ブログ ブログ

【新潟の歯医者・歯科口腔外科】口内炎と塩分の関係性について

口内炎を引き起こすと、頬の内側などの粘膜が炎症を起こし、潰瘍と呼ばれる状態になります。
潰瘍は、粘膜が深く傷つき、その下の組織がえぐられるというものです。
こちらが痛みを引き起こす主な原因ですが、こちらの痛みは塩分と深い関係があります。
今回は、口内炎と塩分の関係性を中心に解説します。

口内炎の痛みを増幅させる塩分

塩分は、口内炎の症状がある方にとって天敵とも言えるものです。

例えば味の濃いものを食べると、口内炎の部分が刺激され、非常に強い痛みが生じることがあります。
具体的には醤油系の濃いソース、塩辛いスナック、漬物といった食べ物です。

また塩分が強い調味料には、刺激も強いものが多いです。
酸味があるソースやケチャップ、唐辛子などの香辛料については、塩分が強い上に刺激も加わるため、口内炎を悪化させる可能性が高いです。

塩水で口内炎の症状を改善できる?

塩分は、基本的に口内炎がある方にとって良くないものですが、実は塩分で口内炎の症状を改善できる可能性もあります。
こちらは、薄い塩水でうがいをするという方法です。

具体的には、ぬるま湯に小さじ1程度の塩を溶かし、口をすすぐことで殺菌効果が期待できます。
この塩水の割合は、体液と同じ塩分濃度が目安になっています。

ただし塩分が濃すぎると逆効果になり、痛みが増す可能性があるため、塩の入れすぎには注意が必要です。
また、お湯が熱すぎても口内炎を悪化させるおそれがあります。

食事で心掛けるべき味以外の注意点

口内炎がある場合の食事では、塩分が多いものをなるべく避け、刺激が少ないものを選ぶべきです。

またそれ以外では、熱すぎる食事を避けたり、ビタミンを補ったりすることが大切です。
食事は体温に近い温度まで冷ましてから食べ、ビタミンB群やビタミンCを補給できるようにしましょう。

ビタミンの不足が口内炎の原因になることは多いため、意識して摂取することをおすすめします。

ちなみにビタミンB群はレバーやうなぎ、納豆などの食べ物に多く含まれます。
ビタミンCについては、パプリカやブロッコリー、レモンやキウイなどから摂取しやすいです。

この記事のおさらい

今回の記事のポイントは以下になります。

・塩分が強い食べ物は、口内の刺激となって口内炎の症状を悪化させる可能性がある
・刺激が強い調味料も、塩分が強いケースが多いためなるべく控えるべき
・薄い塩水でうがいすることで、口内炎の症状を改善できる可能性がある
・口内炎の方は熱い食事を避け、ビタミンB群やビタミンCを積極的に摂るのが大事

以上のポイントはしっかりと押さえておきましょう!

新潟市西区周辺やJR越後線「寺尾駅」付近で歯科クリニック(歯医者さん)をお探しの方は、是非、ひらの歯科医院へお問い合わせ下さい!
万全の感染予防対策でお待ちしております。

【新潟の歯医者・予防歯科】虫歯予防としてシリアルを食べるメリット・デメリット

虫歯予防の取り組みの一つに、食生活の改善が挙げられます。
やはり甘いものややわらかいものなどばかり食べていたり、お酒ばかり飲んでいたりすると、必然的に虫歯の発症リスクは高まります。
今回は、虫歯予防としてシリアルを食べるメリット・デメリットについて解説します。

シリアルの概要

シリアルとは、トウモロコシや米、小麦やオーツ麦といった穀物を加熱・加工して食べやすくした食品全般を指しています。

牛乳やヨーグルトをかけて朝食に食べられることが多いコールドシリアル、温めて食べるホットシリアルに大別され、コーンフレークやグラノーラなどが代表的です。

ホットシリアルには、オーツ麦を蒸してから押しつぶして作るオートミールがあります。
またあまり知られていませんが、オーツ麦やナッツ、ドライフルーツなどを混ぜ合わせたものはミューズリーと呼ばれます。

