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【新潟の歯医者で歯周病治療】歯周病によって口内がネバネバするデメリット

歯周病を発症するとよく見られる症状に、歯茎の炎症や出血、口内のネバつきなどが挙げられます。
炎症は痛みを伴うことがありますし、出血は食事やブラッシングなどを妨げる原因になります。
また口内のネバつきもさまざまなデメリットにつながるため、今回はその内容について解説します。

口臭につながる

歯周病による口内のネバネバは、ひどい口臭につながる可能性があります。

ネバネバの正体は、歯肉溝浸出液と呼ばれるものであり、こちらが分泌されると口臭が強くなります。
歯周病から来る口臭は硫化水素やメチルメルカプタン、ジメチルサルファイドといった成分が含まれ、タマネギや卵が腐ったニオイ、生ゴミのニオイなどに例えられます。

またこちらの口臭は、歯周病の進行具合によって強さが変わります。
つまり口内のネバつきが強ければ強いほど、強烈な口臭を発するようになるということです。

疾患のリスクが高まる

歯周病によって口内がネバネバする状態を放置していると、さまざまな疾患のリスクが高まります。
具体的には、虫歯や風邪、誤嚥性肺炎などの疾患です。

口内がネバネバしているということは、殺菌作用や自浄作用のあるサラサラした唾液の分泌量は減少しているということになります。
そのため、虫歯菌や風邪のウイルスなどを洗い流すことができず、これらの疾患のリスクは上昇します。

また唾液がネバネバになり、分泌量が減少すると、食べたものが胃に送られるときスムーズにいかなくなります。
こちらは誤嚥を引き起こし、歯周病菌が肺にまで届くと誤嚥性肺炎を発症するおそれもあります。

食事が美味しくなくなる

食事が美味しくなくなることも、歯周病によって口内がネバネバするデメリットです。

口内がネバネバしている場合、当然そのネバつきは食事の際も継続されます。
このとき、例えばツルツルした食感のものを食べたとしても、口内のネバネバがひどいと食感もネバネバになってしまいます。
つまり、何を食べても最終的には同じような食感になってしまうということです。

本来ネバネバしていないものが口内で粘着性を増すと、美味しくなくなる上にとても不快です。

この記事のおさらい

今回の記事のポイントは以下になります。

・歯周病によって口内がネバネバすると、ひどい口臭を発するようになる
・歯周病によって口内がネバネバする状態を放置していると、虫歯や風邪、誤嚥性肺炎などのリスクが高まる
・口内がネバネバだと何を食べてもネバネバした食感になり、食事を楽しめなくなる

以上のポイントはしっかりと押さえておきましょう!

新潟市西区周辺やJR越後線「寺尾駅」付近で歯科クリニック(歯医者さん)をお探しの方は、是非、ひらの歯科医院へお問い合わせ下さい!
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【新潟の歯医者・予防歯科】運動に伴う虫歯のリスクを軽減するには?

日頃健康のために、何らかの方法で身体を動かしているという方は多いかと思います。
確かに、運動は健康な身体づくりに欠かせない習慣の一つですが、注意しなければ虫歯のリスクが高まることにつながります。
今回は、運動に伴う虫歯のリスクを経験する方法について解説します。

過度な運動を避ける

運動は健康維持に必要なものですが、あまりにも過度な運動は避けた方が良いです。
例えば、これまでほとんど運動をしてこなかった方が、いきなり1日10km走るようなケースは過度だと言えます。

またこのような運動を避けるべき理由は、身体の抵抗力が低下して感染症のリスクが高まるからです。
口内についても感染リスクが高まり、歯周病や虫歯を発症することが考えられます。

そのため、最初は無理をせず、身体が慣れてきたタイミングで少しずつ運動量を増やしていく方法がおすすめです。

マウスピースを装着する

虫歯予防のために運動をするのであれば、スポーツマウスピースの装着も検討しましょう。

運動中は、歯を食いしばっているケースが多いです。
そのため、歯に不要な力がかかってしまい、欠けたりヒビが入ったりする原因になります。
また歯の欠損した部分から、虫歯菌が侵入してしまうことも考えられます。

