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【新潟の歯医者・予防歯科】虫歯予防として乳酸菌を摂取するメリット

乳酸菌は、糖を分解して乳酸をつくる細菌の総称であり、人間にとっては善玉菌と呼ばれる有益な菌です。
こちらは腸内環境を整えたり、免疫機能を高めたりすることで知られていて、虫歯予防にも効果があります。
今回は、虫歯予防として乳酸菌を摂取するメリットについて解説します。

乳酸菌を虫歯予防として摂取するメリット

L8020乳酸菌やロイテリ菌など、特定の乳酸菌には、抗菌作用を持つ成分を産生することで虫歯の原因となるミュータンス菌の増殖を抑える効果があります。

また善玉菌である乳酸菌を増やすことで、口内フローラのバランスを改善します。
これにより、虫歯のリスクが低減されます。

さらに、悪玉菌が減少して口腔環境が整うことで、口臭の発生を抑える効果も期待できます。

ちなみに口内の健康は全身の健康と関連していて、虫歯を防ぐことで全身疾患のリスク低減にも間接的に寄与する可能性があります。

乳酸菌が含まれる食品

乳酸菌は、主に発酵食品から摂取することが可能です。
代表的なものにはヨーグルトや味噌、キムチや納豆、チーズやぬか漬けなどがあります。

これらはいずれもスーパーなどで簡単に購入できるものであり、調理の手間も少ないため、虫歯予防の一環として継続的に摂取しやすいです。

また食事だけで十分な量を摂取するのが難しい場合や、特定の菌株を効率良く摂取したい場合には、サプリメントや整腸剤などを採り入れるのもおすすめです。

効果的な乳酸菌の摂取方法について

虫歯予防として乳酸菌を摂取するのであれば、なるべく食後に摂取するようにしましょう。

乳酸菌の多くは胃酸に弱いため、空腹時よりも胃酸が薄まっている食後に摂取する方が摂取効率は良くなります。

また乳酸菌は口内を含む体内に定着しにくく、一定期間で体外に排出されてしまうため、一度に大量に摂るよりも毎日コツコツと続けることが大切です。

さらに、乳酸菌のエサとなる食物繊維やオリゴ糖を一緒に摂るシンバイオティクスという方法が推奨されています。

ただし乳酸菌を多く摂取しすぎると、脂質や糖質など乳酸菌以外の成分の過剰摂取につながる可能性があるため、バランスの良い食生活を心掛けてください。

この記事のおさらい

今回の記事のポイントは以下になります。

・特定の乳酸菌には、抗菌作用を持つ成分を産生して虫歯の原因菌の増殖を抑える効果がある
・悪玉菌が減少して口腔環境が整うことで、口臭の発生を抑える効果も期待できる
・乳酸菌はヨーグルトや味噌、キムチや納豆などから摂取できる
・乳酸菌は一定期間で体外に排出されてしまうため、一度に大量に摂るよりも毎日続けることが大切

以上のポイントはしっかりと押さえておきましょう!

新潟市西区周辺やJR越後線「寺尾駅」付近で歯科クリニック(歯医者さん)をお探しの方は、是非、ひらの歯科医院へお問い合わせ下さい!
万全の感染予防対策でお待ちしております。

【新潟の歯医者で歯周病治療】歯周病予防として採り入れたいブラッシングのバス法とは?

歯周病治療は、虫歯予防と同じく自宅で行うブラッシングが基本となります。
歯科クリニックで歯石除去などを受けることも大切ですが、ブラッシングがおろそかだと十分な予防はできません。
また歯周病予防として採り入れるべきブラッシングの方法に、バス法というものがあります。
今回はバス法の詳細について解説します。

バス法とは?

