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【新潟の歯医者で入れ歯治療】入れ歯が乾燥するとどうなる?

主に就寝前など、入れ歯を使用しないときは、洗浄剤に浸けて保管しなければいけません。

そうしなければ、入れ歯が乾燥するからです。

また入れ歯の乾燥を防ぐことは、乾燥によるさまざまなトラブルを防ぐことでもあります。

今回は、乾燥によるトラブルの例について解説します。

●変形する

入れ歯の水分をキープせずに保管すると、変形するリスクが高まります。

こちらは、多くの入れ歯に使用されている材料は乾燥に弱いことが理由です。

普段入れ歯を使用しているときは、口内の水分によって乾燥を防ぐことができます。

一方水分のないところで保管すると、乾燥して変形を起こしたり、ひび割れが見られたりすることがあります。

もちろん、変形した入れ歯は患者さんの口内には合わなくなるため、当初のフィット感は失われてしまう可能性が高いです。

このような合わない入れ歯は、原則使用し続けることができません。

●痛みや噛みづらさにつながる

入れ歯が乾燥すると、口内の痛みや噛みづらさを感じる場面も多くなります。

前述の通り、入れ歯が乾くと変形のリスクが高まります。

変形した入れ歯を使用すると、しっかりフィットしないだけでなく、違和感や痛み覚えることもあります。

このような痛みは、入れ歯が口内に当たることによって形成される口内炎ができると、さらに強くなることが予想されます。

また入れ歯がずれたりフィットしていなかったりすると、当然食事の際には噛みづらさを感じます。

噛みづらい状態が続くと、食事の楽しさは半減しますし、栄養摂取もうまくできなくなります。

●全身症状につながる

入れ歯の乾燥は、口内のトラブルだけでなく、全身症状につながるおそれもあります。

具体的には、肩こりや頭痛、吐き気などの症状です。

乾燥して変形が見られる入れ歯は、噛み合わせのバランスを崩し、顎とつながっている首や肩に負担をかける可能性があります。

こちらは、肩こりや頭痛を誘発する原因です。

肩こりや頭痛はよくある症状のため、入れ歯が原因だと気づくのは非常に難しいです。

また入れ歯が合わない場合、ずれたときに喉の奥の方に触れてしまい、反射的に吐き気を催すことも考えられます。

●この記事のおさらい

今回の記事のポイントは以下になります。

・入れ歯の水分をキープせずに保管すると、変形するリスクが高まる

・入れ歯が乾燥して変形が見られると、装着時の痛みや噛みづらさにつながる

・乾燥して変形が見られる入れ歯は、噛み合わせのバランスを崩し、肩こりや頭痛を誘発する

・入れ歯が合わず喉の奥の方にずれると、吐き気を催すこともある

以上のポイントはしっかりと押さえておきましょう!

新潟市西区周辺やJR越後線「寺尾駅」付近で歯科クリニック(歯医者さん)をお探しの方は、是非、ひらの歯科医院へお問い合わせ下さい!

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【新潟の歯医者で歯周病治療】自宅で歯周病を治すことはできるのか?

歯周病を発症すると、歯茎が炎症を起こしたり、ブラッシングや食事のときに出血が目立ったりします。

また重度の歯周病の場合、ひどい口臭が出て周囲の方に迷惑をかけるおそれもあります。

では、歯周病は患者さん自身が自宅で治療することはできるのでしょか?

今回はさまざまな治療法や改善法の効果について解説します。

●薬用歯磨き粉で歯周病は治る?

ドラッグストアなどを訪れると、“歯周病に効く”などと記載された薬用歯磨き粉が販売されているケースもあります。

しかし結論からいうと、薬用歯磨き粉で歯周病を治すことはできません。

なぜなら、歯周病の原因は口内のプラークや歯石だからです。

薬用歯磨き粉は、確かに歯周病に効く成分が含まれていますが、口内からプラークや歯石を取り除かなければ歯周病は治りません。

またプラークはある程度除去できますが、歯石は自宅でのブラッシングで除去するのが難しいです。

●塗り薬や軟膏で歯周病は治る?

