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【新潟の歯医者で歯周病治療】歯周病と免疫力の関係について

歯周病の主な原因は、口内に残存した食べカスやプラーク、歯石に含まれる細菌です。
そのため、丁寧にブラッシングをしていれば予防できる可能性が高いです。
しかし、免疫力が低下していると、どうしても歯周病のリスクが高まってしまいます。
今回は、歯周病と免疫力の関係を中心に解説します。

免疫力低下が歯周病に与える影響

冒頭で少し触れたように、免疫力が下がると口内にある多数の細菌のバランスが崩れ、歯周病菌が優位になります。
そのため、歯周病の発症リスクが高まります。

また歯周病菌の力が強まることにより、歯を支える歯槽骨という骨が破壊され、進行が早まることも考えられます。

さらに、身体全体の免疫機能が低下すると、風邪などの感染症にもかかりやすくなります。
風邪で体調を崩すと、口内のケアがおろそかになり、歯周病の発症や進行につながりやすいです。

歯周病が免疫力に与える影響

先ほどのケースとは逆で、歯周病を発症することにより、免疫力に影響が出ることもあります。

歯周病を発症すると、口内では慢性的な歯茎の炎症が見られることになります。
このとき発生する炎症性物質は、全身に広がって免疫機能のバランスを崩します。

また免疫システムが長期間にわたって活性化すると、本来攻撃すべきではない物質まで攻撃してしまうことがあります。
こちらは免疫寛容の破綻と呼ばれるものです。

つまり、歯周病を発症している期間が長ければ長いほど、体調など全身の状態に悪影響を及ぼしやすくなるということです。

免疫力を向上させるには?

歯周病によって低下した免疫力を向上させるには、食事でカラフルな野菜や果物、良質なタンパク質などを摂取しなければいけません。
納豆やヨーグルトなど、発酵食品を積極的に摂るのもおすすめです。

また質の良い睡眠は免疫細胞の働きを活性化させ、感染症のリスクを低減させます。

さらに、ウォーキングなどの有酸素運動は、免疫細胞の循環を促して免疫力を高めます。

ちなみに、免疫力の低下にはストレスも関係しています。
そのため瞑想やヨガ、深呼吸などでストレスを軽減し、自律神経のバランスを保つことも大切です。

この記事のおさらい

今回の記事のポイントは以下になります。

・免疫力が下がると口内にある多数の細菌のバランスが崩れ、歯周病菌が優位になる
・歯周病のとき発生する炎症性物質は、全身に広がって免疫機能のバランスを崩す
・歯周病を発症している期間が長ければ長いほど、免疫寛容の破綻が起こりやすくなる
・免疫力を向上させるには食事や睡眠、運動やストレス解消を意識すべき

以上のポイントはしっかりと押さえておきましょう!

新潟市西区周辺やJR越後線「寺尾駅」付近で歯科クリニック(歯医者さん)をお探しの方は、是非、ひらの歯科医院へお問い合わせ下さい!
万全の感染予防対策でお待ちしております。

【新潟の歯医者で虫歯治療】歯科クリニックの予約におけるポイント

歯科クリニックは、基本的に予約を取らなければ治療を受けることができません。
飛び込みに対応しているところもありますが、その場合はかなり待ち時間が長くなる可能性があります。
今回は、歯科クリニックの予約を取るタイミングや、予約前に行っておくべき準備などについて解説します。

歯科クリニックの予約を取るタイミングは?

歯科クリニックの予約は、一般的に来院を希望する日の2週間前、遅くても1週間前までには入れておくべきです。
こちらは、一般的な虫歯治療などを受けたい場合です。

また矯正治療やインプラント治療など、治療に時間がかかるケースについては、できる限り早い段階で予約を入れるのが望ましいです。

もちろん痛みや出血などの症状がひどい緊急の場合は、すぐに歯科クリニックに連絡し、予約を取らなければいけません。
歯科クリニックの都合さえ良ければ、可能であれば予約を入れた翌日には通院したいところです。

電話予約をする時間帯や曜日は?

