ブログ ブログ

【新潟の歯医者で詰め物治療】詰め物の治療後に変な味がする原因

虫歯を治療した後は、治療箇所を埋めるために補綴物が使用されます。

このときもっとも多く使用されるのが詰め物であり、保険診療には銀歯、自由診療にはセラミックインレーなどの素材があります。

今回は、これらの詰め物を装着した後、変な味がするようになる理由について解説します。

●詰め物が合っていない

詰め物の治療後に変な味がする場合、合っていない詰め物を装着している可能性があります。

こちらは、治療からある程度時間が経ったタイミングで変な味がする場合に、考えられる原因です。

詰め物は歯科用のセメントを使用して土台の歯と接着しますが、経年によってセメントが劣化したり、詰め物が欠けたりすることがあります。

またこういった劣化が見られると、生じた隙間や段差に汚れが蓄積して細菌が増殖したり、虫歯になったりするため、ニオイや変な味がするようになります。

●ガルバニー電流

詰め物の治療後に変な味がする場合には、ガルバニー電流が生じていることも考えられます。

ガルバニー電流は、口内の金属と金属が触れ合うことで発生する電流です。

チョコレートなどの包み紙、スプーンなどの金属を誤って噛んだときにも起こり、キーンと歯が痛むのが特徴です。

また銀歯が原因でガルバニー電流が発生すると、電流が流れるだけでなく、銀歯に含まれる金属イオンが唾液に溶け出します。

金属イオンが溶け出すと銀歯が腐食し、最終的には口内に変な味が充満します。

ちなみにガルバニー電流には、自律神経の乱れや虫歯の再発といったリスクもあるため、注意が必要です。

●治療に使用した薬剤が漏れ出す

根管治療においては、詰め物の隙間などから治療に使用した薬剤が漏れ出し、変な味がすることも考えられます。

現在主流となっている薬剤は無味無臭ですが、昔ながらの根管治療を行っている歯科クリニックでは、いまだにFCやペリオドンなどホルマリン系の薬剤が使用されています。

こちらは揮発性であり、詰め物が劣化しているような状態だと、隙間から薬剤が漏れ出すことがあります。

またこの薬剤は変な味がするだけでなく、口臭の原因になることも考えられます。

●この記事のおさらい

今回の記事のポイントは以下になります。

・詰め物が劣化して合わなくなると、汚れや細菌が蓄積して変な味がすることがある

・口内の金属と金属が触れ合って起こる電流をガルバニー電流という

・銀歯でガルバニー電流が起こると、金属イオンが溶け出して変な味の原因になる

・根管治療の場合、治療に使用する薬剤が詰め物の隙間から漏れ出し、変な味がするおそれがある

以上のポイントはしっかりと押さえておきましょう!

新潟市西区周辺やJR越後線「寺尾駅」付近で歯科クリニック(歯医者さん)をお探しの方は、是非、ひらの歯科医院へお問い合わせ下さい!

万全の感染予防対策でお待ちしております。

【新潟の歯医者で詰め物治療】詰め物が取れた場合の対処法に関するあれこれ

接着用セメントが劣化していたり、詰め物と歯の間に虫歯ができていたりする場合、少しの衝撃で詰め物が外れてしまうことがあります。

このような場合、患者さんは早急に対応しなければならず、決して放置してはいけません。

今回は、詰め物が取れた場合の対処法に関することをいくつか解説します。

●詰め物が取れた後、いつまでに通院すれば良い?

虫歯の詰め物が取れた後は、早急に歯科クリニックを訪れなければいけません。

目安としては、遅くても2週間以内には通院しましょう。

詰め物が取れた状態のまま過ごしていると、虫歯が進行するおそれがあります。

この虫歯が初期段階に入るのは、詰め物が取れてから1ヶ月程度であるため、2週間以内であれば虫歯のリスクはほとんどありません。

ちなみに、取れてしまった詰め物は清潔な状態で保管し、必ず歯医者に持参してください。

●取れた詰め物は再利用できる?

一度取れてしまった詰め物であっても、状態に問題がなければ再利用できる可能性があります。

もちろん再利用が可能であれば、新たに詰め物を作製するための費用、型取りの時間は一切発生しません。

また取れた詰め物の保管方法については、小さな容器やチャックが付いた袋などに入れておくことをおすすめします。

ティッシュなどで包むと不衛生になってしまったり、誤って破棄したりしてしまう可能性が高くなります。

ちなみに詰め物の一部が欠けていたり、割れていたりする場合は再利用が難しく、歯型を採り直さなければいけないケースがほとんどです。

●取れた詰め物を自分で元に戻しても良い?

