ホワイトニング治療中は、ある程度食事の内容に制限が出ます。
特にカレーやケチャップなどの色の濃いものは、色戻りを招くため控えなければいけません。
また野菜なら問題ないと思われる方もいるかと思いますが、実際は野菜の中にも避けるべきものが存在します。
今回はこちらの点を中心に解説します。
●ホワイトニング期間中に避けるべき野菜は?
ホワイトニング期間中の摂取を避けるべきなのは、ずばり緑黄色野菜です。
なぜなら、緑黄色野菜はカレーやケチャップと同じく、歯を着色させてしまう可能性があるからです。
緑黄色野菜はカロテンやクロロフィルなどの色素を含んでいて、緑色や黄色、赤色などの鮮やかな色をしています。
またポリフェノールやアントシアニンなどの着色成分も入っているため、歯の着色汚れの原因になることがあります。
また緑黄色野菜の中でも、特に注意しなければいけないのがトマトです。
トマトは酸性が強い食材であり、ホワイトニング直後の歯にとっては大きな刺激になります。
場合によっては、知覚過敏のような痛みを覚えることもあります。
●野菜による着色のリスクを高める食べ方
ホワイトニング期間中に野菜を摂取する場合、何を摂取するかだけでなく、どう摂取するかも意識しなければいけません。
例えば、ドレッシングをかけて食べるのは避けるのが無難です。
ホワイトニング後の皮膜が剥がれている状態で酸性の強いドレッシングがつくと、歯がいつもより多めに溶けてしまい、元に戻りにくくなります。
また歯が溶けるだけでなく、酸性の強い食べ物の色素も沈着しやすくなります。
つまり、緑黄色野菜とドレッシングの組み合わせなどは絶対にNGだということです。
●食べても大丈夫な野菜は?
ホワイトニング期間中でも問題なく食べられる野菜としては、やはり色が白く薄いものが挙げられます。
具体的には、大根やジャガイモ、里芋などの野菜です。
ちなみに白いものでも、豆腐のようにイソフラボンを含むものはおすすめできません。
イソフラボンはポリフェノールの一種であり、多く食べると色素沈着を起こして歯が黄ばみます。
そのため、豆腐サラダなどは非常に危険だと言えます。
●この記事のおさらい
今回の記事のポイントは以下になります。
・緑黄色野菜には色素や着色成分が多く含まれているため、ホワイトニング期間中に摂取すべきではない
・ドレッシングをかけて食べると、さらに着色のリスクが高まる
・大根やジャガイモ、里芋など色の薄い野菜は食べても問題ない
・イソフラボンによる着色のリスクがあるため、豆腐サラダは避けるべき
以上のポイントはしっかりと押さえておきましょう!
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