ちなみに、運動中の食いしばりについては、なかなか自身で自覚することができません。
特にチームスポーツなどでは、試合に集中しているため、かなり長時間食いしばっていることもあります。

このような場合に、スポーツ用のマウスピースを装着すれば、歯のダメージや虫歯のリスクをある程度軽減できます。

スポーツドリンクを控える

普段運動をするときは、なるべくスポーツドリンクを飲まないようにしましょう。
スポーツドリンクは、炭酸飲料などと並び、虫歯のリスクが極めて高い飲み物として知られています。

スポーツドリンクは、500mlあたりスティックシュガー10本分以上の砂糖が含まれています。
そのため、運動後のエネルギー補給に適しているとはいえ、虫歯を予防したい方にとっては適していません。

もし運動後に水分を摂取するのであれば、もっとも安全な水を選ぶようにしましょう。

この記事のおさらい

今回の記事のポイントは以下になります。

・過度な運動をすると身体の抵抗力が低下し、歯周病や虫歯のリスクが高まる
・運動中に食いしばって歯がダメージを受けると、欠損した部分から虫歯菌が侵入しやすくなる
・スポーツドリンクは大量の砂糖が含まれているため、虫歯を予防したい方には適していない

以上のポイントはしっかりと押さえておきましょう!

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【新潟の歯医者で入れ歯治療】入れ歯の装着による唾液の増減について

入れ歯を装着することにより、口内環境にはさまざまな変化が起こります。
例えば、入れ歯の違和感によってしゃべりづらくなったり、合っていない入れ歯の場合は痛みが生じたりすることも考えられます。
また入れ歯の装着は、唾液の増減にも関係しています。
今回はこちらの点について解説します。

入れ歯の装着によって唾液の分泌量が減るケース

入れ歯が唾液の分泌量を減らしてしまうのは、患者さんの口内に対して入れ歯のサイズが大きすぎる場合です。

歯科クリニックにおいてオーダーメイドで作製される入れ歯は、通常患者さんの口に合わないということはありません。
しかし、口内環境は常に変化するものであるため、使用するにつれて合わなくなってくる可能性はあります。

また患者さんの歯茎が痩せてしまい、入れ歯が大きくなると、唾液腺が塞がれて唾液の分泌量が減ることがあります。

唾液の分泌量を増やす方法

入れ歯を装着していても唾液の分泌量を減らさないようにするには、まず入れ歯の調整が必要です。
具体的には、歯科クリニックで唾液腺を塞いでいる部分の床を削るなどすれば、必然的に唾液は分泌されやすくなります。

また長時間口内が乾く状態が続く場合、唾液腺のマッサージを行うのも効果的です。
耳の下あたりにある耳下腺、舌の下にある舌下腺、顎の下あたりにある顎下腺を外側から指で押さえ、刺激を与えてみましょう。

その他、食事をよく噛んで食べたり、なるべくストレスを溜めないようにしたりすることも、唾液の分泌量増加につながります。
ちなみに食事のとき以外でも、こまめに水分補給をすることを心掛ければ、口内の渇きを潤すことは可能です。

入れ歯の装着で唾液が増えることもある

入れ歯を装着することで唾液の分泌量が増えるケースは、入れ歯が小さすぎるもしくは形状が合っていないケースです。
このような入れ歯は、歯茎や粘膜を刺激し、唾液の量を増やすことがあります。

しかし、唾液が増えるとはいっても、口内のサイズに合っていないことは事実です。
そのため、使用し続けると炎症が起こったり、外傷性口内炎が形成されたりすることが考えられます。

この記事のおさらい

今回の記事のポイントは以下になります。

・患者さんの口内に対し入れ歯のサイズが大きすぎると、唾液の分泌量は減少する
・唾液の分泌量を増やすには、歯科クリニックで入れ歯を調整する必要がある
・食事のときによく噛んだり、ストレスを溜めないようにしたりするのも唾液の分泌量増加につながる
・入れ歯が小さすぎるもしくは形状が合っていない場合、唾液の量が増えることがある

以上のポイントはしっかりと押さえておきましょう!

