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【新潟の歯医者・小児歯科】小児歯科治療における3つのコントロールとは?

歯科クリニックで行われる小児歯科治療は、大人の患者さんに対して行う治療とは違い、しっかりと子どもの立場になって負担を軽減させる工夫が行われています。

またその代表的なものが、小児歯科治療における3つの“コントロール”です。

今回はこちらの内容について解説します。

●痛みのコントロール

小児歯科治療におけるコントロールの一つに、痛みのコントロールがあります。

こちらは文字通り、子どもが痛みを感じにくいようにするための工夫です。

大人では我慢できるような痛みであっても、子どもは敏感に反応し、苦しんだり泣いたりしてしまうことがあります。

治療中に泣き出してしまうと、そのまま治療を継続するのは難しいです。

また幼い子どもは歯の神経が鈍感であり、大人に対する麻酔と同じ方法を用いるとトラブルにつながる可能性があります。

そのため、歯科クリニックでは表面麻酔や笑気麻酔など、痛みが軽減される取り組みが行われます。

●恐怖のコントロール

恐怖のコントロールも、小児歯科治療においては重要な工夫の一つです。

歯科クリニックの雰囲気やニオイは、患者さんを緊張させる要因になります。

大人の方であっても緊張したり怖がったりすることがあるくらいですから、子どもであればなおさら恐怖心は強くなります。

小児歯科治療を行う歯科クリニックでは、子どもが怖がらないよう雰囲気や話し方を工夫したり、キッズスペースなどの院内設備を充実させたりしていることが多いです。

ちなみに、親御さんが自宅において歯科クリニックにプラスのイメージを与えることも、恐怖のコントロールにつながります。

●体動のコントロール

子どもは歯科治療中に痛みを感じたり、嫌がったりすると、身体を動かしてしまうことがあります。

手足をバタバタさせて暴れる場合、泣いているときと同様に治療を継続するのは困難になります。

またもし動いている状態で治療を強行してしまったら、誤って口内を傷つけたり、治療中に誤嚥したりするリスクが高まります。

歯科クリニックではこのようなリスクを回避するために、定期検診やコミュニケーションから始めるなどの工夫がされています。

●この記事のおさらい

今回の記事のポイントは以下になります。

・痛みのコントロールは、子どもが治療の痛みを感じにくくするための工夫

・小児歯科治療を行う歯科クリニックは、雰囲気や話し方などで恐怖もコントロールしている

・定期検診やコミュニケーションから始める小児歯科治療は、体動のコントロールにつながる

以上のポイントはしっかりと押さえておきましょう!

新潟市西区周辺やJR越後線「寺尾駅」付近で歯科クリニック(歯医者さん)をお探しの方は、是非、ひらの歯科医院へお問い合わせ下さい!

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【新潟の歯医者で入れ歯治療】チタン床義歯のメリット・デメリット

