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【新潟の歯医者・小児歯科】子どもに使用できる虫歯予防スプレーとは?

子どもの虫歯予防を行うのは、子ども本人だけでなく親御さんの務めでもあります。
子どもは大人に比べてブラッシングの技術や集中力はありませんし、乳歯は永久歯よりも虫歯のリスクが高いからです。
今回は、子どもに使用できる虫歯予防スプレーの概要や使用方法などについて解説します。

虫歯予防スプレーの概要

虫歯予防スプレーは、フッ素などの有効成分を含んだ液体を歯に吹き付け、虫歯を予防するデンタルケアグッズです。
特にうがいができない小さな子どもや、ブラッシングの後に仕上げとして使用します。

また虫歯予防スプレーは、主にフッ素スプレーとキシリトール配合スプレーに分かれます。
フッ素スプレーは、歯の再石灰化を促し、歯質を強化できるフッ素が含まれたスプレーです。

キシリトール配合スプレーは、虫歯の原因となる酸を抑制するキシリトールが含まれています。

ちなみに商品によっては、殺菌成分や保湿成分などが配合されているものもあります。

虫歯予防スプレーの使い方

虫歯予防スプレーは、ブラッシング後など口内が清潔な状態のときに使用します。
使い方はとても簡単で、スプレーを数回、歯や歯茎に吹き付けるだけでOKです。

具体的な使い方は商品によって微妙に異なりますが、吹き付けるだけであれば親御さんではなく、子ども本人でも行えることが多いです。

ちなみに、虫歯予防スプレーの中には、使用後にうがいをする必要がないものもあります。
イメージとしてはマウスウォッシュに近く、手軽な虫歯予防方法として採り入れることができます。

虫歯予防スプレーの注意点

子どもに虫歯予防スプレーを使用する場合、フッ素の過剰摂取には注意が必要です。
フッ素を過剰に採り入れると、中毒症状を引き起こすことがあります。

特に、子どもはフッ素を大量に飲み込んでしまう可能性があるため、親御さんは適切な使い方をしているか常に監視しておきましょう。

また虫歯予防スプレーの効果は一時的であり、決してブラッシングの代わりになるものではありません。
しっかりブラッシングを行い、食べカスやプラークを除去して初めて効果を発揮します。

この記事のおさらい

今回の記事のポイントは以下になります。

・虫歯予防スプレーは、フッ素などの有効成分を含んだ液体を歯に吹き付け、虫歯を予防するデンタルケアグッズ
・虫歯予防スプレーにはフッ素スプレーやキシリトール配合スプレーがある
・使用方法は口内が清潔なとき、歯や歯茎に数回吹き付けるだけ
・使用時はフッ素中毒やブラッシング不足に注意

以上のポイントはしっかりと押さえておきましょう!

新潟市西区周辺やJR越後線「寺尾駅」付近で歯科クリニック(歯医者さん)をお探しの方は、是非、ひらの歯科医院へお問い合わせ下さい!
万全の感染予防対策でお待ちしております。

【新潟の歯医者で虫歯治療】虫歯を複数同時に治療することのデメリット

複数の虫歯を発症していたとしても、虫歯治療は基本的に1本ずつ行われます。
こちらは保険診療のルール上、1回で治療できる範囲が限られていることの他、複数同時に治療するとさまざまな問題が生じるからです。
今回は、虫歯を複数同時に治療する主なデメリットについて解説します。

患者さんの負担が大きくなる

虫歯を複数同時に治療することで、患者さんの身体の負担が増大します。

虫歯治療を行う際は、ある程度の時間イスの上に仰向けで座ったままになります。
また長い間口を開けなければいけないため、これだけですでに負担は大きいです。

さらに、虫歯治療時には麻酔が施されますが、場合によっては歯を削るときに痛みが出ることもあります。

複数同時に虫歯を治療するということは、これらの負担が通常の倍以上かかるということであり、患者さんにとっては非常に辛い時間になります。
特に、虫歯治療や歯科クリニックが苦手な患者さんにとっては負担が大きいです。

