入れ歯を装着する方は、自身の入れ歯をできる限り丁寧に扱わなければいけません。
ぞんざいに扱ってしまうと、劣化が早くなって適合性や機能性が低下するおそれがあります。
また状態が悪くなった入れ歯は修理、場合によってはつくり直しのケースもあります。
今回は、入れ歯の管理においてやってはいけないことを解説します。
装着したまま温泉に入浴する
温泉成分は、入れ歯の金属部分と反応して一瞬で黒ずませたり、腐食させたりすることがあります。
特に銀を含んだ合金が使用されている場合、硫化反応によって修復不可能なレベルまで変色することがあります。
また温泉の温度が高い場合、前述の通りレジンの変形リスクも伴います。
「旅行中だから外したくない」という気持ちはわかりますが、成分が不明な湯船には入れ歯を浸けないのが賢明です。
どうしても装着したまま入浴する場合は、顔を湯船につけないようにし、入浴後すぐに真水で丁寧に洗い流してください。
補強用の金属メッシュを自身で触る
大きな入れ歯には、破折防止のために内部に金属のメッシュが埋め込まれていることがあります。
もし入れ歯が少し欠けてこのメッシュが露出してしまったら、指やペンチで押し込もうとしたり、ヤスリで削ったりするのは絶対にやめてください。
露出した金属は非常に鋭利で、口腔粘膜を深く傷つけるおそれがあります。
また一度露出したメッシュはそこから菌が入り込みやすく、構造的な強度も著しく低下しています。
これは末期症状に近い状態ですので、応急処置を自分で行わず、すぐに歯科クリニックへ持ち込んでください。
プロは露出部をレジンで再コーティングするか、強度の再設計を行ってくれます。
やわらかい裏打ち材を指で強く押す
歯茎が痩せている方に使われるコンフォートなどのやわらかいシリコン素材を、掃除の際に指の腹や爪で強く押したり、引っ張ったりするのはNGです。
これらの素材はレジンと強力に接着されていますが、局所的な強い圧力がかかると、境界から剥がれたり、内部に気泡が入ったりします。
一度剥がれ始めると、そこから食べカスや細菌が入り込み、腐食や悪臭の最大の原因になります。
シリコン面は非常にデリケートなため、毛先の非常にやわらかいブラシで撫でるように洗い、汚れが落ちにくい場合はシリコン対応の専用洗浄剤に頼るのが、長持ちさせる方法です。
この記事のおさらい
今回の記事のポイントは以下になります。
・温泉成分は入れ歯の金属部分と反応し、一瞬で黒ずませたり腐食させたりすることがあるので注意が必要
・入れ歯補強用の金属メッシュを自身で触ると、口内粘膜が深く傷つくおそれがある
・やわらかい裏打ち材を指で強く押すと、レジンとの隙間ができて食べカスや細菌が入り込みやすくなる
以上のポイントはしっかりと押さえておきましょう!
新潟市西区周辺やJR越後線「寺尾駅」付近で歯科クリニック(歯医者さん)をお探しの方は、是非、ひらの歯科医院へお問い合わせ下さい!
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