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【新潟の歯医者で歯周病治療】通常の歯肉炎と妊娠性歯肉炎の違い

歯肉炎は、歯周病菌の影響により、歯茎に炎症が見られる疾患です。
簡単にいうと軽度の歯周病であり、数ある感染症の中でももっとも感染者数が多いことで知られています。
また歯肉炎には、少し特殊な妊娠性歯肉炎というものもあります。
今回は、通常の歯肉炎と妊娠性歯肉炎の主な違いについて解説します。

原因

一般的な歯肉炎と妊娠性歯肉炎とでは、発症する原因が異なります。

根本的な原因としては、いずれも歯周病菌によるものであるため同じですが、妊娠性歯肉炎はそれプラスホルモンバランスの変化が挙げられます。

妊娠中はホルモンバランスが変化することにより、歯茎が炎症を起こしやすくなります。
言い換えると、プラークに潜む歯周病菌の影響を受けやすくなるということになります。

通常の歯肉炎は、磨き残しが原因で口内に残存した歯周病菌によって発症しますが、妊娠性歯肉炎はそのリスクがさらに高くなります。

もちろん、通常の歯肉炎は妊娠中以外にも発症します。

リスク

通常の歯肉炎と妊娠性歯肉炎は、発症することによるリスクも異なります。

通常の歯肉炎が進行すると、歯周炎という重度の歯周病へと変化します。
こちらは歯茎の炎症にとどまらず、出血や歯の動揺・脱落、膿や口臭といったさまざまな症状につながるものです。

一方、妊娠性歯肉炎にも歯周炎の発症リスクはありますが、どちらかというと胎児に与える影響やリスクの方が心配です。

妊娠性歯肉炎を発症すると、低体重児出産のリスクが高まったり、早産になってしまったりする可能性があります。

予防法

通常の歯肉炎は、毎日の丁寧なブラッシング、歯科クリニックでの定期検診によって予防できます。
定期検診では、状況にあわせて歯石の除去も行います。
自宅でのブラッシングだけでは歯石が除去できないため、このような治療を受けるのはとても重要です。

また妊娠性歯肉炎は、これらの予防法とあわせて悪阻対策も必要です。
悪阻で胃酸が逆流すると、口内が酸性になってより妊娠性歯肉炎のリスクは高まります。

そのため、まず食べやすいものを少量ずつ頻繁に摂り、脂っこいものや辛いものは避けるようにしましょう。

この記事のおさらい

今回の記事のポイントは以下になります。

・妊娠性歯肉炎は、歯周病菌への感染プラスホルモンバランスの変化によって発症する
・通常の歯肉炎は妊娠中以外にもよく発症する
・通常の歯肉炎は歯周炎への進行リスク、妊娠性歯肉炎には早産や低体重児出産のリスクがある
・妊娠性歯肉炎を予防するには、通常の歯肉炎対策だけでなく悪阻対策も必要

以上のポイントはしっかりと押さえておきましょう!

新潟市西区周辺やJR越後線「寺尾駅」付近で歯科クリニック(歯医者さん)をお探しの方は、是非、ひらの歯科医院へお問い合わせ下さい!
万全の感染予防対策でお待ちしております。

【新潟の歯医者・予防歯科】日本人と外国人における歯の違いについて

歯の特徴には個人差があります。
そのため、歯の本数や部位の名称などは基本的に全員同じではあるものの、見た目や機能性は人によってかなり違ってきます。
また人種によっても、歯の特徴や意識は異なります。
今回は、日本人と外国人における主な歯の違いについて解説します。

歯の形と大きさ

日本人と外国人とでは、まず歯の形と大きさが変わってきます。

ここでいう外国人は主に欧米人を指していますが、日本人は欧米人と比べて歯が小さいです。
また顎が狭く横に広がりにくいため、歯並びや噛み合わせが悪くなりやすいとう特徴もあります。