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【新潟の歯医者でホワイトニング】ホワイトニング後に揚げ物を食べることのデメリット

ホワイトニング後の食事における注意点として、色が濃いものを食べてはいけないことは、多くの方が理解していることでしょう。
しかし、実際は他にも摂取を控えるものがあり、その一つが揚げ物です。
今回は、ホワイトニング後に揚げ物を食べることの主なデメリットについて解説します。

口内に油分が残りやすい

油で揚げる揚げ物は、食べた後も口内に油分が残りやすいです。
こちらは、ホワイトニング後の着色を加速させる原因になります。

ホワイトニング後の歯は一時的にエナメル質が弱っているため、油分が歯の表面に膜をつくり、その上に他の着色成分が付着しやすくなります。

例えば、牛乳を多めに入れたカフェオレなどは、ホワイトニング後に飲んでもそれほど問題はありません。
しかし揚げ物を食べた後にカフェオレを飲むと、コーヒーの色素が沈着しやすくなり、せっかく牛乳で薄めた意味がなくなってしまいます。

歯が傷つく可能性がある

ホワイトニング後に揚げ物を食べると、歯が傷つく可能性があります。
なぜなら、揚げ物の多くは硬さがあるからです。

美味しい揚げ物の条件として、表面がサクサク、カリカリになっていることが挙げられます。
しかしこのような歯応えがあるものは、ホワイトニング後の歯を傷つける可能性が高いです。

ホワイトニング後は、歯が敏感な状態であるため、硬いものは傷や知覚過敏などの原因になります。
そのため揚げ物を食べるのであれば、衣が少ないものにするか、しっとりとした食感になるように揚げることをおすすめします。

ソースを使用することが多い

揚げ物にはトンカツやエビフライ、メンチカツなどさまざまな種類があります。
これらを食べる際には、ソースを使用することが多いため、ホワイトニング後に摂取するものとしては適していません。

ソースは色が濃くなおかつ粘着性も高いため、ホワイトニング後に摂取すると後戻りを助長してしまいます。

またフライドポテトなどの揚げ物については、ケチャップをつけるケースも多いです。
ケチャップもソースと同じく、色が濃い上にネットリとしていて、なおかつ酸性が強いです。

この記事のおさらい

今回の記事のポイントは以下になります。

・揚げ物は食べた後口内に油分が残りやすく、他の着色成分が付着する原因になる
・揚げ物はサクサク、カリカリとした食感のため、ホワイトニング後の敏感な歯を傷つける可能性がある
・揚げ物にはソースやケチャップなど、色が濃く粘着性も高い調味料を使用することが多い

以上のポイントはしっかりと押さえておきましょう!

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【新潟の歯医者・小児歯科】子どもの歯並びの確定時期や治療が必要なケースについて

親御さんは、自身の子どもの歯並びについて気になる点が多いかと思います。
例えば、どれくらいの時期に歯並びが確定するのか、治療しなければいけない歯並びまたは治療しなくても良い歯並びはどのようなものかといった点です。
今回は、親御さんに向けてこれらのポイントを解説します。

子どもの歯並びはいつ確定する?

子どもの歯並びについては、一般的に永久歯が生え揃う12~14歳頃に確定します。

具体的な流れとしては、生後6ヶ月頃から乳歯が生え始め、3歳頃までにすべて生え揃います。
その後、4~6歳頃になると乳歯が動揺し始め、永久歯に生え変わる準備が整います。
そして、12~14歳頃すべての永久歯が生え揃います。

ただし顎の成長はそこからも続くため、完全に確定するのは成長期の終了時期である18歳前後です。

治療が必要な子どもの歯並びとは?

矯正治療を受けなければ治らない子どもの歯並びとしては、受け口や開咬、出っ歯や叢生などが挙げられます。

受け口は反対咬合とも呼ばれるもので、下の前歯が上の前歯よりも前に突出している状態です。
開咬については、上下の前歯の間に隙間があり、前歯が正しく噛み合っていない状態を指しています。

また出っ歯は前歯が前に出ている状態で、上顎前突とも呼ばれます。
さらに叢生は、歯がキレイに並ばずに重なってしまい、ガタガタの状態になったものです。

これらの歯並びは、機能的な問題だけでなく審美面にも悪影響を及ぼすため、子どもの歯並びが確定する前になるべく早く矯正しなければいけません。

治療しなくても良い子どもの歯並びとは?