治療の精度が落ちる

複数の虫歯を同時に治療することにより、治療の精度が落ちることも考えられます。

虫歯と一口に言っても、その状態はそれぞれ異なります。
まだ初期段階でそこまで症状がひどくない虫歯もあれば、重度にまで進行している虫歯もあります。

そのため、虫歯治療は進行状況に合わせ、1本ずつ丁寧に行わなければいけません。

しかし複数の虫歯を同時に治療してしまうと、歯科医師の負担が増加し、1本1本の治療が雑になってしまう可能性があります。
歯科医師も人間であるため、このようなミスを減らすためにも、1本ずつ治療することを原則としています。

噛み合わせが変化する

噛み合わせが変化することも、虫歯を複数本同時に治療することのデメリットです。

虫歯を治療した後は、当然歯が削れていたり詰め物が入っていたりするため、多少治療前よりは噛み合わせが変わります。
また1本であれば、全体の噛み合わせを考慮して治療できますが、複数本の場合はそれが難しくなります。

その結果、患者さんにおける虫歯治療中の食事を困難にしてしまうなど、大きなトラブルにつながります。

この記事のおさらい

今回の記事のポイントは以下になります。

・保険診療のルールにより、1回でできる虫歯治療の範囲は決まっている
・虫歯を複数同時に治療すると、患者さんにかかる負担が倍増する
・複数同時だと1本1本の歯を丁寧に治療できず、精度が落ちてしまう可能性がある
・複数本の虫歯治療では、全体の噛み合わせを考慮するのが難しい

以上のポイントはしっかりと押さえておきましょう!

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【新潟の歯医者で歯周病治療】歯周病の症状改善に効くツボについて

歯周病を発症した場合、歯茎が腫れたりブラッシングや食事のときに出血しやすくなったりします。
またこれらの症状については、当然歯科クリニックで治療を受けなければ治りませんが、応急処置としてツボを押すことで症状が改善することがあります。
今回は、歯周病の症状改善に効くツボをいくつか解説します。

合谷

合谷(ごうこく)は、手の親指と人差し指の骨が合ったところにあるツボです。

鍼灸療法では熱を外へ出すツボとして幅広く使われているもので、発熱や炎症はもちろん、頭痛や肩こり、花粉症などさまざまな症状に効果があります。
ここでいう炎症には、歯周病による歯茎の炎症も含まれています。

また合谷の押し方としては、親指と人差し指の間の付け根を反対側の親指で人差し指で挟み、やや強めに押します。
少し痛いと感じるくらいの強さで押すのがポイントです。

両手をそれぞれ30回くらい押すことで、ある程度効果が実感できるとされています。

女膝

女膝(じょしつ)は、かかとの後ろの中央で、足裏側の皮膚とかかと側の皮膚の境目にあるツボです。
このような部分は、赤白肉の間とも呼ばれます。
肉の赤っぽいところと白っぽいところの境目だからです。

こちらは歯周病に効くツボとして有名であり、具体的には歯茎の痛みや腫れ、出血や歯の動揺にまで効果があるとされています。
つまりある程度進行した歯周病であっても、応急処置ができるということです。

また女膝の場合、ツボにお灸を据えることで歯周病の症状が改善されます。
お灸を数えるときの単位は1壮といいますが、女膝の場合は3~5壮ぐらいで熱が深部に通るような施術を目指します。

商陽

商陽(しょうよう)は、手の人差し指の、爪の付け根の親指側の部分にあります。
こちらのツボには、歯茎の痛みを軽減させる効果があります。

歯茎の炎症による痛みが強いとき、上記の部分を反対側の手の親指と人差し指で挟み、親指の腹で10回ほど丁寧に押します。
特に痛みがひどいときは、親指の爪を立てて5回押した後、親指の腹でも10回押します。

ちなみに、商陽は歯周病の症状だけでなく、上の前歯6本に生じる痛みにも効果を発揮します。

この記事のおさらい

今回の記事のポイントは以下になります。

・合谷は歯周病の炎症に効くツボで、少し痛いと感じるくらいの強さで押すのがポイント
・女膝は歯周病に効くツボとして有名で、具体的には歯茎の痛みや腫れ、出血や歯の動揺にまで効果がある
・商陽は歯茎の痛みだけでなく、上の前歯6本の痛みにも効果的なツボ

以上のポイントはしっかりと押さえておきましょう!

