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虫歯予防に効果のあるマウスウォッシュの正しい使用方法

“マウスウォッシュ”は洗口液とも呼ばれるもので、口の中に含み、すすいで使用するデンタルケア製品の1つです。

また、こちらを正しく使用することで、虫歯の予防効果はグッと高まります。

今回は、虫歯予防に効果のあるマウスウォッシュの正しい使い方について解説したいと思います。

●使用前には歯磨き、舌磨きを忘れずに

虫歯予防に効果的なマウスウォッシュですが、こちらはただ単に口に含み、すすぐだけでは効果を得ることができません。

使用する前には、まず歯磨きを行い、しっかりと歯垢を除去しておく必要があります。

マウスウォッシュには口内の殺菌効果があり、あらかじめ歯磨きで虫歯菌を減らしておくことで、より効率的な虫歯対策となります。

また、マウスウォッシュを使用する前には、舌にこびりついた舌苔(ぜったい)も取り除いておきましょう。

舌苔には、菌や汚れが含まれていることも多く、こちらもマウスウォッシュの効果を半減させる原因となります。

●パッケージに記載された量以上は使用しない

虫歯対策としてマウスウォッシュを使用するのであれば、使用量は必ずパッケージに記載された量以内に押さえておきましょう。

使用量の目安は商品によって異なりますが、大体10~30ml程度であり、付属のキャップにはその量をはかるための線があります。

ちなみに、目安以上の量を一度に使用すると、口内の唾液が減少し、逆に虫歯のリスクを高めてしまう可能性もあるため、注意してください。

こちらは、マウスウォッシュに含まれるエタノールというアルコールの揮発性が高いことが理由です。

●使用後のうがいは控えよう

歯磨きをした後のように、マウスウォッシュをした後もうがいをしたくなる方はいるかと思いますが、こちらはおすすめできません。

マウスウォッシュの使用後は、口内にピリピリとした刺激が残るため、ついつい気になってうがいをする方もいますが、そのまま液を口内に留めておいた方が殺菌効果は持続します。

ちなみに、こちらは歯磨きに関しても同じことが言えます。

歯磨きをした後、念入りに何度もうがいをした方が、口内がスッキリしたように感じますが、歯磨き後の薬用成分を少しでも残すためには、最小限のうがいにとどめておくべきです。

●この記事のおさらい

今回の記事のポイントは以下になります。

・マウスウォッシュは虫歯予防に効果があるデンタルケア製品

・虫歯予防としてマウスウォッシュを使用する場合、パッケージに記載された目安以上の量は使用しない

・マウスウォッシュの使用後は、少しでも殺菌効果を残すためにうがいを控えるべき

以上のポイントはしっかりと押さえておきましょう!

新潟市西区周辺やJR越後線「寺尾駅」付近で歯科クリニック(歯医者さん)をお探しの方は、是非、ひらの歯科医院へお問い合わせ下さい!

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歯ブラシはどのタイミングで交換すれば良いのか?

歯ブラシは、虫歯予防のためのもっとも重要なアイテムといっても過言ではありません。

また、こちらは定期的に購入し直す必要がありますが、一体いつ交換すれば良いのでしょうか?

ここからは、歯ブラシを交換するタイミングや、同じものを使用し続けるデメリットなどについて解説します。

●歯ブラシの交換に適したタイミング

結論からいうと、歯ブラシは月が変わるタイミングで交換するのが望ましいです。

具体的には、使い始めてから1ヶ月ほど経過し、ブラシ部分を裏側から見たときに、ヘッドから毛がはみ出している場合は、交換の合図です。

このような状態の歯ブラシは、毛先が外側を向いているため、歯磨きの際にブラシの先端ではなく、側面が当たることになります。

そのため、滑りやすくなってしまい、使い勝手が非常に悪いです。

「毎月歯ブラシを交換すべき」と聞いて、思ったよりもサイクルが早いと感じる方も多いかと思いますが、歯磨きの効果が落ちることを考えると、決して早すぎることはありません。