虫歯予防としてシリアルを食べるメリット

シリアルを虫歯予防の一環として食べるメリットには、やはり手軽に栄養素を摂取できるという点が挙げられます。

シリアルは牛乳やヨーグルトとあわせて食べることが多いため、歯の主成分であるカルシウムを豊富に採り入れることができます。
また忙しい朝であっても簡単に準備でき、ビタミンなどを摂取できるという点も魅力です。

さらに、シリアルには白米よりも多くの食物繊維が含まれています。
食物繊維には酸の生成を抑制したり、唾液の分泌を促進したりといったさまざまな虫歯予防効果が期待できます。

ちなみにシリアルは栄養バランスも良いため、他の食品で栄養を補う手間が省けるのも嬉しいポイントです。

虫歯予防としてシリアルを食べるデメリット

多くのシリアルには、砂糖やシロップ、ドライフルーツといったものが多く含まれています。
これらの甘いものは虫歯菌の栄養となり、酸を生成します。

チョコレートやケーキなどを食べる場合よりはまだマシですが、しっかりブラッシングしなければかえって虫歯のリスクは高まってしまいます。

またシリアル単体で摂取する場合、ビタミンCやタンパク質などは不足しがちになるため、あくまで乳製品とあわせることが大切です。

この記事のおさらい

今回の記事のポイントは以下になります。

・シリアルはトウモロコシや米、小麦やオーツ麦といった穀物を加熱・加工して食べやすくした食品
・シリアルはカルシウムやビタミン、食物繊維などの歯に良い栄養素を手軽に摂取できる
・シリアルには砂糖が含まれることが多く、しっかりブラッシングをしなければ虫歯のリスクが高まる

以上のポイントはしっかりと押さえておきましょう!

新潟市西区周辺やJR越後線「寺尾駅」付近で歯科クリニック(歯医者さん)をお探しの方は、是非、ひらの歯科医院へお問い合わせ下さい!
万全の感染予防対策でお待ちしております。

【新潟の歯医者・予防歯科】虫歯予防におけるビタミンAの役割とは?

虫歯予防に欠かせない習慣の一つに、栄養素を意識した食生活の改善が挙げられます。
さまざまな栄養素を摂取しなければ、効率的に虫歯を予防することはできません。
また虫歯予防に必要な栄養素として、ビタミンAが挙げられます。
今回は、ビタミンAがどのような役割を果たすのかを中心に解説します。

ビタミンAの虫歯予防効果

ビタミンAは、歯の表面を覆っているエナメル質の発育に効果を発揮します。
適切なビタミンAの摂取はエナメル質を強化し、虫歯に強い歯をつくり上げてくれます。

またビタミンAは唾液の分泌を促し、口の中を潤すことによって細菌の増殖を抑え、虫歯の原因となる酸の蓄積も防ぎます。

さらに、ビタミンAは口内の粘膜や歯茎を健康に保ち、炎症を抑えて歯茎の再生を助ける効果もあります。
つまり虫歯予防だけでなく、歯周病予防を行う場合にも欠かせない栄養素だということです。

ビタミンAが多く含まれるもの

ビタミンAはさまざまな食品に含まれているため、決して摂取するのが難しい栄養素ではありません。

まず動物性食品としては、レバーやうなぎ、卵やバターなどに多く含まれています。
植物性食品では、ニンジンやカボチャ、ホウレンソウといった緑黄色野菜における含有量が多いです。

特に緑黄色野菜は、他のビタミンなど虫歯予防に最適な栄養素が多く含まれているため、積極的に摂取することをおすすめします。

ビタミンAを摂取する際のポイント

ビタミンAを虫歯予防の一環として摂取する場合、油と一緒に調理することが望ましいです。
なぜなら、ビタミンAは脂溶性ビタミンであり、油とあわせることで摂取効率がアップするからです。