歯科クリニックの予約を取る際、なるべく電話がつながりやすい時間帯や曜日を狙うのがポイントです。

例えば診療時間内であっても、午後の診療開始直後や終了間際は電話がつながりやすく、スムーズに予約が取れる可能性が高いです。
歯科クリニックによっては、診療開始直前でも電話がつながることがあります。

逆に休み明け(特に月曜日)や平日の夕方以降は混雑しやすいため、なかなか予約が取れないことがあります。
月曜日は、休診日に来られなかった患者さんが多く訪れますし、平日の夕方以降は仕事帰りに通院する方が多くなります。

歯科クリニックの予約を取る前の準備は?

歯科クリニックに予約の電話を入れる前には、伝える内容をまとめておくことが大切です。
例えば来院を希望する目的や具体的な症状、日時などをまとめておくことで、スムーズに予約が取れます。

また初診の場合は問診票への記入が必要になるため、保険証などの必要な書類はあらかじめ用意しておきましょう。

さらに、歯科クリニックから予約変更やリマインドの連絡があることも考えられる為、正確な電話番号やメールアドレスを伝えられるようにしておきます。

この記事のおさらい

今回の記事のポイントは以下になります。

・歯科クリニックの予約は、来院を希望する日の2週間前~1週間前までには入れておくべき
・矯正治療やインプラント治療などは、もっと早い段階で予約すべき
・午後の診療開始直後や終了間際は電話がつながりやすく、スムーズに予約が取れる可能性が高い
・歯科クリニックに予約の電話を入れる前には、伝える内容をまとめておくことが大切

以上のポイントはしっかりと押さえておきましょう!

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【新潟の歯医者で歯周病治療】歯周病治療の搔爬とは一体何なのか?

歯周病を患っている方は、歯科クリニックで治療を受けなければいけません。
また歯周病治療として行われるものに“搔爬”というものがあり、こちらは大きく分けて2つの種類があります。
今回は、歯周病治療として行われる搔爬の概要とその種類、総合的なメリットについて解説します。

非外科の搔爬について

搔爬(そうは)は、歯周ポケットに溜まった歯石やプラーク、感染して炎症を起こした歯茎の組織などについて、スケーラーという器具でかき出して取り除く治療法です。

一般的なものは、非外科の歯周ポケット搔爬術であり、こちらは歯周ポケットの汚れや炎症を起こした歯茎を除去し、歯の根面をキレイにすることを目的としています。

また方法としては、局所麻酔を行った後、スケーラーという器具で歯周ポケットの奥にある汚れを直接取り除きます。
歯茎の切開を伴わない非外科的な処置であり、比較的歯周病の進行度合いが軽度の場合に行われます。

歯肉剥離搔爬術

歯肉剥離搔爬術も、歯周病治療における搔爬の一つです。
こちらは通常の搔爬では除去しきれない、さらに深部にある歯石やプラークを除去し、歯周病の再発を防ぐことを目的に行われます。

歯茎を一時的に切開し、歯根を露出させることで、歯根の汚れや歯周病に侵された組織を直接目視しながら除去します。

歯茎を切開する外科的治療のため、より奥深くの治療が可能となり、歯周病が重症化している場合に選択されます。

歯周病における搔爬のメリット

歯周ポケットが深くなる原因は、そこに溜まった歯石やプラーク、感染組織などです。
そのため、搔爬を行うことにより、さらに歯周病が悪化してしまうのを防ぐことができます。

また重度の歯周病であっても、搔爬によって歯を残せる可能性があります。
一度抜歯した天然歯は元には戻らないため、なるべく歯を残せる可能性を残すことが大切です。

ただし、搔爬を受けたことにより、歯茎が下がって歯の根っこが露出します。
こちらは、審美的な問題につながることがあります。

さらに歯の根っこはエナメル質が存在しないため、搔爬後は冷たいものなどがしみる知覚過敏を起こしやすいです。

この記事のおさらい

今回の記事のポイントは以下になります。

・搔爬(そうは)は、歯周ポケットに溜まった歯石やプラーク、感染して炎症を起こした歯茎の組織などを除去する治療
・歯周ポケット搔爬術は非外科による搔爬の方法
・歯肉剝離搔爬術は、外科的治療を伴う搔爬の一種
・搔爬は歯周病の進行を防ぎ、天然歯を残せる可能性を高められる

以上のポイントはしっかりと押さえておきましょう!