詰め物が取れた後、すぐ歯科クリニックに通うことができない方などは、自身で元に戻そうと考えることもあるでしょう。

しかし、自力で戻すのはNGです。

一度外れてしまった詰め物は、自力で同じ状態には戻せません。

仮に元の位置にキレイに収まったとしても、接着面が不安定になっていため、またすぐに外れる可能性が高いです。

さらに自力で詰め物を戻した場合、噛み合う歯の圧力による詰め物の変形や破損など、重大なトラブルを引き起こすことも考えられます。

●この記事のおさらい

今回の記事のポイントは以下になります。

・詰め物が取れた場合、遅くても2週間以内には歯科クリニックを訪れるべき

・取れてしまった詰め物は必ず歯科クリニックに持参する

・詰め物を適切に保管し、問題ない状態であれば再利用できる可能性がある

・詰め物の変形や破損などにつながるため、取れた詰め物を自力で元に戻すのは絶対にNG

以上のポイントはしっかりと押さえておきましょう!

新潟市西区周辺やJR越後線「寺尾駅」付近で歯科クリニック(歯医者さん)をお探しの方は、是非、ひらの歯科医院へお問い合わせ下さい!

万全の感染予防対策でお待ちしております。

【新潟の歯医者で被せ物治療】喫煙による詰め物の変色について

歯の詰め物は、虫歯治療を行った歯の形を整えたり、機能性を向上させたりするために用いられるものです。

また素材によっては審美性の向上も期待できますが、日頃喫煙している方は詰め物の変色が起こりやすくなるため、注意が必要です。

今回は、喫煙による詰め物の変色について解説します。

●喫煙によって詰め物が変色する仕組み

タバコの煙に含まれるニコチンやタールなどの成分は、歯の表面に付着し、少しずつ色素と結びついていきます。

そのため、喫煙者の方は詰め物の表面に黄色もしくは茶色っぽい変色が起こりやすいです。

また喫煙による変色の程度は、使用する詰め物の素材によって異なります。

金属製のものは比較的色素が沈着しにくいですが、セラミックもしくは樹脂系の詰め物は色素が付着しやすくなります。

このような変色がひどくなると、詰め物が目立ってしまったり、口元の美しさに影響を及ぼしたりします。

さらに変色が進行すると、詰め物の寿命も短くなることが考えられます。

●喫煙以外の変色する理由

喫煙以外でいうと、食べ物や飲み物、加齢などによっても詰め物が変色することがあります。

色素の濃い飲食物は詰め物の表面に色素を沈着させますし、酸性の強い食品は表面を荒らし、色素がより浸透しやすくさせる原因になります。

また年齢を重ねるとともに、詰め物は徐々に劣化していきます。

具体的には表面が擦り減ることで色素が染み込みやすくなり、変色が進みます。

ちなみに、加齢による唾液の減少も、詰め物の変色を促進する要因です。

●歯の詰め物が変色したらどうする?

主に喫煙が原因で詰め物が変色した場合、まずは歯科クリニックでクリーニングを受けましょう。

歯科クリニックでの専門的なクリーニングであれば、変色を取り除ける可能性があります。

具体的には専用の器具を使用し、喫煙だけでなくコーヒーやワインなどによる汚れも除去します。

また前歯などの詰め物が変色した場合、ラミネートベニアを受けることでも改善します。

ラミネートベニアは、変色部分を薄く削り、セラミックの薄い膜を貼り付けるというものです。

保険診療のレジンと比べると、見た目が美しく歯の白さが長持ちします。

●この記事のおさらい

今回の記事のポイントは以下になります。

・喫煙者の方は、詰め物の表面に黄色もしくは茶色っぽい変色が起こりやすい

・特にセラミックもしくは樹脂系の詰め物は色素が付着しやすい

・食べ物や飲み物、加齢などによっても詰め物が変色することがある

・歯のクリーニングやラミネートベニアを受ければ、詰め物の変色は改善できる可能性がある

以上のポイントはしっかりと押さえておきましょう!

新潟市西区周辺やJR越後線「寺尾駅」付近で歯科クリニック(歯医者さん)をお探しの方は、是非、ひらの歯科医院へお問い合わせ下さい!