●同じ歯ブラシを使用し続けることのデメリット

歯ブラシが傷んでいるにも関わらず、交換せずに数ヶ月、1年といった単位で使用し続けることのデメリットとしては、まず口内の細菌が増えることが挙げられます。

古い歯ブラシには細菌が付着しやすくなるため、たとえ毎回丁寧に洗っていたとしても、歯磨きの際には口内にその細菌が運ばれやすくなります。

また、十分にプラークを落とすことができないのも、同じ歯ブラシを使用し続けることのデメリットです。

先ほども触れたように、長期間使用した歯ブラシは毛先が広がってしまい、磨くときに滑りやすくなります。

つまり、歯にうまく力が伝わらず、歯磨きの効果が半減するということです。

その他、弾力のない毛先でブラッシングすることにより、歯茎が傷つきやすくなるというのも、歯ブラシを交換しないことのデメリットです。

●歯ブラシの寿命を縮ませないためには?

歯ブラシを交換するタイミングは、使い始めてから約1ヶ月ですが、使用や保管の方法によっては、寿命が縮むことも考えられます。

そのため、ブラッシングの圧が強くなりすぎないよう、小刻みに動かすように磨くことを心掛けてください。

また、歯磨きが終わった後は、指でしっかり毛先部分を洗い流しましょう。

そして、その後はしっかり水気を取り、風通しの良い場所で毛先を上向きにして保管します。

●この記事のおさらい

今回の記事のポイントは以下になります。

・歯ブラシは月が変わるタイミングで交換すべき

・ブラシ部分を裏側から見たとき、ヘッドから毛がはみ出している場合が交換の合図

・同じ歯ブラシを使用し続けると、細菌が増えたりプラークが落としきれなかったりする

・使い方や保管方法を間違えると、歯ブラシの寿命は縮む可能性があるため注意が必要

以上のポイントはしっかりと押さえておきましょう!

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虫歯の予防効果を高める栄養素にはどのようなものがある?

虫歯を予防するにあたって欠かせないのは、丁寧な歯磨きや歯科検診、糖分の摂取量を抑えることなどです。

その他、特定の栄養素を積極的に取り入れることでも、予防効果は高まります。

ここからは、虫歯の予防効果が期待できる栄養素と効果、またそれらが含まれている食品について解説したいと思います。

●カルシウム

虫歯の予防効果がある栄養素としては、まずカルシウムが挙げられます。

こちらは、骨や歯のもととなり、丈夫な身体づくりには欠かせない栄養素です。

また、カルシウムには、歯の脱灰を予防し、再石灰化を促す効果もあり、十分に摂取することで、虫歯に強い歯を作り上げることができます。

以下のような食品に多く含まれているため、食事の際は積極的に摂取してください。

・乳製品(牛乳、ヨーグルト、チーズなど)
・小松菜
・ひじき
・大豆
・ししゃも など

●食物繊維

食物繊維も、虫歯の予防効果がある栄養素の1つです。

こちらは、5大栄養素(炭水化物、タンパク質、脂質、ビタミン、無機質)とあわせて必要な第6の栄養素と呼ばれるものです。

人間の消化酵素では消化されず、腸内では老廃物の運搬係として働き、不要な物質を体外に排出する役割があります。

また、食物繊維に含まれている繊維質を噛むことで、歯の表面についた汚れが落ちやすくなったり、咀嚼回数が増えることにより、唾液の分泌を促したりと、虫歯予防の効果も兼ね備えています。

主に以下の食品に多く含まれています。

・穀物(玄米、食パンなど)
・納豆
・カボチャ
・イチゴ
・しいたけ など

●カテキン

虫歯の予防効果がある栄養素には、カテキンも挙げられます。

カテキンはポリフェノールの一種であり、主にお茶の苦み成分を指しています。

抗菌作用がある栄養素のため、お茶でうがいをすることで、虫歯菌の増殖はある程度抑えることができます。

ちなみに、「カテキンはお茶にしか含まれていない」と思っている方もいるかもしれませんが、決してそのようなことはありません。

以下のような食品にもカテキンは含まれていて、摂取することにより虫歯や口臭の予防効果が期待できます。

・大豆
・さくらんぼ
・生姜
・ブルーベリー など

●この記事のおさらい

今回の記事のポイントは以下になります。

・特定の栄養素を積極的に取り入れることでも、虫歯は予防できる

・カルシウムは歯の再石灰化を促し、虫歯に強い歯を作り上げる栄養素

・食物繊維には歯の表面についた汚れが落ちやすくなる効果、唾液の分泌を促す効果がある

・カテキンには抗菌作用があり、摂取することで虫歯や口臭の予防になる

以上のポイントはしっかりと押さえておきましょう!

