口臭に悩む人は、大勢いらっしゃいます。
その原因は様々ですが、その中でも特に多い原因として歯周病があります。
実は、歯周病の口臭というのは自分では気付きにくいことが多いのです。
また、中々その原因を取り除くことはできません。
歯周病を原因とする口臭について、チェックする方法を紹介します。
●歯周病による口臭の特徴は?
歯周病は、歯垢内で歯周病の原因菌が増殖したことでなります。
その原因菌は、揮発性硫黄化合物によるガスを放出するのですが、そのガスが口臭の原因となるのです。
しかも、そのガスにはいくつかの種類があって、それぞれ匂いが異なります。
その匂いが混ざってしまうことで、不快な匂いへとなっていくのです。
その匂いは主に3種類に分けられ、中には歯周病の悪化する原因になるものもあります。
代表的な匂いとして、腐った玉ねぎのようなにおいがあります。
これはメチルメルカプタンというおならにも含まれるガスが原因となったもので、毒性が強いため歯周病を悪化させる原因にもなっています。
卵が腐った匂いがすることもあり、これは硫化水素というガスによるものです。
卵が腐った時に発生するガスで、歯垢の他に下についている舌苔という汚れからも発生します。
最後に、生ごみの匂いがあります。
ジメルサルファルドというガスによるもので、海苔に似たにおいも混じっているのが特徴です。
●口臭を確認する方法
口臭は、話している相手に迷惑をかけてしまいます。
そのため、自分でも時々確認したいと思うこともあるでしょう。
その場合、どうやって確認したらいいでしょうか?
まず、コップや袋などを使用してセルフチェックしてみましょう。
その中に息を吹き込んでから、臭いをかいでみてください。
また、デンタルフロスで歯間を掃除してみて、そのにおいを嗅いでみてもいいでしょう。
自分の臭いが分からないという場合は、第三者にお願いして聞いてみましょう。
もしくは口臭測定器を使用してみてください。
その際は、信頼性の高いものを選びましょう。
歯科医院で、菌検査をしてもらうのも効果的です。
歯周病の原因菌が大量にいる場合は、口臭が発生している可能性が高いのです。
その場合は、そのまま治療を始めるといいでしょう。
●まとめ
口臭の原因にはいくつかありますが、その中でもすぐに対処した方がいいのが歯周病を原因とする口臭です。
歯周病を放置していると、口腔内の環境がどんどん悪化していきます。
それを防ぐためにも、口臭がし始めたらすぐにでも治療をするべきでしょう。
口臭が気になった場合は、歯科医院を受診してください。
特に、口臭外来があると詳しく調べることができるのでおすすめです。
新潟市西区周辺やJR越後線「寺尾駅」付近で歯科クリニック(歯医者さん)をお探しの方は、是非、ひらの歯科医院へお問い合わせ下さい!
万全の感染予防対策でお待ちしております。