入れ歯は土台に使用される素材によってさまざまなタイプに分けられ、各歯科クリニックで取り扱うものが異なります。

取り扱いが多いのはレジン床義歯や金属床義歯であり、代表的な金属床義歯の一つにチタン床義歯があります。

今回は、チタン床義歯の概要とメリット・デメリットについて解説します。

●土台が薄く装着感が自然

チタンは金属でありながら、人の骨の組織と似ている素材であり、生体との親和性が高いです。

入れ歯以外でいうと、インプラントの人工歯根にも使用されています。

さらに軽く丈夫であるため、入れ歯の土台に使用する際には極限まで薄くすることが可能です。

これにより、自然な装着感を実現します。

具体的には、レジン床義歯の1/3程度の薄さです。

入れ歯を初めて装着する方は、違和感が大きいことによって使用を継続できないこともありますが、チタン床義歯はそのような心配が少ないです。

●食事や会話を楽しめる

チタン床義歯は薄くつくられているため、装着するときだけでなく、食事をしているときの使用感も自然です。

口内の圧迫感も少ないため、発音の際に入れ歯が邪魔になることもありません。

むしろ、口の中が広くなったように感じることが多いです。

またチタンには、熱伝導率が高いという特徴もあり、こちらも食事のしやすさにつながっています。

熱伝導率が高ければ高いほど、熱いものや冷たいものの温度がよりわかります。

豊かな食生活を送るにあたって、温度は非常に重要な要素であるため、温度を細かく感知できるチタン床義歯はメリットが大きいです。

ちなみに温度を感知しやすくなれば、熱すぎるものを噛んで火傷を負うリスクも少なくなります。

●健康面や衛生面に役立つ

金属床義歯の一種であるチタン床義歯は、レジン床義歯と比べて健康面や衛生面でも優れています。

レジンは咬合力が強い場合や衝撃があった場合に破損しやすいですが、チタン床義歯は耐久性が高く、よほどのことがない限り破損しません。

またたわみも少なく、天然歯と同じようによく噛めるため、胃腸への負担は軽減されます。

さらに変形はあまり見られず、食べ物のニオイも定着しないため、健康面や衛生面でも役立ちます。

●この記事のおさらい

今回の記事のポイントは以下になります。

・チタン床義歯は代表的な金属床義歯の一つ

・チタン床義歯は極限まで薄くすることができ、装着感も自然

・薄く熱伝導率が高いチタン床義歯は、食事や会話を楽しみやすい

・チタン床義歯やレジン床義歯と比べて、健康面や衛生面においても優れている

以上のポイントはしっかりと押さえておきましょう!

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【新潟の歯医者で詰め物治療】詰め物を装着した状態での食事における意外な注意点

詰め物を装着している方は、ガムやキャラメルなど粘り気のあるものを噛んだ拍子に、詰め物が外れてしまうことがあります。

また破損のリスクがあることから、硬い食べ物にも注意しなければいけませんが、他にも注意点はあります。

今回は、詰め物をした状態での食事における意外な注意点を解説します。

●パンを食べる方は注意しよう

毎朝のようにパンを食べているという方は多いかと思いますが、詰め物を装着している場合は注意が必要です。

食パンなどの一般的なパンはやわらかいイメージが強いですが、実は意外と噛む力が必要です。

そのためフランスパンなどハード系のパンだけでなく、食パンやロールパンなどを食べる際も、詰め物は外れないように注意が必要です。

またパンを咀嚼していると、次第に粘着質になっていきます。

つまり、詰め物と相性の悪いガムやキャラメルのようになるということです。

どのような種類のパンを食べる場合でも、詰め物のある歯で噛むときは、かぶりつくのではなく小さくちぎって食べるようにしましょう。

●お箸やフォークなどを噛まないように注意

詰め物をした状態での食事では、お箸やフォークなどを噛まないようにも気を付けなければいけません。

お箸やフォークは、たとえプラスチックのものであっても硬いため、噛んでしまうと詰め物が外れることがあります。

特に永久歯の場合、歯の根本にまで詰め物が詰められていることが多いため、注意が必要です。

ちなみに硬い食べ物を食べる際は、漠然と噛むのではなく、歯から食べ物を砕くよう意識することが大切です。

●劣化していると食事中のリスクは大幅に上昇する

詰め物が劣化している状態で食事を摂ると、たとえ硬い食べ物でなくても外れるリスクは高くなります。

特に保険診療でつくられた銀歯に使用するセメントは比較的劣化しやすく、外れる原因になりやすいです。

セメントによって詰め物と歯質はくっついているため、セメントが劣化すると接着力が失われ、銀歯も外れやすくなるという仕組みです。

ちなみにセラミックの詰め物は、歯に付けるための接着用セメントが劣化しにくく、長持ちする傾向にあります。

●この記事のおさらい

今回の記事のポイントは以下の通りです。

・やわらかいパンでも意外と噛む力は必要なため、詰め物が外れないように注意する

・パンを咀嚼していると粘着質になり、詰め物にくっついて外れるおそれがある

・詰め物のある歯でお箸やフォークなどの硬いものを噛まないように注意

・詰め物が劣化していると、食事中に詰め物が外れたり割れたりするリスクが高くなる

以上のポイントはしっかりと押さえておきましょう!