ただし、ここでいう“油と一緒に調理する”とは、あくまで炒め物などを指しています。
揚げ物については、あまりおすすめできません。

揚げ物は油分だけでなく、衣に多く使われる炭水化物(糖質)も含まれるため、虫歯菌のエサになりやすく、口内も酸性化しやすくなります。
また揚げ物に含まれるトランス脂肪酸などの油分は、消化不良を引き起こし、虫歯予防に効果的な栄養素の吸収を妨げる可能性もあります。

この記事のおさらい

今回の記事のポイントは以下になります。

・ビタミンAは歯のエナメルの強化、口内への酸の蓄積防止、口内粘膜の健康維持といった効果がある
・ビタミンAはさまざまな動物性食品、植物性食品に含まれる
・特に緑黄色野菜は、虫歯予防に効果的な他のビタミンなども豊富なためおすすめ
・ビタミンAは脂溶性ビタミンであるため、油と一緒にすると摂取効率が上がる

以上のポイントはしっかりと押さえておきましょう!

新潟市西区周辺やJR越後線「寺尾駅」付近で歯科クリニック(歯医者さん)をお探しの方は、是非、ひらの歯科医院へお問い合わせ下さい!
万全の感染予防対策でお待ちしております。

【新潟の歯医者・予防歯科】奥歯の裏のケアが難しい理由

奥歯は数ある歯の中でも、磨き残しが出やすいことで有名です。
特に奥歯の裏側は、食べカスやプラークが残ってしまい、虫歯や歯周病のリスクが高まりやすいため、注意が必要です。
今回は、奥歯の裏のケアが難しい理由、正しいブラッシングの方法などについて解説します。

奥歯の裏のケアが難しい理由とは?

奥歯の裏で磨き残しが発生しやすいのは、構造が複雑だからです。
具体的には、口腔内の形状や頬粘膜、筋肉などの状態を含めて奥歯の裏という扱いになるため、なかなか徹底的にケアができません。

また奥歯の裏は、通常の鏡ではその汚れ具合を確認できません。
舌で触ることにより、ある程度プラークの付着具合はわかりますが、目で確認できないことからどうしても汚れが残りやすくなります。

さらに、奥歯の裏側は、虫歯や歯茎の炎症など病的な状態が隠れてしまいやすいです。
そのため、気付いたら虫歯を発症しているというケースも多いです。

奥歯の裏の正しいケアの方法

奥歯の裏は、通常通りの磨き方ではなかなか汚れを落としきれません。
また裏の磨き方を知るには、まず奥歯の磨き方を知る必要があります。

奥歯をブラッシングする際は、まず口を大きく横に開け、歯ブラシの毛先が奥歯にしっかり当たるようにしなければいけません。
頬の筋肉が張る場合は、少し口を閉じて歯ブラシの柄で唇の端を軽く引っ張るようにすると、ブラッシングしやすくなります。

こちらを踏まえた上で奥歯の裏を磨く際は、歯ブラシの毛先を利用し、斜め上に立てるようにして磨きます。
歯ブラシの毛先を歯の根元にしっかり当てるように意識しましょう。

奥歯の裏のケアをしやすくする方法

奥歯の裏をしっかりケアしたいという方には、まずデンタルミラーの購入をおすすめします。

デンタルミラーは、歯科クリニックで使用される細い持ち手の先に小さく丸い鏡がついているものです。
洗面台の鏡などでは、奥歯の裏がほとんど見えませんが、デンタルミラーがあれば奥歯の裏をしっかり視認できる可能性があります。

また歯ブラシについては、なるべくヘッドが小さいものを選びましょう。
毛束が1つになっているワンタフトブラシでも構いません。

この記事のおさらい

今回の記事のポイントは以下になります。

・奥歯の裏は構造が複雑であり、鏡でチェックできないため磨き残しが発生しやすい
・奥歯の裏側では、気が付いたら虫歯を発症しているケースも多い
・奥歯の裏をブラッシングする際は、歯ブラシの毛先を利用し、かき出すように汚れを除去するのがポイント
・奥歯の裏のケアにはデンタルミラーやヘッドが小さい歯ブラシが便利

以上のポイントはしっかりと押さえておきましょう!

