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【新潟の歯医者・予防歯科】唾液の効果や分泌量を増やす方法について

虫歯を予防するにあたって、唾液の分泌量を増やすことはとても大切です。
十分に分泌されていない場合、口内環境が乱れて虫歯になりやすいからです。
また唾液はさまざまな工夫により、意図的に分泌量を増やすことが可能です。
今回は、唾液が持つ効果や分泌量を増やす主な方法について解説します。

唾液が持つ予防歯科効果について

唾液の予防歯科効果は主に3つあります。

1つは抗菌作用であり、リゾチームや免疫グロブリンといった抗菌物質が外部からの病原菌の侵入を抑え、口内での雑菌の繁殖を防ぎます。

またもう1つは、再石灰化作用です。
唾液に含まれるカルシウムやリン酸といった成分が、歯の表面のエナメル質を修復し、虫歯を防いでくれます。

そして最後が自浄作用です。
こちらは、単純に口内の食べカスやプラークといった汚れを洗い流してくれるものです。

ちなみに唾液には、消化作用や粘膜保護・修復作用などもあります。

唾液の分泌量を増やす主な方法

虫歯予防のために唾液の分泌量を増やすには、まず咀嚼の回数を増やすことが大切です。
しっかり噛むことで唾液腺が刺激され、以前よりも多く唾液が分泌されるようになります。

また酸味のあるレモン、梅干しといったものを食べる方法も有効です。
これらは唾液の量を増やす効果があることで知られています。

さらに、リラックスして過ごすことも、唾液の分泌量増加につながります。

唾液の分泌は自律神経によって調節されていますが、リラックスした状態であれば口内ではサラサラの唾液が多く分泌されます。
一方、緊張していると唾液の量が減り、性質もネバネバしたものになります。

唾液の分泌量を増やす意外な食べ物

歯応えのあるものや酸味のあるものだけでなく、納豆や昆布を食べることでも唾液の分泌量は増加します。

納豆には、ポリグルタミン酸というアミノ酸の一種が豊富に含まれています。
こちらは唾液の分泌を促進したり、口内を保湿したりしてくれる成分です。

さらに納豆に含まれるビタミンB2には、口内の炎症を予防する効果も期待できます。

また昆布にはアルギン酸が含まれていて、こちらもポリグルタミン酸と同じような効果を発揮します。

この記事のおさらい

今回の記事のポイントは以下になります。

・唾液には抗菌作用や再石灰化作用、自浄作用など虫歯予防に効果的な作用が数多くある
・咀嚼回数を増やしたり、酸味のあるものを食べたりすると唾液の量は増える
・リラックスして過ごすことも、唾液の分泌量増加につながる
・納豆や昆布には唾液の分泌量を増やす成分が含まれている

以上のポイントはしっかりと押さえておきましょう!

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