市販されている塗り薬や軟膏の中にも、“歯周病を治せる”という触れ込みのものは多数あります。

しかし塗り薬や軟膏でも、歯周病を根本から治すことはできません。

前述の通り、歯周病はプラークや歯石が残存している限り、完治させるのは難しいです。

とはいえ、塗り薬や軟膏については、歯磨き粉よりは多少薬としての効果が高いです。

特に歯茎の炎症反応を抑える消炎作用については、ある程度の効果が期待できます。

ただし、歯周病による炎症が軽減される効果はあくまで一時的なものであり、重度にまで進行した歯周病にはほとんど意味がないと言えます。

●歯周病菌はアルコールで除菌できる?

歯周病は歯周病菌への感染が原因であるため、「アルコール消毒によって改善するのでは?」と考える方もいるかもしれません。

確かに、高濃度のアルコールを使用すれば、歯周病菌を殺菌することが可能です。

しかし歯周病菌を殺すには、最低でも70%以上の高濃度のアルコールを一定時間作用させなければいけません。

また口内にそれだけ高濃度のアルコールを滞在させると、歯周病菌が殺菌されるよりも先に歯茎が痛んでしまう可能性が高いです。

●この記事のおさらい

今回の記事のポイントは以下になります。

・歯周病の原因は口内のプラークや歯石であるため、薬用歯磨き粉で治すことはできない

・塗り薬や軟膏でも、歯周病を根本から治すことは難しい

・塗り薬や軟膏による歯茎の消炎作用はあくまでも一時的なもの

・歯周病菌をアルコールで殺菌しようとすると、先に歯茎が痛んでしまう

以上のポイントはしっかりと押さえておきましょう!

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【新潟の歯医者でホワイトニング】ホワイトニング後にワインを飲んではいけない理由

ホワイトニングを行った直後は、食事の内容に気を付けなければいけません。

何でもかんでも好きなものを食べたり飲んだりしていると、せっかく白くなった歯がすぐ黄ばんでしまいます。

またホワイトニング後に控えるべき飲食物は多くありますが、今回はワインを飲んではいけない理由について解説します。

●特に注意したいのは赤ワイン

ホワイトニング後、特に飲んではいけないのは赤ワインです。

赤ワインは色が濃く、ステインが形成されやすいです。

ステインは、赤ワインに多く含まれるポリフェノールの色素が歯に付いた着色汚れです。

赤ワイン以外でいうと、コーヒーやチョコレートなどを口にしたときにも形成されます。

歯の周りには、目に見えないペリクルという薄い膜がありますが、ホワイトニング後はこちらが薄くなっています。

そのため、赤ワインを飲むとポリフェノールによる着色がつきやすくなり、色戻りのリスクが高まります。

●白ワインなら飲んでもOK?

白ワインは、赤ワインに比べて色が薄いため、ホワイトニング直後でも飲んで良いと思われがちです。

しかし、実際は赤ワインと同様に避けるべきです。

なぜなら、白ワインは非常に酸性が強い飲み物だからです。

飲み物の酸性度を示す値にpH値というものがありますが、pH値が5.5以下の飲み物を飲むと、歯の表面が溶け始めると言われています。

白ワインのpH値は、通常3.0~3.5程度であり、ホワイトニング直後の着色しやすい歯をさらに着色しやすくする可能性があります。

具体的には、歯の表面が溶けてザラザラになり、色素が入り込みやすくなるという仕組みです。

ちなみに、赤ワインのpH値も3.3~3.8程度と低く、十分歯を溶かす要因になり得ます。

●スパークリングワインも避けるべき

通常の赤ワイン、白ワインだけでなく、ホワイトニング直後はスパークリングワインも避けるべきです。

こちらは赤・白に限らず、炭酸飲料のため極めて酸性度が高いからです。

前述の通り、酸性度の高いものはホワイトニング直後の歯を着色しやすくします。

そのためスパークリングワインだけでなく、コーラやサイダーといった炭酸飲料を摂取するのも当然NGです。

●この記事のおさらい

今回の記事のポイントは以下になります。

・ホワイトニング後に赤ワインを飲むと、ポリフェノールによる着色がつきやすくなり、色戻りしやすくなる

・白ワインは色が薄いものの酸性度が高いため、ホワイトニング後の歯との相性は良くない

・スパークリングワインは炭酸飲料のため、ホワイトニング後の歯を溶かすリスクが高い

以上のポイントはしっかりと押さえておきましょう!