形状については、前歯は比較的平らで、先端が丸みを帯びるケースがよく見られます。
奥歯に関しては、高さがあまりなく咬合面に小さな溝ができています。

欧米人は顎が横に広がりやすいことから、日本人よりも歯のサイズが大きく、歯並びも悪化しにくいという特徴があります。

歯の色と質感

日本人と外国人とでは、歯の色や質感もかなり違ってきます。

日本人の歯は、お世辞にも白いとは言えません。
外国人に比べて、黄色みがかっているケースが多いです。
こちらはエナメル質が比較的薄く、内側の象牙質の色が透けてしまう可能性が高いからです。

一方、外国人の歯は一般的に白く、エナメル質が厚い傾向にあります。
エナメル質が厚いことで象牙質が透けにくくなり、自然な白さが際立ちます。

また外国人は日常的にコーヒー、ワインなどの飲み物を摂取します。
そのため、歯が黄色くなるのを防ぐためのホワイトニングやケアグッズも多く使用されています。

矯正治療への意識

日本人と外国人とでは、歯の矯正治療に対する意識が異なります。

日本人は、それほど矯正治療への意識が高いわけではありません。
そのため、多少の歯並びの悪さは個性と捉えられることが多いです。

わかりやすい例でいうと、八重歯は日本では「かわいい」という印象を持たれることもありますが、外国ではこのような評価はあまりされません。

外国人特に欧米の方は、歯並びが美しいことが清潔感や健康の象徴という考えを持っています。
そのため、子どものときから矯正治療を受けるのが一般的です。

この記事のおさらい

今回の記事のポイントは以下になります。

・日本人は外国人と比べて歯や顎が小さく、歯並びも悪化しやすい
・日本人の歯はエナメル質が薄く、内部の象牙質が透けやすいことから、黄色みが買った色をしている
・日本人は矯正治療への意識があまり高くない
・八重歯がチャームポイントという感覚は外国人の方にはない

以上のポイントはしっかりと押さえておきましょう!

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【新潟の歯医者でホワイトニング】ホワイトニング直後に卵料理を食べるときの注意点

ホワイトニングの施術を受けた直後は、食べるものの内容に気を付けなければいけません。
特に色の濃いものを食べる際は注意しなければいけませんが、黄身が含まれる卵料理は食べても大丈夫なのでしょうか?
今回は、ホワイトニング直後に卵料理を食べるときの注意点について解説します。

硬めのゆで卵やスクランブルエッグはOK

ホワイトニングを受けた直後であっても、硬めのゆで卵やスクランブルエッグ、オムレツなどは食べても大丈夫です。

これらは当然黄身も白身も調理されますが、硬めの黄身であればそこまで歯の変色を引き起こす心配はありません。
粘着性も低いため、しっかりブラッシングさえしていれば、そこまで口内に残ることもないと予想できます。

ただし、スクランブルエッグやオムレツの場合は、調味料に注意しなければいけません。
ケチャップをかけて食べられることも多いこれらの料理ですが、ケチャップは色が濃く粘着性もあるため、色戻りのリスクが高くなります。

注意したいのは卵サラダ

ホワイトニング直後の食事で注意したい卵料理は、ゆで卵をつぶしてマヨネーズと和えた卵サラダです。
卵サラダは、粘着性が高く歯に残りやすいため、ホワイトニング直後の歯とは少し相性が悪いです。

またマヨネーズについては、色が白いため問題ないと思われがちですが、実際はあまり摂取しない方が良いものに含まれます。
マヨネーズは酸性の食品であるため、ホワイトニング直後の膜が剥がれた歯にとっては刺激が強すぎます。

さらに、サンドウィッチの卵サラダにはからしやマスタードが含まれることもあり、これらも刺激物であるため避けるべきです。

卵かけご飯もおすすめできない

卵かけご飯では、しっかり火を通して固まっている卵ではなく、生の卵を使用します。
生卵も、質の良いものの場合は黄身の色がとても濃く、ホワイトニングを行った歯に悪影響を及ぼす可能性があります。

また卵かけご飯の場合、必ずと言って良いほど醤油をかけて食べることになります。
醤油は色が濃いだけでなく、大豆製品であるため、大豆に含まれるイソフラボンが色戻りを助長するおそれがあります。

この記事のおさらい

今回の記事のポイントは以下になります。

・ホワイトニングを受けた直後であっても、硬めのゆで卵やスクランブルエッグ、オムレツなどは食べても大丈夫
・スクランブルエッグやオムレツにケチャップをかけるのはNG
・卵サラダは粘着性が高く、マヨネーズやからしなども含まれるため注意が必要
・生卵や醬油を使用する卵かけご飯もおすすめできない

以上のポイントはしっかりと押さえておきましょう!

