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【新潟の歯医者・小児歯科】子どもが生え変わりで痛みを訴える理由

乳歯の生え変わりは、一般的には5~6歳頃から始まり、14歳頃までにはすべての乳歯が永久歯に生え変わります。

こちらは子どもが大人になっていくにあたって重要なプロセスですが、場合によっては強い痛みを伴うことがあります。

今回は、子どもが生え変わりで痛みを訴える主な理由について解説します。

●動揺する乳歯が歯茎を傷つける

生え変わりの際は乳歯がグラグラと動揺しますが、こちらが子どもの口内の粘膜や歯茎など、やわらかい組織を傷つけることがあります。

小さな傷の場合、唾液が作用して自然に治りますが、傷に雑菌が入った場合などは炎症を起こして痛みが出やすくなります。

また炎症は腫れだけでなく、膿を生じさせることもあります。

ちなみに動揺による歯茎の炎症は、抜けそうな乳歯を無理やり抜こうとすることで起こりやすいため、基本的には自然に抜けるまで待たなければいけません。

●萌出性歯肉炎

子どもが生え変わりの際に強い痛みを訴える場合、萌出性歯肉炎を引き起こしている可能性もあります。

こちらは、歯の生え変わりの時期に起こる歯肉炎であり、主に永久歯が歯茎を押し上げることで生じます。

乳歯が抜け落ちてから永久歯が萌出するまでには、一般的に半年ほどかかります。

このとき、永久歯は少しずつ歯茎を押し上げるように生えてくるため、完全に生えるまで永久歯は歯茎に覆われる形になります。

また歯茎に覆われた状態だと、ブラッシングが不十分になりやすく、食べカスやプラークなどが原因で炎症や痛みを引き起こしやすいです。

●恐怖心が強い

単純に子どもの恐怖心が強いことも、生え変わりの際に痛みを訴える理由の一つです。

初めて乳歯が抜ける経験をする子どもは、歯が抜けること自体への恐怖心が強いです。

そのため、必要以上に強い痛みを感じることがあります。

これまでと違う乳歯の違和感を痛みと捉えてしまうのです。

もちろん実際に前述したような原因で痛みが出ていることもありますが、尋常ではない痛がり方をされると、親御さんは対処に困るでしょう。

このような場合は、とにかく子どもに寄り添ってあげることが大切です。

●この記事のおさらい

今回の記事のポイントは以下になります。

・動揺する乳歯が子どもの口内の粘膜や歯茎など、やわらかい組織を傷つけることがある

・永久歯が歯茎に覆われた状態だと、ブラッシングが不十分になりやすく萌出性歯肉炎を引き起こしやすい

・初めて乳歯が抜ける経験をする子どもは、歯が抜けること自体への恐怖心が強く痛みを感じやすい

以上のポイントはしっかりと押さえておきましょう!

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