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【新潟の歯医者で詰め物治療】虫歯治療直後の詰め物が痛む理由は?

虫歯の痛みは、歯科クリニックで患部の治療を受けることで改善され、治療箇所については銀歯などの詰め物でカバーされます。

しかし、虫歯を除去したにもかかわらず、詰め物を入れた直後に痛みが出るケースも少なくありません。

今回は、虫歯治療直後の詰め物が痛む主な理由について解説します。

●重度の虫歯を治療した

虫歯には進行具合が存在し、重度であればあるほど歯が虫歯菌に侵食された部分が多くなります。

また侵食された部分が多いということは、それだけ多く歯を削らなければいけないことを意味しています。

歯を削る量が多いと、神経が通る部分の近くまで削ることになり、詰め物を入れた部分と神経との距離も近くなります。

そのため、詰め物で噛んだときに痛みが出たり、詰め物と歯を固定するための接着剤がしみたりすることが考えられます。

●銀歯の性質

詰め物として使用した素材が銀歯である場合、性質上どうしても治療直後の痛みが出やすくなります。

銀歯は金属でできているため、熱伝導率が極めて高いです。

熱伝導率とは温度の伝わりやすさのことであり、こちらが高ければ高いほど熱いものは熱く、冷たいものは冷たく感じやすいです。

そのため銀歯を装着した部分では、以前よりも熱さや冷たさを感じやすくなり、食事やブラッシングのときに知覚過敏のような症状が出やすいです。

ただしこのような熱伝導率の高さによる痛みは、口内が温度変化に慣れることにより、徐々に気にならなくなってきます。

治療直後、極端に熱いものや冷たいものを避けるようにしていれば、いつの間にか痛みがなくなっているケースが多いです。

●詰め物がやや高い

詰め物が周りの天然歯に比べてやや高い場合も、痛みが出やすくなります。

口内の感覚は非常に敏感であり、ほんのわずかでも高さが変わると違和感を覚えるようになります。

また虫歯治療において、歯科医師はできる限り治療前の高さと同じ詰め物を充填することを目指しますが、実際は多少差異が出ることが多いです。

また高さの違いが生じた場合、噛み合わせたときに歯髄に圧迫感が伝わり、しみるような痛みが出ることがあります。

●この記事のおさらい

今回の記事のポイントは以下になります。

・重度の虫歯で歯を多く削った場合、詰め物と神経の位置が近くなって痛みを生じやすくなる

・銀歯は熱伝導率が高く、熱さや冷たさによる痛みを感じやすい

・熱伝導率による痛みは自然に慣れてくる

・詰め物が周りの天然歯に比べてやや高い場合、咀嚼時の圧迫感が歯髄に伝わって痛むことがある

以上のポイントはしっかりと押さえておきましょう!

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【新潟の歯医者で入れ歯治療】入れ歯でパサパサしたものを食べる際の注意点