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【新潟の歯医者で詰め物治療】詰め物の治療後に変な味がする原因

虫歯を治療した後は、治療箇所を埋めるために補綴物が使用されます。

このときもっとも多く使用されるのが詰め物であり、保険診療には銀歯、自由診療にはセラミックインレーなどの素材があります。

今回は、これらの詰め物を装着した後、変な味がするようになる理由について解説します。

●詰め物が合っていない

詰め物の治療後に変な味がする場合、合っていない詰め物を装着している可能性があります。

こちらは、治療からある程度時間が経ったタイミングで変な味がする場合に、考えられる原因です。

詰め物は歯科用のセメントを使用して土台の歯と接着しますが、経年によってセメントが劣化したり、詰め物が欠けたりすることがあります。

またこういった劣化が見られると、生じた隙間や段差に汚れが蓄積して細菌が増殖したり、虫歯になったりするため、ニオイや変な味がするようになります。

●ガルバニー電流

詰め物の治療後に変な味がする場合には、ガルバニー電流が生じていることも考えられます。

ガルバニー電流は、口内の金属と金属が触れ合うことで発生する電流です。

チョコレートなどの包み紙、スプーンなどの金属を誤って噛んだときにも起こり、キーンと歯が痛むのが特徴です。

また銀歯が原因でガルバニー電流が発生すると、電流が流れるだけでなく、銀歯に含まれる金属イオンが唾液に溶け出します。

金属イオンが溶け出すと銀歯が腐食し、最終的には口内に変な味が充満します。

ちなみにガルバニー電流には、自律神経の乱れや虫歯の再発といったリスクもあるため、注意が必要です。

●治療に使用した薬剤が漏れ出す

根管治療においては、詰め物の隙間などから治療に使用した薬剤が漏れ出し、変な味がすることも考えられます。

現在主流となっている薬剤は無味無臭ですが、昔ながらの根管治療を行っている歯科クリニックでは、いまだにFCやペリオドンなどホルマリン系の薬剤が使用されています。

こちらは揮発性であり、詰め物が劣化しているような状態だと、隙間から薬剤が漏れ出すことがあります。

またこの薬剤は変な味がするだけでなく、口臭の原因になることも考えられます。

●この記事のおさらい

今回の記事のポイントは以下になります。

・詰め物が劣化して合わなくなると、汚れや細菌が蓄積して変な味がすることがある

・口内の金属と金属が触れ合って起こる電流をガルバニー電流という

・銀歯でガルバニー電流が起こると、金属イオンが溶け出して変な味の原因になる

・根管治療の場合、治療に使用する薬剤が詰め物の隙間から漏れ出し、変な味がするおそれがある

以上のポイントはしっかりと押さえておきましょう!

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【新潟の歯医者で詰め物治療】詰め物が取れた場合の対処法に関するあれこれ

接着用セメントが劣化していたり、詰め物と歯の間に虫歯ができていたりする場合、少しの衝撃で詰め物が外れてしまうことがあります。

このような場合、患者さんは早急に対応しなければならず、決して放置してはいけません。

今回は、詰め物が取れた場合の対処法に関することをいくつか解説します。

●詰め物が取れた後、いつまでに通院すれば良い?

虫歯の詰め物が取れた後は、早急に歯科クリニックを訪れなければいけません。

目安としては、遅くても2週間以内には通院しましょう。

詰め物が取れた状態のまま過ごしていると、虫歯が進行するおそれがあります。

この虫歯が初期段階に入るのは、詰め物が取れてから1ヶ月程度であるため、2週間以内であれば虫歯のリスクはほとんどありません。

ちなみに、取れてしまった詰め物は清潔な状態で保管し、必ず歯医者に持参してください。

●取れた詰め物は再利用できる?

一度取れてしまった詰め物であっても、状態に問題がなければ再利用できる可能性があります。

もちろん再利用が可能であれば、新たに詰め物を作製するための費用、型取りの時間は一切発生しません。

また取れた詰め物の保管方法については、小さな容器やチャックが付いた袋などに入れておくことをおすすめします。

ティッシュなどで包むと不衛生になってしまったり、誤って破棄したりしてしまう可能性が高くなります。

ちなみに詰め物の一部が欠けていたり、割れていたりする場合は再利用が難しく、歯型を採り直さなければいけないケースがほとんどです。

●取れた詰め物を自分で元に戻しても良い?