前歯にハの字の隙間が空いている場合、自然に治る可能性が高いです。

乳歯、永久歯問わず、斜めに生えるというケースは決して珍しくありません。
これにより、前歯にハの字の隙間が生じることがありますが、その後顎の成長によって歯は正しい位置に収まることがほとんどです。

また乳歯と乳歯の間に隙間がある場合も、後々問題なく歯列が整うケースが多いです。
具体的には、永久歯が萌出するとともになくなる場合が多く、これらの隙間は霊長空隙や発育空隙と呼ばれます。

この記事のおさらい

今回の記事のポイントは以下になります。

・子どもの歯並びは、一般的に永久歯が生え揃う12~14歳頃に確定する
・矯正治療を受けなければ治らない子どもの歯並びには、受け口や開咬、出っ歯や叢生などがある
・前歯にハの字の隙間が空いている場合、乳歯と乳歯の間に隙間がある場合は、後々問題なく歯列が整うケースが多い

以上のポイントはしっかりと押さえておきましょう!

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【新潟の歯医者で虫歯治療】薬で虫歯を治すことができない理由

虫歯を発症している方の中には、歯科クリニックに恐怖心を抱いていて、通院するのが億劫だという方も多いかと思います。
またこのような方は、市販薬で虫歯を治そうと考えることもありますが、薬で虫歯を完治させることはできません。
今回は、こちらの理由について解説します。

溶けた歯は元に戻らないから

ここでいう“虫歯を治す”とは、歯をキレイな状態に戻すことを指しています。
この考え方でいくと、市販薬で虫歯を治すことはできません。
なぜなら、一度虫歯菌に溶かされた歯は元には戻らないからです。

虫歯がある程度進行すると、虫歯菌が歯を溶かして穴を開けます。
このような状態の歯は、歯科クリニックで病変部を削り、詰め物や被せ物を装着する必要があります。

もし口内の殺菌作用がある薬などを飲んだり、塗布したりしたとしても、穴が開いた部分は元には戻りません。
これらの薬の服用はあくまで対症療法であり、痛みや炎症を軽減させるにとどまります。

バイオフィルムが存在するから

虫歯を薬で治すことができない理由としては、バイオフィルムが存在することも挙げられます。

虫歯菌は、歯の表面でバイオフィルムという膜状の構造を形成します。
こちらは薬の浸透を防ぎ、細菌を保護する役割を果たしています。

つまり、虫歯を根本的に治療してバイオフィルムを破壊しない限り、虫歯を完全に治すのは難しいということです。

ちなみにバイオフィルムを取り除くには、丁寧なブラッシングによって歯を隅々までケアすることも大切です。

一度治った虫歯でも再び虫歯になる

虫歯は市販薬で治すことができず、治療するには必ず歯を削らなければいけません。
また一度治療を受けて虫歯が完治しても、同じ歯で再び虫歯を発症する可能性があります。
こちらを二次虫歯といいます。

虫歯を治療した歯は、“これで虫歯にならない”というわけではなく、単純に“虫歯が取れた”という状態です。
詰め物と歯の間にはわずかながら隙間ができているため、そこから細菌が入り込むと二次虫歯を引き起こす可能性は十分にあります。

もちろん、二次虫歯も薬で治すことはできず、一度詰め物や被せ物を除去して再治療を受けなければいけません。

この記事のおさらい

今回の記事のポイントは以下になります。

・一度虫歯菌に溶かされた歯は元に戻らないため、市販薬で虫歯は治せない
・虫歯を根本的に治療してバイオフィルムを破壊しない限り、虫歯を完全に治すのは難しい
・一度治療を受けて虫歯が完治しても、同じ歯で再び虫歯を発症する可能性がある

以上のポイントはしっかりと押さえておきましょう!