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【新潟の歯医者・予防歯科】大皿料理を食べることのデメリット

大皿料理は、一人ひとり小分けされたものではなく、大皿に盛られたものを各自で取って食べる形式の料理です。
特に家族が多い家庭などでは採用されることが多いですが、こちらは口内環境を中心としたデメリットがあるため、注意が必要です。
今回は、大皿料理を食べることの主なデメリットについて解説します。

虫歯や歯周病がうつる

大皿料理では、虫歯菌や歯周病菌がうつる可能性があります。

例えば大皿料理から、それぞれ自分の箸で料理を取って食べる場合、唾液がついた状態の箸が複数料理に触れることになります。
そのため、虫歯菌や歯周病菌が人から人へ移動することが考えられます。

また同じように、親御さんの箸で赤ちゃんに料理を食べ与えるなどした場合も、細菌感染が起こり得ます。
赤ちゃんの口内にはまだ虫歯菌や歯周病菌が存在しないため、親御さんのこのような行動が発症のきっかけになってしまいます。

早食いにつながる

大皿料理には、早食いをしやすくなるというデメリットもあります。

特に大家族の場合、好きなものを早く取ろうとするため、子どもなどは特に早食いになってしまうケースが多いです。
しかし、早食いは虫歯や歯周病のリスクを高めます。
よく噛まずに飲み込むため、唾液の分泌量が減少し、口内の自浄作用が低下するという仕組みです。

また早食いは、満腹中枢が刺激される前に食べすぎてしまい、結果的に摂取カロリーが増加する原因にもなります。

さらに噛む回数が減ることにより、顔の筋肉の衰えや顎関節症のリスクも高まります。
その他、咀嚼回数の減少は脳の活性化を妨げる可能性もあります。

食べる内容が偏る

すべての料理が大皿で提供される場合、食べる内容が偏ってしまうことも考えられます。

一人ひとり小分けにされた状態であれば、料理を作る方がバランス良く摂取量を決められます。
一方大皿料理は、料理を取る方に各料理の摂取量が委ねられます。
そのため、例えば油ものばかり取ってしまい、野菜はほとんど取らないということが起こり得ます。

このような状況は、栄養の偏りにつながり、虫歯や歯周病を正しく予防できない原因になります。

この記事のおさらい

今回の記事のポイントは以下になります。

・大皿料理を各自が自分の箸で食べると、虫歯菌や歯周病菌がうつる可能性がある
・赤ちゃんの口内には虫歯菌や歯周病菌がいないため、特に感染には注意が必要
・大皿料理は早食いにつながりやすく、虫歯や歯周病のリスクを高める
・食べる内容が偏り、栄養のバランスが悪くなりやすいのも大皿料理のデメリット

以上のポイントはしっかりと押さえておきましょう!

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【新潟の歯医者で虫歯治療】歯の横にできる虫歯が悪化しやすい理由

虫歯と言えば歯の咬合面、つまり上面にできるイメージが強いかと思います。
しかし実際はそればかりでなく、歯の横の部分に虫歯が形成されることもあります。
また歯の横から発症する虫歯は、通常の虫歯と比べて悪化しやすい傾向にあります。
今回はこちらの理由について解説します。

歯ブラシが届きにくい

歯の横ということは、つまり歯と歯の間の部分に虫歯ができるということです。
こちらは咬合面に比べて歯ブラシが届きにくいことから、虫歯が悪化しやすいという特徴があります。

歯の咬合面や表面であれば、普通にブラッシングをしていればある程度汚れを落とせます。
そのため、必然的に虫歯も予防しやすくなります。

一方歯と歯の間は隙間がほとんどなく、よほど丁寧に磨かなければ汚れを十分に落とせません。
また徹底的に磨き残しをなくすには、歯ブラシだけでなくデンタルフロスや歯間ブラシも使用する必要があります。