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【新潟の歯医者・歯科口腔外科】口内炎と塩分の関係性について

口内炎を引き起こすと、頬の内側などの粘膜が炎症を起こし、潰瘍と呼ばれる状態になります。
潰瘍は、粘膜が深く傷つき、その下の組織がえぐられるというものです。
こちらが痛みを引き起こす主な原因ですが、こちらの痛みは塩分と深い関係があります。
今回は、口内炎と塩分の関係性を中心に解説します。

口内炎の痛みを増幅させる塩分

塩分は、口内炎の症状がある方にとって天敵とも言えるものです。

例えば味の濃いものを食べると、口内炎の部分が刺激され、非常に強い痛みが生じることがあります。
具体的には醤油系の濃いソース、塩辛いスナック、漬物といった食べ物です。

また塩分が強い調味料には、刺激も強いものが多いです。
酸味があるソースやケチャップ、唐辛子などの香辛料については、塩分が強い上に刺激も加わるため、口内炎を悪化させる可能性が高いです。

塩水で口内炎の症状を改善できる?

塩分は、基本的に口内炎がある方にとって良くないものですが、実は塩分で口内炎の症状を改善できる可能性もあります。
こちらは、薄い塩水でうがいをするという方法です。

具体的には、ぬるま湯に小さじ1程度の塩を溶かし、口をすすぐことで殺菌効果が期待できます。
この塩水の割合は、体液と同じ塩分濃度が目安になっています。

ただし塩分が濃すぎると逆効果になり、痛みが増す可能性があるため、塩の入れすぎには注意が必要です。
また、お湯が熱すぎても口内炎を悪化させるおそれがあります。

食事で心掛けるべき味以外の注意点

口内炎がある場合の食事では、塩分が多いものをなるべく避け、刺激が少ないものを選ぶべきです。

またそれ以外では、熱すぎる食事を避けたり、ビタミンを補ったりすることが大切です。
食事は体温に近い温度まで冷ましてから食べ、ビタミンB群やビタミンCを補給できるようにしましょう。

ビタミンの不足が口内炎の原因になることは多いため、意識して摂取することをおすすめします。

ちなみにビタミンB群はレバーやうなぎ、納豆などの食べ物に多く含まれます。
ビタミンCについては、パプリカやブロッコリー、レモンやキウイなどから摂取しやすいです。

この記事のおさらい

今回の記事のポイントは以下になります。

・塩分が強い食べ物は、口内の刺激となって口内炎の症状を悪化させる可能性がある
・刺激が強い調味料も、塩分が強いケースが多いためなるべく控えるべき
・薄い塩水でうがいすることで、口内炎の症状を改善できる可能性がある
・口内炎の方は熱い食事を避け、ビタミンB群やビタミンCを積極的に摂るのが大事

以上のポイントはしっかりと押さえておきましょう!

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【新潟の歯医者・予防歯科】虫歯予防としてシリアルを食べるメリット・デメリット

虫歯予防の取り組みの一つに、食生活の改善が挙げられます。
やはり甘いものややわらかいものなどばかり食べていたり、お酒ばかり飲んでいたりすると、必然的に虫歯の発症リスクは高まります。
今回は、虫歯予防としてシリアルを食べるメリット・デメリットについて解説します。

シリアルの概要

シリアルとは、トウモロコシや米、小麦やオーツ麦といった穀物を加熱・加工して食べやすくした食品全般を指しています。

牛乳やヨーグルトをかけて朝食に食べられることが多いコールドシリアル、温めて食べるホットシリアルに大別され、コーンフレークやグラノーラなどが代表的です。

ホットシリアルには、オーツ麦を蒸してから押しつぶして作るオートミールがあります。
またあまり知られていませんが、オーツ麦やナッツ、ドライフルーツなどを混ぜ合わせたものはミューズリーと呼ばれます。

虫歯予防としてシリアルを食べるメリット

シリアルを虫歯予防の一環として食べるメリットには、やはり手軽に栄養素を摂取できるという点が挙げられます。

シリアルは牛乳やヨーグルトとあわせて食べることが多いため、歯の主成分であるカルシウムを豊富に採り入れることができます。
また忙しい朝であっても簡単に準備でき、ビタミンなどを摂取できるという点も魅力です。

