実践している方は意外と多いです。

今回は、マウスピースの手入れにおいてやってはいけないことについて解説します。

●熱湯で洗浄する

歯科治療で使用するマウスピースは、絶対に熱湯で洗浄してはいけません。

熱湯を使用することにより、形が変わってしまうからです。

例えばマウスピース矯正では、変形によって思うような矯正効果を得られなくなったり、口に合わなくなって痛みにつながったりするおそれがあります。

そのため、洗浄する際は必ず冷たい水、もしくはぬるま湯を使用しましょう。

40度くらいまでの温度であれば、マウスピースが変形する心配はありません。

●歯ブラシで磨く

マウスピースの汚れを落とす際は、歯を磨く用の歯ブラシで磨いてはいけません。

歯ブラシは毛先が硬いケースも多く、マウスピースを磨くと表面に細かいキズが入ってしまいます。

また、キズができるとそこから雑菌が侵入し、繁殖する可能性があります。

マウスピースを磨く際は、入れ歯用ブラシを使用することでダメージを軽減できます。

ただし、入れ歯用ブラシでも、ゴシゴシと強い力で磨くのは控えましょう。

流水を使用すれば、優しく丁寧に磨くだけでも、十分に汚れを落とすことができます。

●強力な洗剤や漂白剤を使用する

マウスピースの汚れを徹底的に除去したいからといって、強力な洗剤や漂白剤を使用してはいけません。

例えば研磨剤が含まれている洗剤を使用すると、マウスピースの表面が傷つき、変色や劣化につながるおそれがあります。

また、漂白剤はある程度変色を改善させる効果がありますが、変形のリスクはゼロではありません。

さらに漂白剤は特有のニオイが残りやすく、使用後は水道水でしっかり洗い流さなければいけないため、手入れに時間がかかります。

そのため、マウスピースの洗浄には、基本的に専用の洗浄剤を使用しましょう。

ちなみに、入れ歯の洗浄剤については、マウスピースへの使用が推奨されていないことが多いです。

●この記事のおさらい

今回の記事のポイントは以下になります。

・変形のおそれがあるため、マウスピースは熱湯で洗浄してはいけない

・マウスピースを歯ブラシで磨くと表面にキズが入り、汚れや雑菌が付きやすくなる

・研磨剤が入った洗浄の使用も、マウスピースの変色や劣化につながるおそれがある

・漂白剤の使用も変形のリスクがある

以上のポイントはしっかりと押さえておきましょう!

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矯正治療やホワイトニング、顎関節症治療など、歯科治療ではさまざまな場面でマウスピースが使用されます。

また、マウスピースは取り外しが可能ですが、その反面紛失もしやすくなります。

特に長期間装着を継続しなければいけない治療では、紛失を避けなければいけません。

今回はマウスピースの紛失対策について解説します。

●ケースで保管する

マウスピースは、必ず専用のケースで保管するようにしましょう。

そうすることで、紛失するリスクは格段に減少します。

マウスピースは食事やブラッシングのときに取り外しますが、ほんの少しの間だからといって、適当に置いておくのは良くありません。

無意識に置いてしまうと、どこに置いたのかわからなくなることがあります。

またティッシュに包んで置いておく方もいますが、こちらもゴミと間違えて捨てるリスクがあるため、おすすめはしません。

矯正治療などの場合、専用のケースが付属しているものもあるため、きちんと活用しましょう。

●保管場所を決める

マウスピースを保管する際は、ケースに入れるだけでなく、保管場所も明確に決めておくべきです。

確かにケースに入れれば紛失のリスクは下がりますが、ケースごと紛失してしまう可能性もゼロではありません。

そのため使用しないときには、洗面台の棚や寝室の机、ベッドの上部分などに毎回保管するようにしましょう。

また、保管場所を選ぶ際は、使いやすく目に入りやすい場所かつ子どもやペットが触れない場所を選びましょう。

保管場所を固定していても、子どもやペットが触れる場所にあると、紛失や故障などにつながるおそれがあります。

●紛失した場合の対処法

マウスピースを紛失してしまった場合は、早急に歯科クリニックに相談しましょう。

紛失したまま過ごしていると、矯正治療では後戻りが起こり、ホームホワイトニングでは色戻りが発生します。

また治療が計画通り進まないと、治療期間が延びるだけでなく、無駄な費用も発生します。

最悪の場合、一から治療をやり直さなければいけないことも考えられるため、紛失の疑いがある時点で相談することをおすすめします。

●この記事のおさらい

今回の記事のポイントは以下になります。

・マウスピースは必ず専用のケースで保管する

・ティッシュに包むと、ゴミと間違えて捨てる可能性があるため注意

・洗面台や寝室など、マウスピースを保管する場所も決めておくべき

・保管場所は子どもやペットの手が届かないところがベスト

・マウスピースを紛失した場合は早急に歯科クリニックに相談する

以上のポイントはしっかりと押さえておきましょう!

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一般的な顎関節症の原因は、歯並びや噛み合わせの悪化、ストレスなどです。

一方、その他の原因で発生する顎関節症の一つに、外傷性顎関節炎というものがあります。

こちらは、場合によっては大掛かりな治療が治療になることもあります。

今回は、外傷性顎関節炎の原因や治療法などについて解説します。

●外傷性顎関節炎の概要

外傷性顎関節炎は、スポーツや転倒時に下顎をぶつけたことによって発症するものです。

下顎に強い衝撃を受けたことで、顎関節周囲に痛みや開口障害などが発症します。

原因は顎関節症とは異なりますが、症状は似通っています。

一般的な顎関節症とは違い、顎の外側にも痛みを生じますが、安静にしていれば数日程度で症状が治まるケースが多いです。

子どもの場合は頭が重いため、転倒することで外傷性顎関節炎を引き起こす可能性が高いです。

●外傷性顎関節炎の治療法

外傷性顎関節炎の主な治療法は、内服薬もしくは外用薬です。

顎関節症とは異なり、外部からの衝撃で炎症を起こす急性症状であるため、基本的には抗炎症作用のある薬で対応します。

具体的には、NSAIDs(非ステロイド性抗炎症薬)、コルチコステロイド(炎症・腫れ・発赤・痛みなどを緩和する薬)が使用されます。

また、日常生活においては患部を温めたり、なるべくやわらかい食事を摂ったりすることでも症状が改善します。

その他、なるべく会話の機会を減らすなど、とにかく顎を動かさないことで痛みなどの症状は薄れていきます。

●外傷性顎関節炎に伴う下顎骨骨折について

外傷性顎関節炎の発症時、外部から受けた衝撃が極めて大きい場合は、下顎骨骨折につながることもあります。

下顎骨骨折は文字通り下顎の骨の骨折であり、発症すると噛み合わせに異常が出たり、口を開閉するのが不可能になったりします。

顎関節症の症状が重度にまで進行したようなイメージです。

また、下顎骨骨折は受傷後すぐに気づかず、数日経過してから噛み合わせがずれていることで気付くケースもあります。

もし骨折が見られるのであれば、歯科クリニックから口腔外科などに移り、精査や整復治療などを受けなければいけません。

●この記事のおさらい

今回の記事のポイントは以下になります。

・外傷性顎関節炎は、スポーツや転倒時に下顎をぶつけたことによって発症するもの

・通常の顎関節症のような顎の痛み、開口障害などを伴うことがある

・外傷性顎関節炎の主な治療法は、抗炎症作用のある薬の服用や塗布

・外傷性顎関節炎の発症時に受けた衝撃が大きい場合、下顎骨骨折につながることもある

以上のポイントはしっかりと押さえておきましょう!

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