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【新潟の歯医者で歯周病治療】通常の歯肉炎と妊娠性歯肉炎の違い

歯肉炎は、歯周病菌の影響により、歯茎に炎症が見られる疾患です。
簡単にいうと軽度の歯周病であり、数ある感染症の中でももっとも感染者数が多いことで知られています。
また歯肉炎には、少し特殊な妊娠性歯肉炎というものもあります。
今回は、通常の歯肉炎と妊娠性歯肉炎の主な違いについて解説します。

原因

一般的な歯肉炎と妊娠性歯肉炎とでは、発症する原因が異なります。

根本的な原因としては、いずれも歯周病菌によるものであるため同じですが、妊娠性歯肉炎はそれプラスホルモンバランスの変化が挙げられます。

妊娠中はホルモンバランスが変化することにより、歯茎が炎症を起こしやすくなります。
言い換えると、プラークに潜む歯周病菌の影響を受けやすくなるということになります。

通常の歯肉炎は、磨き残しが原因で口内に残存した歯周病菌によって発症しますが、妊娠性歯肉炎はそのリスクがさらに高くなります。

もちろん、通常の歯肉炎は妊娠中以外にも発症します。

リスク

通常の歯肉炎と妊娠性歯肉炎は、発症することによるリスクも異なります。

通常の歯肉炎が進行すると、歯周炎という重度の歯周病へと変化します。
こちらは歯茎の炎症にとどまらず、出血や歯の動揺・脱落、膿や口臭といったさまざまな症状につながるものです。

一方、妊娠性歯肉炎にも歯周炎の発症リスクはありますが、どちらかというと胎児に与える影響やリスクの方が心配です。

妊娠性歯肉炎を発症すると、低体重児出産のリスクが高まったり、早産になってしまったりする可能性があります。

予防法

通常の歯肉炎は、毎日の丁寧なブラッシング、歯科クリニックでの定期検診によって予防できます。
定期検診では、状況にあわせて歯石の除去も行います。
自宅でのブラッシングだけでは歯石が除去できないため、このような治療を受けるのはとても重要です。

また妊娠性歯肉炎は、これらの予防法とあわせて悪阻対策も必要です。
悪阻で胃酸が逆流すると、口内が酸性になってより妊娠性歯肉炎のリスクは高まります。

そのため、まず食べやすいものを少量ずつ頻繁に摂り、脂っこいものや辛いものは避けるようにしましょう。

この記事のおさらい

今回の記事のポイントは以下になります。

・妊娠性歯肉炎は、歯周病菌への感染プラスホルモンバランスの変化によって発症する
・通常の歯肉炎は妊娠中以外にもよく発症する
・通常の歯肉炎は歯周炎への進行リスク、妊娠性歯肉炎には早産や低体重児出産のリスクがある
・妊娠性歯肉炎を予防するには、通常の歯肉炎対策だけでなく悪阻対策も必要

以上のポイントはしっかりと押さえておきましょう!

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【新潟の歯医者・予防歯科】日本人と外国人における歯の違いについて

歯の特徴には個人差があります。
そのため、歯の本数や部位の名称などは基本的に全員同じではあるものの、見た目や機能性は人によってかなり違ってきます。
また人種によっても、歯の特徴や意識は異なります。
今回は、日本人と外国人における主な歯の違いについて解説します。

歯の形と大きさ

日本人と外国人とでは、まず歯の形と大きさが変わってきます。

ここでいう外国人は主に欧米人を指していますが、日本人は欧米人と比べて歯が小さいです。
また顎が狭く横に広がりにくいため、歯並びや噛み合わせが悪くなりやすいとう特徴もあります。

形状については、前歯は比較的平らで、先端が丸みを帯びるケースがよく見られます。
奥歯に関しては、高さがあまりなく咬合面に小さな溝ができています。

欧米人は顎が横に広がりやすいことから、日本人よりも歯のサイズが大きく、歯並びも悪化しにくいという特徴があります。

歯の色と質感

日本人と外国人とでは、歯の色や質感もかなり違ってきます。

日本人の歯は、お世辞にも白いとは言えません。
外国人に比べて、黄色みがかっているケースが多いです。
こちらはエナメル質が比較的薄く、内側の象牙質の色が透けてしまう可能性が高いからです。