さらに、シリアルには白米よりも多くの食物繊維が含まれています。
食物繊維には酸の生成を抑制したり、唾液の分泌を促進したりといったさまざまな虫歯予防効果が期待できます。

ちなみにシリアルは栄養バランスも良いため、他の食品で栄養を補う手間が省けるのも嬉しいポイントです。

虫歯予防としてシリアルを食べるデメリット

多くのシリアルには、砂糖やシロップ、ドライフルーツといったものが多く含まれています。
これらの甘いものは虫歯菌の栄養となり、酸を生成します。

チョコレートやケーキなどを食べる場合よりはまだマシですが、しっかりブラッシングしなければかえって虫歯のリスクは高まってしまいます。

またシリアル単体で摂取する場合、ビタミンCやタンパク質などは不足しがちになるため、あくまで乳製品とあわせることが大切です。

この記事のおさらい

今回の記事のポイントは以下になります。

・シリアルはトウモロコシや米、小麦やオーツ麦といった穀物を加熱・加工して食べやすくした食品
・シリアルはカルシウムやビタミン、食物繊維などの歯に良い栄養素を手軽に摂取できる
・シリアルには砂糖が含まれることが多く、しっかりブラッシングをしなければ虫歯のリスクが高まる

以上のポイントはしっかりと押さえておきましょう!

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【新潟の歯医者・予防歯科】虫歯予防におけるビタミンAの役割とは?

虫歯予防に欠かせない習慣の一つに、栄養素を意識した食生活の改善が挙げられます。
さまざまな栄養素を摂取しなければ、効率的に虫歯を予防することはできません。
また虫歯予防に必要な栄養素として、ビタミンAが挙げられます。
今回は、ビタミンAがどのような役割を果たすのかを中心に解説します。

ビタミンAの虫歯予防効果

ビタミンAは、歯の表面を覆っているエナメル質の発育に効果を発揮します。
適切なビタミンAの摂取はエナメル質を強化し、虫歯に強い歯をつくり上げてくれます。

またビタミンAは唾液の分泌を促し、口の中を潤すことによって細菌の増殖を抑え、虫歯の原因となる酸の蓄積も防ぎます。

さらに、ビタミンAは口内の粘膜や歯茎を健康に保ち、炎症を抑えて歯茎の再生を助ける効果もあります。
つまり虫歯予防だけでなく、歯周病予防を行う場合にも欠かせない栄養素だということです。

ビタミンAが多く含まれるもの

ビタミンAはさまざまな食品に含まれているため、決して摂取するのが難しい栄養素ではありません。

まず動物性食品としては、レバーやうなぎ、卵やバターなどに多く含まれています。
植物性食品では、ニンジンやカボチャ、ホウレンソウといった緑黄色野菜における含有量が多いです。

特に緑黄色野菜は、他のビタミンなど虫歯予防に最適な栄養素が多く含まれているため、積極的に摂取することをおすすめします。

ビタミンAを摂取する際のポイント

ビタミンAを虫歯予防の一環として摂取する場合、油と一緒に調理することが望ましいです。
なぜなら、ビタミンAは脂溶性ビタミンであり、油とあわせることで摂取効率がアップするからです。

ただし、ここでいう“油と一緒に調理する”とは、あくまで炒め物などを指しています。
揚げ物については、あまりおすすめできません。

揚げ物は油分だけでなく、衣に多く使われる炭水化物(糖質)も含まれるため、虫歯菌のエサになりやすく、口内も酸性化しやすくなります。
また揚げ物に含まれるトランス脂肪酸などの油分は、消化不良を引き起こし、虫歯予防に効果的な栄養素の吸収を妨げる可能性もあります。

この記事のおさらい

今回の記事のポイントは以下になります。

・ビタミンAは歯のエナメルの強化、口内への酸の蓄積防止、口内粘膜の健康維持といった効果がある
・ビタミンAはさまざまな動物性食品、植物性食品に含まれる
・特に緑黄色野菜は、虫歯予防に効果的な他のビタミンなども豊富なためおすすめ
・ビタミンAは脂溶性ビタミンであるため、油と一緒にすると摂取効率が上がる

以上のポイントはしっかりと押さえておきましょう!