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虫歯になりやすい方によく見られる生活習慣について

歯磨きが不十分だったり、甘いものばかり食べていたりする方は、当然虫歯のリスクが高くなります。

しかし、十分に歯磨きをしている方や、甘いものを摂取しない方であっても、生活習慣に問題がある場合、虫歯ができやすくなる可能性はあります。

ここからは、虫歯になりやすい方によく見られる生活習慣について解説します。

●ダラダラ食べる

虫歯になりやすい方によく見られる生活習慣としては、まずダラダラ食事を摂ることが挙げられます。

例えば、テレビを観ながらゆっくり食事を摂ったり、スナック菓子やガム、飴など常に何かを口にしていたりする方は、口内が酸性になっている時間が長くなります。

通常、口内が酸性に傾き、脱灰(歯が溶けること)した場合でも、唾液による中和で歯は修復されますが(再石灰化)、ダラダラ食べによって酸性に傾く時間が長くなると、再石灰化が追い付かなくなり、虫歯のリスクは高まります。

そのため、食事やおやつの時間はきちんと決めておき、何も口にしない時間を長くすることが大切です。

●口呼吸

虫歯になりやすい方によく見られる生活習慣には、口呼吸も挙げられます。

口呼吸をしている時間が長ければ長いほど、唾液は蒸発しやすくなり、口内は乾燥します。

唾液には、口内の自浄や抗菌、再石灰化といったさまざまな役割があり、こちらが不足している場合、なかなか虫歯は防止できません。

そのため、口呼吸が多いことを自覚している方は、意識して鼻で呼吸するようにしましょう。

ちなみに、花粉症や慢性鼻炎などにより、鼻の通りが悪いという方も、適切な処置を施して、なるべく鼻呼吸できるように努めるべきです。

●運動不足、睡眠不足

運動不足や睡眠不足も、虫歯になりやすい方によく見られる生活習慣です。

普段運動をほとんどしていない方は、虫歯菌や歯周病菌に対する抵抗力が少なく、しっかり歯を磨いていたとしても、わずかな磨き残しから虫歯を発症してしまう可能性が高くなります。

また、睡眠不足により、生活リズムが乱れている方も、体調を崩しやすくなり、菌に対する免疫力が低下します。

このような生活習慣の方は、エレベーターやエスカレーターを使用しないなど、少しでも身体を動かすことに努めたり、ストレスを発散したりすることをおすすめします。

●この記事のおさらい

今回の記事のポイントは以下になります。

・ダラダラ食事やお菓子を摂取すると、歯の再石灰化が追い付かなくなり、虫歯になりやすい

・唾液の減少を招く口呼吸も、虫歯になりやすい方によく見られる生活習慣の1つ

・運動不足、睡眠不足の方は、虫歯菌に対する抵抗力、免疫力が低下する

以上のポイントはしっかりと押さえておきましょう!

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インプラント治療を行うメリットと注意点について

“インプラント治療”は、歯を失ってしまった部分に人工歯根を埋め込み、その上に人口の歯を取り付けるという治療です。

今回は、インプラント治療を行うメリットと、治療を受ける前に知っていただきたい注意点について解説したいと思います。

興味のある方はぜひ最後までご覧ください。

●インプラント治療のメリット

インプラント治療における最大のメリットといえば、やはり自身の歯と同様に咀嚼ができるという点です。

ブリッジや入れ歯の場合、力を入れて噛むことが難しかったり、熱いものを食べることに抵抗があったりする方もいますが、インプラントではこのような心配がほとんどありません。

