子どもは自宅でも外でも活発に動き、時には親御さんが予測できないような行動を取ることもあります。
そのため、転んでしまう可能性も高く、その拍子に歯をぶつけてしまうケースも少なくありません。
今回は、子どもが歯をぶつけてしまった場合の対処法を中心に解説します。
すぐに行うべき応急処置
子どもが歯をぶつけた場合、親御さんはまず子どもを落ち着かせ、状況を確認します。
ほとんどの子どもは泣きじゃくってしまうため、泣き止ませるとまではいかないまでも、多少落ちつくまで抱っこをするなどして声をかけましょう。
また出血がある場合は、清潔なガーゼやタオルで傷口を優しく押さえて止血します。
このとき、直接氷を当てるのは刺激が強すぎるため、避けてください。
ちなみにぶつけたときに歯が割れたり折れたりしてしまった場合、歯科クリニックに持参する必要があるため、必ず探しましょう。
歯科クリニック受診の目安
子どもが歯をぶつけた場合は、その後歯科クリニックに連れて行かなければいけません。
もっとも緊急のケースは、歯が抜けてしまったときです。
この場合、事故から30分以内くらいには歯科クリニックに通院するのが望ましいです。
また歯が折れたり割れたりしてしまった場合も、事故が起こってから24時間以内には受診しましょう。
出血が止まらない場合も、なるべく早めに歯科クリニックを訪れることをおすすめします。
ちなみに歯自体に損傷がない場合でも、子どもが強い痛みを訴えたり、口内が腫れてきたりしている場合はその日中に来院しなければいけません。
子どもが歯をぶつけたときの注意点
子どもが歯をぶつけてしまい、割れたり折れたりしてしまった場合、歯科クリニックでくっつけることができる可能性があります。
しかし抜けてしまった場合、原則として再植は行いません。
なぜなら、次に生えてくる永久歯に悪影響を与える可能性があるからです。
また衝撃から時間が経過すると、歯が変色したり、神経が死んでしまったりする可能性があります。
ちなみに歯科クリニックは、可能であれば小児歯科を専門に取り扱っているところを受診するのが望ましいです。
この記事のおさらい
今回の記事のポイントは以下になります。
・子どもが歯をぶつけた場合はまず落ち着かせ、清潔なガーゼやタオルで止血する
・歯が抜けてしまった場合、事故から30分以内くらいには歯科クリニックに通院するのが望ましい
・歯をぶつけたときに乳歯が抜けてしまった場合、永久歯への悪影響を考慮して、再植を行わないケースが多い
以上のポイントはしっかりと押さえておきましょう!
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