歯周病予防として採り入れるべきバス法は、歯ブラシの毛先を歯と歯茎の境目に対し45度の角度で当て、小刻みに振動させるブラッシング法です。

毛先を歯肉溝や歯周ポケット内に入れることで、歯周病の原因となるプラークを効果的に除去できます。
また歯茎付近を優しく刺激し、血行を促進する効果も期待できます。

さらに歯周病や歯肉炎の症状がすでに出始めている方であっても、バス法を採用することで症状の改善が見込めます。

バス法の具体的な方法

バス法における歯ブラシの持ち方はペングリップです。
ペングリップは、歯ブラシを強く握らず、鉛筆を持つように軽く握ることを指しています。

また歯ブラシの毛先を歯の向きに対して45度の角度で、歯と歯茎の境目に当てます。
このとき毛先を歯肉溝に入れた状態で、約2mm程度の小刻みな往復運動をさせます。

ブラッシングの範囲としては、一度に多くの歯を磨くのではなく、1~2本ずつ丁寧に磨くのがポイントです。
1ヶ所につき、10~20往復程度が目安です。

強く押し付けすぎると歯茎を傷つける可能性があるため、優しい力加減で行います。

バス法の注意点

歯周病予防の一環としてバス法を採り入れる場合、正しい角度と力加減をマスターしなければいけません。
そのため、ある程度練習は必要だと言えます。

またバス法だけでは、歯と歯の間の汚れを完全に落とすことは難しいです。
よりブラッシングの効果を高めるには、デンタルフロスや歯間ブラシとの併用が推奨されます。

さらにバス法を含むブラッシングについては自己流ではなく、歯科医師や歯科衛生士からの直接指導を受けることで、より効果的に実践できます。
ブラッシング指導を受けるためだけに歯科クリニックに通うことも可能であるため、ぜひ通院してください。

この記事のおさらい

今回の記事のポイントは以下になります。

・バス法は、歯ブラシの毛先を歯と歯茎の境目に対し45度の角度で当て、小刻みに振動させるブラッシング法
・バス法はペングリップで歯ブラシを持ち、歯を1~2本ずつ丁寧に磨くのがポイント
・ブラッシングは自己流ではなく、指導を受けることでより効果的に実践できる

以上のポイントはしっかりと押さえておきましょう!

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【新潟の歯医者・予防歯科】朝に2回ブラッシングを行うことのメリット

ブラッシングは、虫歯や歯周病を予防するにあたって基本中の基本と言える習慣です。
また朝起きて出勤・通学するまでの間にも、当然ブラッシングは行うべきですが、おすすめなのは朝に2回ブラッシングをする習慣をつけることです。
今回は、こちらの習慣におけるメリットについて解説します。

ブラッシングの効果を高められる

朝2回ブラッシングを行うことで、よりブラッシングの効果を高めることができます。

1回目のブラッシングを行うタイミングは、朝起きてすぐです。
就寝中は、口内の唾液の量が少なくなるため、細菌もかなり増殖しやすくなります。
そのため、すぐにうがいとブラッシングを行い、口内をキレイにする必要があります。

またその後朝食を摂りますが、朝食後は口内に食べカスが残ります。
この状態でそのまま家を出ると、1回目のブラッシングの効果が半減します。
このことから、朝食後に2回目のブラッシングをすることが望ましいです。

昼のブラッシングをカバーできる

朝2回ブラッシングを行うことで、昼のブラッシングをカバーできる可能性が高いです。

朝晩とブラッシングをしている方は多いかと思いますが、昼までブラッシングをしている方はなかなかいません。
勤務先や学校では、なかなかブラッシングをするタイミングや場所を確保できないことが多いからです。

また朝起きてすぐブラッシングをしてそこから磨いていないと、昼のブラッシングをしなかった場合、次に磨くのは夜になります。
これだと口内が酸性に傾いたり、プラークや歯石が形成されたりする可能性が高いため、注意が必要です。

誤嚥性肺炎を予防できる

誤嚥性肺炎を予防できることも、朝2回ブラッシングを行うことのメリットです。

朝食後のブラッシングのみを行い、朝起きてすぐのブラッシングを怠っているという方は少なくないかと思います。
しかし、起きてすぐもブラッシングをしなければ、就寝中に口内で増殖した細菌が朝食の際に肺の中に入り、誤嚥性肺炎を発症する可能性があります。