また、自身で行うメンテナンスが簡単だというところも、インプラント治療のメリットだと言えます。

インプラント後のセルフケアは、通常の歯と同じように行うブラッシングのみであり、入れ歯のアタッチメント洗浄のように、面倒な作業は必要ありません。

その他、インプラント治療は人工歯根を1本1本埋め込むため、周囲の歯に負担がかかることもありませんし、耐久性や審美性の面においても、ブリッジや入れ歯より優れています。

つまり、限りなく自身の歯に近いものを手に入れることができ、なおかつ生活への支障もほとんどないのが、インプラント治療のメリットだということです。

●インプラント治療の注意点

インプラント治療は、数多くのメリットがある治療ですが、実際治療を受けるのであれば、いくつかの注意点を押さえておくべきです。

まず、インプラント治療は自由診療であるため、保険が適用されません。

そのため、保険診療のブリッジや入れ歯と比べると、費用は高額になります。

また、インプラントは手術を伴う治療です。

具体的には、麻酔を使用したり、顎の骨にインプラントを埋入したりするため、身体にかかる負担は決して小さいとは言えません。

その他、治療期間がブリッジに比べて長い点についても、注意が必要です。

インプラントの治療期間には個人差がありますが、基本的には3~6ヶ月程度であり、治療のタイミングによっては、さまざまな予定が立てづらくなることも考えられます。

●この記事のおさらい

今回の記事のポイントは以下になります。

・インプラント治療とは、人工歯根の上に人口の歯を取り付ける治療のことをいう

・自身の歯と同様に咀嚼できたり、審美性や耐久性に優れていたりするのがインプラント治療のメリット

・インプラント治療はメンテナンスの負担も少ない

・インプラント治療は費用の高さや身体への負担、治療期間の長さがネック

以上のポイントはしっかりと押さえておきましょう!

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知覚過敏の原因と対処法について、解説します

歯の悩みの1つが、知覚過敏です。

アイスや冷えた飲み物を飲んだ時、歯にしみる人は多いでしょう。

中には、虫歯と思って治療に来られる方もいらっしゃいます。

知覚過敏は、なぜ起こるのでしょうか?

また、どう対処すればいいのでしょうか?

原因と対処方法について、解説します。

●知覚過敏の原因は?
知覚過敏が起こる原因は、歯の構造にあります。

歯は、外側をエナメル質が覆っていて、その内側には象牙質という層があります。

そして、その象牙質には象牙細管といわれる管が通っていて、管の内部は液体で満たされています。

エナメル質が溶けるなど、何らかの原因で象牙質が表面に露出してしまった状態で外からの刺激を受けると、象牙細管の内部の液体が動いてしまいその反対側の端にある神経を刺激してしまいます。

そうして痛みが生じるのが、知覚過敏の正体です。

象牙質が露出する原因として、まず考えられるのが歯肉退縮によって歯茎が下がってしまうことです。

歯茎の中の部分はエナメル質に覆われていない部分や薄い部分が多いため、そこが露出すると象牙質がむき出しになることがあるのです。

また、噛み合わせが悪かったり歯ぎしりをしたりすることで、エナメル質がすり減ってしまい象牙質がむき出しになることもあります。

歯の表面が溶けてしまい、むき出しになるケースも見られます。

その他では、ホワイトニングのために表面を削り過ぎて露出するケースもあります。

●知覚過敏の対処方法
知覚過敏の対処は、基本的に歯科医院で行います。

まずチェックするべき点は、使用している歯ブラシや磨き方です。

自分に合っていない歯ブラシを使用していたり、磨く際に力を入れ過ぎていたりするケースもあります。

知覚過敏の対処として、知覚過敏用の薬を歯に塗布することもあります。

ただし、これは1回塗ったからといって効果があるとは限りません。

何回か塗布を繰り返して、様子を見ていくしかありません。

歯が削れたせいで露出している場合などは、そこに歯に似た材質の詰め物をすることで染みないように対処します。

また、歯ぎしりなどで歯に負担がかかるのを防ぐため、マウスピースを作成することもあります。

歯周病の治療で、歯石を除去したために象牙質が露出してしまい知覚過敏になる、というケースもあります。

しかし、それは一時的なものであり、歯を守るためには歯周病の治療も大切なので、治療を避けないようにしましょう。

●まとめ
知覚過敏は、歯の表面のエナメル質が無くなるなどの原因でむき出しになった象牙質に、刺激が加わることで生じるものです。

冷たいものなどを摂取して、歯にしみるという場合は知覚過敏を疑いましょう。

虫歯にも似ていますが、どちらであっても歯科医院で対処するべきものです。

歯に痛みを感じたら、なるべく早く受診することをおすすめします。

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赤ちゃんが歯ぎしりをしている時は、歯科医院で診てもらうべき?