新潟市西区周辺やJR越後線「寺尾駅」付近で歯科クリニック(歯医者さん)をお探しの方は、是非、ひらの歯科医院へお問い合わせ下さい!
万全の感染予防対策でお待ちしております。

【新潟の歯医者で虫歯治療】歯科検診で耳にするさまざまな記号の意味とは?

学校などで歯科検診を受けた方の中には、検診中歯科医師が発する「A〇」「B〇」といった言葉を聞いたことがある方もいるかと思います。
こちらは、歯科検診の表に記載されることもある記号です。
では、〇や/(斜線)、Cといった記号や文字には、一体どのような意味があるのでしょうか?

歯科検診における〇の意味

歯科検診において「A〇」などと言われたときの〇は、過去に虫歯治療を受けている歯、もしくは治療している最中の歯を意味しています。

かつて虫歯と呼ばれた症状を治療した歯ということを明確に示すための記号であり、歯科検診で〇と言われた歯は基本的に問題ないと考えて大丈夫です。

歯科医師は歯のプロフェッショナルであるため、口内を検査したとき、当然治療済の歯はのかそうでないのかはすぐにわかります。

歯科検診における/の意味

歯科検診の表に記載される/の意味は、健康な歯です。
細かくいうと、過去一度も虫歯になったことがなく、また一度も治療を受けたことがない健全な状態の歯を指しています。

歯科検診を受ける際は、“健全”という言われ方をすることもあります。
例えば「A健全」「B健全」といった感じです。

歯科検診では、こちらの/がもっとも多いことが望ましいです。
もちろん、健康な口内環境をキープし続けている方は、歯科検診の結果すべての歯が/になる可能性もあります。

歯科検診におけるCの意味

歯科検診でCと言われた箇所については、虫歯を発症していることを意味しています。
Cは、Caries(虫歯)の頭文字を表しています。

またCの後に続くアルファベットや数字との組み合わせにより、虫歯の進行度が変わってきます。

CO(シーオー)は、歯の表面が白濁するなどの初期虫歯を指し、C1はエナメル質が溶け始め少し歯に穴が開いた状態です。

C2は虫歯が象牙質にまで進行した中程度の虫歯で、C3は虫歯が歯の神経まで達し、強い痛みを伴います。

さらにC4にまで発展すると、虫歯が歯の根っこにまで到達してしまい、歯を残すことが困難になるケースも多いです。

ちなみにCOの場合、歯科検診では略して“O”と言われることもあります。

この記事のおさらい

今回の記事のポイントは以下になります。

・歯科検診の〇は、過去に虫歯治療を受けている歯、治療している最中の歯を意味している
・歯科検診の/は、過去一度も虫歯になったことがなく、また一度も治療を受けたことがない健全な状態の歯を指している
・歯科検診のCは虫歯を意味し、アルファベットや数字の組み合わせで進行度合いを表している

以上のポイントはしっかりと押さえておきましょう!

新潟市西区周辺やJR越後線「寺尾駅」付近で歯科クリニック(歯医者さん)をお探しの方は、是非、ひらの歯科医院へお問い合わせ下さい!
万全の感染予防対策でお待ちしております。

【新潟の歯医者で虫歯治療】虫歯治療で麻酔をした後にやってはいけない運動とは?

虫歯治療を行う際は、よほど軽度の虫歯でない限り、麻酔を行うのが一般的です。
また麻酔を行った場合、治療後の行動にはある程度の制限があり、やってはいけない行動の一つに運動が挙げられます。
今回は、具体的にどのような運動を控えるべきなのか、その理由とあわせて解説します。

虫歯治療で麻酔を打った後にやってはいけない運動

虫歯治療後にやってはいけないのは、ずばり激しい運動です。
ここでいう激しい運動とは、短時間で心臓に高い負荷をかけ、心拍数を大きく上げる運動を指しています。

例えばウエイトトレーニングは、筋力に強い抵抗をかけることで、短時間に高い負荷をかける運動です。
また短距離を高速で走るスプリント、短い休憩を挟みながら高強度の運動を繰り返す高強度インターバルトレーニング(HIIT)なども激しい運動に該当します。