一方、外国人の歯は一般的に白く、エナメル質が厚い傾向にあります。
エナメル質が厚いことで象牙質が透けにくくなり、自然な白さが際立ちます。

また外国人は日常的にコーヒー、ワインなどの飲み物を摂取します。
そのため、歯が黄色くなるのを防ぐためのホワイトニングやケアグッズも多く使用されています。

矯正治療への意識

日本人と外国人とでは、歯の矯正治療に対する意識が異なります。

日本人は、それほど矯正治療への意識が高いわけではありません。
そのため、多少の歯並びの悪さは個性と捉えられることが多いです。

わかりやすい例でいうと、八重歯は日本では「かわいい」という印象を持たれることもありますが、外国ではこのような評価はあまりされません。

外国人特に欧米の方は、歯並びが美しいことが清潔感や健康の象徴という考えを持っています。
そのため、子どものときから矯正治療を受けるのが一般的です。

この記事のおさらい

今回の記事のポイントは以下になります。

・日本人は外国人と比べて歯や顎が小さく、歯並びも悪化しやすい
・日本人の歯はエナメル質が薄く、内部の象牙質が透けやすいことから、黄色みが買った色をしている
・日本人は矯正治療への意識があまり高くない
・八重歯がチャームポイントという感覚は外国人の方にはない

以上のポイントはしっかりと押さえておきましょう!

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【新潟の歯医者でホワイトニング】ホワイトニング直後に卵料理を食べるときの注意点

ホワイトニングの施術を受けた直後は、食べるものの内容に気を付けなければいけません。
特に色の濃いものを食べる際は注意しなければいけませんが、黄身が含まれる卵料理は食べても大丈夫なのでしょうか?
今回は、ホワイトニング直後に卵料理を食べるときの注意点について解説します。

硬めのゆで卵やスクランブルエッグはOK

ホワイトニングを受けた直後であっても、硬めのゆで卵やスクランブルエッグ、オムレツなどは食べても大丈夫です。

これらは当然黄身も白身も調理されますが、硬めの黄身であればそこまで歯の変色を引き起こす心配はありません。
粘着性も低いため、しっかりブラッシングさえしていれば、そこまで口内に残ることもないと予想できます。

ただし、スクランブルエッグやオムレツの場合は、調味料に注意しなければいけません。
ケチャップをかけて食べられることも多いこれらの料理ですが、ケチャップは色が濃く粘着性もあるため、色戻りのリスクが高くなります。

注意したいのは卵サラダ

ホワイトニング直後の食事で注意したい卵料理は、ゆで卵をつぶしてマヨネーズと和えた卵サラダです。
卵サラダは、粘着性が高く歯に残りやすいため、ホワイトニング直後の歯とは少し相性が悪いです。

またマヨネーズについては、色が白いため問題ないと思われがちですが、実際はあまり摂取しない方が良いものに含まれます。
マヨネーズは酸性の食品であるため、ホワイトニング直後の膜が剥がれた歯にとっては刺激が強すぎます。

さらに、サンドウィッチの卵サラダにはからしやマスタードが含まれることもあり、これらも刺激物であるため避けるべきです。

卵かけご飯もおすすめできない

卵かけご飯では、しっかり火を通して固まっている卵ではなく、生の卵を使用します。
生卵も、質の良いものの場合は黄身の色がとても濃く、ホワイトニングを行った歯に悪影響を及ぼす可能性があります。

また卵かけご飯の場合、必ずと言って良いほど醤油をかけて食べることになります。
醤油は色が濃いだけでなく、大豆製品であるため、大豆に含まれるイソフラボンが色戻りを助長するおそれがあります。

この記事のおさらい

今回の記事のポイントは以下になります。

・ホワイトニングを受けた直後であっても、硬めのゆで卵やスクランブルエッグ、オムレツなどは食べても大丈夫
・スクランブルエッグやオムレツにケチャップをかけるのはNG
・卵サラダは粘着性が高く、マヨネーズやからしなども含まれるため注意が必要
・生卵や醬油を使用する卵かけご飯もおすすめできない

以上のポイントはしっかりと押さえておきましょう!