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【新潟の歯医者・予防歯科】唾液の効果や分泌量を増やす方法について

虫歯を予防するにあたって、唾液の分泌量を増やすことはとても大切です。
十分に分泌されていない場合、口内環境が乱れて虫歯になりやすいからです。
また唾液はさまざまな工夫により、意図的に分泌量を増やすことが可能です。
今回は、唾液が持つ効果や分泌量を増やす主な方法について解説します。

唾液が持つ予防歯科効果について

唾液の予防歯科効果は主に3つあります。

1つは抗菌作用であり、リゾチームや免疫グロブリンといった抗菌物質が外部からの病原菌の侵入を抑え、口内での雑菌の繁殖を防ぎます。

またもう1つは、再石灰化作用です。
唾液に含まれるカルシウムやリン酸といった成分が、歯の表面のエナメル質を修復し、虫歯を防いでくれます。

そして最後が自浄作用です。
こちらは、単純に口内の食べカスやプラークといった汚れを洗い流してくれるものです。

ちなみに唾液には、消化作用や粘膜保護・修復作用などもあります。

唾液の分泌量を増やす主な方法

虫歯予防のために唾液の分泌量を増やすには、まず咀嚼の回数を増やすことが大切です。
しっかり噛むことで唾液腺が刺激され、以前よりも多く唾液が分泌されるようになります。

また酸味のあるレモン、梅干しといったものを食べる方法も有効です。
これらは唾液の量を増やす効果があることで知られています。

さらに、リラックスして過ごすことも、唾液の分泌量増加につながります。

唾液の分泌は自律神経によって調節されていますが、リラックスした状態であれば口内ではサラサラの唾液が多く分泌されます。
一方、緊張していると唾液の量が減り、性質もネバネバしたものになります。

唾液の分泌量を増やす意外な食べ物

歯応えのあるものや酸味のあるものだけでなく、納豆や昆布を食べることでも唾液の分泌量は増加します。

納豆には、ポリグルタミン酸というアミノ酸の一種が豊富に含まれています。
こちらは唾液の分泌を促進したり、口内を保湿したりしてくれる成分です。

さらに納豆に含まれるビタミンB2には、口内の炎症を予防する効果も期待できます。

また昆布にはアルギン酸が含まれていて、こちらもポリグルタミン酸と同じような効果を発揮します。

この記事のおさらい

今回の記事のポイントは以下になります。

・唾液には抗菌作用や再石灰化作用、自浄作用など虫歯予防に効果的な作用が数多くある
・咀嚼回数を増やしたり、酸味のあるものを食べたりすると唾液の量は増える
・リラックスして過ごすことも、唾液の分泌量増加につながる
・納豆や昆布には唾液の分泌量を増やす成分が含まれている

以上のポイントはしっかりと押さえておきましょう!

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【新潟の歯医者で詰め物治療】詰め物が取れる原因になる意外な食べ物は?

虫歯治療を受けた後、削った部分は詰め物によってカバーされます。
しかし、詰め物をしているからといって何でも好きに食べて良いというわけではありません。
食事の内容に気を付けなければ、詰め物が取れたり問題が発生したりするおそれがあります。
今回は、詰め物が取れる原因になる意外な食べ物について解説します。

高温の食べ物、飲み物

詰め物が取れる原因になるものと言えば、キャラメルやガム、餅など粘着性の高いものを想像する方も多いかと思います。
しかし、実際には他にも危険なものがあり、高温の食べ物や飲み物はその一つです。

熱々の状態で食べることが多いピザ、スープなどについては、詰め物の材料が膨張したり、収縮したりする原因になります。
詰め物はこのような変化を繰り返すことで、徐々に患者さんの口内との適合性を失い、取れてしまったり隙間ができたりする可能性があります。