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【新潟の歯医者・予防歯科】奥歯の裏のケアが難しい理由

奥歯は数ある歯の中でも、磨き残しが出やすいことで有名です。
特に奥歯の裏側は、食べカスやプラークが残ってしまい、虫歯や歯周病のリスクが高まりやすいため、注意が必要です。
今回は、奥歯の裏のケアが難しい理由、正しいブラッシングの方法などについて解説します。

奥歯の裏のケアが難しい理由とは?

奥歯の裏で磨き残しが発生しやすいのは、構造が複雑だからです。
具体的には、口腔内の形状や頬粘膜、筋肉などの状態を含めて奥歯の裏という扱いになるため、なかなか徹底的にケアができません。

また奥歯の裏は、通常の鏡ではその汚れ具合を確認できません。
舌で触ることにより、ある程度プラークの付着具合はわかりますが、目で確認できないことからどうしても汚れが残りやすくなります。

さらに、奥歯の裏側は、虫歯や歯茎の炎症など病的な状態が隠れてしまいやすいです。
そのため、気付いたら虫歯を発症しているというケースも多いです。

奥歯の裏の正しいケアの方法

奥歯の裏は、通常通りの磨き方ではなかなか汚れを落としきれません。
また裏の磨き方を知るには、まず奥歯の磨き方を知る必要があります。

奥歯をブラッシングする際は、まず口を大きく横に開け、歯ブラシの毛先が奥歯にしっかり当たるようにしなければいけません。
頬の筋肉が張る場合は、少し口を閉じて歯ブラシの柄で唇の端を軽く引っ張るようにすると、ブラッシングしやすくなります。

こちらを踏まえた上で奥歯の裏を磨く際は、歯ブラシの毛先を利用し、斜め上に立てるようにして磨きます。
歯ブラシの毛先を歯の根元にしっかり当てるように意識しましょう。

奥歯の裏のケアをしやすくする方法

奥歯の裏をしっかりケアしたいという方には、まずデンタルミラーの購入をおすすめします。

デンタルミラーは、歯科クリニックで使用される細い持ち手の先に小さく丸い鏡がついているものです。
洗面台の鏡などでは、奥歯の裏がほとんど見えませんが、デンタルミラーがあれば奥歯の裏をしっかり視認できる可能性があります。

また歯ブラシについては、なるべくヘッドが小さいものを選びましょう。
毛束が1つになっているワンタフトブラシでも構いません。

この記事のおさらい

今回の記事のポイントは以下になります。

・奥歯の裏は構造が複雑であり、鏡でチェックできないため磨き残しが発生しやすい
・奥歯の裏側では、気が付いたら虫歯を発症しているケースも多い
・奥歯の裏をブラッシングする際は、歯ブラシの毛先を利用し、かき出すように汚れを除去するのがポイント
・奥歯の裏のケアにはデンタルミラーやヘッドが小さい歯ブラシが便利

以上のポイントはしっかりと押さえておきましょう!

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【新潟の歯医者で虫歯治療】歯科検診で耳にするさまざまな記号の意味とは?

学校などで歯科検診を受けた方の中には、検診中歯科医師が発する「A〇」「B〇」といった言葉を聞いたことがある方もいるかと思います。
こちらは、歯科検診の表に記載されることもある記号です。
では、〇や/(斜線)、Cといった記号や文字には、一体どのような意味があるのでしょうか?

歯科検診における〇の意味

歯科検診において「A〇」などと言われたときの〇は、過去に虫歯治療を受けている歯、もしくは治療している最中の歯を意味しています。

かつて虫歯と呼ばれた症状を治療した歯ということを明確に示すための記号であり、歯科検診で〇と言われた歯は基本的に問題ないと考えて大丈夫です。

歯科医師は歯のプロフェッショナルであるため、口内を検査したとき、当然治療済の歯はのかそうでないのかはすぐにわかります。

歯科検診における/の意味

歯科検診の表に記載される/の意味は、健康な歯です。
細かくいうと、過去一度も虫歯になったことがなく、また一度も治療を受けたことがない健全な状態の歯を指しています。

