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【新潟の歯医者で歯周病治療】歯周病と腹痛の関係性について

歯周病は非常に厄介な疾患であり、発症率が極めて高いだけでなく、全身疾患を引き起こすケースもよく見られます。

例えば心臓病や脳卒中などのリスクが高まるとされていて、身近なところでいうと腹痛を引き起こすこともあります。

今回は、歯周病と腹痛の関係性を中心に解説します。

●歯周病が腹痛を引き起こす仕組み

歯周病を発症すると、歯茎の腫れや出血など、口内の症状が出るというイメージが強いかと思います。

もちろんこちらは事実なのですが、さらに悪化すると歯周病菌が体内に入り込む可能性が高まります。

また歯周病菌は、胃炎などを引き起こすピロリ菌と似ているため、体内に侵入することで消化器系に悪影響を与えます。

その結果、腹痛だけでなく嘔吐や下痢などの症状を引き起こすことがあります。

●胃潰瘍につながることも

歯周病を発症すると、単なる腹痛だけでなく、胃潰瘍につながることもあります。

こちらも歯周病菌がピロリ菌と似た症状を引き起こすことが原因です。

胃潰瘍は、胃液に含まれる胃酸と、胃酸から胃壁を守る粘膜のバランスが崩れることで起こる疾患です。

疫学的には、胃潰瘍と十二指腸潰瘍をあわせて消化性潰瘍と呼んでいます。

胃潰瘍を発症した場合、特に空腹時もしくは食後に、みぞおちあたりの痛みを生じるようになります。

また胃の裏側にあたる背中部分の痛み、胃のもたれ感やそれに伴う食欲不振、吐き気や嘔吐、血便などの症状も見られます。

ちなみに胃潰瘍はストレスが原因で発症するイメージが強いですが、実際はよほど尋常ではないストレスでなければ、潰瘍にまで至るケースは少ないです。

●歯周病から来る腹痛の対処法

歯周病によって引き起こされる腹痛は、歯周病自体を治療しなければ完治することはありません。

それでも、一時的に痛みを抑えたいという場合は、身体を安静にしたりお腹を温めたりする方法が有効です。

横になれる場所であれば横になり、身体を締め付けるベルトや下着は緩めます。

また痛い部分を優しくゆっくり手でさすったり、カイロを貼ったりするのも良いでしょう。

その他、白湯や経口補水液で水分補給をする方法もおすすめです。

●この記事のおさらい

今回の記事のポイントは以下になります。

・歯周病菌は胃炎などを引き起こすピロリ菌と似ているため、体内に侵入すると腹痛や嘔吐、下痢などを引き起こす

・歯周病は単なる腹痛だけでなく、胃潰瘍を発症させることもある

・歯周病から来る腹痛の痛みを一時的に抑えたい場合、身体を安静にしたりお腹を温めたりする方法が有効

以上のポイントはしっかりと押さえておきましょう!

新潟市西区周辺やJR越後線「寺尾駅」付近で歯科クリニック(歯医者さん)をお探しの方は、是非、ひらの歯科医院へお問い合わせ下さい!

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【新潟の歯医者で虫歯治療】虫歯治療を受けると痩せるって本当?