大人になれば、寝ている間に歯ぎしりをしていることは珍しくありません。

しかし、まだ歯が数本しか生えていないような赤ちゃんが歯ぎしりをしていると、不安になる人もいるでしょう。

その場合、歯科医院で診てもらうべきなのでしょうか?

歯ぎしりの原因や、その影響について解説します。

●なぜ、赤ちゃんが歯ぎしりをするのか
大人が歯ぎしりをしている場合、不安やストレスが原因と思われることがよくあります。

しかし、赤ちゃんの多くはそれほどストレスを感じることはないでしょう。

それなのに、赤ちゃんや幼児の中で歯ぎしりをするのは、1~2割ほどいると言われているのです。

実は赤ちゃんの場合、歯ぎしりも成長の一環なのです。

生後6カ月ほど、乳歯が生え始めた頃から始まることが多いのですが、これは寝ている時に限らず起きている時でも起こるものです。

大人とは違い、生えてきた歯を確かめるため、あるいは興味を示して無意識のうちに行っているだけです。

指しゃぶりと同様に、いつか自然と治るものです。

無理にやめさせようとすると、かえってストレスになることもあるので注意しましょう。

●歯ぎしりにどんな影響がある?
赤ちゃんが歯ぎしりをしていても、基本的には放置しておいた方がいいのですが、あまりにひどい場合は気にしなくてはいけないこともあります。

余り歯ぎしりがひどいと、成長する上で影響が出ることもあるのです。

例えば、歯並びを整えるために行っている歯ぎしりもあまりひどいと、かえって歯列が乱れてしまうことがあります。

歯並びに乱れが見え始めたら、歯科医院を受診した方がいいでしょう。

乳歯が生えそろってからも歯ぎしりをしていると、乳歯がすり減って歯の神経が炎症を起こす可能性もあります。

また、歯ぎしりをし過ぎて顎や歯に痛みが生じることもあるので注意してください。

あまり強く歯ぎしりをしていると、歯ぐきから出血してしまうケースもあります。

歯ぐきからの出血は、歯槽膿漏に限らず起こり得るものです。

もし、出血している様子を見つけた時は、ガーゼで拭き取って口腔内を清潔にしておきましょう。

●まとめ
まだ歯もまばらな赤ちゃんが歯ぎしりをしていたら、驚く人は多いでしょう。

しかし、これはよく起こることであり、それほど心配する必要はないのです。

ただし、何事も度を越してしまうと悪影響があるものです。

歯ぎしりも、あまりに強いようだと心配になるため、一度歯科医院を受診してみてもらってください。

今は問題無くても、将来の歯列などに問題が出ることもあるのです。

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親知らずが生えた時は抜くべき?抜かなくてもいい?

気が付いたら口の奥の、正常な位置とは思えない所に歯が生えていることがあります。

こういった歯は、親知らずと呼ばれています。

永久歯が生えそろった後から生えてくるため、そのような呼ばれ方をするのですが、これは抜いた方がいいのでしょうか?