誤嚥性肺炎は、細菌が唾液や食べ物などと一緒に誤嚥され、気管支や肺に入ることで発症する疾患です。
高齢の方は、誤嚥性肺炎が原因で命を落とす危険性もあります。

この記事のおさらい

今回の記事のポイントは以下になります。

・朝起きてすぐ、朝食後の2回ブラッシングを行うことで、よりブラッシングの効果を高められる
・朝2回ブラッシングを行うことで、昼ブラッシングができないことを多少はカバーできる
・誤嚥性肺炎のリスクが低下することも、朝2回歯を磨くことのメリット

以上のポイントはしっかりと押さえておきましょう!

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【新潟の歯医者で虫歯治療】虫歯治療後に蕁麻疹が出ることはあるのか?

蕁麻疹は、皮膚の一部が蚊に刺されたように赤く盛り上がり、強いかゆみを伴う皮膚疾患です。
こちらはそこまで重篤な疾患ではありませんが、稀に虫歯治療を受けた後、蕁麻疹のような症状が見られることがあります。
今回は、虫歯治療後に蕁麻疹が出る原因やその対処法などについて解説します。

虫歯治療後に蕁麻疹が出る主な原因

虫歯治療で使用する銀歯の金属が原因で、蕁麻疹や湿疹が全身に現れることがあります。
特に銀歯の劣化に伴って溶け出した金属イオンに、身体が過敏に反応してアレルギー症状を引き起こすケースが見られます。

また虫歯治療に使用する麻酔薬に対して、ごく稀にアレルギー反応を起こす方がいます。
こちらは蕁麻疹やかゆみ、発疹や呼吸困難などの症状につながるおそれがあります。

さらに、虫歯の感染が重度で抗生物質が処方された場合、その薬に対するアレルギー反応として蕁麻疹が出ることもあります。
このような症状は、ペニシリン系などの抗生物質で稀に起こるものです。

歯の炎症による病巣感染によって蕁麻疹が出ることも

虫歯を発症しているにもかかわらず治療を受けずにいると、重度にまで症状は進行します。
またこちらが原因で、歯の根管に慢性的な炎症や膿が溜まる状態を病巣感染といいます。

そして病巣感染の感染源に対する身体の免疫反応が、離れた部位である皮膚に蕁麻疹や湿疹として現れることがあります。
この場合、虫歯治療を受けることによって病巣が改善されると、基本的には蕁麻疹も治ることが多いです。

虫歯治療後に蕁麻疹が出た場合の対処法

虫歯治療後に蕁麻疹の症状が見られる場合、まずは治療を受けた歯科クリニックに連絡し、蕁麻疹が出たことを伝えましょう。
こちらはアレルギーの原因物質を特定し、今後の治療方針を検討する必要があるからです。

またアレルギーが疑われる場合、パッチテストなどでアレルギーの原因となっている金属や薬剤などの物質を特定します。

さらに歯科クリニックと連携して、内科や皮膚科での診療が必要になることもあります。
特に呼吸困難を伴う重度の場合は、すぐに医療機関を受診しなければいけません。

この記事のおさらい

今回の記事のポイントは以下になります。

・虫歯治療時に詰めた銀歯にアレルギー反応を起こし、全身に蕁麻疹が出ることがある
・虫歯治療で使用する麻酔薬に対しても、アレルギー反応を示すことがある
・病巣感染の感染源に対する身体の免疫反応が、皮膚に蕁麻疹や湿疹として現れることがある
・虫歯治療後に蕁麻疹が出た場合はすぐ歯科クリニックに連絡し、検査を受ける必要がある

以上のポイントはしっかりと押さえておきましょう!

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【新潟の歯医者・予防歯科】虫歯と腹痛にはどのような関連性がある?