発症していることに気付きにくい

歯の横にできる虫歯は、発症していることになかなか気付かないことから、悪化する可能性が高いです。

虫歯の発症に気付く主な理由としては、歯の痛みや変色が挙げられます。
しかし、歯の横は咬合面に比べて直接的な刺激が伝わりにくいため、咀嚼時の痛みなどもあまり感じません。

また虫歯が進行して黒く変色していたとしても、歯の間の場合は鏡などで見てわかりづらいため、早期発見が難しいです。

このような歯の横の虫歯の早期発見・早期治療には、やはり歯科クリニックでの定期検診が必要不可欠だと言えます。

唾液の自浄作用が働きにくい

唾液の自浄作用が働きにくいことも、歯の横にできる虫歯が悪化しやすい理由です。

歯の咬合面や表面には、唾液が直接触れる機会が多いです。
そのため、食べカスを洗い流してくれる自浄作用が働き、ある程度歯をキレイにしてくれます。

しかし、隣り合う歯と密着している歯の横部分は、直接唾液が触れにくい部分です。
また食べカスやプラークが挟まりやすい部分でもあるため、やはり丁寧にブラッシングをしていなければ、虫歯の発症や進行を防ぐのは難しくなります。

この記事のおさらい

今回の記事のポイントは以下になります。

・虫歯は歯の上面だけでなく、横に形成されることもある
・歯の横は歯ブラシが届きにくく、虫歯を発症すると症状が進行しやすい
・歯の横の虫歯は痛みが少なく、変色していても見えにくいため、いつの間にか進行していることがある
・歯の横部分は唾液が直接触れる機会が少ないため、自浄作用が働きにくい

以上のポイントはしっかりと押さえておきましょう!

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【新潟の歯医者・歯科口腔外科】親知らずを抜いて後悔する理由について

親知らずの生え方が良くない場合、抜歯を選択することがあります。
こちらは、そのままにしておくと歯周組織に悪影響を及ぼす可能性があるからです。
しかし、親知らずを抜いた後にトラブルが起こると、「抜かなきゃよかった」と感じることがあります。
今回は、親知らずを抜いて後悔する理由について解説します。

痛みが出る

親知らずを抜いた後、その箇所から痛みが出ることにより、抜歯を後悔してしまうケースがあります。
こちらは、特に下顎の親知らずを抜いたときによく見られます。

下顎は骨が分厚く、麻酔の効果が弱まりやすいです。
さらに、歯茎の切開を伴うケースも多々あるため、治療後には痛みが出ることがよくあります。

また抜歯後は最長1週間程度痛みを伴うことがあり、長引く場合は日常生活にも大きな支障が出ます。
あまりに痛い場合、痛みが続く場合は、早急に歯科クリニックに相談してください。

ドライソケット

親知らずを抜いて後悔する理由の一つに、ドライソケットも挙げられます。
ドライソケットは、治療箇所の骨が出た状態で乾燥してしまう現象です。

通常、親知らずを抜いた部分には穴ができます。
こちらは歯が埋まっていた歯槽骨が露出し、細菌感染などが起こりやすい状態を指しています。

また親知らずを抜いた後は、こちらの穴に血が溜まり、少しずつ治癒していきます。
しかしうがいをしすぎたり喫煙をしていたりする場合、血餅の形成が阻害され、血が溜まらずに傷口が乾いた状態になります。

このような状態がドライソケットであり、ドライソケットになると感染症を引き起こしやすくなります。
ドライソケットの場合も、歯科クリニックを受診して鎮痛剤、抗生物質を処方してもらう必要があります。

口臭が出る

親知らずを抜いた後、口臭が出たことによって抜歯を後悔するというケースもあります。

親知らずを抜いた箇所からの口臭は、主に抜歯後に形成された膿、穴の部分に溜まった汚れです。
また膿が原因の場合、特に口臭は強烈になりやすく、周りの方に迷惑がかかるおそれがあります。

そのため、抜歯後はとにかく口内を清潔に保つことが大切です。
温かい塩水でうがいをすれば、治療箇所の炎症や膿から来るニオイを予防できます。

この記事のおさらい

今回の記事のポイントは以下になります。

・下顎は骨が分厚く麻酔が効きにくい上に、歯茎の切開を伴うケースも多いため、親知らずの抜歯後に痛みが出やすい
・親知らずの抜歯後にうがいをしすぎたり喫煙したりすると、ドライソケットが起こって後悔する
・親知らずを抜いた箇所の膿や汚れなどにより、強烈な口臭を発することがある

以上のポイントはしっかりと押さえておきましょう!