親知らずが生えた時の対処について、解説します。

●そもそも親知らずとは?
親知らずは、第三大臼歯と呼ばれる歯です。

前歯から数えて8番目に当たる歯で、最も奥に生えている歯となります。

一般的には上下左右に1本ずつ、計4本生えるのですが、確実に生えるものではありません。

実は、人によって生えるか生えないかは個人差があるのです。

全く生えない人もいれば、1本だけ、3本だけという人もいます。

また、その生え方も真っすぐ生える人、斜めや横向きに映える人など様々です。

親知らずが生えた時、中には歯肉に被ったままという人もいます。

その状態では汚れが溜まりやすくなり、智歯周囲炎という炎症を起こしやすくなります。

そうなった場合は、抗菌薬を服用したり痛み止めを投与したり、うがい薬を使用したりして炎症を静めるのですが、繰り返し発症することもあります。

●親知らずの対処方法
親知らずが生えた場合、必ずしも抜く必要はありません。

しかし、歯肉炎の原因となった場合や斜めに生えて隣の歯を圧迫している場合などは、抜歯してしまった方がいいでしょう。

親知らずを抜くケースとしては、まずその歯や手前の歯が虫歯になったケースです。

親知らずは治療器具が届きにくく手入れもしづらいため、抜いてしまった方がいいのです。

また、手前の歯が虫歯になった時は治療の邪魔になるので、やはり抜くべきでしょう。

親知らずを抜く際は、骨に大部分が埋没しているケースや歯根の形状が複雑になっているケースもあります。

そうなると、歯肉の切開や周囲の歯や骨を削る必要があるなど、かなりの大手術になることもあるので注意しましょう。

親知らずが正常な生え方をして上下が揃っている場合は、抜く必要もありません。

また、顎の骨の中にしっかりと埋没していて周囲に悪い影響を与えない状態になっている時も、抜かずにそのままにしていて問題はありません。

親知らずがあるおかげで、入れ歯やブリッジでの治療の際に土台にできるケースもあります。

また、手前の大臼歯が抜けてしまった倍などには、親知らずを移植できるケースもあるので、そういった場合は役立ちます。

●まとめ
親知らずは、珍しいものではありません。

抜いたという話はよく聞きますが、それは何らかの悪影響を及ぼしているケースです。

特に悪影響がない場合は、わざわざ抜く必要がないのです。

親知らずがあるからといって急いで抜こうとはせずに、まずはその生え方や周囲への影響を確認するため、歯科医院を受診してください。

問題がなければ、そのまま放置しておきましょう。

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歯周病が原因の口臭についてチェックするには

口臭に悩む人は、大勢いらっしゃいます。

その原因は様々ですが、その中でも特に多い原因として歯周病があります。

実は、歯周病の口臭というのは自分では気付きにくいことが多いのです。

また、中々その原因を取り除くことはできません。

歯周病を原因とする口臭について、チェックする方法を紹介します。

●歯周病による口臭の特徴は?
歯周病は、歯垢内で歯周病の原因菌が増殖したことでなります。

その原因菌は、揮発性硫黄化合物によるガスを放出するのですが、そのガスが口臭の原因となるのです。

しかも、そのガスにはいくつかの種類があって、それぞれ匂いが異なります。

その匂いが混ざってしまうことで、不快な匂いへとなっていくのです。

その匂いは主に3種類に分けられ、中には歯周病の悪化する原因になるものもあります。

代表的な匂いとして、腐った玉ねぎのようなにおいがあります。

これはメチルメルカプタンというおならにも含まれるガスが原因となったもので、毒性が強いため歯周病を悪化させる原因にもなっています。

卵が腐った匂いがすることもあり、これは硫化水素というガスによるものです。

卵が腐った時に発生するガスで、歯垢の他に下についている舌苔という汚れからも発生します。

最後に、生ごみの匂いがあります。

ジメルサルファルドというガスによるもので、海苔に似たにおいも混じっているのが特徴です。

●口臭を確認する方法
口臭は、話している相手に迷惑をかけてしまいます。

そのため、自分でも時々確認したいと思うこともあるでしょう。

その場合、どうやって確認したらいいでしょうか?