詰め物が取れた後、すぐ歯科クリニックに通うことができない方などは、自身で元に戻そうと考えることもあるでしょう。

しかし、自力で戻すのはNGです。

一度外れてしまった詰め物は、自力で同じ状態には戻せません。

仮に元の位置にキレイに収まったとしても、接着面が不安定になっていため、またすぐに外れる可能性が高いです。

さらに自力で詰め物を戻した場合、噛み合う歯の圧力による詰め物の変形や破損など、重大なトラブルを引き起こすことも考えられます。

●この記事のおさらい

今回の記事のポイントは以下になります。

・詰め物が取れた場合、遅くても2週間以内には歯科クリニックを訪れるべき

・取れてしまった詰め物は必ず歯科クリニックに持参する

・詰め物を適切に保管し、問題ない状態であれば再利用できる可能性がある

・詰め物の変形や破損などにつながるため、取れた詰め物を自力で元に戻すのは絶対にNG

以上のポイントはしっかりと押さえておきましょう!

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【新潟の歯医者で被せ物治療】喫煙による詰め物の変色について

歯の詰め物は、虫歯治療を行った歯の形を整えたり、機能性を向上させたりするために用いられるものです。

また素材によっては審美性の向上も期待できますが、日頃喫煙している方は詰め物の変色が起こりやすくなるため、注意が必要です。

今回は、喫煙による詰め物の変色について解説します。

●喫煙によって詰め物が変色する仕組み

タバコの煙に含まれるニコチンやタールなどの成分は、歯の表面に付着し、少しずつ色素と結びついていきます。

そのため、喫煙者の方は詰め物の表面に黄色もしくは茶色っぽい変色が起こりやすいです。

また喫煙による変色の程度は、使用する詰め物の素材によって異なります。

金属製のものは比較的色素が沈着しにくいですが、セラミックもしくは樹脂系の詰め物は色素が付着しやすくなります。

このような変色がひどくなると、詰め物が目立ってしまったり、口元の美しさに影響を及ぼしたりします。

さらに変色が進行すると、詰め物の寿命も短くなることが考えられます。

●喫煙以外の変色する理由

喫煙以外でいうと、食べ物や飲み物、加齢などによっても詰め物が変色することがあります。

色素の濃い飲食物は詰め物の表面に色素を沈着させますし、酸性の強い食品は表面を荒らし、色素がより浸透しやすくさせる原因になります。

また年齢を重ねるとともに、詰め物は徐々に劣化していきます。

具体的には表面が擦り減ることで色素が染み込みやすくなり、変色が進みます。

ちなみに、加齢による唾液の減少も、詰め物の変色を促進する要因です。

●歯の詰め物が変色したらどうする?

主に喫煙が原因で詰め物が変色した場合、まずは歯科クリニックでクリーニングを受けましょう。

歯科クリニックでの専門的なクリーニングであれば、変色を取り除ける可能性があります。

具体的には専用の器具を使用し、喫煙だけでなくコーヒーやワインなどによる汚れも除去します。

また前歯などの詰め物が変色した場合、ラミネートベニアを受けることでも改善します。

ラミネートベニアは、変色部分を薄く削り、セラミックの薄い膜を貼り付けるというものです。

保険診療のレジンと比べると、見た目が美しく歯の白さが長持ちします。

●この記事のおさらい

今回の記事のポイントは以下になります。

・喫煙者の方は、詰め物の表面に黄色もしくは茶色っぽい変色が起こりやすい

・特にセラミックもしくは樹脂系の詰め物は色素が付着しやすい

・食べ物や飲み物、加齢などによっても詰め物が変色することがある

・歯のクリーニングやラミネートベニアを受ければ、詰め物の変色は改善できる可能性がある

以上のポイントはしっかりと押さえておきましょう!