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【新潟の歯医者で入れ歯治療】入れ歯と温度の関係性について

入れ歯を問題なく使用するためには、装着時であっても保管時であっても、適切な方法を実践する必要があります。
また入れ歯を使用するにあたって重要なポイントの一つに、温度の調整が挙げられます。
温度を調整しなければ、入れ歯の劣化は早まります。
今回は、入れ歯と温度の関係性について解説します。

入れ歯と食事の温度について

入れ歯を使用する場合、当然食事の際もつけたままの状態になります。
入れ歯があれば、以前よりも咬合力はアップすることが期待できますが、その反面食事の温度には気を付けなければいけません。

例えば入れ歯の状態で熱すぎるものを食べると、口の中を火傷する原因になります。
特に総入れ歯の場合、口内全体を覆うことで温度を感じにくくなるため、注意が必要です。

問題なく食べられる食べ物の温度については、60℃以下が目安です。
ちなみに60℃は、一般的には“熱いものの数秒なら触れる程度”の熱さです。

入れ歯と洗浄時の温度について

入れ歯を使用しないときは、専用のケースで保管します。
また保管する前には、流水とブラシを使用して丁寧に洗浄しなければいけませんが、このとき使用する流水の温度にも注意が必要です。

入れ歯を高温のお湯で洗ってしまうと、変形するおそれがあります。
変形した入れ歯は、噛み合わせが悪くなったりフィット感を失ったりするため、そのままの状態で使用するのが難しいです。
そのため、入れ歯を洗浄する際も、食事と同じく60℃以下のお湯しか使用しないことをおすすめします。

熱湯で洗浄する方が、入れ歯の細菌は除去しやすいですが、絶対に熱湯は避けなければいけません。

入れ歯とお風呂について

入れ歯を装着した状態でお風呂に入ること自体は、それほど問題ありません。
むしろお風呂に浸かりながら入れ歯を洗浄するなど、効率的なケアができる可能性があります。

ただし、洗浄した入れ歯をお風呂で保管するとカビが生えるため、必ず洗面所などの乾燥した場所で保管しましょう。

またお風呂は問題ありませんが、サウナに入るときは入れ歯を外すべきです。
サウナほどの高温の場合、入れ歯が変形しやすくなったり、金属部分が高温になったりします。

この記事のおさらい

今回の記事のポイントは以下になります。

・入れ歯の状態で熱すぎるものを食べると、口内を火傷するリスクが高まる
・特に総入れ歯は口内全体を覆うため、温度を感じにくく火傷しやすい
・入れ歯を洗浄するときの流水も、必ず60℃以下にしなければいけない
・入れ歯を装着したままお風呂には入れるものの、サウナに入るのはNG

以上のポイントはしっかりと押さえておきましょう!

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【新潟の歯医者でホワイトニング】歯にヒビがあるとホワイトニングを受けられない?

歯にヒビが入っている方は、ホワイトニングを受けることができません。
歯そのものや患者さんにとって、悪影響を及ぼす可能性があるからです。
もしホワイトニングを受けたいのであれば、事前にヒビを治す必要があります。
今回は、歯のヒビがある方がホワイトニングを受けられない理由やヒビの原因、治療法を解説します。

歯にヒビがあるとホワイトニングを受けられない理由

歯が何らかの原因でヒビ割れている方は、薬剤による刺激が強くなります。
仕組みとしては、歯の表面にヒビが入り、エナメル質の下の象牙質が露出することにより、痛みを感じやすくなるというものです。

こちらは知覚過敏に似たようなズキッとした痛みを引き起こし、ホワイトニング後の生活に悪影響を与えます。

また歯のヒビが深い場合、神経が炎症を起こす歯髄炎を発症することも考えられます。
歯髄炎の状態でホワイトニングを受けると、さらに症状が悪化する可能性があるため、多くの歯科クリニックでは施術が推奨されません。

