口内炎ができると、食事で痛みを感じたり、会話で違和感を覚えたりすることになります。
これらはとてもストレスになるため、早めに完治させたいところです。
また口内炎の治療にはさまざまな成分が用いられますが、その一つに馬油が挙げられます。
今回は、口内炎における馬油のメリット・デメリットを解説します。
馬油の概要
馬油(バーユ)は、馬の脂肪を原料とした天然の動物オイルです。
その保湿効果と浸透性の高さから、スキンケアやヘアケアなどさまざまな用途で利用されています。
古くから民間療法で用いられてきた歴史があり、多くのメーカーからさまざまな馬油製品が販売されています。
口内炎時に馬油を使用するメリット
口内炎があるとき患部に馬油を塗布するメリットとしては、まず保護・保湿効果が得られることが挙げられます。
馬油は油膜を形成し、口内炎の粘膜を外部刺激から保護するため、乾燥を防いでくれます。
また口内炎特有の炎症を抑えたり、細菌の増殖を抑制したりする効果もあるため、治療の大きな助けになります。
さらに、馬油には栄養や酸素の供給を助け、健康な粘膜の回復をサポートしてくれる効果もあります。
その他、安全性が高いところも馬油のメリットです。
食用にもなる新しい馬油は、口に入っても安全であり、当然唇や歯茎の腫れにも問題なく使用できます。
口内炎時に馬油を使用するデメリット
馬油を使用するデメリットとしては、まず酸化しやすいという点が挙げられます。
馬油は光や空気に触れると早く酸化してしまい、このようなものを塗布するとかえって口内炎の部分が荒れてしまうおそれがあります。
そのため、馬油は新鮮なものを選び、保存するときは密閉・冷蔵するのが鉄則です。
安全かどうかを確かめたいときは、酸化臭がしていないかどうかをチェックしましょう。
また馬油は口内炎の治療に効果がありますが、動物由来の独特なニオイがあります。
このことから、口内に塗布したときに不快感を覚えることも考えられます。
さらに、すべての馬油が同じ品質ではないため、口内炎に使う場合は必ず食用グレードの藻を選びましょう。
この記事のおさらい
今回の記事のポイントは以下になります。
・馬油(バーユ)は、馬の脂肪を原料とした天然の動物オイル
・馬油には粘膜を外部刺激から保護して乾燥を防いだり、口内炎特有の炎症を抑えたり、細菌の増殖を抑制したりする効果がある
・酸化した馬油はかえって口内炎の症状を悪化させる
・馬油には動物由来の独特なニオイがある
以上のポイントはしっかりと押さえておきましょう!
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