酸性の飲み物

酸性の飲み物も、詰め物が取れる原因になり得るものです。
ここでいう酸性の飲み物とは、コーラなどの炭酸飲料のことを指しています。

酸性の飲み物は、歯や詰め物にダメージを与え、形状を変えてしまう作用があります。
装着した当初と詰め物の形が変わってしまうと、当然取れるリスクは高まります。

ちなみに、炭酸飲料には清涼飲料水だけでなく、ビールやチューハイなどのアルコールも含まれています。
アルコールは詰め物が取れる原因になるだけでなく、虫歯治療後の口内における回復を遅らせる可能性もあるため、なるべく摂取しないことをおすすめします。

甘いもの

ケーキやチョコレートなどの甘いものも、摂取しすぎると詰め物が取れてしまうことが考えられます。
なぜなら、甘いものは二次虫歯を誘発しやすいからです。

二次虫歯は、一度虫歯を治療した箇所、つまり詰め物の下で発生する虫歯です。
ここに虫歯ができると、徐々に歯と詰め物の接着部分に隙間ができ、最終的には取れてしまいます。

また詰め物が取れなかったとしても、歯と詰め物の間に隙間や段差ができることで、他の食べ物の刺激によって外れるリスクは高まります。

この記事のおさらい

今回の記事のポイントは以下になります。

・高温の食べ物は、詰め物の膨張や収縮を引き起こし、これを繰り返すことで詰め物が外れやすくなる
・酸性の飲み物は歯や詰め物にダメージを与え、取れやすくしてしまう効果がある
・ビールやチューハイなど、炭酸が含まれるアルコールにも注意が必要
・甘いものを食べて二次虫歯を発症すると、歯と詰め物の間に隙間ができて外れやすくなる

以上のポイントはしっかりと押さえておきましょう!

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【新潟の歯医者で虫歯治療】虫歯を削ることのデメリットについて

ある程度進行した虫歯については、必ず歯科クリニックで治療を受けなければいけません。
また、虫歯を削ること自体が歯にとって良いことではありません。
そのため、「虫歯になっても治療すれば良い」ではなく、そもそも発症させないことが望ましいです。
今回は、虫歯を削ることの主なデメリットについて解説します。

二次虫歯が起こりやすくなる

虫歯によって歯に穴が開いた場合、自然に治ることはないため、歯科クリニックで治療を受けることになります。
しかし一度虫歯治療で歯を削ると、二次虫歯のリスクが高まります。

二次虫歯は、詰め物や被せ物の下で発生する虫歯です。
歯を削って装着した詰め物や被せ物と歯の境目は、プラークが溜まりやすい上に時間が経つと劣化します。
材質によっては錆びや変形も見られ、接着剤が溶けることによって隙間ができてしまい、そこに虫歯菌が侵入して二次虫歯を発症させます。

二次虫歯を発症したら、当然また歯を削らなければいけません。

痛みや知覚過敏の原因になる

虫歯を削ることにより、痛みや知覚過敏の原因になることがあります。
こちらは、歯の表面の内部が神経に近づくからです。

歯の奥深くには神経が存在しますが、一部でも歯を削ると表面が神経に近くなります。
歯の表面は、食事をするときなどに噛み合う部分であり、神経が近いと冷たい食べ物や飲み物などがしみる知覚過敏を引き起こしやすいです。

もちろん、痛みが強くなることもあり、あまりにも激しい痛みの場合は歯の神経を除去する治療が必要になります。

歯の強度が落ちる

歯の強度が落ちることも、虫歯を削ることのデメリットです。

歯は一部を削っただけでも、すべて残っている場合と比べて強度が低下します。
具体的には、歯の表面の虫歯を治療することにより、20%程度強度が落ちるとされています。

また脆くなった歯は、食事で歯を噛み合わせるときに欠けてしまったり、割れてしまったりする可能性があります。
もちろん、就寝中の歯ぎしりや食いしばりといった癖がある方は、さらに破損のリスクが高まります。

ちなみに、一度割れた歯が自然と元に戻ることはありません。

この記事のおさらい

今回の記事のポイントは以下になります。

・虫歯を削ると、詰め物や被せ物の下で二次虫歯を発症するリスクが高くなる
・虫歯を治療すると歯の表面が神経に近づき、知覚過敏の症状が出やすくなる
・歯の表面の虫歯を治療することにより、20%程度強度が落ちる
・脆くなった歯は食事や歯ぎしり、食いしばりなどによって割れるリスクが高まる

以上のポイントはしっかりと押さえておきましょう!