虫歯という名前を聞いたとき、ほとんどの方は“歯が痛くなる病気”というイメージを抱くことでしょう。
また、重度にまで進行した虫歯は口臭や膿などの症状も出ますが、意外な関係を持つ症状として腹痛が挙げられます。
今回は、虫歯と腹痛の関連性について解説します。

間食が虫歯や腹痛につながる

間食を多く摂取することで、虫歯のリスクは高まります。
なぜなら、食事をしている時間が長いほど口内が酸性に傾き、虫歯菌が活発に動くからです。

また間食は虫歯だけでなく、腹痛につながることもあります。

間食が多いということは、不規則な食事をしているということです。
場合によっては、夜間などに食事を摂っているケースもあります。
そのため、胃腸の負担が大きくなり、腹痛を引き起こしやすくなります。

消化の悪い食べ物も虫歯や腹痛を引き起こす

虫歯になりやすい食品としては、砂糖を含む甘いものや粘着性が高いものなどが挙げられます。

またこれらの食品は、言い換えれば消化が悪い食べ物です。
消化が悪い食べ物は、不規則な食事をしているときと同様に、消化器官への負担を大きくします。
その結果、腹痛につながります。

ちなみに甘いものや粘着性が高いもの以外にも、虫歯と腹痛、両方のリスクが高いものは存在します。

例えば脂っこい食べ物やラーメンなどの加工された炭水化物は、虫歯を引き起こしやすい上に、胃腸の粘膜に貼り付くことがあります。
こちらも腹痛を引き起こす原因の一つです。

虫歯と潰瘍性大腸炎について

虫歯の原因菌の一種であるミュータンス菌には、潰瘍性大腸炎のリスクを高めるという研究報告があります。

潰瘍性大腸炎は、大腸の粘膜に炎症や潰瘍が生じ、腹痛や下痢、血便などを引き起こす難病です。
腹痛は排便前や排便時に起こることが多く、重症化すると激しい痛みに変わることもあります。

ミュータンス菌は、血中に侵入し、腸で炎症を引き起こすことが示唆されています。
こちらが潰瘍性大腸炎を引き起こすメカニズムです。

ただし、潰瘍性大腸炎の根本的な原因は判明していません。
もちろん、虫歯を発症したからとって、必ずしも潰瘍性大腸炎を発症するとは限りません。

この記事のおさらい

今回の記事のポイントは以下の通りです。

・間食が増えると虫歯のリスクが高まるだけでなく、食事が不規則になって腹痛も引き起こしやすい
・虫歯になりやすい食べ物は消化が悪く、胃腸に負担をかけやすい
・虫歯の原因菌の一種であるミュータンス菌には、潰瘍性大腸炎のリスクを高めるという研究報告がある

以上のポイントはしっかりと押さえておきましょう!

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【新潟の歯医者でホワイトニング】ホワイトニング直後の味噌汁の食べ方

味噌汁は、日本食の代表的な汁物です。
朝昼晩問わず、毎日のように味噌汁を食べるという方も少なくないでしょう。
しかし、ホワイトニング直後は着色のリスクがあるため、色が濃い味噌が含まれる味噌汁の食べ方は工夫すべきです。
今回は、具体的な食べ方を中心に解説します。

時間を置く

ホワイトニング直後は、基本的に味噌汁を食べるべきではありません。
施術を受けたばかりの歯は、通常よりも着色に敏感になっているからです。

具体的には、オフィスホワイトニングの場合、施術後24~48時間は味噌汁を摂取しないようにしましょう。
またホームホワイトニングの場合は、施術後2~3時間を目安に摂取を避けます。

ちなみに、施術から1週間程度は、歯の再着色が起こりやすい時期に含まれます。
そのため、この時期は以前より味噌汁の摂取量を減らすことが大切です。

味噌の種類を工夫する

ホワイトニング直後に味噌汁を食べる場合、使用する味噌の種類も工夫すべきです。

味噌汁に使用される味噌は、基本的に赤味噌と白味噌の2種類に分かれます。
赤味噌はとても色が濃く、ホワイトニング後の後戻りを引き起こす可能性が極めて高いです。

一方、白味噌は赤味噌と比べて色が薄いため、着色のリスクを抑えられます。

ただし、前述の通り施術直後のもっともデリケートな期間は避けることをおすすめします。

他の汁物で代用する

味噌汁はホワイトニング後の歯との相性が悪いです。
そのため、食事の際に汁物を食べたいという方は、他の料理で代用することも考えましょう。

例えば、色が付いていない透明なコンソメスープは、ホワイトニング直後でも問題なく食べられる可能性が高いです。
またジャガイモを使用した白いビシソワーズなども、色戻りのリスクを抑えられます。