万全の感染予防対策でお待ちしております。

【新潟の歯医者で詰め物治療】子どもの詰め物が外れやすい理由とは?

子どもの虫歯を治療した後は、治療箇所の穴を埋めるために詰め物を装着します。

こちらは主に、範囲が狭い虫歯を治療したときに用いられるものです。

また詰め物があることにより、虫歯治療後の生活を快適に送れますが、子どもの場合は詰め物が非常に取れやすいです。

今回はその理由を中心に解説します。

●乳歯が薄くやわらかい

子どもの詰め物が外れやすい理由としては、まず乳歯が薄くやわらかいということが挙げられます。

乳歯は永久歯と比べて厚みがないため、治療箇所に用いる詰め物に関しても、必然的に
薄くなってしまいます。

また乳歯は永久歯よりやわらかく、初めは適切な高さに詰め物をしていても、徐々に周囲の乳歯が擦り減っていきます。

その結果、詰め物の部分だけが浮き上がり、食事やブラッシングなどの際にひっかかりやすくなるという仕組みです。

●素材やセメントの接着力が弱い

使用される素材やセメントの接着力が弱いということも、子どもの詰め物が外れやすい理由の一つです。

子どもの歯の詰め物には、一般的に金銀パラジウム合金が採用されます。

こちらはいわゆる銀歯であり、保険診療の詰め物としてはもっとも多く使用されるものです。

金銀パラジウム合金にはリーズナブルな価格で装着できるというメリットがありますが、その反面経年劣化が起こりやすく、錆びが見られることもあります。

また詰め物を固定しているのはセメントですが、金銀パラジウム合金はセメントも劣化しやすく、少しずつ接着力は弱くなっていきます。

●治療の精度が落ちやすい

子どもの詰め物が取れやすい理由としては、詰め物治療における治療の精度が落ちやすいことも挙げられます。

治療の精度が落ちる原因は、大人のようにスムーズに治療できないケースが多いからです。

例えば過去に歯科クリニックで受けた治療がトラウマになっている子ども、単純に歯科クリニックの雰囲気が苦手な子どもは、治療が滞りやすいです。

治療中も泣き叫んだり、動いたりしてしまう可能性が高く、その影響で詰め物の精度が悪化することがあります。

もちろんそれによって詰め物がキッチリはまらなかったり、サイズが合っていなかったりする場合、二次虫歯のリスクも高くなります。

●この記事のおさらい

今回の記事のポイントは以下の通りです。

・子どもの詰め物は薄くやわらかいため、徐々に浮き上がってしまい外れやすくなる

・子どもの詰め物は経年劣化が見られやすく、セメントの接着力が弱くなると外れてしまう

・子どもは詰め物治療の際に泣いたり動いたりするため、詰め物治療の精度が下がりやすい

以上のポイントはしっかりと押さえておきましょう!

新潟市西区周辺やJR越後線「寺尾駅」付近で歯科クリニック(歯医者さん)をお探しの方は、是非、ひらの歯科医院へお問い合わせ下さい!