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【新潟の歯医者で入れ歯治療】入れ歯を上顎から装着すべき理由は?

歯列全体を覆う総入れ歯には、当然上顎に装着する部分、下顎に装着する部分があります。
装着時はどちらから入れても良いと思われがちですが、実際は上顎、下顎という順番で装着するのが望ましいです。
今回は、なぜ入れ歯を上顎から装着すべきなのかを中心に解説します。

安定性を確保するため

上顎を先に装着しなければいけないのは、その方が入れ歯の安定性を確保できるからです。

上顎の入れ歯は、上顎の粘膜に対し吸盤のように吸着します。
そのため、先に上顎を入れることで、入れ歯全体がずれない状態で下顎を装着できます。

一方、下顎の入れ歯は口内で動きやすく、特に付け始めの頃は安定感に欠けることがあります。
このことから、先に下顎を装着すると上顎をフィットさせるのも難しくなり、結果的に入れ歯全体の安定感を得られなくなってしまいます。

入れ歯の劣化を防ぐため

先に上顎の入れ歯を装着することには、入れ歯の劣化を防ぐという目的もあります。

先に上顎を装着すれば、上下の歯の噛み合わせをきちんと確認することができます。
そのため、噛み合わせのずれはなくなりますし、総入れ歯特有の不快感も軽減されます。

またこのような噛み合わせを維持することで、全体の咬合力が均等に分散され、特定の部分にだけダメージが蓄積することを防げます。

入れ歯はオーダーメイドでつくられるものであり、当然その患者さんの口内に合った形状になっています。
しかし、特定の部分にだけ負荷がかかりつづけると、その部分の劣化によって合わない入れ歯になってしまう可能性があります。

入れ歯の正しい装着方法

入れ歯を上顎から入れる際は、まず前歯の部分をつまみ、回転させるように入れます。
きちんと上顎部分が入ったら、最後に上顎の真ん中を指で押し、空気を抜いて吸盤の用に密着させます。

また下顎用については、口内に入れた後左右の奥歯の部分を少し押して装着します。
入れ歯を噛んで少しずつフィットさせる方法もありますが、これだけだとずれてしまう可能性があるため、指で押して装着感を確認するのは大切です。

ちなみに、入れ歯を外す際は逆に下顎から外します。

この記事のおさらい

今回の記事のポイントは以下になります。

・総入れ歯は上顎、下顎という順番で装着するのが望ましい
・上顎を先に入れることで、入れ歯全体の安定感を得られる
・先に上顎を入れて噛み合わせを維持すれば、入れ歯の劣化を防ぐことができる
・上顎の入れ歯は前歯の部分をつまみ、回転させるように入れ、上顎の真ん中を指で押して密着させる

以上のポイントはしっかりと押さえておきましょう!

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【新潟の歯医者・小児歯科】同時に複数の小児歯科に通うのはアリなのか?

子どもに歯の治療を受けさせるとき、どの歯科クリニックを選べば良いか悩む親御さんは少なくありません。
またどうしても絞り切れない場合、2つの歯科クリニックに同時に通院することを考える方もいるでしょう。
では、このように複数の小児歯科を同時に受診することはアリなのでしょうか?

同時に複数の小児歯科に通うことは可能?

子どもを複数の小児歯科に通わせることは、基本的には可能です。
例えば、定期検診は歯科クリニックAで、虫歯治療は歯科クリニックBで受けるようなケースです。

このような通院方法をすることで、特定の分野に特化した歯科医師のもとで検査や治療が受けられます。
また子どもの口内の悩みや症状別に歯科クリニックを選び、掛け持ちすることで、より専門的な治療を受けられる可能性がアップします。

基本的には1つの小児歯科に絞るべき

複数の小児歯科に通うことは、ルール的には問題ありませんが、基本的には1つの歯科クリニックに絞るべきだと言えます。
なぜなら、他の歯科クリニックの詳細を把握するのが難しいからです。

例えば歯科クリニックAで虫歯治療を受けた場合、歯科クリニックBではその治療の内容や方法などについて、目で見て確認するしかありません。
そのため、歯科クリニックをまたいで治療方法が変わってしまったり、本来必要のない治療が行われたりする可能性があります。

特に子どもの場合、将来を見据えた綿密な治療計画を立てなければいけません。
そのため、治療計画に一貫性がないことは、今後の歯並びや噛み合わせなどに悪影響を及ぼすことが考えられます。

どうしても複数の小児歯科に通いたい場合は?