入れ歯は歯を失った方にとっての代表的なサポートグッズですが、歯があったときと同じように咀嚼できるかというと、決してそういうわけではありません。

入れ歯の状態では多少唾液の分泌量が落ちるため、咀嚼力も弱くなる傾向にあります。

今回は、入れ歯を装着してパサパサしたものを食べる際の注意点について解説します。

●飲み物とあわせて食べるのがおすすめ

ここでいうパサパサしたものとは、クッキーやパン、カステラやゆで卵など、水分が少なく口内でまとまりにくいものを指しています。

このようなものをそのまま食べると、入れ歯に付着しやすいため、非常に噛みづらいです。

特に入れ歯を装着し始めてすぐの頃は、口内の違和感もまだ残っているため、食べるのに苦労する可能性があります。

もしパサパサしたものを食べるのであれば、水などの飲み物と合わせて食べるようにしましょう。

牛乳や紅茶に浸し、しっとりさせた状態で口に運ぶのもおすすめです。

●やわらかいものばかり食べるのはNG

パサパサしたものは、水分とあわせて摂取することで食べやすくなりますが、入れ歯をした状態の食事ではやわらかいものばかり食べてはいけません。

確かに、最初はやわらかいものから始め、徐々に硬さのあるものの摂取を増やしていくというのが正しい順番です。

しかしやわらかいものばかり食べていると、咀嚼回数が減って唾液の分泌量が減少し、本来人が持ち合わせている消化作用や抗菌洗浄作用が退化してしまいます。

そのため、パサパサしたものであっても、少しずつ水分なしで食べられるようにしていく必要があります。

●入れ歯を外した状態で食べるのも控えよう

パサパサしたものが食べづらいからといって、入れ歯を外した状態で食べてはいけません。

入れ歯を外した状態だと、細かく噛むことができず、食べ物を丸飲みしてしまう可能性があります。

またパサパサしたものを丸飲みすると、嚥下がうまくできず、誤って食べ物が気管に入ってしまうことが考えられます。

このような現象は誤嚥といい、誤嚥は肺炎を引き起こす可能性があります。

高齢の方は、誤嚥性肺炎で命を落とすリスクもあるため、注意してください。

●この記事のおさらい

今回の記事のポイントは以下になります。

・パサパサしたものを食べる際は、水などの水分とあわせると食べやすくなる

・入れ歯でやわらかいものばかり食べていると、口内の消化作用や抗菌洗浄作用が退化する

・入れ歯を外した状態でパサパサしたものを食べると、誤嚥のリスクが高まる

以上のポイントはしっかりと押さえておきましょう!

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【新潟の歯医者で虫歯治療】虫歯治療後に飲酒しても大丈夫?

日頃からお酒をたしなむ方の中には、毎日晩酌をしているという方もいるでしょう。

またアルコールの摂取にはリラックス効果などが期待できるため、お酒があるから仕事などを頑張れるという方も少なくないかと思います。

では、虫歯治療後には飲酒をしても大丈夫なのでしょうか?

●初期虫歯、軽度~中程度の虫歯の場合

初期虫歯は、まだ歯に穴が開いていない状態で、症状としてはわずかに変色が見られる程度です。

このような虫歯は削らずに経過観察をすることが多いため、治療後に飲酒をしても当然問題ありません。

また軽度~中程度の虫歯の場合、局所麻酔を施した上で歯を削る治療を行いますが、この後も飲酒が認められるケースが多いです。

ただし、口内で麻酔が効いている間は感覚が鈍るため、お酒と一緒におつまみを食べる際は注意が必要です。

特にスルメなどの硬いおつまみを食べる場合、口内の感覚がなく頬の粘膜や唇を噛んでしまう可能性が高くなります。

●重度の虫歯の場合

重度の虫歯を患っている場合、歯を削る治療だけでなく、抜歯や歯茎の切開なども行う可能性があります。

このような治療の後は、基本的に飲酒を控えるべきです。

具体的には治療の当日、翌日くらいまでは我慢するべきだと言えます。

重度の虫歯を治療した後に飲酒すると、血行が良くなって傷口が開いたり、炎症反応が悪化したりするおそれがあります。

また重度の虫歯では、根管治療を行うこともあります。

根管治療は、歯の内部にある根管という部分の中の神経、細菌を除去する治療です。

こちらの治療を行っている間も、再度根管内が汚れたり痛みが生じたりしないように、飲酒を控えなければいけません。

●痛みがある場合基本的に飲酒はNG

どのような虫歯を行った場合でも、痛みがある場合は基本的に飲酒を避けましょう。

軽度~中程度の虫歯であっても、初めて虫歯治療を受ける方などは痛みを感じやすいことがあり、その痛みはアルコールの血行促進効果によって増幅されます。

また虫歯治療を受けていない場合でも、虫歯がズキズキと痛む場合、飲酒は控えるべきです。

飲酒には血行の促進や口内の酸化、唾液の分泌量の減少など、虫歯予防の観点でいうと良いことがありません。

●この記事のおさらい

今回の記事のポイントは以下になります。

・初期虫歯、軽度~中程度の虫歯の治療後は、基本的に飲酒をしても大丈夫

・麻酔の効果が残っている場合、口内を噛んだり火傷したりするリスクが高まるため注意が必要

・重度の虫歯を治療した後に飲酒すると、血行が良くなって傷口が開いたり、炎症反応が悪化したりするおそれがある

・痛みがある場合は虫歯治療を受けていなくても飲酒NG

以上のポイントはしっかりと押さえておきましょう!