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【新潟の歯医者で詰め物治療】子どもの詰め物が外れやすい理由とは?

子どもの虫歯を治療した後は、治療箇所の穴を埋めるために詰め物を装着します。

こちらは主に、範囲が狭い虫歯を治療したときに用いられるものです。

また詰め物があることにより、虫歯治療後の生活を快適に送れますが、子どもの場合は詰め物が非常に取れやすいです。

今回はその理由を中心に解説します。

●乳歯が薄くやわらかい

子どもの詰め物が外れやすい理由としては、まず乳歯が薄くやわらかいということが挙げられます。

乳歯は永久歯と比べて厚みがないため、治療箇所に用いる詰め物に関しても、必然的に
薄くなってしまいます。

また乳歯は永久歯よりやわらかく、初めは適切な高さに詰め物をしていても、徐々に周囲の乳歯が擦り減っていきます。

その結果、詰め物の部分だけが浮き上がり、食事やブラッシングなどの際にひっかかりやすくなるという仕組みです。

●素材やセメントの接着力が弱い

使用される素材やセメントの接着力が弱いということも、子どもの詰め物が外れやすい理由の一つです。

子どもの歯の詰め物には、一般的に金銀パラジウム合金が採用されます。

こちらはいわゆる銀歯であり、保険診療の詰め物としてはもっとも多く使用されるものです。

金銀パラジウム合金にはリーズナブルな価格で装着できるというメリットがありますが、その反面経年劣化が起こりやすく、錆びが見られることもあります。

また詰め物を固定しているのはセメントですが、金銀パラジウム合金はセメントも劣化しやすく、少しずつ接着力は弱くなっていきます。

●治療の精度が落ちやすい

子どもの詰め物が取れやすい理由としては、詰め物治療における治療の精度が落ちやすいことも挙げられます。

治療の精度が落ちる原因は、大人のようにスムーズに治療できないケースが多いからです。

例えば過去に歯科クリニックで受けた治療がトラウマになっている子ども、単純に歯科クリニックの雰囲気が苦手な子どもは、治療が滞りやすいです。

治療中も泣き叫んだり、動いたりしてしまう可能性が高く、その影響で詰め物の精度が悪化することがあります。

もちろんそれによって詰め物がキッチリはまらなかったり、サイズが合っていなかったりする場合、二次虫歯のリスクも高くなります。

●この記事のおさらい

今回の記事のポイントは以下の通りです。

・子どもの詰め物は薄くやわらかいため、徐々に浮き上がってしまい外れやすくなる

・子どもの詰め物は経年劣化が見られやすく、セメントの接着力が弱くなると外れてしまう

・子どもは詰め物治療の際に泣いたり動いたりするため、詰め物治療の精度が下がりやすい

以上のポイントはしっかりと押さえておきましょう!

新潟市西区周辺やJR越後線「寺尾駅」付近で歯科クリニック(歯医者さん)をお探しの方は、是非、ひらの歯科医院へお問い合わせ下さい!

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【新潟の歯医者で被せ物治療】保険適用の被せ物の種類と特徴について