虫歯治療の目的は、当然虫歯を治療して痛みをなくし、快適な生活を実現することです。

また、虫歯を治療すれば全身疾患を未然に防ぐこともでき、場合によってはダイエット効果を得られる可能性もあります。

今回は、虫歯治療を受けることで痩せるメカニズムについて解説します。

●よく噛めるようになる

虫歯治療後は、治療前よりもよく噛めるようになることから、ダイエット効果が期待できます。

虫歯で歯が痛い場合、痛みを避けるため無意識に咀嚼を避けるケースがあります。

しかしよく噛まずに食事を摂る場合、少量の食事量ではなかなか満腹感を得られません。

一方、虫歯治療後は痛みがなくなるため、どこの歯でもしっかりものを噛むことができます。

咀嚼回数が多くなれば、満腹中枢が刺激されやすくなるため、少しの食事量であってもある程度満腹感が得られます。

●間食が減る

間食が減ることも、虫歯治療後に痩せやすくなる理由の一つです。

なぜ間食が減るのかというと、虫歯治療後はセルフケアの意識が特に強くなるからです。

間食は口内を常に酸性にし、虫歯のリスクを高める原因となりますが、虫歯治療後は「虫歯を再発させたくない」と考える方が多く、必然的に間食を避けやすくなります。

間食の機会が減少するということは、それだけ口内が中性を保ちやすいということであり、虫歯菌に歯を溶かされるリスクや太るリスクは軽減されます。

また虫歯治療後は間食を控えるだけでなく、ブラッシングで口内をキレイにするという意識も高まります。

間食をすると、その都度ブラッシングをしなければいけないため、その手間を省くために間食を減らすケースも多く見られます。

●噛み合わせが改善される

虫歯によって噛み合わせが悪くなっていた方は、治療することによって顔貌が変化し、以前よりも痩せたように見える可能性があります。

噛み合わせが良くない場合、咬筋に負荷がかかって発達し、顔はエラが張ったような見た目になります。

一方虫歯治療を受ければ咬筋の過度な負担は減り、発達していた咬筋が本来あるべき状態に戻るため、エラの張りが改善して小顔に見えることが考えられます。

●この記事のおさらい

今回の記事のポイントは以下になります。

・虫歯治療後はよく噛めるようになり、満腹中枢が刺激されることからダイエット効果が得られる

・虫歯治療後はセルフケアの意識が強く間食が減るため、ダイエットにつながる可能性がある

・虫歯治療によって噛み合わせの悪さを改善すると、エラの張りが改善して小顔に見えることがある

以上のポイントはしっかりと押さえておきましょう!

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【新潟の歯医者で詰め物治療】詰め物が外れてしまう原因と対処法

虫歯治療を終えた後に装着する詰め物は、必ずしも外れないとは限りません。

患者さんの食事やその他の行動によっては外れてしまい、歯科クリニックで再び装着してもらう必要があります。

今回は詰め物が外れてしまう主な原因と、外れた場合の対処法、注意点などについて解説します。

●詰め物が外れる主な原因

患者さんは問題なく使用しているつもりでも、ある日突然詰め物が外れてしまうことはあります。

例えば、詰め物と歯を固定する接着剤に経年劣化が見られる場合、普通に食事をしていても外れる可能性があります。

また噛み合わせが悪かったり、歯ぎしりや食いしばりの癖があったりする場合も、知らず知らずのうちに詰め物にダメージを与えて外れるリスクを高めます。

ちなみに硬い食べ物や酸性食品の摂取により、詰め物がダメージを受けた場合や、二次虫歯が発生している場合も外れやすくなります。

●詰め物が外れた場合の対処法

外れた詰め物は、状態が良ければそのまま再利用できる可能性があります。

また再利用できれば、一からつくり直す手間や費用が削減できるため、必ず保管するようにしましょう。

まず、取れた詰め物を水や歯ブラシで軽く洗います。

洗った詰め物はティッシュペーパーなどで軽く水気を取り、乾燥させます。

このとき注意したいのが、ティッシュペーパーのまま保管しないということです。

水気が取れたのを確認したら、すぐにチャック付きのポリ袋やケースなどに移し替えましょう。

ティッシュペーパーに包んだまま洗面所などに置いておくと、紛失の原因になります。

●詰め物が外れた場合の注意点

もし詰め物が外れてしまったとしても、その日のうちに歯科クリニックに通えるとは限りません。

そのため、食事を摂る際は、詰め物が外れた側と反対側の歯を使用するようにしましょう。

またどれだけ詰め物の状態が良い場合でも、患者さん自身で元の場所に戻すのはNGです。

感染症を引き起こしたり、二次虫歯の場合は進行したりするおそれがあります。

ちなみに詰め物を接着剤などで固定しようとする方もいますが、市販の接着剤は歯科専用のものではないため、絶対に使用してはいけません。

●この記事のおさらい

今回の記事のポイントは以下になります。

・接着剤の劣化や噛み合わせ、食事などの原因で詰め物が外れることがある

・外れた詰め物は軽く洗い、水気を取ってポリ袋やケースで保管する

・すぐに歯科クリニックに通えない場合、詰め物が取れた側とは逆の歯で食事をする

・患者さん自身で戻したり、接着剤でくっつけたりするのは絶対にNG

以上のポイントはしっかりと押さえておきましょう!