毎日味噌汁を食べてきた方にとって、これらの汁物を摂取するのは違和感があるかもしれませんが、着色しやすい時期だけでも代用品で乗り切ることが大切です。

ただしスープ自体の色が薄いからといって、食材に色の濃いものを使用しては意味がありません。
緑黄色野菜などは、野菜の色素が着色を引き起こす可能性があるため、注意してください。

この記事のおさらい

今回の記事のポイントは以下になります。

・ホワイトニング直後は、基本的に味噌汁を食べるべきではない
・赤味噌はとても色が濃く、ホワイトニング後の後戻りを引き起こす可能性が極めて高い
・色が付いていない透明なコンソメスープは、ホワイトニング直後でも問題なく食べられる
・ジャガイモを使用した白いビシソワーズも、色戻りのリスクを抑えられる

以上のポイントはしっかりと押さえておきましょう!

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【新潟の歯医者で虫歯治療】虫歯の部分を指で触るデメリット

虫歯を発症したとき、多くの方はその部分の痛みや形状の変化などが気になります。
また気になるあまり、つい指で触って確認してしまうという方も多いですが、こちらは基本的にはしてはいけない行動です。
今回は、虫歯の部分を指で触ることによる主なデメリットについて解説します。

細菌感染のリスクが高まる

人の手には、目に見えない多くの細菌が付着しています。
頻繁に手を洗っていても、細菌が付着している状態の方が圧倒的に多いです。

特にスマホをよく触る方は、画面に付着した汚れが手に移り、細菌がついたままの状態になることが多いです。

またこのような状態の手で虫歯の穴や歯茎の炎症部分などを触ると、細菌が患部に侵入し、炎症が悪化したり化膿したりする可能性があります。
虫歯を発症した場合は、このような悪化の原因になる行動をなるべく避けなければいけません。

痛みが悪化する

虫歯の部分の痛みが気になるからといって、何度も指で触ってしまうと、かえって痛みが悪化することがあります。

虫歯になっている歯は、外部からの刺激にとても敏感になっています。
そのため、少し指で触れただけでも患部が刺激され、痛みが強くなることがあります。

特に、中程度以降にまで進行している虫歯の場合は注意が必要です。
虫歯は歯の外側にある硬い層のエナメル質から、少しずつその内部の象牙質へと進行していきます。

また症状がひどい場合、象牙質が露出してしまうことがありますが、この部分は極めて刺激に弱い部分です。
ここを指で触ってしまうと、耐え難いほどの激痛を伴うことが考えられます。

歯が欠けたり折れたりする

虫歯を指で触ると、歯が欠けたり折れたりするリスクも高まります。

虫歯になった歯は、歯の構造が弱い状態になっています。
つまり、健康な天然歯と比べて脆いということです。

このような歯を何度も触ることで圧力がかかり、欠けたり折れたりする原因になります。

特に重度にまで進行している虫歯は、歯の大部分が酸によって溶けてしまっているため、力を入れなくても破損することがあります。
一度折れたり欠けたりした天然歯は、二度と元に戻ることはありません。

この記事のおさらい

今回の記事のポイントは以下になります。

・人の手には見えない細菌が多く付着しているため、虫歯を指で触ると細菌感染が起こりやすくなる
・虫歯は外部の刺激に敏感であるため、指で触ると痛みが強くなる可能性がある
・虫歯になった歯は構造が弱く、指で触ると欠けたり折れたりするリスクが高まる

以上のポイントはしっかりと押さえておきましょう!

新潟市西区周辺やJR越後線「寺尾駅」付近で歯科クリニック(歯医者さん)をお探しの方は、是非、ひらの歯科医院へお問い合わせ下さい!
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【新潟の歯医者で歯周病治療】アロエが持つ歯周病予防効果とは?