比較的大きな虫歯を治療した後は、治療箇所をカバーするために被せ物が装着されます。

また被せ物には多くの種類があり、保険が適用されるものと適用されないものの大きく2つに分けられます。

今回は、保険適用の被せ物における主な種類と、それぞれのメリット・デメリットについて解説します。

●硬質レジンジャケット冠

硬質レジンジャケット冠は、レジンと呼ばれる歯科用プラスチックで作製される被せ物です。

樹脂製のプラスチックでつくられていることから、金属アレルギーが起こる心配がなく、見た目も比較的キレイに仕上がります。

また型取りを行うとき、装着するときの2回だけしか治療しなくても良いため、あまり時間に余裕がないという方でも作製しやすいです。

しかし審美性については、すべてセラミックでできているオールセラミックよりは劣り、金属ほど強度がないため奥歯には使用できません。

●硬質レジン前装冠

硬質レジン前装冠は、内部を金属で作製し、外から見える部分にレジンを貼り付けるという構造の被せ物です。

色味が白くナチュラルな点や、中身が金属のため、強く噛んだときでも耐えられる点などがメリットです。

またこちらは前歯~犬歯に適用する場合に保険が適用され、治療費が大幅に安くなります。

しかし硬質レジン前装冠は、時間の経過とともに光沢がなくなっていくというデメリットがあります。

その他にも白い部分が欠けやすかったり、裏から金属が見えたりすることがあり、場合によっては使い心地の悪さを感じることが考えられます。

●金銀パラジウム合金

金銀パラジウム合金は、一般的には銀歯と呼ばれるものです。

全体が金12%・パラジウム20%・銀約50%・銅約10%で組成されています。

金属製のため高い強度を誇り、噛み合わせに優れている点や割れにくい性質である点などがメリットです。

一方、金銀パラジウム合金の被せ物は金属部分が目立つため、見た目を気にする方や周囲に治療したことがばれたくない方などにとってはデメリットです。

また危険性が高い素材というわけではありませんが、金属が溶け出して歯茎が黒くなったり、金属アレルギーを発症したりする可能性はあります。

●この記事のおさらい

今回の記事のポイントは以下の通りです。

・硬質レジンジャケット冠は見た目がキレイであり、治療回数も少ない

・硬質レジン前装冠はナチュラルな白さや強度に強みがあり、強く噛んだときでも耐えられる

・金銀パラジウム合金は強度が高く割れにくいことから、食事の際の噛み合わせに優れている

以上のポイントはしっかりと押さえておきましょう!

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【新潟の歯医者で被せ物治療】被せ物と詰め物は何が違うのか?

歯を失ったり、歯の一部が欠損したりした場合、補綴物と呼ばれる人工物を装着します。

また補綴物は、大きく被せ物と詰め物の2つに分けられますが、これらの違いがイマイチよく理解できないという方もいるかと思います。

今回は、被せ物と詰め物はどう違うのかについて解説します。

●治療範囲

被せ物と詰め物とでは、まず治療範囲が異なります。

詰め物はインレーとも呼ばれるもので、比較的小さな虫歯を治療した後、その箇所を埋めるように装着されるものです。

一方、被せ物はクラウンとも呼ばれ、大きな虫歯を治療した後の補綴物として採用されます。

虫歯が重度であればあるほど、当然虫歯菌に侵されている範囲は広くなり、削らなければいけない歯の量も多くなります。

このように歯を大きく削った場合には、歯にすっぽりと被せるタイプの被せ物でカバーしなければいけません。

●治療の流れ

被せ物と詰め物はどちらも補綴物の一種ですが、治療の流れが少し異なります。

詰め物は、一般的に奥歯に使用されるものです。

流れとしてはまず虫歯に侵されている部分を切削し、削った部分の形を整えた上で患者さんの歯型を採取した上で、詰め物を作製します。

これに対し、被せ物は虫歯に侵された歯を大きく削った後、歯の内部を清掃し、薬剤を充填します。

こうすることで初めて詰め物と同じように歯型を採り、被せ物の作製に移ることができます。

ちなみに、被せ物は奥歯以外の歯にも採用されることがあります。

●素材の種類

被せ物と詰め物とでは、使用される素材にも大きな違いがあります。

詰め物の素材として採用されるものには、保険診療の素材が多いです。

例えば一般的に銀歯と呼ばれる金銀パラジウム合金、コンポレットレジンなどの素材がこちらに該当します。

その他にもゴールドやセラミックなど、自由診療の素材もありますが、保険診療の詰め物で済む場合はそちらを選ぶ患者さんが多いです。

一方、被せ物は自由診療の素材が採用されるケースが多いです。

具体的には、審美性を高めるためにオールセラミックやジルコニアなどの素材が使用されることも少なくありません。

●この記事のおさらい

今回の記事のポイントは以下になります。

・詰め物は治療範囲が狭く、被せ物は比較的治療範囲が広い

・詰め物は一般的に奥歯に使用されるのに対し、被せ物はそれ以外にも使用される

・被せ物と詰め物とでは、作製時の流れが微妙に異なる

・詰め物には保険診療の素材が多く使われるのに対し、被せ物には高品質な自由診療の素材が多く使用される

以上のポイントはしっかりと押さえておきましょう!

