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【新潟の歯医者で詰め物治療】詰め物が外れたときの疑問にお答えします

歯科クリニックで虫歯治療を受けた後、穴が開いた部分については、詰め物によって補填されることが多いです。

しかし治療からある程度時間が経つと、食事やブラッシング時などに詰め物が外れてしまうことがあります。

今回は、よくある詰め物が外れたときの疑問にお答えしたいと思います。

●外れた詰め物を自分で戻してはいけないのはなぜ?

詰め物が外れたとき、とりあえず一度自力で元に戻そうと考える方がいますが、こちらはNGです。

なぜなら、補綴物の装着には専門的な技術や知識が必要だからです。

詰め物が外れた時点で、歯の内部は汚染されています。

そのため、元の位置に戻したとしても、虫歯の再発リスクは大きく上昇します。

また詰め物が外れたということは、歯質との適合に問題が生じているということであるため、そのまま戻しても根本的な解決にはなりません。

●詰め物が外れたらいつまでに通院すれば良い?

詰め物が外れた場合は、できる限り早く歯科クリニックに通院しなければいけません。

なかなか忙しくすぐには通えないという方もいるかもしれませんが、長くても詰め物が外れてから2週間以内には通院すべきです。

詰め物が外れた状態を放置すると、虫歯が進行してしまいます。

こちらの虫歯が初期段階に入るのが外れてから1ヶ月程度であるため、2週間以内に通院すればほとんど虫歯のリスクはありません。

ちなみに詰め物が外れたということは、傷口が剥き出しになっているということを意味しています。

そのため、放置する時間が長ければ長いほど、歯質が破折するリスクも高まります。

●詰め物が外れたとき違う歯科クリニックを訪れても大丈夫?

虫歯の詰め物が外れたときは、基本的にその詰め物の治療を行った歯科クリニックで行います。

しかしその歯科クリニックの予約がなかなか取れない場合や、引っ越しをして以前の歯科クリニックに通うのが難しい場合などは、別の歯科クリニックでも構いません。

一般歯科の治療をしている歯科クリニックであれば、詰め物が外れた部分の状態を検査し、最善の治療を行ってくれます。

ただし、わざわざ無理に別の歯科クリニックを選ぶ必要はありません。

●この記事のおさらい

今回の記事のポイントは以下になります。

・外れた詰め物を自力で元に戻そうとしてはいけない

・詰め物が外れてしまった場合、遅くても2週間以内には歯科クリニックを訪れるべき

・詰め物が外れた状態を放置すると、虫歯や歯質が破折するリスクが高まる

・外れた詰め物は、治療を受けたのとは別の歯科クリニックで治しても問題ない

以上のポイントはしっかりと押さえておきましょう!

新潟市西区周辺やJR越後線「寺尾駅」付近で歯科クリニック(歯医者さん)をお探しの方は、是非、ひらの歯科医院へお問い合わせ下さい!

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【新潟の歯医者で入れ歯治療】入れ歯で麺類を食べるときのポイント