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【新潟の歯医者・予防歯科】水を飲むことが虫歯予防につながる理由

虫歯を予防する方法は、丁寧なブラッシングでプラークを取り除くことしかないと思っている方も少なくありません。

実際はそのようなことはなく、簡単な行動でも虫歯のリスクは軽減させられます。

その行動の一つが、意識して水を飲むことです。

今回は、水を飲むことが虫歯予防につながる理由を中心に解説します。

●水を飲むことが虫歯予防になる仕組み

日頃から意識して水を飲むようにすることで、虫歯菌の繁殖を防げます。

こちらは口内に水が入ることにより、乾燥を防いでくれることが理由です。

また水を飲むことで唾液の分泌量が促進され、唾液が歯を保護し、口内の酸を中和することにもつながります。

口内は酸性の時間が長いほど虫歯になりやすいため、このように水分で中和することが虫歯を予防するためには必要になってきます。

さらに、水は口内の食べカスやプラークを洗い流す効果もあります。

プラークは虫歯菌の温床であるため、洗い流すことで必然的に虫歯のリスクは軽減します。

●食事中の水分補給におけるポイント

水分補給は、特に食事中に行うことで虫歯予防効果を発揮します。

具体的には、食事中にゆっくり水を飲むことにより、食べカスやプラークを効率的に除去できます。

また食後に水を飲むことでも、食べカスやプラークを洗い流し、細菌の生育を防ぐのに役立ちます。

ちなみに摂取する水の温度については、極端に冷たいものを避けるようにしましょう。

冷たすぎる水は、歯に負担をかけてしまいます。

もし冷たい水で歯の痛みを感じるのであれば、知覚過敏や虫歯の可能性もあるため、歯科クリニックの受診をおすすめします。

●水以外に摂取すべき水分について

水以外でいうと、お茶の摂取は虫歯予防に効果的です。

中でも虫歯予防効果が高いのは緑茶です。

緑茶にはさまざまな成分が含まれていますが、特にポリフェノールの一種であるカテキンは、口内疾患に対して良い影響をもたらします。

例えば、虫歯や歯周病の原因菌が増えることを防いだり、口臭を改善したりといった効果が期待できます。

ちなみにウーロン茶や麦茶、紅茶などのお茶にも虫歯予防効果はあります。

●この記事のおさらい

今回の記事のポイントは以下になります。

・日頃から意識して水を飲むようにすることで、虫歯菌の繁殖を防げる

・水は口内の酸を中和したり、食べカスやプラークを洗い流したりする効果もある

・食事中と食後に水を飲み、極端に温度が低いものは避けるのがポイント

・緑茶やウーロン茶、麦茶や紅茶の摂取も虫歯予防には効果的

以上のポイントはしっかりと押さえておきましょう!

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【新潟の歯医者・歯科口腔外科】猫背が顎関節症を引き起こす仕組みについて