どうしても子どもを複数の小児歯科に通わせたい場合、いくつかの段階を踏む必要があります。

まず、現在通っている歯科クリニックに掛け持ちしたい理由を伝えます。
こうすることで、治療の進行やスケジュール調整がスムーズになります。

また治療内容やレントゲン画像、診断書などの情報は新しい小児歯科と共有してもらうことが大切です。
正し情報共有がされていれば、治療内容の食い違いや重複などを避けることが可能です。

この記事のおさらい

今回の記事のポイントは以下になります。

・ルール的には、同時に複数の小児歯科に通うことは可能
・他の歯科クリニックの詳細を把握するのが難しいため、基本的には1つの小児歯科に絞るべき
・治療計画に一貫性がないと、今後の歯並びや噛み合わせなどに悪影響を及ぼす
・掛け持ちする場合はその旨を伝え、治療内容などを新しい小児歯科と共有してもらうことが大切

以上のポイントはしっかりと押さえておきましょう!

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【新潟の歯医者でホワイトニング】ホワイトニングと化粧の相性について

ホワイトニングを受けようとする方の中には、「キレイな見た目になりたい」と考える女性の方も多くいます。
また女性の中には、普段化粧をして外出する方も多いですが、ホワイトニングと化粧の相性は決して良いとは言えません。
今回は、どのように相性が良くないのかについて解説します。

ホワイトニング期間中は口紅を避けるべき

ホワイトニング期間を過ごすにあたって、なるべく避けたいのが口紅です。

口紅は、唇の色をキレイにするために必要なメイク道具ですが、塗布するとき歯に付着してしまう可能性があります。
それほど色の濃いものでなくても、ホワイトニング直後の歯は着色しやすい状態になっているため、口紅の影響を受けやすいです。

また唇に塗布するメイク道具には、口紅のほかにリップグロスも挙げられます。
リップグロスは潤いを与えつつも色が付くため、時短アイテムとして人気がありますが、カラータイプは口紅と同じくホワイトニング期間中の使用を控えましょう。

ホワイトニングの施術はノーメイクで臨むのが基本

歯科クリニックで施術を受けるオフィスホワイトニングの場合、基本的には化粧をしないことが望ましいです。

化粧をしていると、歯科医師の手に口紅やファンデーションなどが付着する可能性があります。
こちらは、スムーズなホワイトニングの施術を妨げてしまうおそれがあります。

また化粧が歯科医師の手についてしまうと、患者さんの口周りに広がってしまうことも考えられます。
そのため、ホワイトニング後に予定がある場合でも、施術が終わってからメイクをするべきです。

施術中の口紅やリップグロスは体調を判断できない

オフィスホワイトニングでは、口内に照射器などの異物が触れることになります。
患者さんの中には、異物感に弱く、このような施術によって気分が悪くなってしまう方もいます。

しかし、施術の際口紅やカラータイプのリップグロスがついた状態だと、患者さんの気分が悪いかどうかが判断しにくくなります。

唇の色が悪くなってきた場合は、体調不良のサインであると考えられます。
こちらを判断するためにも、施術にはノーメイクで臨みましょう。

この記事のおさらい

今回の記事のポイントは以下になります。

・ホワイトニング期間中は、歯の着色リスクがある口紅の使用を避けるべき
・リップグロスも、カラータイプのものは基本的に使用NG
・歯科医師の手に化粧がつくと施術の妨げになるため、ホワイトニングの施術はノーメイクで受けるべき
・口紅を塗布した状態でオフィスホワイトニングを受けると、患者さんの体調不良を判断しづらくなる

以上のポイントはしっかりと押さえておきましょう!