入れ歯を装着すると、歯がなかった部分が補われるため、食事に与えるプラスも大きくなります。

しかし、やはり天然歯と比べると不便な点が多く、特に麺類を食べるときには食べにくさを感じることがあります。

今回は、入れ歯を装着した状態で麵類を食べるときのポイントを解説します。

●短くカットする

入れ歯で麵類を食べるときは、麺の長さを5cm程度に短くカットすることをおすすめします。

こちらは誤嚥のリスクを防ぐためです。

麺類を食べる際はすすって食べる方も多いかと思いますが、入れ歯の場合はちょっとしたタイミングで気管に入り、むせてしまうことがあります。

そのため、長い状態のまま食べるのは危険です。

一方麺の長さを5cm程度にしておけば、1口分をお箸でつかむことができ、誤嚥の心配はほとんどなくなります。

お箸で掴みにくい場合は、スプーンやレンゲなどに乗せて食べるのもおすすめです。

●スープはある程度冷ます

麺類の中には、ラーメンなど温かいスープも一緒に口にするものが多いです。

入れ歯の状態でスープを飲むときは、ある程度冷ました状態で飲むようにしましょう。

入れ歯の義歯床と呼ばれる歯茎を覆う部分は、多少の厚みがあります。

そのため、本物の歯茎と比べて温度を感じにくく、スープを熱い状態で飲むと火傷してしまうリスクが高まります。

ちなみに、保険診療の入れ歯で70℃以上の熱いものを飲んでしまうと、変形する可能性もあります。

入れ歯が変形すると口内にフィットしなくなり、使用感が悪くなってしまうため、注意が必要です。

●噛み方を工夫する

噛み方を工夫することも、入れ歯で麺類を食べるときのポイントです。

入れ歯は天然歯とは違い、頬張るような食べ方をすると、転覆して痛みにつながります。

そのため麺を噛むときは、少しずつ唾液と混ぜるようにしながら噛むようにしましょう。

また麺類は基本的に噛み切りにくい部類に入りますが、下顎をわずかに突き出し、支点を変えて噛むと、スムーズに噛み切れる可能性があります。

ちなみに麺類の茹で加減が硬めだと、これらの工夫をしても食べづらさを感じやすいため、なるべくやわらかめに茹でることを意識してください。

●この記事のおさらい

今回の記事のポイントは以下になります。

・入れ歯で麵類を食べるときは、誤嚥を防ぐために麺の長さを5cm程度に短くカットするのがおすすめ

・入れ歯の状態でスープを飲むときは、火傷を防止するためにある程度冷ました状態で飲む

・麵類を食べるときは少しずつ口に含んだり、噛むときの支点を変えたりすることが大切

以上のポイントはしっかりと押さえておきましょう!

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【新潟の歯医者で被せ物治療】被せ物にフロスが引っかかる原因とは?

歯を治療し、被せ物を装着したでも、当然ブラッシングは継続しなければいけません。

特に被せ物と隣り合う歯の隙間については、歯ブラシだけでなくフロスも使用して磨くべきですが、このときフロスが引っかかってしまうことがあります。

今回はこちらの主な原因について解説します。

●歯と歯の間に虫歯ができている

被せ物をした歯と隣り合う歯の間にフロスを入れたとき、引っかかったような感じがある場合は、歯と歯の間に虫歯ができている可能性があります。

通常の歯の表面は、ツルツルしていてなめらかですが、虫歯ができているとエナメル質が溶かされてザラザラになります。

このような状態だと、フロスを通そうとしてもなかなかスムーズに通りません。

また虫歯は痛みなどの症状が出るまで、なかなか発症していることに気付けません。

そのため、虫歯が原因でフロスが通りにくくなっているという考えに至らないケースも多いです。

●歯石が形成されている

被せ物と隣の歯の隙間にフロスが入りにくい場合、その間に歯石が形成されていることも考えられます。

歯石は歯の至る部分に形成されるもので、歯と歯の間のプラークが十分に除去できていない場合、その隙間に付着してしまうこともあります。

歯石も虫歯になった歯と同様、表面がざらついているため、フロスを通したときに違和感を覚えます。

また一度口内で形成された歯石は、患者さんのセルフケアだけでは基本的に落とせません。

歯科クリニックに通い、専用の器具によって除去してもらう必要があります。

●被せ物の適合が悪い

被せ物の適合が良くないことも、フロスが引っかかる原因の一つです。

しっかりと口内に適合している被せ物は、歯の形にピッタリフィットしていて、なおかつ段差もありません。

一方適合が悪い場合、歯と被せ物との間に段差があり、フロスを通しにくくなります。

また最初は適合良くても、被せ物を長期間使用するにつれて、徐々に段差ができてくるというケースも考えられます。

もちろん、このとき形成された段差には汚れが溜まりやすく、汚れは二次虫歯や歯周病を引き起こす原因にもなります。

●この記事のおさらい

今回の記事のポイントは以下になります。

・被せ物の歯と隣り合う歯の間に虫歯ができていると、フロスが引っかかりやすくなる

・被せ物と隣の歯の間に歯石が形成されている場合も、スムーズにフロスが使用できなくなる

・被せ物の適合が悪いと段差ができ、フロスを通しにくくなる

・被せ物の経年劣化により、徐々に段差ができて磨きにくくなることもある

以上のポイントはしっかりと押さえておきましょう!