万全の感染予防対策でお待ちしております。

【新潟の歯医者で被せ物治療】保険適用の被せ物の種類と特徴について

比較的大きな虫歯を治療した後は、治療箇所をカバーするために被せ物が装着されます。

また被せ物には多くの種類があり、保険が適用されるものと適用されないものの大きく2つに分けられます。

今回は、保険適用の被せ物における主な種類と、それぞれのメリット・デメリットについて解説します。

●硬質レジンジャケット冠

硬質レジンジャケット冠は、レジンと呼ばれる歯科用プラスチックで作製される被せ物です。

樹脂製のプラスチックでつくられていることから、金属アレルギーが起こる心配がなく、見た目も比較的キレイに仕上がります。

また型取りを行うとき、装着するときの2回だけしか治療しなくても良いため、あまり時間に余裕がないという方でも作製しやすいです。

しかし審美性については、すべてセラミックでできているオールセラミックよりは劣り、金属ほど強度がないため奥歯には使用できません。

●硬質レジン前装冠

硬質レジン前装冠は、内部を金属で作製し、外から見える部分にレジンを貼り付けるという構造の被せ物です。

色味が白くナチュラルな点や、中身が金属のため、強く噛んだときでも耐えられる点などがメリットです。

またこちらは前歯~犬歯に適用する場合に保険が適用され、治療費が大幅に安くなります。

しかし硬質レジン前装冠は、時間の経過とともに光沢がなくなっていくというデメリットがあります。

その他にも白い部分が欠けやすかったり、裏から金属が見えたりすることがあり、場合によっては使い心地の悪さを感じることが考えられます。

●金銀パラジウム合金

金銀パラジウム合金は、一般的には銀歯と呼ばれるものです。

全体が金12%・パラジウム20%・銀約50%・銅約10%で組成されています。

金属製のため高い強度を誇り、噛み合わせに優れている点や割れにくい性質である点などがメリットです。

一方、金銀パラジウム合金の被せ物は金属部分が目立つため、見た目を気にする方や周囲に治療したことがばれたくない方などにとってはデメリットです。

また危険性が高い素材というわけではありませんが、金属が溶け出して歯茎が黒くなったり、金属アレルギーを発症したりする可能性はあります。

●この記事のおさらい

今回の記事のポイントは以下の通りです。

・硬質レジンジャケット冠は見た目がキレイであり、治療回数も少ない

・硬質レジン前装冠はナチュラルな白さや強度に強みがあり、強く噛んだときでも耐えられる

・金銀パラジウム合金は強度が高く割れにくいことから、食事の際の噛み合わせに優れている

以上のポイントはしっかりと押さえておきましょう!

新潟市西区周辺やJR越後線「寺尾駅」付近で歯科クリニック(歯医者さん)をお探しの方は、是非、ひらの歯科医院へお問い合わせ下さい!

万全の感染予防対策でお待ちしております。

【新潟の歯医者で被せ物治療】被せ物と詰め物は何が違うのか?

歯を失ったり、歯の一部が欠損したりした場合、補綴物と呼ばれる人工物を装着します。

また補綴物は、大きく被せ物と詰め物の2つに分けられますが、これらの違いがイマイチよく理解できないという方もいるかと思います。

今回は、被せ物と詰め物はどう違うのかについて解説します。

●治療範囲

被せ物と詰め物とでは、まず治療範囲が異なります。

詰め物はインレーとも呼ばれるもので、比較的小さな虫歯を治療した後、その箇所を埋めるように装着されるものです。

一方、被せ物はクラウンとも呼ばれ、大きな虫歯を治療した後の補綴物として採用されます。

虫歯が重度であればあるほど、当然虫歯菌に侵されている範囲は広くなり、削らなければいけない歯の量も多くなります。

このように歯を大きく削った場合には、歯にすっぽりと被せるタイプの被せ物でカバーしなければいけません。

●治療の流れ

被せ物と詰め物はどちらも補綴物の一種ですが、治療の流れが少し異なります。

詰め物は、一般的に奥歯に使用されるものです。

流れとしてはまず虫歯に侵されている部分を切削し、削った部分の形を整えた上で患者さんの歯型を採取した上で、詰め物を作製します。

これに対し、被せ物は虫歯に侵された歯を大きく削った後、歯の内部を清掃し、薬剤を充填します。

こうすることで初めて詰め物と同じように歯型を採り、被せ物の作製に移ることができます。

ちなみに、被せ物は奥歯以外の歯にも採用されることがあります。

●素材の種類

被せ物と詰め物とでは、使用される素材にも大きな違いがあります。

詰め物の素材として採用されるものには、保険診療の素材が多いです。

例えば一般的に銀歯と呼ばれる金銀パラジウム合金、コンポレットレジンなどの素材がこちらに該当します。

その他にもゴールドやセラミックなど、自由診療の素材もありますが、保険診療の詰め物で済む場合はそちらを選ぶ患者さんが多いです。

一方、被せ物は自由診療の素材が採用されるケースが多いです。

具体的には、審美性を高めるためにオールセラミックやジルコニアなどの素材が使用されることも少なくありません。

●この記事のおさらい

今回の記事のポイントは以下になります。

・詰め物は治療範囲が狭く、被せ物は比較的治療範囲が広い

・詰め物は一般的に奥歯に使用されるのに対し、被せ物はそれ以外にも使用される

・被せ物と詰め物とでは、作製時の流れが微妙に異なる

・詰め物には保険診療の素材が多く使われるのに対し、被せ物には高品質な自由診療の素材が多く使用される

以上のポイントはしっかりと押さえておきましょう!

新潟市西区周辺やJR越後線「寺尾駅」付近で歯科クリニック(歯医者さん)をお探しの方は、是非、ひらの歯科医院へお問い合わせ下さい!