歯にヒビが入る原因

歯にヒビが入る原因は、主に歯ぎしりや食いしばり、硬いものを噛むといったことが挙げられます。

睡眠中に行われる無意識の歯ぎしりや食いしばりは、歯に大きな負担をかけ、ヒビ割れを引き起こします。
また硬いものばかり頻繁に食べているという方も、少しずつ歯にダメージが蓄積し、ある日突然割れてしまいことが考えられます。

さらに転倒やスポーツなどで歯に衝撃が加わったときにも、ヒビが入る可能性があります。

ちなみに、人の歯は加齢とともに少しずつ脆くなっていきます。
そのため、年齢が高い方ほどヒビ割れのリスクは高まります。

歯のヒビの治療法

歯のエナメル質にヒビが入るケースは、もっとも軽度な状態です。
この段階では、痛みなどの自覚症状がない限り、経過観察になることが多いです。

ただし予防的な処置としてフッ素塗布などを行うことで、ヒビの進行を防ぐことはできます。

また象牙質や神経にまで達する深いヒビ割れでは、より複雑な治療が必要です。
象牙質までのヒビの場合はレジン充填、神経にまで達している場合は根管治療後にクラウンで保護するのが一般的です。

この記事のおさらい

今回の記事のポイントは以下になります。

・歯の表面にヒビが入りエナメル質の下の象牙質が露出すると、ホワイトニング時の痛みを感じやすくなる
・歯のヒビの原因は主に歯ぎしりや食いしばり、硬いものを噛むこと
・エナメル質のヒビは経過観察になることが多い
・象牙質や神経のヒビはレジン充填や根管治療などで対処する必要がある

以上のポイントはしっかりと押さえておきましょう!

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【新潟の歯医者・小児歯科】子どもに与えるおやつでよくある勘違い

子どもはおやつが大好きです。
食事はあまり食べないという子でも、おやつならモリモリ食べるというケースもよく見られます。
またおやつを用意するのは親御さんですが、このときは正しい知識を持っておかなければいけません。
今回は、子どもに与えるおやつでよくある勘違いについて解説します。

子どものおやつはいつ与えても良い

子どものおやつについて、いつのタイミングで与えても良いと考えている親御さんもいるかと思います。
しかし、こちらの認識は正しくありません。
おやつも食事と同じく、規則正しく食べることが大切です。

例えば、子どもがおやつを欲しがってグズグズしているからといってすぐにあげてしまうと、偏食やムラ食い、肥満や虫歯のリスクが高まります。
そのため、しっかりとおやつの時間、量は決めておくべきです。

ちなみに量については、1日に必要な総エネルギーの10~20%が適切とされています。

子どもが欲しがるものをあげる

子どものおやつの時間は、子どもを欲しがるものを挙げれば良いと思っている方もいるかもしれません。
しかし実際はそうではなく、あくまで食事での摂取が不足している栄養素を中心に与えるべきです。

例えばカルシウムや鉄分、ビタミン類などは不足しがちであるため、おやつでしっかり補給しなければいけません。

具体的にはカルシウムを効率的に摂取できるヨーグルトやチーズ、鉄分が豊富なレバー入りのクラッカー、ビタミンが豊富な果物などがおすすめです。

また子どもがなかなか野菜を食べないという場合は、野菜チップスやスムージーなどをおやつの時間に与えましょう。

甘いものをあげなければいけない

子どもにおやつをあげるとき、必ず甘いものをあげなければいけないと思っている方もいるかもしれませんが、決してそのようなことはありません。

前述した通り、おやつは食事で不足している栄養を補うためのものであり、甘いものに限定されているわけではありません。
もしおやつを第4の食事と捉えるのであれば、おにぎりやパンを与えるのもアリです。

特に小学生くらいになると、日中の活動量が増えるため、おにぎりなどのボリュームのあるおやつを求めるようになります。

この記事のおさらい

今回の記事のポイントは以下になります。

・おやつは食事と同じく、毎回規則正しいタイミングで食べさせるのが大切
・適切なおやつの量は、1日の総エネルギーの10~20%程度
・おやつは子どもが欲しがるものではなく、食事で不足した栄養を補えるものを与える
・おやつは甘いものだけでなく、おにぎりなどを与えても構わない

以上のポイントはしっかりと押さえておきましょう!

