“マウスウォッシュ”は洗口液とも呼ばれるもので、口の中に含み、すすいで使用するデンタルケア製品の1つです。
また、こちらを正しく使用することで、虫歯の予防効果はグッと高まります。
今回は、虫歯予防に効果のあるマウスウォッシュの正しい使い方について解説したいと思います。
●使用前には歯磨き、舌磨きを忘れずに
虫歯予防に効果的なマウスウォッシュですが、こちらはただ単に口に含み、すすぐだけでは効果を得ることができません。
使用する前には、まず歯磨きを行い、しっかりと歯垢を除去しておく必要があります。
マウスウォッシュには口内の殺菌効果があり、あらかじめ歯磨きで虫歯菌を減らしておくことで、より効率的な虫歯対策となります。
また、マウスウォッシュを使用する前には、舌にこびりついた舌苔(ぜったい)も取り除いておきましょう。
舌苔には、菌や汚れが含まれていることも多く、こちらもマウスウォッシュの効果を半減させる原因となります。
●パッケージに記載された量以上は使用しない
虫歯対策としてマウスウォッシュを使用するのであれば、使用量は必ずパッケージに記載された量以内に押さえておきましょう。
使用量の目安は商品によって異なりますが、大体10~30ml程度であり、付属のキャップにはその量をはかるための線があります。
ちなみに、目安以上の量を一度に使用すると、口内の唾液が減少し、逆に虫歯のリスクを高めてしまう可能性もあるため、注意してください。
こちらは、マウスウォッシュに含まれるエタノールというアルコールの揮発性が高いことが理由です。
●使用後のうがいは控えよう
歯磨きをした後のように、マウスウォッシュをした後もうがいをしたくなる方はいるかと思いますが、こちらはおすすめできません。
マウスウォッシュの使用後は、口内にピリピリとした刺激が残るため、ついつい気になってうがいをする方もいますが、そのまま液を口内に留めておいた方が殺菌効果は持続します。
ちなみに、こちらは歯磨きに関しても同じことが言えます。
歯磨きをした後、念入りに何度もうがいをした方が、口内がスッキリしたように感じますが、歯磨き後の薬用成分を少しでも残すためには、最小限のうがいにとどめておくべきです。
●この記事のおさらい
今回の記事のポイントは以下になります。
・マウスウォッシュは虫歯予防に効果があるデンタルケア製品
・虫歯予防としてマウスウォッシュを使用する場合、パッケージに記載された目安以上の量は使用しない
・マウスウォッシュの使用後は、少しでも殺菌効果を残すためにうがいを控えるべき
以上のポイントはしっかりと押さえておきましょう!
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