万全の感染予防対策でお待ちしております。

【新潟の歯医者で被せ物治療】被せ物は何を基準に選ぶのか?

虫歯治療時に装着される被せ物は、重度の虫歯を補綴するものとして採用されます。

またこちらにはさまざまな種類があり、患者さんは治療を受ける歯科クリニックが取り扱うものであれば、希望に合わせて自由に選択することが可能です。

今回は、被せ物を選ぶ際の主な基準について解説します。

●見た目の美しさ

被せ物を選ぶ際の基準としては、まず見た目の美しさが挙げられます。

「被せ物をしていることを周りに気付かれたくない」「極力キレイな被せ物を装着したい」という方は、見た目がキレイなセラミック素材の被せ物がおすすめです。

特にすべてがセラミックでできているオールセラミックは、自然な歯の色を再現し、違和感のない見た目に仕上がります。

また見た目の美しさとあわせて強度も求めるのであれば、ジルコニアセラミックやメタルボンドなどの素材も向いています。

ただしメタルボンドは金属が含まれるため、金属アレルギーがある方には原則適用できません。

●コスト

被せ物を選ぶ際は、どれくらいコストがかかるのかについても考慮すべきです。

「できる限り安く抑えたい」という場合は、保険診療の銀歯や歯科用プラスチックのレジンなどを選ぶべきです。

ただし、保険診療の被せ物は劣化のスピードが速く、審美性もそれほど高くありません。

また治療時の費用ではなく、ランニングコストを抑えたいという場合には、強度や耐久性の高い素材を選ぶことで長持ちします。

例えば、ジルコニアセラミックやゴールドなどの素材は、寿命が長くつくり直しなどのコストがかかりにくいです。

●アレルギーの有無

金属アレルギーがある方は、基本的に金属素材の被せ物を使用できないため、それも被せ物を選ぶ際の基準にしましょう。

先ほども触れたメタルボンドのように、金属が使用される被せ物はいくつかあります。

中にはゴールドなど、アレルギーが起こりにくい貴金属でできたものもありますが、これらは100%金属アレルギーを回避できるわけではないため注意が必要です。

また金属アレルギーは、被せ物の装着後に発症することもあります。

つまり現時点ではアレルギーがない方でも、金属の被せ物を装着したことが原因で、金属アレルギーを発症する可能性があるということです。

●この記事のおさらい

今回の記事のポイントは以下になります。

・装着時の見た目が気になる方は、被せ物を選ぶ際に審美性が高い素材を選ぶべき

・なるべくコストを抑えたい方は、銀歯やレジンなど保険診療の素材を選ぶべき

・ランニングコストを抑えたい場合は、強度や耐久性の高い素材がおすすめ

・金属アレルギーがあるかどうかも、被せ物を選ぶ際の基準の一つ

以上のポイントはしっかりと押さえておきましょう!

新潟市西区周辺やJR越後線「寺尾駅」付近で歯科クリニック(歯医者さん)をお探しの方は、是非、ひらの歯科医院へお問い合わせ下さい!

万全の感染予防対策でお待ちしております。

【新潟の歯医者で被せ物治療】長く使用できる被せ物の種類と特徴について

歯科クリニックで被せ物を装着するにあたって、患者さんが気になるポイントの一つに、被せ物の寿命が挙げられます。

ほとんどの患者さんが、せっかく被せ物を装着するのであれば、長く使用したいと考えるでしょう。

今回は、長く使用できる被せ物の種類と特徴について解説します。

●オールセラミック

長く使用できる被せ物の種類としては、まずオールセラミックが挙げられます。

オールセラミックは、100%セラミックでつくられた素材であり、見た目がとても美しいのが特徴です。

汚れが付きにくく、着色もほとんど見られないため、審美性を長い間維持することができます。

また二次虫歯が起こる可能性も低く、総合力で考えると、数あるセラミック素材の中でもかなり上位だと言えます。

ちなみにオールセラミックの寿命は10~15年程度であり、メンテナンスを怠らなければ一生涯使用できるとも言われています。

●ジルコニアセラミック

ジルコニアセラミックも、長く使用できる被せ物の一つです。

こちらは名前の通り、セラミックとジルコニアを混ぜてつくられる素材です。

ジルコニアは天然ダイアモンドとも呼ばれるもので、耐久性や強度が非常に高いです。

そのため、食いしばりなどで被せ物が損傷しやすい奥歯でも、基本的には使用できます。

またオールセラミックと同じく、着色汚れや経年劣化はわずかしか見られないため、10~15年程度と長い間使用できます。

硬さがある分調整の難易度が高かったり、修正ができなかったりというデメリットはありますが、実績のある歯科クリニックならこのようなリスクは少ないです。

●あまり長く使用できない被せ物は?

