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【新潟の歯医者・予防歯科】大皿料理を食べることのデメリット

大皿料理は、一人ひとり小分けされたものではなく、大皿に盛られたものを各自で取って食べる形式の料理です。
特に家族が多い家庭などでは採用されることが多いですが、こちらは口内環境を中心としたデメリットがあるため、注意が必要です。
今回は、大皿料理を食べることの主なデメリットについて解説します。

虫歯や歯周病がうつる

大皿料理では、虫歯菌や歯周病菌がうつる可能性があります。

例えば大皿料理から、それぞれ自分の箸で料理を取って食べる場合、唾液がついた状態の箸が複数料理に触れることになります。
そのため、虫歯菌や歯周病菌が人から人へ移動することが考えられます。

また同じように、親御さんの箸で赤ちゃんに料理を食べ与えるなどした場合も、細菌感染が起こり得ます。
赤ちゃんの口内にはまだ虫歯菌や歯周病菌が存在しないため、親御さんのこのような行動が発症のきっかけになってしまいます。

早食いにつながる

大皿料理には、早食いをしやすくなるというデメリットもあります。

特に大家族の場合、好きなものを早く取ろうとするため、子どもなどは特に早食いになってしまうケースが多いです。
しかし、早食いは虫歯や歯周病のリスクを高めます。
よく噛まずに飲み込むため、唾液の分泌量が減少し、口内の自浄作用が低下するという仕組みです。

また早食いは、満腹中枢が刺激される前に食べすぎてしまい、結果的に摂取カロリーが増加する原因にもなります。

さらに噛む回数が減ることにより、顔の筋肉の衰えや顎関節症のリスクも高まります。
その他、咀嚼回数の減少は脳の活性化を妨げる可能性もあります。

食べる内容が偏る

すべての料理が大皿で提供される場合、食べる内容が偏ってしまうことも考えられます。

一人ひとり小分けにされた状態であれば、料理を作る方がバランス良く摂取量を決められます。
一方大皿料理は、料理を取る方に各料理の摂取量が委ねられます。
そのため、例えば油ものばかり取ってしまい、野菜はほとんど取らないということが起こり得ます。

このような状況は、栄養の偏りにつながり、虫歯や歯周病を正しく予防できない原因になります。

この記事のおさらい

今回の記事のポイントは以下になります。

・大皿料理を各自が自分の箸で食べると、虫歯菌や歯周病菌がうつる可能性がある
・赤ちゃんの口内には虫歯菌や歯周病菌がいないため、特に感染には注意が必要
・大皿料理は早食いにつながりやすく、虫歯や歯周病のリスクを高める
・食べる内容が偏り、栄養のバランスが悪くなりやすいのも大皿料理のデメリット

以上のポイントはしっかりと押さえておきましょう!

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