虫歯治療を行う際は、よほど軽度の虫歯でない限り、麻酔を行うのが一般的です。
また麻酔を行った場合、治療後の行動にはある程度の制限があり、やってはいけない行動の一つに運動が挙げられます。
今回は、具体的にどのような運動を控えるべきなのか、その理由とあわせて解説します。
虫歯治療で麻酔を打った後にやってはいけない運動
虫歯治療後にやってはいけないのは、ずばり激しい運動です。
ここでいう激しい運動とは、短時間で心臓に高い負荷をかけ、心拍数を大きく上げる運動を指しています。
例えばウエイトトレーニングは、筋力に強い抵抗をかけることで、短時間に高い負荷をかける運動です。
また短距離を高速で走るスプリント、短い休憩を挟みながら高強度の運動を繰り返す高強度インターバルトレーニング(HIIT)なども激しい運動に該当します。
もちろん、ランニングやサイクリング、バスケットボールやテニスといった競技レベルの運動もNGです。
麻酔後に激しい運動をしてはいけない理由
虫歯治療で麻酔を打った後、上記のような運動をしてはいけない理由としては、血行の促進や痛みの発生、患部の悪化などにつながることが挙げられます。
激しい運動は血流を良くし、治療した部分の治癒が遅れたり、出血を促したりする原因になり得ます。
また血行が促進されることで、麻酔が切れた後に痛みを感じやすくなることもあります。
さらに傷口が開いたり、腫れや内出血の原因になったりすることがあるため、注意しなければいけません。
麻酔後における運動以外の注意点
虫歯治療で麻酔を打った後は、運動だけでなく食事や患部への接触などにも注意しなければいけません。
麻酔の効果が持続している間は口の感覚が鈍るため、舌や頬の内側を噛んでしまうおそれがあります。
そのため、治療後は少なくとも1~2時間、熱いものや硬いものを避けるようにしましょう。
また麻酔によるしびれが原因で、無意識に患部や唇、頬を触ってしまうことがあります。
これも腫れや痛みの原因になるため、そっとしておくことが大切です。
ちなみに睡眠をしっかり取るなど、体調を整えることでも麻酔の副作用リスクは軽減できます。
この記事のおさらい
今回の記事のポイントは以下になります。
・虫歯治療で麻酔を打った後には、激しい運動をしてはいけない
・激しい運動とは、短時間で心臓に高い負荷をかけ、心拍数を大きく上げる運動を指す
・麻酔後の激しい運動は、血行の促進や痛みの発生、患部の悪化などにつながる
・麻酔後は食事や患部への接触にも注意しなければいけない
以上のポイントはしっかりと押さえておきましょう!
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