もちろん、ランニングやサイクリング、バスケットボールやテニスといった競技レベルの運動もNGです。

麻酔後に激しい運動をしてはいけない理由

虫歯治療で麻酔を打った後、上記のような運動をしてはいけない理由としては、血行の促進や痛みの発生、患部の悪化などにつながることが挙げられます。

激しい運動は血流を良くし、治療した部分の治癒が遅れたり、出血を促したりする原因になり得ます。
また血行が促進されることで、麻酔が切れた後に痛みを感じやすくなることもあります。

さらに傷口が開いたり、腫れや内出血の原因になったりすることがあるため、注意しなければいけません。

麻酔後における運動以外の注意点

虫歯治療で麻酔を打った後は、運動だけでなく食事や患部への接触などにも注意しなければいけません。

麻酔の効果が持続している間は口の感覚が鈍るため、舌や頬の内側を噛んでしまうおそれがあります。
そのため、治療後は少なくとも1~2時間、熱いものや硬いものを避けるようにしましょう。

また麻酔によるしびれが原因で、無意識に患部や唇、頬を触ってしまうことがあります。
これも腫れや痛みの原因になるため、そっとしておくことが大切です。

ちなみに睡眠をしっかり取るなど、体調を整えることでも麻酔の副作用リスクは軽減できます。

この記事のおさらい

今回の記事のポイントは以下になります。

・虫歯治療で麻酔を打った後には、激しい運動をしてはいけない
・激しい運動とは、短時間で心臓に高い負荷をかけ、心拍数を大きく上げる運動を指す
・麻酔後の激しい運動は、血行の促進や痛みの発生、患部の悪化などにつながる
・麻酔後は食事や患部への接触にも注意しなければいけない

以上のポイントはしっかりと押さえておきましょう!

新潟市西区周辺やJR越後線「寺尾駅」付近で歯科クリニック(歯医者さん)をお探しの方は、是非、ひらの歯科医院へお問い合わせ下さい!
万全の感染予防対策でお待ちしております。

【新潟の歯医者で虫歯治療】虫歯の発症リスクを高める”時間”とは?

虫歯を発症する主な原因は、やはり虫歯菌の増殖や糖分の摂取などが挙げられます。
また歯のエナメル質の強度なども発症のしやすさに関係しますが、さまざまな“時間”も虫歯を引き起こす要素です。
今回は、虫歯の発症リスクを高める時間とは一体何なのかについて解説します。

食事の時間

虫歯の発症リスクを高める時間の一つに、食事の時間が挙げられます。

朝昼晩と食事を摂る方は、それぞれある程度時間をかけていることでしょう。
また食べ物をしっかり噛むことにより、唾液が分泌されて虫歯を予防しやすくなりますが、あまりに食事の時間が長くなるのは禁物です。

食事中は、歯が酸にさらされた状態になります。
こちらの時間が長ければ長いほど、虫歯になるリスクが高まります。

ちなみに、おやつなどの間食はついダラダラ食べてしまいがちなため、特に注意しなければいけません。

ブラッシングの時間

虫歯のリスクを高める時間としては、ブラッシングの時間も挙げられます。

ブラッシングは、虫歯を予防するにあたって欠かせない習慣の一つです。
しかし、ただ単純に磨いていれば良いというわけではありません。

ブラッシングの時間は、一般的に1回3分以上にするのが目安です。
これより短いとしっかり汚れが落ちませんし、逆に長すぎてもオーバーブラッシングになってしまう可能性があります。

ちなみに、酸性の食品を摂取した場合は、歯の表面が一時的にやわらかくなるため、食後すぐではなく30分ほど時間を空けてから磨くのがおすすめです。

虫歯になりやすい時間

最後に知っていただきたいのは、虫歯になりやすい時間についてです。

虫歯を発症しやすいのは、ずばり夜の時間帯です。
具体的には、就寝している間に歯が蝕まれていくケースが多く見られます。
こちらは、就寝中に唾液の分泌量が減少し、虫歯菌が繁殖しやすくなることが理由です。