開口障害や顎の痛み、異音などを引き起こす顎関節症は、姿勢との関係性が深い症状です。

日頃の姿勢に問題があると、顎関節症の発症リスクが高まったり、悪化しやすくなったりします。

また特に関連性の深い姿勢の一つに、猫背が挙げられます。

今回は、猫背が顎関節症を引き起こす仕組みについて解説します。

●下顎の収まる位置が変わってしまう

普段猫背の状態が長い方は、下顎の収まる位置が変わってしまうことから、顎関節症を発症しやすくなります。

通常、下顎は頭蓋骨と筋肉にぶら下がっている状態であり、バランスが良い場所にスッポリと収まっています。

しかし、パソコンで作業をするときやスマホを使用するときなどは、無意識に前傾姿勢になってしまいます。

このとき、正しい位置とは異なるところに下顎が治まってしまい、顎関節への負担が大きくなって顎関節症のリスクを高めることがあります。

●顎の可動域が狭くなる

顎の可動域が狭くなることも、猫背が顎関節症につながる仕組みの一つです。

猫背は背中が丸くなっている姿勢であり、なおかつ顔を前に突き出している状態です。

このような状態では、必然的に顎の可動域が狭くなり、うまく口を開閉することができません。

また口を開けられない状態が続くと、顎や筋肉に絶えず負担をかけ、顎関節症を発症しやすくなります。

ちなみに机に座りながら頬杖をついている場合、手で顎を前に引き出してしまっているため、顎出し猫背という特に顎関節症のリスクが高い姿勢になりやすいです。

●猫背の改善方法

顎関節症につながる猫背を改善するには、ストレッチや筋トレ、運動などを行うと良いでしょう。

ストレッチでは背骨の柔軟性を保ち、背中周りの筋肉を鍛えることで、正しい姿勢をキープしやすくなります。

また肩や背中の筋肉を刺激することで血流が良くなり、関節が動かしやすくなります。

さらにランニングなどの運動で体幹を強化すると、猫背の改善につながります。

ちなみにどうしても仕事中や作業中に猫背になってしまうという方は、腰や背中の負担を軽減できるサポート機能付きのイスやマットなどを活用してみましょう。

●この記事のおさらい

今回の記事のポイントは以下になります。

・普段猫背の状態が長い方は、下顎の収まる位置が変わってしまうことから顎関節症を発症しやすくなる

・猫背で顎の可動域が狭くなり、うまく口を開閉することができない時間が長くなると、顎関節症のリスクが高まる

・顎関節症につながる猫背を改善するには、ストレッチや筋トレ、運動などを行うのが効果的

以上のポイントはしっかりと押さえておきましょう!

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【新潟の歯医者・小児歯科】子どもが生え変わりで痛みを訴える理由

乳歯の生え変わりは、一般的には5~6歳頃から始まり、14歳頃までにはすべての乳歯が永久歯に生え変わります。

こちらは子どもが大人になっていくにあたって重要なプロセスですが、場合によっては強い痛みを伴うことがあります。

今回は、子どもが生え変わりで痛みを訴える主な理由について解説します。

●動揺する乳歯が歯茎を傷つける

生え変わりの際は乳歯がグラグラと動揺しますが、こちらが子どもの口内の粘膜や歯茎など、やわらかい組織を傷つけることがあります。

小さな傷の場合、唾液が作用して自然に治りますが、傷に雑菌が入った場合などは炎症を起こして痛みが出やすくなります。

また炎症は腫れだけでなく、膿を生じさせることもあります。

ちなみに動揺による歯茎の炎症は、抜けそうな乳歯を無理やり抜こうとすることで起こりやすいため、基本的には自然に抜けるまで待たなければいけません。

●萌出性歯肉炎

子どもが生え変わりの際に強い痛みを訴える場合、萌出性歯肉炎を引き起こしている可能性もあります。

こちらは、歯の生え変わりの時期に起こる歯肉炎であり、主に永久歯が歯茎を押し上げることで生じます。

乳歯が抜け落ちてから永久歯が萌出するまでには、一般的に半年ほどかかります。

このとき、永久歯は少しずつ歯茎を押し上げるように生えてくるため、完全に生えるまで永久歯は歯茎に覆われる形になります。

また歯茎に覆われた状態だと、ブラッシングが不十分になりやすく、食べカスやプラークなどが原因で炎症や痛みを引き起こしやすいです。

●恐怖心が強い

単純に子どもの恐怖心が強いことも、生え変わりの際に痛みを訴える理由の一つです。

初めて乳歯が抜ける経験をする子どもは、歯が抜けること自体への恐怖心が強いです。

そのため、必要以上に強い痛みを感じることがあります。

これまでと違う乳歯の違和感を痛みと捉えてしまうのです。

もちろん実際に前述したような原因で痛みが出ていることもありますが、尋常ではない痛がり方をされると、親御さんは対処に困るでしょう。

このような場合は、とにかく子どもに寄り添ってあげることが大切です。

●この記事のおさらい

今回の記事のポイントは以下になります。

・動揺する乳歯が子どもの口内の粘膜や歯茎など、やわらかい組織を傷つけることがある

・永久歯が歯茎に覆われた状態だと、ブラッシングが不十分になりやすく萌出性歯肉炎を引き起こしやすい

・初めて乳歯が抜ける経験をする子どもは、歯が抜けること自体への恐怖心が強く痛みを感じやすい

以上のポイントはしっかりと押さえておきましょう!