オールセラミックやジルコニアセラミックは寿命が長いですが、その一方で保険診療のレジンや金銀パラジウム合金などの被せ物は、あまり長く使用できません。

患者さんの口内環境にもよりますが、これらの寿命は3~5年程度です。

保険診療の被せ物は経年劣化が顕著であり、歯周病などの影響で歯茎が下がると金属部分が露出し、より審美性が悪くなってしまいます。

また奥歯の被せ物は強度が求められるため、金銀パラジウム合金いわゆる銀歯がよく採用されますが、こちらはブラッシングを怠ると二次虫歯を引き起こしやすいです。

●この記事のおさらい

今回の記事のポイントは以下になります。

・すべてセラミックでつくられたオールセラミックの寿命は10~15年程度

・セラミックとジルコニアを混ぜてつくられるジルコニアセラミックも10~15年程度使用できる

・レジンや金銀パラジウム合金などの被せ物は、3~5年程度と短め

以上のポイントはしっかりと押さえておきましょう!

新潟市西区周辺やJR越後線「寺尾駅」付近で歯科クリニック(歯医者さん)をお探しの方は、是非、ひらの歯科医院へお問い合わせ下さい!

万全の感染予防対策でお待ちしております。

【新潟の歯医者で被せ物治療】オールセラミックの寿命を延ばすには?

オールセラミックは、100%セラミックでつくられている被せ物で、天然歯に極めて近い審美性が特徴です。

また金属アレルギーのリスクがなく、寿命も平均8~10年と比較的長いですが、使用する際はなるべく寿命を延ばすための工夫が必要です。

今回はこちらの方法について解説します。

●セラミック治療の実績がある歯科クリニックを選ぶ

オールセラミックの寿命をできるだけ長くするには、セラミック治療の実績が十分にある歯科クリニックを選ばなければいけません。

治療部分の噛み合わせや歯の切削、天然歯と人工歯の境目の仕上げ、被せ物の作製などに関しては、歯科医師や歯科衛生士の技術が大きく影響するからです。

セラミック治療の実績が豊富かどうかは、その歯科クリニックのホームページなどを事前に閲覧すればある程度把握できます。

●虫歯の再発を防ぐ

オールセラミックの寿命を延ばすためのポイントとしては、治療箇所において虫歯の再発を防ぐことも挙げられます。

オールセラミックは非常に機能性の高い被せ物ですが、一度治療した箇所が二度と虫歯にならないのかというと、そういうわけではありません。

ブラッシングなど、日々のセルフケアが不十分である場合、虫歯が再発することはあります。

そのため、装着後にはセルフケアを徹底しなければいけません。

また患者さん自身のケアだけでなく、定期的に歯科クリニックに足を運び、メンテナンスやプロケアを受けることも大切です。

ちなみに歯科クリニックでレントゲン撮影を受ければ、オールセラミックの現在の状態を正確に把握できます。

●噛み合わせのずれを治す

オールセラミックセラミックの摩耗や破損については、噛み合わせのずれが原因で発生することがあります。

噛み合わせのずれは主に加齢や歯周病が原因で発生し、ずれた部分は本来よりも強い力がかかります。

こちらの力がオールセラミックに蓄積すると、摩耗して割れたり欠けたりするリスクが高まります。

また噛み合わせのずれについては、患者さん自身で修正することができません。

歯科クリニックを訪れ、状態を確認しながら適宜修正する必要があります。

●この記事のおさらい

今回の記事のポイントは以下になります。

・オールセラミックは寿命が長いものの、寿命を延ばすための工夫が必要

・寿命を延ばすには、セラミック治療の実績がある歯科クリニックの受診がおすすめ

・虫歯の再発を防ぐことも、オールセラミックの寿命が延びることにつながる

・嚙み合わせのずれを治すことでも、オールセラミックの寿命は長くなる

以上のポイントはしっかりと押さえておきましょう!

新潟市西区周辺やJR越後線「寺尾駅」付近で歯科クリニック(歯医者さん)をお探しの方は、是非、ひらの歯科医院へお問い合わせ下さい!