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【新潟の歯医者でホワイトニング】ホワイトニングで歯が白くならない意外な理由

ホワイトニングを行ったとき、思うような効果が出ないことがあります。

例えば神経が死んでいる歯や、詰め物をしている歯については、なかなか効果を得られません。

また、他にもホワイトニングで歯が白くならない意外なケースが存在します。

今回はこちらの内容について解説します。

●金属で着色している

歯が金属で着色している場合、ホワイトニングの効果が出にくくなることがあります。

ここでいう金属とは、詰め物や被せ物に使用された金属のことを指しています。

金属の補綴物をある程度の期間装着していると、金属のイオンが溶けて歯が黒っぽく変色してしまうことがあります。

こちらはメタルタトゥーと呼ばれるもので、簡単に色が落ちることはなく、ホワイトニングの薬剤における効果も薄いです。

メタルタトゥーが見られる歯については、金属を外して白い補綴物に交換するケースが多いです。

●加齢による黄ばみがある

ある程度年齢を重ねている方は、歯が黄ばんでしまっている可能性があり、このような歯はホワイトニングを行っても白くなりにくいです。

加齢に伴って歯が黄ばむ理由としては、歯の表面にあるエナメル質が少しずつ薄くなり、その内側にある象牙質が透けてしまうことが挙げられます。

象牙質はもともと黄色っぽい色をしていて、外側から薬剤でアプローチをしても白くならないため、ホワイトニングの効果が出にくいという仕組みです。

また一部の歯のみが加齢によって黄ばんでいる場合、その部分だけ白くならずに目立ってしまうことも考えられます。

●歯茎の際、犬歯

歯茎の際の部分や犬歯についても、ホワイトニングで白くなりにくいことがあります。

歯の歯茎に近い部分については、歯茎から遠い部分に比べて黄ばみが濃く出やすいです。

犬歯についても同じであり、黄ばんでしまった場合は色が濃いことから、他の部分と比べて薬剤の効果が出るまでに時間がかかります。

ただし歯茎の際や犬歯については、ある程度他の部分よりも白さが薄い方が、自然な仕上がりになることが予想されます。

歯科クリニックによっては、自然な見た目になるようにわざと1本の歯の白さを均一にせず、歯茎に近づくにつれてナチュラルな色合いにすることもあります。

●この記事のおさらい

今回の記事のポイントは以下になります。

・詰め物や被せ物の金属で歯が変色している場合、ホワイトニングの効果は出にくくなる

・加齢によってエナメル質が薄くなり、内側の象牙質が透けて見えると、ホワイトニングの効果を得にくい

・歯茎の際や犬歯はもともと黄ばみが濃く出やすいため、あまり白くならないことがある

以上のポイントはしっかりと押さえておきましょう!

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【新潟市の歯医者でインプラント】インプラント治療における副鼻腔炎のリスクとは?

インプラント治療は外科治療を行うものの、決して危険なものではありません。

適切な治療計画のもと、経験豊富な歯科医師が治療を行います。

しかし、インプラント治療後には副鼻腔炎を発症してしまうことがあります。

今回はこちらの原因や対処法などについて解説します。

●副鼻腔炎の概要

そもそも副鼻腔炎とは、鼻の奥にある副鼻腔という空洞が炎症を起こす疾患のことをいいます。

副鼻腔は前頭洞や篩骨洞、上顎洞などさまざまな部位に存在し、各部位で炎症が起こることがあります。

また副鼻腔炎を発症すると、鼻水が出たり、鼻づまりやいびきなどの症状が現れたりします。

さらに鼻水が喉に回る後鼻漏という症状や味覚障害、頭痛や発熱などを引き起こすこともあります。

もし鼻水が出ていなくても、顔が痛いなどの症状があれば、副鼻腔炎の可能性が考えられます。

●インプラント治療における副鼻腔炎のリスク

インプラント治療を受けるにあたって顎の骨が足りない方は、骨造成という骨の量を増やす手術を行います。

しかし上顎の骨造成を行う際、誤って上顎洞に傷がついてしまうと、細菌に感染して副鼻腔炎を発症することがあります。

また人工歯根を埋入する際にはドリルを使用しますが、このとき粘膜に傷がつくと副鼻腔炎のリスクが高まります。

さらに上顎の骨は薄いため、適切な位置に適切な力加減で埋入しなければ、突き破ってしまい副鼻腔炎につながる可能性があります。

ちなみに、インプラント治療後にインプラント周囲炎と副鼻腔炎を併発するケースもあります。

●インプラント治療後に副鼻腔炎を発症したらどうする?