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【新潟の歯医者でホワイトニング】ホワイトニング期間中に避けるべき野菜について

ホワイトニング治療中は、ある程度食事の内容に制限が出ます。

特にカレーやケチャップなどの色の濃いものは、色戻りを招くため控えなければいけません。

また野菜なら問題ないと思われる方もいるかと思いますが、実際は野菜の中にも避けるべきものが存在します。

今回はこちらの点を中心に解説します。

●ホワイトニング期間中に避けるべき野菜は?

ホワイトニング期間中の摂取を避けるべきなのは、ずばり緑黄色野菜です。

なぜなら、緑黄色野菜はカレーやケチャップと同じく、歯を着色させてしまう可能性があるからです。

緑黄色野菜はカロテンやクロロフィルなどの色素を含んでいて、緑色や黄色、赤色などの鮮やかな色をしています。

またポリフェノールやアントシアニンなどの着色成分も入っているため、歯の着色汚れの原因になることがあります。

また緑黄色野菜の中でも、特に注意しなければいけないのがトマトです。

トマトは酸性が強い食材であり、ホワイトニング直後の歯にとっては大きな刺激になります。

場合によっては、知覚過敏のような痛みを覚えることもあります。

●野菜による着色のリスクを高める食べ方

ホワイトニング期間中に野菜を摂取する場合、何を摂取するかだけでなく、どう摂取するかも意識しなければいけません。

例えば、ドレッシングをかけて食べるのは避けるのが無難です。

ホワイトニング後の皮膜が剥がれている状態で酸性の強いドレッシングがつくと、歯がいつもより多めに溶けてしまい、元に戻りにくくなります。

また歯が溶けるだけでなく、酸性の強い食べ物の色素も沈着しやすくなります。

つまり、緑黄色野菜とドレッシングの組み合わせなどは絶対にNGだということです。

●食べても大丈夫な野菜は?

ホワイトニング期間中でも問題なく食べられる野菜としては、やはり色が白く薄いものが挙げられます。

具体的には、大根やジャガイモ、里芋などの野菜です。

ちなみに白いものでも、豆腐のようにイソフラボンを含むものはおすすめできません。

イソフラボンはポリフェノールの一種であり、多く食べると色素沈着を起こして歯が黄ばみます。

そのため、豆腐サラダなどは非常に危険だと言えます。

●この記事のおさらい

今回の記事のポイントは以下になります。

・緑黄色野菜には色素や着色成分が多く含まれているため、ホワイトニング期間中に摂取すべきではない

・ドレッシングをかけて食べると、さらに着色のリスクが高まる

・大根やジャガイモ、里芋など色の薄い野菜は食べても問題ない

・イソフラボンによる着色のリスクがあるため、豆腐サラダは避けるべき

以上のポイントはしっかりと押さえておきましょう!

新潟市西区周辺やJR越後線「寺尾駅」付近で歯科クリニック(歯医者さん)をお探しの方は、是非、ひらの歯科医院へお問い合わせ下さい!

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【新潟の歯医者で歯周病治療】歯石がつきやすい場所や形成されやすい人の特徴