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【新潟の歯医者・予防歯科】飴の虫歯リスクとその対策について

普段何気なく飴を舐めている方は多いと思います。
特に禁煙したばかりの方などは、タバコの代わりに飴を舐め、タバコを吸いたい気持ちを紛らわすことがよくあります。
しかし、飴は虫歯になりやすい食べ物であるため、注意が必要です。
今回は、飴の虫歯リスクとその対策について解説します。

飴の虫歯リスクが高い理由

市販されている飴の多くは、砂糖が多く含まれています。
砂糖は虫歯菌の大好物であり、飴を摂取する機会が多ければ多いほど、歯を溶かされやすくなります。

また、飴は口内における滞在時間が長い食べ物です。
たとえ1粒であっても、飲み込めるようになるまでにはある程度時間がかかります。

この間、口内は酸性に傾き続けているため、虫歯のリスクはどうしても高くなります。

ちなみに、飴を舐めずに噛み砕いてしまう方もいますが、こちらも歯にとって良くありません。
場合によっては、噛んだ拍子に歯が割れてしまうことも考えられます。

特に注意したい飴

飴の中には、砂糖が含まれているものが多いという話をしました。
中でも特に気を付けたいのは、炭酸飲料のフレーバーの飴です。

コーラやサイダーなど、炭酸飲料の味をした飴は多く販売されていて、リアルな味わいから人気も高いです。
しかし、これらの飴にはシュワシュワとした食感が出るように、炭酸ガスが含まれています。
そのため、炭酸飲料を飲んだときと同じように、歯が溶けやすくなるリスクがあります。

もちろん、炭酸飲料のフレーバーの飴にも、基本的には砂糖が多く含まれています。

飴の虫歯リスクを軽減するには?

飴の虫歯リスクを軽減するには、シュガーフリーのものやキシリトール配合のものを選ぶのがおすすめです。

一切砂糖が入っていなければ、ある程度虫歯のリスクは下がります。
またキシリトールは砂糖と同じ甘さがありながらも、虫歯の原因となるプラークがつきにくくなったり、歯の再石灰化を促したりしてくれます。

さらに飴を舐めた後はすぐにブラッシングをし、もしできないのであればうがいをしましょう。
うがいをするのも難しいという場合は、緑茶や紅茶などで口内をケアしてください。

この記事のおさらい

今回の記事のポイントは以下になります。

・飴の多くには砂糖が含まれているため、虫歯につながりやすい
・飴は口内に滞在している時間が長いため、酸性に傾きやすく虫歯のリスクが高くなる
・炭酸飲料のフレーバーの飴は、砂糖だけでなく歯に悪い炭酸ガスも含まれる
・飴の虫歯リスクを軽減するには、シュガーフリーもしくはキシリトール配合のものがおすすめ

以上のポイントはしっかりと押さえておきましょう!

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ひらの歯科医院は新潟県新潟市西区坂井東で診療を行う歯科医院です。
新潟市は越後平野の中央部、信濃川・阿賀野川の河口に位置し、古くから日本海運の拠点として栄え、江戸末期に開港5港の一つに指定された歴史のある「みなとまち」と言われています。
毎年6月に行われる新潟市の夏の風物詩として市民に親しまれている伝統行事の一つ白根大凧合戦は信濃川の支流、中ノ口川の両岸から縦7メートル、横5メートルの大凧を揚げ、空中で絡ませ川に落とし、相手の凧綱が切れるまで引き合う勇壮な世界最大スケールの大凧合戦です。2015年に新潟県の無形民俗文化財に指定された他に2014年には新潟市民文化遺産にも認定されています。
当院最寄り駅JR越後線「寺尾駅」周辺には徒歩6分程に寺尾中央公園があり、春になると3万本のチューリップで彩られチューリップの公園として市民に親しまれています。広い園内は遠足や散策の場として多くの人達で賑わい、二つあるバラ園には約50種類のバラが咲き乱れ、訪れる人々を美の世界にいざないます。
新潟市にお住まいの方、近隣に立ち寄った方も、歯やお口に関しての気になることがございましたらご気軽にご相談ください。