副鼻腔炎を発症した場合は、それがインプラント治療によって引き起こされたものなのかを知るために、一度歯科クリニックに相談しましょう。

まずは鼻水などの症状を緩和したいという方は、先に耳鼻咽喉科を訪れても構いません。

また歯科医師に相談すれば、副鼻腔炎の症状を緩和させる抗生物質、痛み止めなどを処方してもらえることがあります。

これらは用法用量を守りつつ、症状が軽減されるまでしっかり服用しなければいけません。

ちなみに人工歯根が粘膜を突き破っている場合は、再手術を行います。

●この記事のおさらい

今回の記事のポイントは以下になります。

・副鼻腔炎とは、鼻の奥にある副鼻腔という空洞が炎症を起こす疾患のことをいう

・骨造成や人工歯根の埋入によって上顎洞や粘膜に傷がつくと、副鼻腔炎のリスクが高まる

・副鼻腔炎を発症した場合は歯科クリニックもしくは耳鼻咽喉科を受診する

・人工歯根が粘膜を突き破っている場合は再手術を行う

以上のポイントはしっかりと押さえておきましょう!

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【新潟の歯医者・口腔外科】顎関節症の疑いがある方がやってはいけないこと

顎関節症を患っている可能性がある方は、硬いものを食べるのを控えたり、マウスピースによって歯の食いしばりを避けたりしなければいけません。

またその他にも、顎関節症の疑いがある場合、日常生活においてやってはいけないことがいくつかあります。

今回はこちらの内容について解説します。

●口を大きく開ける

顎関節症の疑いがある方は、口を大きく開けることを控えなければいけません。

顎関節をむやみに動かすと、症状が悪化してしまう可能性があるからです。

例えばサイズの大きい食べ物は、大きく口を開けずに済むように、小さめにカットしてから食べるようにしましょう。

また食事以外で注意したいのは、不意に出るあくびです。

あくびをすると筋肉や靭帯が大きく引き伸ばされることになり、顎関節の負担は非常に大きくなります。

●良くない姿勢を取る

顎関節症と姿勢は密接な関係にあります。

例えば顎を突き出したり、猫背になったりしている時間が長くなると、顎の筋肉が緊張して症状が悪化することがあります。

また姿勢を意識すべきなのは、起きているときだけではありません。

顎関節や筋肉に余計な負担をかけないためにも、就寝時は仰向けになるようにしましょう。

うつ伏せもしくは横向きは、顎関節症の疑いがある方にとって良くない姿勢です。

●自己判断する

顎関節症の疑いがある方が一番やってはいけないのは、すべてを自己判断することです。

少しでも疑いがあれば、すぐに歯科クリニックに相談しなければいけません。

自己判断によって対処していると、誤った判断によって症状が悪化したり、適切な治療が遅れて改善まで時間がかかったりします。

近年は動画サイトの動画やテレビなどにおいて、ストレッチやマッサージ、マウスピースやサポーターといったケアグッズの情報がいくらでも手に入ります。

もちろんこれらの情報がすべて間違っているわけではありませんが、あくまでも大事なのは根本的な原因を見つけ、そこにアプローチすることです。

自己判断で行う対症療法では、顎関節症を完治させることはできませんし、他の病気を発症している可能性も否定できません。

●この記事のおさらい

今回の記事のポイントは以下になります。

・顎関節症の疑いがある方は、口を大きく開けて食事をしたり、あくびをしたりしてはいけない

・猫背など姿勢が悪い状態が続くと、顎関節症の症状が悪化しやすくなる

・寝るときの姿勢は、顎関節に負担がかかりにくい仰向けがおすすめ

・すべてを自己判断せず、症状があるときはまず歯科クリニックに相談するのが大切

以上のポイントはしっかりと押さえておきましょう!