万全の感染予防対策でお待ちしております。

【新潟の歯医者】MTAセメント治療とは??

虫歯の治療をするとき、虫歯が進行していると神経を抜くケースもあります。

神経を抜いた歯は栄養を得られず脆くなるため、最近では歯を守るためにも神経を抜かない治療を行う歯科医院が増加しているようです。

今回は、神経を残すことができるMTAセメント治療と、その治療内容について解説します。

●MTAセメント治療とは?

MTAセメント治療とは、MTAセメントを使用することで、虫歯が神経に達しても神経を残すことができる治療法です。

MTAセメント治療の特徴は次のとおりです。

 密閉性が高い
(水と強く練りこんだ後に硬化し、わずかに膨張することで高い密閉性を発揮する)
 殺菌力が高い
(強アルカリ性(pH12)で、ほとんどの細菌を死滅させることが可能)
 生体親和性が高い
(体の中に入れても悪影響があまりない、体にやさしい素材)
 親水性が高い
(水分に対して高い親和性を持っているため、多少の水分がある環境下でも問題なく適切な処置が可能)

ただし、MTAセメント治療で使用されるMTAセメントには保険が適用されないため、自己負担となります。

治療内容によっては適応しない場合もあるため、適応できるかどうかは歯科医師に相談しましょう。

●MTAセメント治療を行うケースの流れ

MTAセメント治療を行う場合の治療の流れは、主に以下のようになります。

1. ラバーダムを用いて患部に細菌が入るのを防ぐ
2. 虫歯に感染している部分を除去し、歯の奥にある歯髄を露出させる
3. 歯髄にある神経が、生活反応を示すか確認
4. 反応があれば露出している部分をMTAセメントで覆う
5. 被せものや詰めものを作製後装着したら治療完了

ただし、治療完了後も経過観察をして、歯の神経がしっかりと生活反応を示すかをチェックする必要があるでしょう。

MTAセメント治療は、歯の根の治療をする根管治療よりも治療回数を減らすことができます。

歯の寿命を延ばせるというメリットもあるのです。

しかし、全ての症例で行えるわけではないため、希望しても対応してもらえないケースもあります。

MTAセメントは高価なため、金銭的負担が大きくなるというデメリットがあることも知っておきましょう。

●まとめ

虫歯の治療で歯の神経を除去すると、歯は死んでしまいます。

歯を長く使用するためには、神経を残しておかなければなりません。

神経を残せる治療として注目されているのが、MTAセメント治療です。

神経に生活反応がある場合は、MTAセメント治療が可能です。

MTAセメントは、体の中に入れても悪影響があまりない、体にやさしい素材です。

そのため、安心して治療を受けられるでしょう。

ただし、全ての症例で行えるわけではないため、希望する場合は歯科医師に相談しましょう。

私たちと一緒に働きませんか?

医療法人D&Jでは、一緒に働いていただける
歯科医師さん、歯科衛生士さん、助手さん、歯科技工士さんを募集しています!
沢山の笑顔あふれる職場で、スキルアップを目指しませんか?

詳しくはこちら

ひらの歯科医院は新潟県新潟市西区坂井東で診療を行う歯科医院です。
新潟市は越後平野の中央部、信濃川・阿賀野川の河口に位置し、古くから日本海運の拠点として栄え、江戸末期に開港5港の一つに指定された歴史のある「みなとまち」と言われています。
毎年6月に行われる新潟市の夏の風物詩として市民に親しまれている伝統行事の一つ白根大凧合戦は信濃川の支流、中ノ口川の両岸から縦7メートル、横5メートルの大凧を揚げ、空中で絡ませ川に落とし、相手の凧綱が切れるまで引き合う勇壮な世界最大スケールの大凧合戦です。2015年に新潟県の無形民俗文化財に指定された他に2014年には新潟市民文化遺産にも認定されています。
当院最寄り駅JR越後線「寺尾駅」周辺には徒歩6分程に寺尾中央公園があり、春になると3万本のチューリップで彩られチューリップの公園として市民に親しまれています。広い園内は遠足や散策の場として多くの人達で賑わい、二つあるバラ園には約50種類のバラが咲き乱れ、訪れる人々を美の世界にいざないます。
新潟市にお住まいの方、近隣に立ち寄った方も、歯やお口に関しての気になることがございましたらご気軽にご相談ください。