歯科検診を受ける際は、“健全”という言われ方をすることもあります。
例えば「A健全」「B健全」といった感じです。

歯科検診では、こちらの/がもっとも多いことが望ましいです。
もちろん、健康な口内環境をキープし続けている方は、歯科検診の結果すべての歯が/になる可能性もあります。

歯科検診におけるCの意味

歯科検診でCと言われた箇所については、虫歯を発症していることを意味しています。
Cは、Caries(虫歯)の頭文字を表しています。

またCの後に続くアルファベットや数字との組み合わせにより、虫歯の進行度が変わってきます。

CO(シーオー)は、歯の表面が白濁するなどの初期虫歯を指し、C1はエナメル質が溶け始め少し歯に穴が開いた状態です。

C2は虫歯が象牙質にまで進行した中程度の虫歯で、C3は虫歯が歯の神経まで達し、強い痛みを伴います。

さらにC4にまで発展すると、虫歯が歯の根っこにまで到達してしまい、歯を残すことが困難になるケースも多いです。

ちなみにCOの場合、歯科検診では略して“O”と言われることもあります。

この記事のおさらい

今回の記事のポイントは以下になります。

・歯科検診の〇は、過去に虫歯治療を受けている歯、治療している最中の歯を意味している
・歯科検診の/は、過去一度も虫歯になったことがなく、また一度も治療を受けたことがない健全な状態の歯を指している
・歯科検診のCは虫歯を意味し、アルファベットや数字の組み合わせで進行度合いを表している

以上のポイントはしっかりと押さえておきましょう!

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【新潟の歯医者で虫歯治療】虫歯治療で麻酔をした後にやってはいけない運動とは?

虫歯治療を行う際は、よほど軽度の虫歯でない限り、麻酔を行うのが一般的です。
また麻酔を行った場合、治療後の行動にはある程度の制限があり、やってはいけない行動の一つに運動が挙げられます。
今回は、具体的にどのような運動を控えるべきなのか、その理由とあわせて解説します。

虫歯治療で麻酔を打った後にやってはいけない運動

虫歯治療後にやってはいけないのは、ずばり激しい運動です。
ここでいう激しい運動とは、短時間で心臓に高い負荷をかけ、心拍数を大きく上げる運動を指しています。

例えばウエイトトレーニングは、筋力に強い抵抗をかけることで、短時間に高い負荷をかける運動です。
また短距離を高速で走るスプリント、短い休憩を挟みながら高強度の運動を繰り返す高強度インターバルトレーニング(HIIT)なども激しい運動に該当します。

もちろん、ランニングやサイクリング、バスケットボールやテニスといった競技レベルの運動もNGです。

麻酔後に激しい運動をしてはいけない理由

虫歯治療で麻酔を打った後、上記のような運動をしてはいけない理由としては、血行の促進や痛みの発生、患部の悪化などにつながることが挙げられます。

激しい運動は血流を良くし、治療した部分の治癒が遅れたり、出血を促したりする原因になり得ます。
また血行が促進されることで、麻酔が切れた後に痛みを感じやすくなることもあります。

さらに傷口が開いたり、腫れや内出血の原因になったりすることがあるため、注意しなければいけません。

麻酔後における運動以外の注意点

虫歯治療で麻酔を打った後は、運動だけでなく食事や患部への接触などにも注意しなければいけません。

麻酔の効果が持続している間は口の感覚が鈍るため、舌や頬の内側を噛んでしまうおそれがあります。
そのため、治療後は少なくとも1~2時間、熱いものや硬いものを避けるようにしましょう。

また麻酔によるしびれが原因で、無意識に患部や唇、頬を触ってしまうことがあります。
これも腫れや痛みの原因になるため、そっとしておくことが大切です。

ちなみに睡眠をしっかり取るなど、体調を整えることでも麻酔の副作用リスクは軽減できます。

この記事のおさらい

今回の記事のポイントは以下になります。

・虫歯治療で麻酔を打った後には、激しい運動をしてはいけない
・激しい運動とは、短時間で心臓に高い負荷をかけ、心拍数を大きく上げる運動を指す
・麻酔後の激しい運動は、血行の促進や痛みの発生、患部の悪化などにつながる
・麻酔後は食事や患部への接触にも注意しなければいけない

以上のポイントはしっかりと押さえておきましょう!