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【新潟の歯医者・予防歯科】虫歯予防としてよく噛むためのポイント

食事の際によく噛むことは、虫歯予防につながることで知られています。

咀嚼回数が増えれば増えるほど、唾液の虫歯予防効果が発揮されるからです。

では、食事の際によく噛むには、どのようなポイントを押さえておけば良いのでしょうか?

今回は、こちらの点について解説します。

●1口につき20~30回は噛む

食事の際には、単純によく噛むことを意識するだけでなく、1口につき20~30回は噛むことを心掛けましょう。

こちらは食べ物の硬さに関係なく意識することが大切です。

1口につき20~30回噛むということは、普段それほど噛むことを意識していない方にとっては、非常に多く感じると思います。

しかし、これくらい噛まなければ唾液の殺菌作用や自浄作用は十分に発揮されません。

また咀嚼回数を増やすことで、脳内の満腹中枢を刺激して食欲を抑えたり、顎や歯茎を丈夫にしたりすることにもつながります。

●食事中は水分を摂り過ぎない

よく噛むためのポイントとしては、食事中に水分を摂り過ぎないことも挙げられます。

水分の少ない食材であっても、しっかり咀嚼すればやわらかくなって飲み込みやすくなります。

しかし水やお茶で流し込むように食べると、咀嚼回数が減ってしまうだけでなく、形や硬さが残ったまま飲み込むことになります。

しっかり噛み砕かないまま飲み込むことは、胃などの消化器官へのダメージにもつながります。

適宜水分を摂取することは、食事量を減らす効果がありますが、まだ口に食べ物が残っている状態で水分を摂るのは基本的には控えましょう。

●姿勢を正す

姿勢を正すことも、食事の際によく噛むためのポイントです。

姿勢が悪いと、食べ物を咀嚼しくいだけでなく、歯や顎にかかる負担も大きくなります。

そのため、イスに深く腰掛けた状態で、足の裏を床にしっかりつけ、顎を引いて背中が丸くならないように座りましょう。

またテーブルは、肘が直角になる高さが理想で、テーブルとの距離は握りこぶし1つ分を確保します。

ちなみに食事中にテレビを見たり、スマホを使用したりすると、無意識に姿勢が悪くなってしまう可能性が高いため、注意してください。

●この記事のおさらい

今回の記事のポイントは以下になります。

・虫歯予防としてよく噛むためには、1口につき20~30回噛むことを心掛ける

・食事の際は、よく噛まず水分で食べ物を流し込まないように注意すべき

・座る姿勢を正すことで、食べ物を咀嚼しやすくなり、歯や顎にかかる負担も軽減される

・食事中テレビやスマホを見ると、姿勢が悪くなる可能性が高い

以上のポイントはしっかりと押さえておきましょう!

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【新潟の歯医者で入れ歯治療】高齢の方が入れ歯をした状態で食べる際に注意したいもの