まず、コップや袋などを使用してセルフチェックしてみましょう。

その中に息を吹き込んでから、臭いをかいでみてください。

また、デンタルフロスで歯間を掃除してみて、そのにおいを嗅いでみてもいいでしょう。

自分の臭いが分からないという場合は、第三者にお願いして聞いてみましょう。

もしくは口臭測定器を使用してみてください。

その際は、信頼性の高いものを選びましょう。

歯科医院で、菌検査をしてもらうのも効果的です。

歯周病の原因菌が大量にいる場合は、口臭が発生している可能性が高いのです。

その場合は、そのまま治療を始めるといいでしょう。

●まとめ
口臭の原因にはいくつかありますが、その中でもすぐに対処した方がいいのが歯周病を原因とする口臭です。

歯周病を放置していると、口腔内の環境がどんどん悪化していきます。

それを防ぐためにも、口臭がし始めたらすぐにでも治療をするべきでしょう。

口臭が気になった場合は、歯科医院を受診してください。

特に、口臭外来があると詳しく調べることができるのでおすすめです。

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矯正治療後に歯並びの後戻りを防ぐにはどうしたらいいのか

矯正治療には、長い時間がかかります。

しかし、せっかく矯正しても時間が経てば、歯並びは元に戻ってしまうのでは?と心配する人もいるでしょう。

実際に、無いとは言い切れません。

歯並びの後戻りを防ぐために、気を付けるべき点を紹介します。

●そもそも歯並びの後戻りとは?
矯正治療は、現在生えている歯の位置を変えるため、力をかけて移動させるものです。

そのために、ワイヤーなどの金属製の矯正装置やマウスピースなどを使用しています。

歯を抜いたりする必要もなく、生えている位置を動かしているのです。

では、動かした歯はその場で固定されるのでしょうか?

実は、特に固定されるわけではありません。

そのため、矯正装置を外すことで動かされていた歯は解放され、元の位置に戻ろうとするのです。

この動きが、歯並びの後戻りといわれるものです。

また、矯正装置以外にも加齢や歯周病等で歯の位置は変化します。

親知らずが生えたことで変化するケースもあるので、珍しいものではありません。

しかし、せっかく歯並びを矯正したいと思い、長い期間と高額な費用をかけて直したのに、すぐに戻ってしまうのでは矯正治療の意味がないでしょう。

そのため、矯正治療の後は後戻りをしないよう、対処するのが一般的です。

●後戻りの対処方法
後戻りを防ぐためには、保安装置リテーナーという装置を付けるのが一般的です。

これは、矯正によって整えた歯並びをそのまま安定させることを目的として装着するものです。

これまで矯正のための器具を装着してきたのに、再び別の器具を付けなくてはならないと聞くとあまりいい気分はしないかもしれません。

しかし、これまでの治療を無駄にしないためにも、決められた時間は装着しておくべきなのです。

この装置は、歯の位置が安定するにしたがって装着しなくてはならない時間も短くなります。

また、装着していても気にならないという人であれば、半永久的に装着しておくことが推奨されています。

最近では、矯正治療においてインビザラインという、マウスピースを使用する方法が増えています。

この方法で矯正治療を行っていた場合は、マウスピースに慣れているのでリテーナーへの抵抗も少ないでしょう。

●まとめ
矯正治療を行って矯正が完了したとしても、それで一生涯歯並びをキープできるわけではありません。

どうしても後戻りしてしまうことがあるので、矯正治療が終わってからもそれを保持する装置を装着する必要があるのです。

先に慣れておきたいという方であれば、インビザラインという矯正方法を選ぶのがおすすめです。

どの方法がいいか、歯科医院でよく相談した上で決定してください。

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新潟市は越後平野の中央部、信濃川・阿賀野川の河口に位置し、古くから日本海運の拠点として栄え、江戸末期に開港5港の一つに指定された歴史のある「みなとまち」と言われています。
毎年6月に行われる新潟市の夏の風物詩として市民に親しまれている伝統行事の一つ白根大凧合戦は信濃川の支流、中ノ口川の両岸から縦7メートル、横5メートルの大凧を揚げ、空中で絡ませ川に落とし、相手の凧綱が切れるまで引き合う勇壮な世界最大スケールの大凧合戦です。2015年に新潟県の無形民俗文化財に指定された他に2014年には新潟市民文化遺産にも認定されています。
当院最寄り駅JR越後線「寺尾駅」周辺には徒歩6分程に寺尾中央公園があり、春になると3万本のチューリップで彩られチューリップの公園として市民に親しまれています。広い園内は遠足や散策の場として多くの人達で賑わい、二つあるバラ園には約50種類のバラが咲き乱れ、訪れる人々を美の世界にいざないます。
新潟市にお住まいの方、近隣に立ち寄った方も、歯やお口に関しての気になることがございましたらご気軽にご相談ください。