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【新潟の歯医者で被せ物治療】被せ物は何を基準に選ぶのか?

虫歯治療時に装着される被せ物は、重度の虫歯を補綴するものとして採用されます。

またこちらにはさまざまな種類があり、患者さんは治療を受ける歯科クリニックが取り扱うものであれば、希望に合わせて自由に選択することが可能です。

今回は、被せ物を選ぶ際の主な基準について解説します。

●見た目の美しさ

被せ物を選ぶ際の基準としては、まず見た目の美しさが挙げられます。

「被せ物をしていることを周りに気付かれたくない」「極力キレイな被せ物を装着したい」という方は、見た目がキレイなセラミック素材の被せ物がおすすめです。

特にすべてがセラミックでできているオールセラミックは、自然な歯の色を再現し、違和感のない見た目に仕上がります。

また見た目の美しさとあわせて強度も求めるのであれば、ジルコニアセラミックやメタルボンドなどの素材も向いています。

ただしメタルボンドは金属が含まれるため、金属アレルギーがある方には原則適用できません。

●コスト

被せ物を選ぶ際は、どれくらいコストがかかるのかについても考慮すべきです。

「できる限り安く抑えたい」という場合は、保険診療の銀歯や歯科用プラスチックのレジンなどを選ぶべきです。

ただし、保険診療の被せ物は劣化のスピードが速く、審美性もそれほど高くありません。

また治療時の費用ではなく、ランニングコストを抑えたいという場合には、強度や耐久性の高い素材を選ぶことで長持ちします。

例えば、ジルコニアセラミックやゴールドなどの素材は、寿命が長くつくり直しなどのコストがかかりにくいです。

●アレルギーの有無

金属アレルギーがある方は、基本的に金属素材の被せ物を使用できないため、それも被せ物を選ぶ際の基準にしましょう。

先ほども触れたメタルボンドのように、金属が使用される被せ物はいくつかあります。

中にはゴールドなど、アレルギーが起こりにくい貴金属でできたものもありますが、これらは100%金属アレルギーを回避できるわけではないため注意が必要です。

また金属アレルギーは、被せ物の装着後に発症することもあります。

つまり現時点ではアレルギーがない方でも、金属の被せ物を装着したことが原因で、金属アレルギーを発症する可能性があるということです。

●この記事のおさらい

今回の記事のポイントは以下になります。

・装着時の見た目が気になる方は、被せ物を選ぶ際に審美性が高い素材を選ぶべき

・なるべくコストを抑えたい方は、銀歯やレジンなど保険診療の素材を選ぶべき

・ランニングコストを抑えたい場合は、強度や耐久性の高い素材がおすすめ

・金属アレルギーがあるかどうかも、被せ物を選ぶ際の基準の一つ

以上のポイントはしっかりと押さえておきましょう!

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新潟市は越後平野の中央部、信濃川・阿賀野川の河口に位置し、古くから日本海運の拠点として栄え、江戸末期に開港5港の一つに指定された歴史のある「みなとまち」と言われています。
毎年6月に行われる新潟市の夏の風物詩として市民に親しまれている伝統行事の一つ白根大凧合戦は信濃川の支流、中ノ口川の両岸から縦7メートル、横5メートルの大凧を揚げ、空中で絡ませ川に落とし、相手の凧綱が切れるまで引き合う勇壮な世界最大スケールの大凧合戦です。2015年に新潟県の無形民俗文化財に指定された他に2014年には新潟市民文化遺産にも認定されています。
当院最寄り駅JR越後線「寺尾駅」周辺には徒歩6分程に寺尾中央公園があり、春になると3万本のチューリップで彩られチューリップの公園として市民に親しまれています。広い園内は遠足や散策の場として多くの人達で賑わい、二つあるバラ園には約50種類のバラが咲き乱れ、訪れる人々を美の世界にいざないます。
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