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【新潟の歯医者で虫歯治療】ストレスが虫歯につながる仕組みについて

口内に細菌の塊であるプラークが蓄積すると、必然的に虫歯のリスクは高まります。

またプラークを形成するのは食べ物であり、特に甘いものは虫歯菌の大好物のため注意が必要です。

さらに、ストレスも虫歯を加速させる要因の一つとして知られています。

今回は、ストレスが虫歯につながる仕組みについて解説します。

●免疫力が下がる

ストレスが溜まると免疫力が下がり、病気にかかりやすくなります。

ここでいう病気とは、当然虫歯も含まれています。

ストレスが蓄積することで、血管の収縮が起こります。

すると免疫力が低下し、虫歯を発症しやすくなるという仕組みです。

免疫力は体内で細菌などと戦う力であり、低下すると細菌やウイルスを倒すことができません。

ちなみに、免疫力が下がると虫歯だけでなく、歯周病や全身疾患のリスクも高まります。

重篤な全身疾患を患った場合、なかなか虫歯の治療を優先できなくなることも考えられます。

●唾液の量が減る

ストレスが蓄積すると、唾液の分泌量が減って虫歯を発症しやすくなります。

こちらは交感神経の働きが関係しています。

ストレスが強くなると、人は交感神経が優位な状態になります。

言い換えると、身体が興奮した状態です。

また交感神経が優位になっているときは、唾液の分泌量が落ちて口内が乾きます。

唾液は口内を潤すだけでなく、菌などを洗い流したり、殺菌したりする効果があります。

そのため、減少すれば必然的に虫歯のリスクは高まります。

さらに唾液には歯の再石灰化の再石灰化を促したり、歯を保護したりする役割も持っています。

分泌量が減ることで、これらの役割も半減します。

●糖分の過剰摂取

冒頭で触れたように、虫歯菌は糖分が大好物です。

そのため、糖分を摂取する機会が増えれば増えるほど、虫歯のリスクは高くなります。

またストレスが蓄積することにより、人はそれを発散する方法として、甘いものを過剰に食べてしまうケースがあります。

糖分を摂取する量が多い場合、よほど頻繁にブラッシングしていなければ、虫歯のリスクを軽減させるのは難しくなります。

もちろん、糖分の過剰摂取は肥満の原因にもなります。

●この記事のおさらい

今回の記事のポイントは以下になります。

・ストレスが溜まると免疫力が下がり、虫歯を含む病気にかかりやすくなる

・ストレスが蓄積すると、唾液の分泌量が減って虫歯を発症しやすくなる

・ストレスを発散するために甘いものを過剰に摂取すると、虫歯のリスクは上昇する

・糖分の摂取量が多い場合、頻繁にブラッシングしていなければ、虫歯のリスクを軽減させるのは難しい

以上のポイントはしっかりと押さえておきましょう!

新潟市西区周辺やJR越後線「寺尾駅」付近で歯科クリニック(歯医者さん)をお探しの方は、是非、ひらの歯科医院へお問い合わせ下さい!

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【新潟の歯医者でホワイトニング】ホームホワイトニングの薬剤に関する注意点

