口内環境を整えるには、歯のブラッシングだけでなく舌磨きもあわせて行わなければいけません。
しかし、舌磨きの方法を間違えているというケースは、残念ながら多く見られます。
ブラッシングと同じく、舌磨きも間違いのないように、以下のような方法は避けるようにしましょう。
歯ブラシで舌を磨いている
舌の表面は、舌乳頭という非常に繊細でやわらかい組織の集まりで構成されています。
一方、歯ブラシは硬いエナメル質を磨くために設計されているため、舌にとっては刺激が強すぎます。
歯ブラシの毛先で舌を擦ると、微細な傷が無数につき、そこから細菌が入り込んで炎症を起こしたり、味覚を感じる味蕾を壊して味覚障害を招いたりするリスクがあります。
また傷ついた組織を修復しようとして、かえって舌苔が厚くなるという皮肉な結果も招きかねません。
口臭予防のつもりが逆効果になるのを防ぐため、必ずシリコン製や極細ナイロン製の舌専用クリーナーを使用してください。
力を入れて擦っている
「舌の白さを一度で全部落としたい」と焦るあまり、力を込めてゴシゴシと擦ってしまうのは避けるべき典型的な間違いです。
舌の汚れである舌苔は、粘膜にこびりついているため、強い力で剥ぎ取ろうとすると健康な細胞まで一緒に傷つけてしまいます。
慢性的に強い刺激を与え続けると、舌がヒリヒリと痛む舌痛症の原因になったり、舌の防衛反応によって表面が硬くなったりします。
適切な力加減は、クリーナーの重みだけでなでる程度の100g以下の圧と言われています。
これは、キッチンスケールの上にクリーナーを置いて確認すると驚くほど軽い力であることが分かります。
一度にすべての白さを消そうとせず、毎日優しい力でケアを続けることで、数日かけて自然に綺麗な状態へ導くのが正解です。
ブラシを往復させている
舌を磨く際、ブラシを前後にシャカシャカと往復させて動かすのは絶対にNGです。
この動かし方をすると、せっかく手前にかき出した細菌や食べカスを、再び舌の奥や喉の方へ押し戻してしまうことになります。
また往復運動は摩擦回数が倍増するため、舌へのダメージも大きくなります。
正しい方法は、鏡を見ながらクリーナーをできるだけ奥のほうに置き、そこから手前に向かって一方通行で優しくなでることです。
一回なでるごとに、クリーナーに付着した汚れを流水でしっかり洗い流してから、次の場所をなでるようにしましょう。
この記事のおさらい
今回の記事のポイントは以下になります。
・舌磨きを行う際は歯ブラシではなく、専用の舌クリーナーを使用しなければいけない
・舌磨きは力を入れすぎず、毎日優しい力で行い、少しずつ舌をキレイにしていくイメージ
・舌磨きはブラシを往復させるのではなく、奥から手前に汚れをかき出すように行う
以上のポイントはしっかりと押さえておきましょう!
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