歯石はプラークが唾液中の石灰分を吸収して硬化したものであり、放置すると歯周ポケットの中にも歯石や悪い細菌が溜まり、歯周病が進行します。

そのため、定期的に歯科クリニックで除去しなければいけません。

今回は、特に歯石がつきやすい場所や、歯石が形成されやすい方の特徴について解説します。

●歯石がつきやすい場所

歯石は下の前歯の裏や上の奥歯の頬側、出血が見られる歯周ポケットに形成されることが多いです。

下の前歯の裏には、唾液が放出される出口があります。

プラークは唾液の成分で硬化して歯石になるため、唾液の影響を受けやすい場所では必然的に歯石がつきやすくなります。

また上の奥歯の頬側も同様に、唾液によって歯石が形成されやすい部分です。

さらに歯石の成分の中には血液が含まれるため、歯周ポケットから出血が見られる方は、プラークと結合して歯石ができやすい状態だと言えます。

●ブラッシングが不十分な人は歯石がつきやすい

全体的に歯石がつきやすい方の特徴としては、やはりブラッシングが不十分だということが挙げられます。

プラークが硬化して歯石が形成されるわけですから、まだやわらかいプラークの時点でしっかり除去できなければ、当然歯石の量も増えてしまいます。

またブラッシングが不十分な方というのは、単純に磨いている時間が短い方だけでなく、歯ブラシ以外を使用していない方も該当します。

デンタルフロスや歯間ブラシを使用していない場合、口内のプラークは全体のおよそ6割しか除去できないと言われています。

特に歯間や歯と歯茎の間は歯ブラシが届きにくいため、他のデンタルケアグッズで清掃しなければいけません。

●喫煙している方も歯石が形成されやすい

ブラッシングをしっかり行っていたとしても、喫煙をしている方は歯石が形成されやすくなります。

タバコにはタールと呼ばれる物質が含まれていて、こちらはベタベタとした粘着性があり、プラークが付着しやすい状態をつくります。

またタールは日常的なブラッシングで除去するのが難しく、蓄積されて細菌の温床になります。

そのため、歯石に変化しやすい傾向にあります。

●この記事のおさらい

今回の記事のポイントは以下になります。

・歯石は下の前歯の裏や上の奥歯の頬側、出血が見られる歯周ポケットに形成されることが多い

・ブラッシングが不十分な方はプラークの段階で除去できず、歯石がつきやすくなる

・歯石のケアにはデンタルフロスや歯間ブラシの使用も必須

・喫煙をしている方も、タールの粘着性によって歯石が形成される可能性が高い

以上のポイントはしっかりと押さえておきましょう!

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【新潟の歯医者で予防歯科】果汁100%ジュースでも虫歯になるのか?

虫歯になることをおそれ、甘いジュースやコーラなどの炭酸飲料を摂らないようにしているという方は多いかと思います。

またその代わりとして、リンゴやオレンジといった果汁100%ジュースを選ぶ方も多いですが、これらは虫歯にならないのでしょうか?

今回は、果汁100%ジュースの虫歯リスクについて解説します。

●果汁100%ジュースの虫歯リスクについて

ジュースや炭酸飲料が虫歯になりやすい主な理由は、やはり砂糖を多く含んでいることです。

口内に入り込む砂糖の量が多ければ多いほど、虫歯菌は活発に動いて虫歯の罹患リスクが高まります。

一方果汁100%ジュースを摂取する方は、「砂糖でなく果糖であれば問題ない」と考えているかもしれませんが、こちらの考えは正しくありません。

実は、多くの果汁100%ジュースは、“果汁100%”と言いつつ砂糖が含まれているからです。

砂糖が加えられていても、加糖率が5%を下回っていれば、その商品は果汁100%を名乗ることができます。

砂糖が入っているものについては、当然虫歯のリスクを高めます。

●果汁100%ジュースのpH値について

pH値は水素イオン濃度を表す物理量であり、口内のpH値が5.5以下になると、虫歯のリスクが高まるとされています。

通常、口内のpH値は6.5~7.5に保たれていますが、果汁100%ジュースを摂取すると4.0以下に低下することがあります。

特にオレンジジュースやグレープフルーツジュースは酸性が強く、pH値は3.0~4.0と極めて低いです。

酸性の飲み物は直接的に歯のエナメル質を溶かす作用があり、こちらが虫歯のリスクを高める一因となります。

●果汁100%ジュースの正しい飲み方について

果汁100ジュースを摂取するのであれば、一度に大量に摂取せず、適量を楽しむようにしましょう。

こうすることで、口内の酸性環境を長時間持続させず、虫歯のリスクも軽減されます。

また果汁100%ジュースを飲んだ直後は、水で口をすすぐのもおすすめです。

こちらは口内に残留する糖分や酸を取り除き、虫歯のリスクを減少させられることが理由です。

ちなみに単独で摂取するのではなく、食事とあわせて果汁100%ジュースを飲むことでも、口内の酸性度の緩和が期待できます。

●この記事のおさらい

今回の記事のポイントは以下になります。

・果汁100%ジュースには砂糖が含まれているものも多く、虫歯のリスクがある

・砂糖が加えられていても、加糖率が5%を下回っていれば果汁100%を名乗ることができる

・酸性が強いことも、果汁100%ジュースで虫歯になる原因

・果汁100%ジュースは他の食事とあわせて適量を摂取し、飲んだ後は口をすすぐ

以上のポイントはしっかりと押さえておきましょう!