歯周病は年齢や性別に関係なく、誰もが発症のリスクを抱えている口腔疾患の一つです。
特に中高年に差し掛かると発症リスクが高まるため、若いうちからしっかりと予防しておかなければいけません。
また歯周病予防効果を持つ食品の一つに、アロエがあります。
今回は、アロエの概要と歯周病予防効果の詳細について解説します。

アロエの概要

アロエは、アロエ属に分類される多肉植物の総称です。
非常に種類が多く、原産地である南アフリカを中心に、世界中で500種類以上が分布しているといわれています。

代表的なアロエの種類には、葉肉が分厚いアロエベラ、歯が細長いキダチアロエなどがあります。

またアロエは古くから“医者いらず”と称され、食用だけでなく薬用の植物としても重宝されています。

アロエが持つ歯周病予防効果

アロエには抗炎症作用や抗菌・殺菌作用、抗酸化作用などがあります。

アロエに含まれる成分は、歯茎の炎症や痛みを軽減し、歯周病による歯茎からの出血を減らす効果も報告されています。

またアロエベラに含まれるアントラキノンなどの成分は、歯周病の原因となる細菌が増殖するのを抑えます。

さらに、アロエ入りのマウスウォッシュを使用することで、プラークが減少することが研究で示されています。

ちなみに、アロエの抗酸化作用は、歯周病の進行を抑え、歯茎の組織を健康に保つ助けになります。

歯周病予防としてアロエを摂取する際の注意点

アロエは主にヨーグルトなどで摂取することが可能ですが、砂糖が多く含まれたアロエヨーグルトはかえって口内環境を悪化させてしまうため、注意が必要です。

また歯周病の治療は、まず歯科医師の診断と専門的なクリーニングを受けるのが基本です。
そのため、アロエだけに限らず、必ず歯科医師の指導に従ってください。
アロエの過剰摂取は、腹痛や下痢につながることがあります。

さらにアロエに対する感受性が強い方は、口内での使用によってかゆみや発疹、蕁麻疹などのアレルギー症状を引き起こす可能性があります。
使用開始後に口内の刺激や違和感を覚えた場合、ただちに使用を中止し、歯科医師に相談することが重要です。

この記事のおさらい

今回の記事のポイントは以下になります。

・アロエは、アロエ属に分類される多肉植物の総称
・アロエには抗炎症作用や抗菌・殺菌作用、抗酸化作用などの歯周病予防効果がある
・砂糖が多いアロエヨーグルトは、かえって口内環境を悪くするおそれがある
・アロエによって口内のかゆみや発疹、蕁麻疹などが出る可能性がある

以上のポイントはしっかりと押さえておきましょう!

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【新潟の歯医者でホワイトニング】ホワイトニングで歯の根元が白くなりにくいのはなぜ?

ホワイトニングを行う際は、誰もが歯列全体を自然な白さにしたいと考えます。
しかし、場合によってはうまくホワイトニングの効果が得られない場合もあります。
特に、歯の根元は他の部分に比べて白くなりにくい傾向にあります。
今回は、なぜ歯の根元のホワイトニング効果が薄いのかについて解説します。

歯の構造上の問題

歯の根元がうまく白くならないのは、歯の構造上の問題が関係しています。

歯の表面を覆う硬い素材であるエナメル質は、歯の先端部分に比べて根元が極端に薄くなっています。
そのため、エナメル質の下にある象牙質の色が透けて見えるため、ホワイトニングを受けても黄ばんでいるような印象になりやすいです。

ホワイトニングは、あくまでエナメル質に薬剤を作用させて歯を白くする施術です。
象牙質の色は元々黄色いですが、それまで薬剤で白くすることはできません。

ホワイトニングの薬剤が届きにくい

ホワイトニングの薬剤が届きにくいことも、歯の根元が白くなりにくい理由の一つです。

歯科クリニックで行うオフィスホワイトニングでは、薬剤を塗布する際に歯の根元までしっかり塗れないことがあります。

またホームホワイトニングにおいても、マウスピースが歯の根元に密着しなければ薬剤が均等に行き渡らず、ムラが出やすくなります。

もちろん、オフィスホワイトニングはプロが行う施術ですし、ホームホワイトニングでも患者さんの口内にピッタリのマウスピースが使用されます。
それでも、他の部分に比べて歯の根元が染まりにくいことは事実です。