そのため、就寝前のブラッシングは特に丁寧に行わなければいけません。
歯と歯の間や歯周ポケットの汚れを丁寧に落とすことで、虫歯菌の繁殖を抑えることができます。

もちろん、少しでもプラークが残ることを防ぐために、就寝直前に食事を摂ることも避けましょう。

この記事のおさらい

今回の記事のポイントは以下になります。

・食事の時間が長くなると、口内が酸にさらされた状態が長く続き、虫歯を発症しやすくなる
・ブラッシングの時間は1回3分以上が目安で、これより短くても長すぎてもいけない
・就寝中の時間は、唾液の分泌量が減少し、虫歯菌が繁殖しやすくなる

以上のポイントはしっかりと押さえておきましょう!

新潟市西区周辺やJR越後線「寺尾駅」付近で歯科クリニック(歯医者さん)をお探しの方は、是非、ひらの歯科医院へお問い合わせ下さい!
万全の感染予防対策でお待ちしております。

【新潟の歯医者・歯科口腔外科】口内炎予防にレバーが効果的な理由

口内炎は、私たちの生活の質を下げるものです。
食事やブラッシングのときはもちろん、ひどい場合は何もしていないときでも口内に痛みが走ります。
口内炎の対策として、レバーを食べることが挙げられます。
今回は、口内炎予防にレバーが効果的な理由を中心に解説します。

口内炎予防にレバーが効く理由

レバーにはビタミンB1やビタミンB2、ビタミンB6や鉄、亜鉛といった栄養素が豊富に含まれています。

ビタミンB1は、神経の調節を助け、疲労やストレスによる口内炎の形成を防ぐ働きがあります。
ビタミンB2は、粘膜を健康に保つ働きがあり、レバーから摂取することで口内炎が形成されにくくなります。

またビタミンB6については、身体の免疫力を高め、炎症を抑える働きがあります。

さらに鉄は粘膜の健康維持に必要な栄養素で、亜鉛は細胞の再生をサポートする働きがあり、すでに口内炎が形成されている場合でも治癒を促進してくれます。

レバーを効率的に摂取する方法

口内炎予防としてレバーを摂取するのであれば、効率的に栄養素を摂り入れられるように工夫すべきです。

ビタミンCは、レバーに含まれる鉄分の吸収を助けてくれます。
そのため、レモンやパプリカ、ブロッコリーなどとレバーをあわせて食べることで、より口内炎の予防効果は高まります。

またタマネギやニラに含まれる硫化アリルは、ビタミンB1の吸収をサポートしてくれます。
レバニラなどの調理法であれば、タマネギやニラとレバーを同時に摂取できるためおすすめです。

ちなみにレバーは味が苦手な方も多いですが、事前に牛乳に浸けることで臭みが軽減され、食べやすくなります。

口内炎予防としてレバーを摂取する際の注意点

レバーはビタミンAを多く含むため、過剰摂取は健康に悪影響を及ぼす可能性があります。
特に豚レバーや鶏レバーはビタミンA含有量が多いため、1日の摂取量を20~30g程度に抑えるべきです。

またレバーは食中毒のリスクがあるため、必ず加熱調理を行ってから食べるようにしましょう。
ちなみにレバーにはプリン体も多く含まれるため、痛風が気になる方は慎重に摂取しなければいけません。

この記事のおさらい

今回の記事のポイントは以下になります。

・レバーには各種ビタミンや鉄、亜鉛など口内炎予防に効く栄養素が多く含まれる
・レバーを摂取する際はビタミンC、硫化アリルなどとあわせて摂ると栄養の摂取効率が良くなる
・ビタミンAを多く含むレバーは食べすぎに注意
・レバーはプリン体も多いため、痛風が気になる方は注意が必要

以上のポイントはしっかりと押さえておきましょう!

