少しづつ感染のペースが落ちては来ていますがまだまだ油断できる状況ではない今日この頃。。
人から人への接触感染、空気中に滞留する、物を介する事もできる。。。
なかなか厄介です。
実は患者様と術者(歯科医師、歯科衛生士)の感染に関しては医院側の管理の比重が高くなります。
・飛沫を飛ばさない事→二重マスク、フェイスガードの使用
・接触しない事→新しい手袋の使用、清潔域不潔域の区別
・治療事の飛沫をまきあげない事→口腔外バキューム(フリーアーム)の使用、治療後のユニットの消毒
・口腔内のウイルスを減らして治療する事→治療前のうがい
などなど多々できることをしております。
難しいのが「患者様同士の感染を減らす事」
・とにかく一緒の空間にいない事→待合室で待つ時間をなくす事、個室診療
・一緒の空間をこのウイルスがいない状態に近づける事→とにかく喚起、空気の循環
・同じ物質を触らない事→接触するもののこまめな消毒(自動精算機、階段の手すりなど)
・ウイルスがいる方を近づけない事→毎回検温していただく
ここには書ききれない対策を実施しています。
もちろん、完璧はあり得ません。それだけ怖いウイルスですので。。
家から出た瞬間、もしくは家から出た方との接触で感染リスクはあります。
だからこそ、できることをやろう。
という事で、、、
治療前にはうがいをしてもらいます。
いい匂いします。すっきりします。もちろんウイルスの不活化効果あります。
口の中に入れる滅菌できない機器には使い捨てのビニール巻きます。
もちろん、患者様が使うエプロン、紙コップ、タオルは新しいものです(当たり前ですがこの前質問されたので。。。)
この先ずっとウイルスとの感染対策は続くでしょう。。(実は歯科は以前から感染対策は得意な科目なので、慣れている事が多いのですが。。)
でも心配しながら治療を受ける事自体がいちばんの被害です。。
治しに来てるのに心配。。
ただでさえ怖いとこなのに。。
なるべく心配なお気持ちを軽減できる努力を続けていきたいと思います。
今だけではなく、これからもずっと。。。