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【新潟の歯医者・予防歯科】アロマを使ったセルフケアについて

セルフケアの基本はブラッシングであり、歯科クリニックでのプロフェッショナルケアと合わせることでさらにその効果が高まります。
またセルフケアの方法の一つに、アロマを活用するというものがあります。
あまり聞き慣れない方法かもしれませんが、今回はこちらの内容について解説します。

アロマの概要

リラクゼーション効果があるものとして、アロマというものの名前を聞いたことがある方は多いかと思います。

アロマとは、主に植物から抽出された香りの成分、つまり精油を指すことが多いです。
芳醇を意味する言葉であり、精油はエッセンシャルオイルとも呼ばれます。

またアロマを活用したものでよく知られるのは、アロマテラピーです。
アロマテラピーは芳醇療法とも呼ばれ、精油の香りを嗅いだり肌に塗ったりすることで、心身の健康に良い影響を与えることを目的としています。

アロマを活用したセルフケアとは?

実はマウスウォッシュなどのデンタルケア商品には、アロマが含まれたものがいくつかあります。
またそのような商品を使用することで、唾液の分泌促進や口臭予防が期待できます。

ある調査では、精油の香りや刺激が唾液の分泌を促進することが示唆されています。
特に、ブラックペッパー精油は唾液の分泌量を増やす効果が高いというデータがあります。

唾液の量が増えれば、口内の食べカスやプラークが洗い流され、必然的に虫歯や歯周病のリスクは軽減します。

さらに、抗菌作用を持つ精油やハーブは、口臭予防にも役立ちます。
中でもペパーミントやティートリーなどは、口臭の改善に大きく寄与してくれるものです。

手作りマウスウォッシュでアロマを採り入れよう

容器に無水エタノールを入れた後、精油を加えてよく振って混ぜれば、アロマ入りの手作りマウスウォッシュが完成します。
アロマの量は、無水エタノール10mlにつき4滴以内です。

こちらはブラッシング後、コップ1杯の水に5滴ほど垂らし、うがいをすることでセルフケア効果を発揮します。

ただしミント系の精油やクローブは刺激が強いため、原液で使用するのはNGです。
さらに妊娠中の方や高血圧、てんかんの持病がある方は使用を避けましょう。

この記事のおさらい

今回の記事のポイントは以下になります。

・アロマは主に植物から抽出された香りの成分で、精油やエッセンシャルオイルと呼ばれる
・アロマが含まれたマウスウォッシュを使用することで、唾液の分泌量増加による虫歯、歯周病予防や口臭予防などの効果を得られる
・無水エタノールの精油を用意すれば、アロマ入りのマウスウォッシュを手作りできる

以上のポイントはしっかりと押さえておきましょう!

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新潟市は越後平野の中央部、信濃川・阿賀野川の河口に位置し、古くから日本海運の拠点として栄え、江戸末期に開港5港の一つに指定された歴史のある「みなとまち」と言われています。
毎年6月に行われる新潟市の夏の風物詩として市民に親しまれている伝統行事の一つ白根大凧合戦は信濃川の支流、中ノ口川の両岸から縦7メートル、横5メートルの大凧を揚げ、空中で絡ませ川に落とし、相手の凧綱が切れるまで引き合う勇壮な世界最大スケールの大凧合戦です。2015年に新潟県の無形民俗文化財に指定された他に2014年には新潟市民文化遺産にも認定されています。
当院最寄り駅JR越後線「寺尾駅」周辺には徒歩6分程に寺尾中央公園があり、春になると3万本のチューリップで彩られチューリップの公園として市民に親しまれています。広い園内は遠足や散策の場として多くの人達で賑わい、二つあるバラ園には約50種類のバラが咲き乱れ、訪れる人々を美の世界にいざないます。
新潟市にお住まいの方、近隣に立ち寄った方も、歯やお口に関しての気になることがございましたらご気軽にご相談ください。