新潟市西区周辺やJR越後線「寺尾駅」付近で歯科クリニック(歯医者さん)をお探しの方は、是非、ひらの歯科医院へお問い合わせ下さい!
万全の感染予防対策でお待ちしております。

【新潟の歯医者で歯周病治療】歯周病と抗てんかん薬の関係とは?

歯周病は、数ある疾患の中でもっとも気を付けなければいけない疾患と言っても過言ではありません。
なぜなら、世界一感染者数が多い感染症として、ギネス記録に認定されているからです。
また抗てんかん薬を服用している方は、特に歯周病に注意すべきだと言えます。
今回はこちらの点について解説します。

抗てんかん薬の概要

抗てんかん薬は、脳の神経細胞の過剰な電気的興奮を抑え、てんかん発作を予防・軽減する薬です。

てんかんの種類や発作のタイプ、患者さんの年齢や状態に合わせて、さまざまな種類の抗てんかん薬が処方されます。

また抗てんかん薬には眠気やふらつき、吐き気や消化器症状、皮膚症状といった副作用が起こる可能性があります。
そのため、てんかんの発作がある方にとっては必需品ですが、慎重に使用しなければいけないものでもあります。

歯周病と抗てんかん薬の関係

抗てんかん薬の服用は、さまざまな副作用を引き起こすという話をしました。
そのうちの一つに、歯茎の腫れが挙げられます。

こちらは薬物性歯肉増殖症と呼ばれるもので、歯茎の腫れは歯周病の原因菌の温床となりやすく、歯周病の進行を早める可能性があります。

特に、フェニトインと呼ばれる抗てんかん薬は、歯肉増殖のリスクが比較的高いことで知られています。
フェニトインを長期服用した方の50%以上の方は、歯茎の腫れを引き起こしているというデータもあるくらいです。

しかし歯茎が腫れるからといって、てんかんの発作がある方は簡単に薬の服用を中止するわけにはいきません。

てんかんの患者さんの歯周病対策

てんかんの患者さんは、抗てんかん薬の作用により、歯周病が悪化しがちです。
そのため、より丁寧なブラッシングやフロスなどによるプラークコントロールが求められます。

またてんかんを持つ方は、発作や身体的な制限により、口腔ケアが不十分になりがちです。
こちらのケア不足を補うためには、自宅でのセルフケアだけでなく、歯科クリニックで定期的なメンテナンスを受けることも大切です。

ちなみに薬の変更や歯茎の腫れに対する他の治療法については、歯科医師だけでなく内科の主治医に相談することが望ましいです。

この記事のおさらい

今回の記事のポイントは以下になります。

・抗てんかん薬は、脳の神経細胞の過剰な電気的興奮を抑え、てんかん発作を予防・軽減する薬
・抗てんかん薬を服用する方は、薬物性歯肉増殖症という副作用が起こることがある
・特にフェニトインと呼ばれる抗てんかん薬は、歯肉増殖のリスクが比較的高い
・てんかんの患者さんは、より歯周病予防を徹底する必要がある

以上のポイントはしっかりと押さえておきましょう!

新潟市西区周辺やJR越後線「寺尾駅」付近で歯科クリニック(歯医者さん)をお探しの方は、是非、ひらの歯科医院へお問い合わせ下さい!
万全の感染予防対策でお待ちしております。

【新潟の歯医者・予防歯科】唐辛子の虫歯予防効果について

世の中には虫歯になりやすい食べ物もあれば、虫歯を予防しやすい食べ物もあります。
中でも栄養価の高い野菜や果物などについては、虫歯予防に効くものが多いです。
またあまりイメージがないかもしれませんが、唐辛子にも虫歯予防効果があります。
今回は、こちらの詳細について解説します。

唐辛子の虫歯予防効果

唐辛子の虫歯予防効果を語る上で欠かせないのが、カプサイシンの存在です。

カプサイシンは、唐辛子に含まれる辛み成分の総称です。
唐辛子の辛みの主成分として、舌の痛覚神経を刺激したり、脂肪燃焼を促進したりする働きがあります。
また体温を上昇させ、血管を拡張して血流を改善する効果もあります。