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【新潟の歯医者・予防歯科】唾液の効果や分泌量を増やす方法について

虫歯を予防するにあたって、唾液の分泌量を増やすことはとても大切です。
十分に分泌されていない場合、口内環境が乱れて虫歯になりやすいからです。
また唾液はさまざまな工夫により、意図的に分泌量を増やすことが可能です。
今回は、唾液が持つ効果や分泌量を増やす主な方法について解説します。

唾液が持つ予防歯科効果について

唾液の予防歯科効果は主に3つあります。

1つは抗菌作用であり、リゾチームや免疫グロブリンといった抗菌物質が外部からの病原菌の侵入を抑え、口内での雑菌の繁殖を防ぎます。

またもう1つは、再石灰化作用です。
唾液に含まれるカルシウムやリン酸といった成分が、歯の表面のエナメル質を修復し、虫歯を防いでくれます。

そして最後が自浄作用です。
こちらは、単純に口内の食べカスやプラークといった汚れを洗い流してくれるものです。

ちなみに唾液には、消化作用や粘膜保護・修復作用などもあります。

唾液の分泌量を増やす主な方法

虫歯予防のために唾液の分泌量を増やすには、まず咀嚼の回数を増やすことが大切です。
しっかり噛むことで唾液腺が刺激され、以前よりも多く唾液が分泌されるようになります。

また酸味のあるレモン、梅干しといったものを食べる方法も有効です。
これらは唾液の量を増やす効果があることで知られています。

さらに、リラックスして過ごすことも、唾液の分泌量増加につながります。

唾液の分泌は自律神経によって調節されていますが、リラックスした状態であれば口内ではサラサラの唾液が多く分泌されます。
一方、緊張していると唾液の量が減り、性質もネバネバしたものになります。

唾液の分泌量を増やす意外な食べ物

歯応えのあるものや酸味のあるものだけでなく、納豆や昆布を食べることでも唾液の分泌量は増加します。

納豆には、ポリグルタミン酸というアミノ酸の一種が豊富に含まれています。
こちらは唾液の分泌を促進したり、口内を保湿したりしてくれる成分です。

さらに納豆に含まれるビタミンB2には、口内の炎症を予防する効果も期待できます。

また昆布にはアルギン酸が含まれていて、こちらもポリグルタミン酸と同じような効果を発揮します。

この記事のおさらい

今回の記事のポイントは以下になります。

・唾液には抗菌作用や再石灰化作用、自浄作用など虫歯予防に効果的な作用が数多くある
・咀嚼回数を増やしたり、酸味のあるものを食べたりすると唾液の量は増える
・リラックスして過ごすことも、唾液の分泌量増加につながる
・納豆や昆布には唾液の分泌量を増やす成分が含まれている

以上のポイントはしっかりと押さえておきましょう!

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新潟市は越後平野の中央部、信濃川・阿賀野川の河口に位置し、古くから日本海運の拠点として栄え、江戸末期に開港5港の一つに指定された歴史のある「みなとまち」と言われています。
毎年6月に行われる新潟市の夏の風物詩として市民に親しまれている伝統行事の一つ白根大凧合戦は信濃川の支流、中ノ口川の両岸から縦7メートル、横5メートルの大凧を揚げ、空中で絡ませ川に落とし、相手の凧綱が切れるまで引き合う勇壮な世界最大スケールの大凧合戦です。2015年に新潟県の無形民俗文化財に指定された他に2014年には新潟市民文化遺産にも認定されています。
当院最寄り駅JR越後線「寺尾駅」周辺には徒歩6分程に寺尾中央公園があり、春になると3万本のチューリップで彩られチューリップの公園として市民に親しまれています。広い園内は遠足や散策の場として多くの人達で賑わい、二つあるバラ園には約50種類のバラが咲き乱れ、訪れる人々を美の世界にいざないます。
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