高齢の方は、咀嚼する能力や飲み込む能力が衰えてしまいがちです。

そのため、入れ歯をしていたとしても、食事の内容には注意しなければいけません。

注意せずに食事を摂ると、誤嚥や誤嚥性肺炎のリスクが高まり、命に関わることもあります。

今回は、特に気を付けたい食べ物をいくつか紹介します。

●粘着性が高いもの

高齢の方が入れ歯をした状態で食べる際に注意したいものとしては、まず粘着性が高いものが挙げられます。

ここでいう粘着性が高いものとは、単純にネバネバしたものではなく、唾液と混ざると飲み込みにくくなるものを指しています。

具体的には、お餅やご飯などの食べ物です。

高齢の方がお餅を喉に詰まらせるという事例はよくありますが、ご飯を食べるときも注意しなければいけません。

ご飯も唾液を含むことで粘着性が増し、お餅に近いような状態になるからです。

●口の中でパサつきやすいもの

口の中でパサつきやすいものも、高齢の方が入れ歯をした状態で食べる際は注意が必要です。

元々パサパサしている食べ物は、口内に入れて唾液と混ざっても、パサパサしたままであることが多いです。

例えば、食パンはしっかりバターを塗った状態でも、口内でパサついて誤嚥のリスクを高めます。

その他でいうと、ゆで卵や海苔などの食べ物も注意が必要です。

これらはしっかり噛んで唾液の分泌量を増やしたり、飲み物とあわせて食べたりしなければ、飲み込みにくい可能性が高いです。

また海苔の場合、水分を含むと気道に張り付いてしまうことも考えられます。

●口の中でバラバラになりやすいもの

高齢の方は、入れ歯で食事を摂る際、口の中でバラバラになりやすいものにも気を付けましょう。

具体的には、ブロッコリーや挽肉などの食べ物です。

これらはパサパサしているわけではないものの、咀嚼したときに口内で一つにまとまらず、飲み込みにくいという特徴を持っています。

またまとまらなかった小さな粒が急に気道に入り、誤嚥を引き起こす原因にもなります。

さらに、入れ歯と歯茎の間などに詰まりやすいことから、入れ歯の劣化や歯石の付着などにもつながりやすいと言えます。

●この記事のおさらい

今回の記事のポイントは以下になります。

・高齢の方が入れ歯をした状態で食事を摂る際は、誤嚥や誤嚥性肺炎に気を付ける

・唾液と混ざると飲み込みにくいお餅やご飯を食べる際は注意が必要

・口の中でパサつきやすいパンやゆで卵、海苔なども注意して食べる

・口の中でバラバラになりやすいブロッコリーや挽肉は、急に小さな粒が気道に入ることがある

以上のポイントはしっかりと押さえておきましょう!

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【新潟の歯医者で歯周病治療】歯周病予防につながる禁煙のコツ

禁煙をすることにより、歯周組織の状態が良くなり、歯周病のリスクが軽減されます。

また歯茎の黒ずんだ色も、時間はかかるものの少しずつキレイなピンク色に戻ることが期待できます。

では、どのようにすれば禁煙に成功しやすいのでしょうか?

今回は、歯周病予防につながる禁煙のコツについて解説します。

●禁煙前の準備について

歯周病予防の一環として禁煙を行う場合、まずは意識的にタバコを吸う練習をしてみましょう。

言い換えるなら、“タバコを吸っている”という意識を強く持つ練習です。

いつも通り無意識に吸っている状態で禁煙を始めると、禁煙開始後も無意識に吸ってしまう可能性が高いです。

例えばいつもと違う銘柄のタバコを吸ってみたり、タバコを持つ手を変えてみたりして、タバコを吸っている意識を持つことで、禁煙後の無意識な喫煙を予防しやすくなります。

●禁煙するときはきっぱりやめる

禁煙を開始する際、多くの方がやりがちなこととしては、吸う本数を減らすという方法です。

こちらは結局、自身の裁量で本数を増やしたり減らしたりできるため、失敗する可能性が高くなります。

もし禁煙するのであれば、タバコだけでなく愛用しているライターや灰皿など、喫煙用具はすべて処分することをおすすめします。

また家族などの大事な人と約束を交わす、“禁煙宣言書”を書くなどの儀式的な方法も効果があります。

“タバコを吸うと大事な人を裏切ることになる”という意識があれば、禁煙は自身だけの問題ではなくなるからです。

●喫煙の代わりになるもので辛い時期を超える

禁煙開始後、脱離症状のピークは2~3日目、長くても1週間です。

この時期は非常に吸いたい気持ちが強くなりますが、こちらを乗り越えれば禁煙の成功率が高まります。

またどうしても我慢できないときは、喫煙の代わりになるもので乗り越えましょう。

例えば深呼吸をしたり、水や氷、カロリーゼロの炭酸飲料などを口にしたりする方法です。

冷たいものは口内の刺激となり、気持ちを紛らわせてくれる効果があります。

その他身体を動かすことや、糖分の少ないガム、干し昆布などを噛むことも有効です。

●この記事のおさらい

今回の記事のポイントは以下になります。

・歯周病予防の一環として禁煙を行う場合、まずは意識的にタバコを吸う練習をする

・禁煙するのであれば、愛用しているライターや灰皿など、喫煙用具はすべて処分する

・家族などの大事な人と約束を交わす“禁煙宣言書”を書く方法も効果がある

・脱離症状のピークは喫煙の代わりになるものでなんとか乗り切るのがポイント

以上のポイントはしっかりと押さえておきましょう!