さらにカプサイシンには、ミュータンス菌などの虫歯菌の増殖を抑えたり、歯茎の炎症を抑えたりする効果も期待できます。

その他唐辛子を食べることで唾液の分泌が促進され、口内の汚れを洗い流す自浄作用や、一度溶けた歯を元に再石灰化を促進することも可能です。

カプサイシンとTRPV1

唐辛子に含まれるカプサイシンは、神経の受容体であるTRPV1に作用します。

TRPV1は細胞膜に存在する受容体であり、主に辛み成分や43℃以上の熱刺激によって活性化され、痛みや熱さを感じるシグナルを伝達する役割を担っています。

カプサイシンがTRPV1に作用することで、虫歯だけでなく歯周病の発症や進行も抑制することができます。
こちらは新潟大学の研究チームが発表した内容です。

またカプサイシンが直接的に虫歯を予防する仕組みについては、さらなる研究が必要だとされています。

虫歯予防として唐辛子を摂取する場合の注意点

唐辛子には確かに虫歯予防効果がありますが、摂取のしすぎは良くありません。

唐辛子を過剰に摂取すると、口内炎が形成されたり、胃の不調を引き起こしたりするおそれがあるため、適量を守ることが大切です。
特に辛いものが苦手な方は、少量から試すようにしましょう。

もちろん唐辛子を直接歯や歯茎に塗布するなどの行為は、口内を傷つける可能性があるため推奨されません。

また唐辛子だけでなく、バランスの取れた食事や丁寧なブラッシング、定期的な歯科検診など総合的な虫歯予防対策を行うことが重要です。

この記事のおさらい

今回の記事のポイントは以下になります。

・唐辛子に含まれるカプサイシンには、虫歯菌の増殖を抑えたり、歯茎の炎症を抑えたりする効果がある
・カプサイシンがTRPV1に作用することで、虫歯だけでなく歯周病の発症や進行も抑制できる
・唐辛子を過剰に摂取すると、口内炎が形成されたり、胃の不調を引き起こしたりするおそれがある

以上のポイントはしっかりと押さえておきましょう!

新潟市西区周辺やJR越後線「寺尾駅」付近で歯科クリニック(歯医者さん)をお探しの方は、是非、ひらの歯科医院へお問い合わせ下さい!
万全の感染予防対策でお待ちしております。

私たちと一緒に働きませんか?

医療法人D&Jでは、一緒に働いていただける
歯科医師さん、歯科衛生士さん、助手さんを募集しています!
沢山の笑顔あふれる職場で、スキルアップを目指しませんか?

詳しくはこちら

ひらの歯科医院は新潟県新潟市西区坂井東で診療を行う歯科医院です。
新潟市は越後平野の中央部、信濃川・阿賀野川の河口に位置し、古くから日本海運の拠点として栄え、江戸末期に開港5港の一つに指定された歴史のある「みなとまち」と言われています。
毎年6月に行われる新潟市の夏の風物詩として市民に親しまれている伝統行事の一つ白根大凧合戦は信濃川の支流、中ノ口川の両岸から縦7メートル、横5メートルの大凧を揚げ、空中で絡ませ川に落とし、相手の凧綱が切れるまで引き合う勇壮な世界最大スケールの大凧合戦です。2015年に新潟県の無形民俗文化財に指定された他に2014年には新潟市民文化遺産にも認定されています。
当院最寄り駅JR越後線「寺尾駅」周辺には徒歩6分程に寺尾中央公園があり、春になると3万本のチューリップで彩られチューリップの公園として市民に親しまれています。広い園内は遠足や散策の場として多くの人達で賑わい、二つあるバラ園には約50種類のバラが咲き乱れ、訪れる人々を美の世界にいざないます。
新潟市にお住まいの方、近隣に立ち寄った方も、歯やお口に関しての気になることがございましたらご気軽にご相談ください。