オフィスホワイトニングは、歯科クリニックに通うことなく、患者さんの好きなタイミングで行えるというのがメリットです。

しかし自由であるがゆえに、患者さん自身がルールを守らなければ、十分なホワイトニング効果を得ることはできません。

今回は、ホームホワイトニングの薬剤の取り扱いに関する注意点を解説します。

●薬剤の量は正しい量を

「たくさん薬剤をつければ、より強いホワイトニング効果が得られるのでは?」と考える患者さんもいるかもしれませんが、こちらの考えは間違っています。

大量の薬剤を使用しても、効果に変わりはありません。

なぜなら、大量に薬剤をつけても、マウスピースを装着したときに溢れ出てしまうからです。

むしろ、マウスピースから溢れた薬剤が歯茎に付着すると、歯茎が白くなったり炎症を起こしたりといったトラブルにつながる原因になります。

万が一溢れた場合は、その部分をしっかり拭き取らなければいけません。

●マウスピース装着後はしっかり薬剤を洗い落とす

ホームホワイトニングを行う前には、しっかりブラッシングをして食べカスやプラークを除去する必要があります。

またマウスピースを装着した後も、しっかり口内をすすいで薬剤を落としましょう。

薬剤が残っている感覚が強いという場合は、うがいだけでなく軽くブラッシングすることをおすすめします。

逆に薬剤が歯に残ったままだと、白くなるどころか逆に汚れがつきやすくなります。

さらに長時間歯や歯茎に薬剤が付着した状態が続くと、知覚過敏の症状が出ることも考えられます。

●薬剤の保管は冷蔵庫がおすすめ

ホームホワイトニングで使用する薬剤は、外の空気に触れさせることなく、しっかり蓋を閉めた状態で冷蔵庫に入れて保管するのがおすすめです。

ホームホワイトニングの薬剤は、過酸化尿素を主な成分としています。

そのため丁寧に管理しなければ、化学反応が発生してしまい、塗布してもホワイトニング効果が薄れてしまうことが考えられます。

また夏場に関しては、ホワイトニング中などに高温になる場所に薬剤を放置することで、大きく薬剤の状態が悪化するおそれもあるため、注意してください。

●この記事のおさらい

今回の記事のポイントは以下になります。

・オフィスホワイトニングで使用する薬剤は、大量につけず正しい量を使用する

・マウスピースを装着した後は、歯に付着した薬剤をしっかり洗い落とす

・ホームホワイトニングの薬剤は外気に触れさせず、しっかり蓋をした状態で冷蔵庫に保管するのがおすすめ

以上のポイントはしっかりと押さえておきましょう!

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【新潟の歯医者で歯周病治療】歯周病が引き起こす心内膜炎とは?

歯周病は口内に影響を及ぼす疾患というイメージがありますが、実際はそれだけではありません。

放置していると、歯周病菌が全身に回り、全身疾患を発症するおそれもあります。

中には命に関わる疾患もあり、その一つが心内膜炎です。

今回は、歯周病が引き起こす心内膜炎について解説します。

●心内膜炎の概要

心内膜炎は心内膜という組織に生じる感染症で、主に心臓弁に感染が及び、弁破壊と弁膜症を起こします。

血流に入った細菌が、損傷のある心臓弁に到達することで発生します。

男性に多く見られ、すべての年齢層で女性の2倍ほどの発症率があります。

特に高齢の方の発症率は高く、免疫機能が低下している方や人工心臓弁を使用している方はもっとも発症しやすくなります。

ちなみに心内膜炎の死亡率は15~22%と高めであり、治療を怠るとほとんどの場合で死に至ります。

●歯周病が心内膜炎につながる仕組み

歯周病を発症すると、歯茎の血管が出血したり、炎症によって歯茎の血管の拡張が起こったりします。

その血管の隙間から、歯周病の細菌が入り込んで心内膜炎を引き起こします。

歯周病罹患者は、歯茎が健康な方に比べて、1.5~2倍ほど心内膜炎の発症率が高まるとされています。

こちらのデータを見ても、歯周病と心内膜炎が密接な関係にあることがわかります。

ちなみに、口内環境が良くない状態で抜歯などの外科治療を行うことも、心内膜炎の誘因になることがあります。

そのためリスクが高い方は、抗菌薬を服用しながらの歯科治療や、治療前に口内環境を整える必要があります。

●歯周病による心内膜炎を予防するには

心内膜炎を予防するには、まず歯周病予防の基本であるプラークコントロールを徹底すべきです。

多くの方は、虫歯予防を意識したブラッシングはしていても、歯周病予防は意識していません。

歯周病菌は歯周ポケットに入り込むため、その部分を意識的に磨く必要があります。

また少なくとも年に1~2回は歯科クリニックを受診し、歯周病の検査も兼ねて歯石を除去してもらいましょう。

プラークが硬くなって歯石の状態になると、自宅でのブラッシングでは除去できません。

●この記事のおさらい

今回の記事のポイントは以下になります。

・心内膜炎は主に心臓弁に感染が及び、弁破壊と弁膜症を起こす感染症

・心内膜炎の死亡率は15~22%で、治療を怠るとほとんどの場合で死に至る

・歯周病を発症すると、血管の隙間から歯周病の細菌が入り込んで心内膜炎を引き起こすことがある

・心内膜炎を予防するには、まず歯周病予防の基本であるプラークコントロールを徹底すべき

以上のポイントはしっかりと押さえておきましょう!