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【新潟の歯医者でホワイトニング】ホワイトニング後にチョコレートを食べる際のポイント

ホワイトニングを受けた後、多くの方が気にするのが食事の内容だと思います。

せっかく白くした歯ですから、食べ物を食べることで色戻りを起こしたくないと考えるのは当然です。

では、ホワイトニング後にチョコレートを食べる際、どのような点に注意すれば良いのでしょうか?

今回はこちらの点について解説します。

●おすすめなのはホワイトチョコレート

ホワイトニング後にチョコレートを食べる際は、ホワイトチョコレートを選ぶのがおすすめです。

ホワイトチョコレートは色が白く、歯の後戻りが起こるリスクが低いからです。

またホワイトチョコレートは、通常の茶色いミルクチョコレートとは違い、着色につながりやすいポリフェノールの含有量も低いです。

ただし歯にくっつきやすいのは通常のチョコレートと同じであるため、食べた後はしっかりとブラッシングをしなければいけません。

●ハイカカオチョコレートはNG

通常のミルクチョコレートも基本的にはNGですが、ハイカカオチョコレートもホワイトニング後に食べるものとしてはふさわしくありません。

十数年前くらいから徐々に商品数が増えてきたハイカカオチョコレートは、名前の通りカカオの含有量が多いチョコレートです。

含有量が70%以上であればハイカカオチョコレートとされることが多く、カカオマスそのものの風味を楽しめるのが特徴です。

また健康食品としても人気があるハイカカオチョコレートですが、こちらは通常のチョコレートよりも色が濃いです。

特にカカオの含有量90%などの商品は、一見黒に見えるほど濃いものもあります。

色が濃いものほどホワイトニング後の後戻りが起こりやすいですし、ハイカカオチョコレートはポリフェノールの含有量も非常に多いため、避けなければいけません。

●ホワイトニング後のチョコレートの食べ方

どうしてもホワイトニング後に通常のチョコレートを食べたいという場合は、できる限り少量にすることをおすすめします。

何度も何度も口に運ぶほど、着色のリスクは高まります。

また少しでもチョコレートを食べた後は、水で口をすすぐ習慣をつけ、可能であればブラッシングまで行うようにしましょう。

●この記事のおさらい

今回の記事のポイントは以下になります。

・ホワイトニング後にチョコレートを食べるなら、色が白いホワイトチョコレートがおすすめ

・ハイカカオチョコレートは色が濃く、ポリフェノールの含有量も多いため摂取しない方が良い

・ホワイトニング後にチョコレートを食べる場合は少量にし、すぐにうがいやブラッシングを行う

以上のポイントはしっかりと押さえておきましょう!

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新潟市は越後平野の中央部、信濃川・阿賀野川の河口に位置し、古くから日本海運の拠点として栄え、江戸末期に開港5港の一つに指定された歴史のある「みなとまち」と言われています。
毎年6月に行われる新潟市の夏の風物詩として市民に親しまれている伝統行事の一つ白根大凧合戦は信濃川の支流、中ノ口川の両岸から縦7メートル、横5メートルの大凧を揚げ、空中で絡ませ川に落とし、相手の凧綱が切れるまで引き合う勇壮な世界最大スケールの大凧合戦です。2015年に新潟県の無形民俗文化財に指定された他に2014年には新潟市民文化遺産にも認定されています。
当院最寄り駅JR越後線「寺尾駅」周辺には徒歩6分程に寺尾中央公園があり、春になると3万本のチューリップで彩られチューリップの公園として市民に親しまれています。広い園内は遠足や散策の場として多くの人達で賑わい、二つあるバラ園には約50種類のバラが咲き乱れ、訪れる人々を美の世界にいざないます。
新潟市にお住まいの方、近隣に立ち寄った方も、歯やお口に関しての気になることがございましたらご気軽にご相談ください。