家族で生活する方々は、全員で虫歯予防を意識することが望ましいです。
その方が各々モチベーションは高まり、より虫歯を予防しやすくなるからです。
では家族で虫歯予防を行う場合、どのようなポイントを意識すれば良いのでしょうか?
今回はこちらの点について解説します。
虫歯菌の家族内感染を防ぐ
家族で生活する場合、虫歯菌の家族内感染が起こる可能性があります。
そのため、まずはこちらを防ぐための対策を取るべきです。
例えば、食器の共有は避けなければいけません。
親御さんが使ったスプーンや箸、コップなどを子どもが使用してしまうと、親御さんから子どもへ虫歯菌がうつってしまうことがあります。
また親御さんが噛み砕いたものを食べ与えたり、熱い食べ物を息で冷まして与えたりすることも、唾液を介して虫歯菌をうつす原因になるため、控えるべきです。
もちろん、口元へのキスなども避けなければいけません。
適切なブラッシングの習慣を身に付ける
家族で虫歯予防を行う場合、それぞれが適切なブラッシングの習慣をマスターする必要があります。
具体的には、親御さんが適切なブラッシングを実践し、それを子どもに真似させることが重要です。
ブラッシングは、毎食後と就寝前に実施するのが望ましいです。
特に就寝前は唾液の分泌量が減少するため、この時間帯のブラッシングは丁寧に行いましょう。
またフッ素入りの歯磨き粉を使用することで、歯の再石灰化を促し、歯を強くする効果が期待できます。
さらに、歯ブラシだけだと届きにくい歯と歯の間は、フロスや歯間ブラシを使って丁寧に清掃することが大切です。
食生活を見直す
家族での虫歯予防では、親御さんが食生活を見直し、同じような食生活を子どもにも実践させることが求められます。
例えば親御さんがよく間食を摂っていると、子どもも同じように間食をしてしまいがちです。
こちらは口内が酸性に傾く時間が長くなり、虫歯のリスクを高めるため、ダラダラと食べてしまわないように注意が必要です。
また甘いものをなるべく控えることや、よく噛んで食べることなども、親御さんが実践して子どもにお手本を見せなければいけません。
この記事のおさらい
今回の記事のポイントは以下になります。
・家族で虫歯予防を行う場合、食器などの共有による家族内感染を避けなければいけない
・親御さんは適切なブラッシングの方法を身に付け、それを子どもにも実践させる必要がある
・間食を控えたり、ダラダラ食べをやめたりと、食生活の改善を家族で行うのも大切
以上のポイントはしっかりと押さえておきましょう!
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