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【新潟の歯医者で虫歯治療】虫歯の発症リスクを高める”時間”とは?

虫歯を発症する主な原因は、やはり虫歯菌の増殖や糖分の摂取などが挙げられます。
また歯のエナメル質の強度なども発症のしやすさに関係しますが、さまざまな“時間”も虫歯を引き起こす要素です。
今回は、虫歯の発症リスクを高める時間とは一体何なのかについて解説します。

食事の時間

虫歯の発症リスクを高める時間の一つに、食事の時間が挙げられます。

朝昼晩と食事を摂る方は、それぞれある程度時間をかけていることでしょう。
また食べ物をしっかり噛むことにより、唾液が分泌されて虫歯を予防しやすくなりますが、あまりに食事の時間が長くなるのは禁物です。

食事中は、歯が酸にさらされた状態になります。
こちらの時間が長ければ長いほど、虫歯になるリスクが高まります。

ちなみに、おやつなどの間食はついダラダラ食べてしまいがちなため、特に注意しなければいけません。

ブラッシングの時間

虫歯のリスクを高める時間としては、ブラッシングの時間も挙げられます。

ブラッシングは、虫歯を予防するにあたって欠かせない習慣の一つです。
しかし、ただ単純に磨いていれば良いというわけではありません。

ブラッシングの時間は、一般的に1回3分以上にするのが目安です。
これより短いとしっかり汚れが落ちませんし、逆に長すぎてもオーバーブラッシングになってしまう可能性があります。

ちなみに、酸性の食品を摂取した場合は、歯の表面が一時的にやわらかくなるため、食後すぐではなく30分ほど時間を空けてから磨くのがおすすめです。

虫歯になりやすい時間

最後に知っていただきたいのは、虫歯になりやすい時間についてです。

虫歯を発症しやすいのは、ずばり夜の時間帯です。
具体的には、就寝している間に歯が蝕まれていくケースが多く見られます。
こちらは、就寝中に唾液の分泌量が減少し、虫歯菌が繁殖しやすくなることが理由です。

そのため、就寝前のブラッシングは特に丁寧に行わなければいけません。
歯と歯の間や歯周ポケットの汚れを丁寧に落とすことで、虫歯菌の繁殖を抑えることができます。

もちろん、少しでもプラークが残ることを防ぐために、就寝直前に食事を摂ることも避けましょう。

この記事のおさらい

今回の記事のポイントは以下になります。

・食事の時間が長くなると、口内が酸にさらされた状態が長く続き、虫歯を発症しやすくなる
・ブラッシングの時間は1回3分以上が目安で、これより短くても長すぎてもいけない
・就寝中の時間は、唾液の分泌量が減少し、虫歯菌が繁殖しやすくなる

以上のポイントはしっかりと押さえておきましょう!

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新潟市は越後平野の中央部、信濃川・阿賀野川の河口に位置し、古くから日本海運の拠点として栄え、江戸末期に開港5港の一つに指定された歴史のある「みなとまち」と言われています。
毎年6月に行われる新潟市の夏の風物詩として市民に親しまれている伝統行事の一つ白根大凧合戦は信濃川の支流、中ノ口川の両岸から縦7メートル、横5メートルの大凧を揚げ、空中で絡ませ川に落とし、相手の凧綱が切れるまで引き合う勇壮な世界最大スケールの大凧合戦です。2015年に新潟県の無形民俗文化財に指定された他に2014年には新潟市民文化遺産にも認定されています。
当院最寄り駅JR越後線「寺尾駅」周辺には徒歩6分程に寺尾中央公園があり、春になると3万本のチューリップで彩られチューリップの公園として市民に親しまれています。広い園内は遠足や散策の場として多くの人達で賑わい、二つあるバラ園には約50種類のバラが咲き乱れ、訪れる人々を美の世界にいざないます。
新潟市にお住まいの方、近隣に立ち寄った方も、歯やお口に関しての気になることがございましたらご気軽にご相談ください。