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【新潟の歯医者で予防歯科】果汁100%ジュースでも虫歯になるのか?

虫歯になることをおそれ、甘いジュースやコーラなどの炭酸飲料を摂らないようにしているという方は多いかと思います。

またその代わりとして、リンゴやオレンジといった果汁100%ジュースを選ぶ方も多いですが、これらは虫歯にならないのでしょうか?

今回は、果汁100%ジュースの虫歯リスクについて解説します。

●果汁100%ジュースの虫歯リスクについて

ジュースや炭酸飲料が虫歯になりやすい主な理由は、やはり砂糖を多く含んでいることです。

口内に入り込む砂糖の量が多ければ多いほど、虫歯菌は活発に動いて虫歯の罹患リスクが高まります。

一方果汁100%ジュースを摂取する方は、「砂糖でなく果糖であれば問題ない」と考えているかもしれませんが、こちらの考えは正しくありません。

実は、多くの果汁100%ジュースは、“果汁100%”と言いつつ砂糖が含まれているからです。

砂糖が加えられていても、加糖率が5%を下回っていれば、その商品は果汁100%を名乗ることができます。

砂糖が入っているものについては、当然虫歯のリスクを高めます。

●果汁100%ジュースのpH値について

pH値は水素イオン濃度を表す物理量であり、口内のpH値が5.5以下になると、虫歯のリスクが高まるとされています。

通常、口内のpH値は6.5~7.5に保たれていますが、果汁100%ジュースを摂取すると4.0以下に低下することがあります。

特にオレンジジュースやグレープフルーツジュースは酸性が強く、pH値は3.0~4.0と極めて低いです。

酸性の飲み物は直接的に歯のエナメル質を溶かす作用があり、こちらが虫歯のリスクを高める一因となります。

●果汁100%ジュースの正しい飲み方について

果汁100ジュースを摂取するのであれば、一度に大量に摂取せず、適量を楽しむようにしましょう。

こうすることで、口内の酸性環境を長時間持続させず、虫歯のリスクも軽減されます。

また果汁100%ジュースを飲んだ直後は、水で口をすすぐのもおすすめです。

こちらは口内に残留する糖分や酸を取り除き、虫歯のリスクを減少させられることが理由です。

ちなみに単独で摂取するのではなく、食事とあわせて果汁100%ジュースを飲むことでも、口内の酸性度の緩和が期待できます。

●この記事のおさらい

今回の記事のポイントは以下になります。

・果汁100%ジュースには砂糖が含まれているものも多く、虫歯のリスクがある

・砂糖が加えられていても、加糖率が5%を下回っていれば果汁100%を名乗ることができる

・酸性が強いことも、果汁100%ジュースで虫歯になる原因

・果汁100%ジュースは他の食事とあわせて適量を摂取し、飲んだ後は口をすすぐ

以上のポイントはしっかりと押さえておきましょう!

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