歯石の付着

ブラッシングで除去できなかったプラークが硬化すると、歯石が形成されます。
また歯石は、歯の根元に付着するケースが多く見られます。
こちらは、ブラッシングによってプラークが十分に除去されないことが多いからです。

このような歯石が付着した部分は、その上からホワイトニングを行っても白くなりません。
歯石そのものが歯を黄ばませる原因であるため、まずは歯石を除去しなければいけません。

ただし、歯科クリニックで行うホワイトニングの前には、クリーニングやスケーリングなど歯石を除去する施術が行われるのが一般的です。

この記事のおさらい

今回の記事のポイントは以下になります。

・ホワイトニングで歯の根元がうまく染まりにくいのは、エナメル質が薄くその下の象牙質が透けるから
・歯の根元はホワイトニングの薬剤が届きにくく、他の場所に比べて漂白効果を得にくい
・歯石が付着している状態でも、歯の根元はホワイトニングの効果が出にくい

以上のポイントはしっかりと押さえておきましょう!

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【新潟の歯医者・予防歯科】家族で虫歯予防を行う場合のポイント

家族で生活する方々は、全員で虫歯予防を意識することが望ましいです。
その方が各々モチベーションは高まり、より虫歯を予防しやすくなるからです。
では家族で虫歯予防を行う場合、どのようなポイントを意識すれば良いのでしょうか?
今回はこちらの点について解説します。

虫歯菌の家族内感染を防ぐ

家族で生活する場合、虫歯菌の家族内感染が起こる可能性があります。
そのため、まずはこちらを防ぐための対策を取るべきです。

例えば、食器の共有は避けなければいけません。
親御さんが使ったスプーンや箸、コップなどを子どもが使用してしまうと、親御さんから子どもへ虫歯菌がうつってしまうことがあります。

また親御さんが噛み砕いたものを食べ与えたり、熱い食べ物を息で冷まして与えたりすることも、唾液を介して虫歯菌をうつす原因になるため、控えるべきです。

もちろん、口元へのキスなども避けなければいけません。

適切なブラッシングの習慣を身に付ける

家族で虫歯予防を行う場合、それぞれが適切なブラッシングの習慣をマスターする必要があります。
具体的には、親御さんが適切なブラッシングを実践し、それを子どもに真似させることが重要です。

ブラッシングは、毎食後と就寝前に実施するのが望ましいです。
特に就寝前は唾液の分泌量が減少するため、この時間帯のブラッシングは丁寧に行いましょう。

またフッ素入りの歯磨き粉を使用することで、歯の再石灰化を促し、歯を強くする効果が期待できます。

さらに、歯ブラシだけだと届きにくい歯と歯の間は、フロスや歯間ブラシを使って丁寧に清掃することが大切です。

食生活を見直す

家族での虫歯予防では、親御さんが食生活を見直し、同じような食生活を子どもにも実践させることが求められます。

例えば親御さんがよく間食を摂っていると、子どもも同じように間食をしてしまいがちです。
こちらは口内が酸性に傾く時間が長くなり、虫歯のリスクを高めるため、ダラダラと食べてしまわないように注意が必要です。

また甘いものをなるべく控えることや、よく噛んで食べることなども、親御さんが実践して子どもにお手本を見せなければいけません。

この記事のおさらい

今回の記事のポイントは以下になります。

・家族で虫歯予防を行う場合、食器などの共有による家族内感染を避けなければいけない
・親御さんは適切なブラッシングの方法を身に付け、それを子どもにも実践させる必要がある
・間食を控えたり、ダラダラ食べをやめたりと、食生活の改善を家族で行うのも大切

以上のポイントはしっかりと押さえておきましょう!

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