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【新潟の歯医者で虫歯治療】虫歯治療の前に歯を磨かなければいけないのはなぜ?

歯科クリニックで虫歯治療を受ける際、事前に準備しなければいけないことがいくつかあります。

具体的には当日治療を受けるまでに現金や保険証、おくすり手帳などを用意し、ブラッシングも済ませておかなければいけません。

今回は、虫歯治療の前に歯を磨かなければいけない理由について解説します。

●診察の精度を上げるため

虫歯治療の前には診察が行われますが、事前にブラッシングを行っていればこちらの精度はアップします。

歯を磨いていない場合、患者さんは食べカスやプラークが残ったままの状態で診察を受けなければいけません。

このような場合、歯や歯茎の状態が見えにくく、正確な診断ができなくなることがあります。

特に虫歯や歯周病に関しては、歯や歯茎の状態を正確に把握しなければいけないため、丁寧にブラッシングを行った上で治療に臨みましょう。

●治療をスムーズに行うため

虫歯治療の前にブラッシングをするのは、治療をスムーズに行うためでもあります。

口内に食べカスが残っていると治療の妨げになるため、前もって汚れのないキレイな状態にしておく方が、余計なメンテナンスの手間が省けます。

もし歯のクリーニングを行ってから治療に移るという流れになると、他の器具を使用しなければいけないため、治療には時間がかかります。

ちなみに原則保険診療である虫歯治療は、1回に行える治療の内容が限られています。

そのため、余計な時間がかかると、通院回数が増える可能性も高くなります。

●エチケット

虫歯治療前に歯を磨くことは、単純に社会人としてのエチケットでもあります。

歯科医師や歯科技工士は、これまで多くの患者さんを診察・治療していきています。

そのため、ある程度汚れた口内は見慣れていることが多いです。

しかし明らかに食べカスが付着していたり、それが原因で口臭を発していたりする場合、当然良い気はしません。

一方キレイにブラッシングされた口内であれば、良い印象を持ってもらうことができます。

さらに口内がキレイな状態で治療に臨むことで、虫歯予防の意識がまったくないわけではないことのアピールにもなります。

●この記事のおさらい

今回の記事のポイントは以下になります。

・事前にブラッシングを行っていれば、虫歯治療に伴う診察の精度がアップする

・虫歯治療前に歯を磨くことで、余計なメンテナンスの時間が省け、スムーズに治療を行える

・社会人のエチケットとしても、虫歯治療前のブラッシングは必要

・汚れた口内を見慣れている歯科医師や歯科技工士でも、あまりに汚いと良い気はしない

以上のポイントはしっかりと押さえておきましょう!

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新潟市は越後平野の中央部、信濃川・阿賀野川の河口に位置し、古くから日本海運の拠点として栄え、江戸末期に開港5港の一つに指定された歴史のある「みなとまち」と言われています。
毎年6月に行われる新潟市の夏の風物詩として市民に親しまれている伝統行事の一つ白根大凧合戦は信濃川の支流、中ノ口川の両岸から縦7メートル、横5メートルの大凧を揚げ、空中で絡ませ川に落とし、相手の凧綱が切れるまで引き合う勇壮な世界最大スケールの大凧合戦です。2015年に新潟県の無形民俗文化財に指定された他に2014年には新潟市民文化遺産にも認定されています。
当院最寄り駅JR越後線「寺尾駅」周辺には徒歩6分程に寺尾中央公園があり、春になると3万本のチューリップで彩られチューリップの公園として市民に親しまれています。広い園内は遠足や散策の場として多くの人達で賑わい、二つあるバラ園には約50種類のバラが咲き乱れ、訪れる人々を美の世界にいざないます。
新潟市にお住まいの方、近隣に立ち寄った方も、歯やお口に関しての気になることがございましたらご気軽にご相談ください。