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【新潟の歯医者で歯周病治療】歯周病の予防効果があるラクトフェリンとは?

世の中には、歯周病を予防する成分というものが存在します。

こちらは食品や歯磨き粉などに含まれるもので、殺菌作用や抗炎症作用などを持っている成分が該当します。

また近年注目を浴びている成分の一つに、ラクトフェリンがあります。

今回は、ラクトフェリンの概要や歯周病予防効果、摂取方法などについて解説します。

●ラクトフェリンの概要と効果

ラクトフェリンは、腸内環境を整える成分として知られているものです。

人間の母乳を始め、多くの哺乳動物の乳に含まれているタンパク質の一種です。

またラクトフェリンには、歯周病菌に作用し、菌の生育を抑制する働きがあります。

これらの働きにより、プラークや歯石の形成が阻害されるため、歯周病の予防につながります。

さらに抗炎症作用も認められていて、歯周病による痛みや腫れの原因になる炎症性サイトカインの産生も抑えてくれます。

●ラクトフェリンの摂取方法

ラクトフェリンは主に哺乳動物の乳に含まれているという話をしましたが、その他の食品でいうと一部の牛乳やチーズなどの乳製品にも含まれています。

しかしこれらの食品におけるラクトフェリンの含有量は少ないです。

例えば低温殺菌された牛乳で、十分なラクトフェリンを摂取しようとすると、1日1.5リットルの牛乳を飲まなければいけません。

決して不可能な量ではありませんが、毎日これだけの量を摂取するとなると大変です。

そのため、基本的にはサプリメントから摂取するのが効率的です。

ちなみに1日に必要なラクトフェリンの摂取量は、100~700mgと言われていて、こちらを下回ると期待した効果が得られません。

●ラクトフェリンを摂取する際の注意点

ラクトフェリンはこれといった副作用がないため、多く摂取しても特に問題はありません。

ただし乳由来のタンパク質であるため、乳製品のアレルギーを持つ方は注意してください。

またサプリメントでラクトフェリンを摂取する場合、製品に記載された用法容量を守り、十分な水分とあわせて摂取してください。

もし摂取後に身体の異変が見られるのであれば、すぐに使用を中止して医師に相談することをおすすめします。

●この記事のおさらい

今回の記事のポイントは以下になります。

・ラクトフェリンは多くの哺乳動物の乳に含まれているタンパク質の一種

・ラクトフェリンにはプラークや歯石の形成を予防したり、炎症を抑えたりする効果がある

・ラクトフェリンはサプリメントから摂取するのが効率的

・ラクトフェリンは乳由来のタンパク質であるため、乳製品アレルギーを持つ方は注意が必要

以上のポイントはしっかりと押さえておきましょう!

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ひらの歯科医院は新潟県新潟市西区坂井東で診療を行う歯科医院です。
新潟市は越後平野の中央部、信濃川・阿賀野川の河口に位置し、古くから日本海運の拠点として栄え、江戸末期に開港5港の一つに指定された歴史のある「みなとまち」と言われています。
毎年6月に行われる新潟市の夏の風物詩として市民に親しまれている伝統行事の一つ白根大凧合戦は信濃川の支流、中ノ口川の両岸から縦7メートル、横5メートルの大凧を揚げ、空中で絡ませ川に落とし、相手の凧綱が切れるまで引き合う勇壮な世界最大スケールの大凧合戦です。2015年に新潟県の無形民俗文化財に指定された他に2014年には新潟市民文化遺産にも認定されています。
当院最寄り駅JR越後線「寺尾駅」周辺には徒歩6分程に寺尾中央公園があり、春になると3万本のチューリップで彩られチューリップの公園として市民に親しまれています。広い園内は遠足や散策の場として多くの人達で賑わい、二つあるバラ園には約50種類のバラが咲き乱れ、訪れる人々を美の世界にいざないます。
新潟市にお住まいの方、近隣に立ち寄った方も、歯やお口に関しての気になることがございましたらご気軽にご相談ください。