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歯ぎしりがインプラント治療に悪影響を与えるって本当?

インプラント治療では、人工歯根を埋め込む処置を行った後、数ヶ月の間、人工歯根が骨と結合するのを待たなければいけません。

しかし、普段の生活において歯ぎしりをする方は、結合がうまくいかないことがあります。

ここからは、歯ぎしりがもたらすインプラント治療への悪影響について解説します。

●歯ぎしりがもたらすインプラント治療への悪影響とは?

日中や就寝中にかかわらず、無意識のうちに歯ぎしりをしてしまっている方は、インプラント治療における被せ物(上部構造)が欠けたり、外れたりしてしまうことがあります。

被せ物だけの破損や欠損、脱落であれば、その部分だけを新しく作ったり、入れ直したりすれば問題ないと思われがちですが、歯ぎしりによって人工歯根にまで強い力がかかってしまうと、骨と結合する部分にまでダメージが及びます。

このような段階にまでなると、問題なくインプラント治療を終えるのは難しくなります。

また、歯ぎしりによって生まれた揺れが、歯槽骨に埋まっている人工歯根に伝わり、グラグラになってしまうことも考えられます。

つまり、人工歯根や骨に強い負荷がかからなかったとしても、揺れによって人工歯根がずれてしまったり、抜け落ちてしまったりする場合があるということです。

●歯ぎしりの対策について

歯ぎしりはインプラント治療に悪影響を与えるものであるため、可能であれば治療を受ける前に対策を取っておきたいところです。

歯ぎしりの代表的な対策としては、ナイトガードの装着が挙げられます。

こちらは、就寝中に装着するマウスピースであり、歯ぎしりによって上下の歯が触れるのを防止するというものです。

上下の歯が触れ合わないため、前述したような上部構造の破損や脱落が起こる心配はほとんどありません。

また、その他の対策としては、質の高い睡眠を取ることも挙げられます。

就寝中は、横向きやうつ伏せなど、長時間同じ姿勢で寝ることを極力避け、枕は適度な高さにし、寝返りが打ちやすい姿勢を心掛けましょう。

こうすることにより、就寝中の歯ぎしりは減少する可能性があります。

ちなみに、歯ぎしりが発生する主な原因はストレスであるため、常日頃からストレスを発散しておくことも大切です。

●この記事のおさらい

今回の記事のポイントは以下になります。

・歯ぎしりをする方は、インプラントの上部構造が欠けたり、外れたりすることがある

・歯ぎしりによって人工歯根にまで強い負荷がかかると、骨との結語部分にダメージが及ぶ

・食いしばりの主な対策としては、ナイトガードや質の高い睡眠などが挙げられる

・日頃からストレスを発散し、歯ぎしりの発生を抑えるのも大切

以上のポイントはしっかりと押さえておきましょう!

新潟市西区周辺やJR越後線「寺尾駅」付近で歯科クリニック(歯医者さん)をお探しの方は、是非、ひらの歯科医院へお問い合わせ下さい!

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【親御さん必見】子どもの噛み合わせが悪くなるのを防ぐには?

親御さんは、自身のお子さんの口内環境について気になることも多いかと思います。

また、噛み合わせに関しても、なるべくキレイな状態で成長してほしいと願っている親御さんがほとんどです。

今回は、子どもの噛み合わせが悪くなるのを防止する方法について解説しますので、気になる方はぜひ参考にしてください。

●なるべくものを噛む機会を設ける

親御さんが子どもの噛み合わせ悪化を防止するには、まず普段の食事において、なるべく噛む機会を設けるようにしましょう。

子どもの顎の骨は、4~5歳頃に大きく発達しますが、これくらいの時期からものをよく噛んでいなければ、顎の成長は不十分になり、永久歯が生えるスペースも狭くなってしまいます。

その結果、乳歯から永久歯に生え変わったときに、斜めに生えてしまい、噛み合わせが悪化することにつながりかねません。

そのため、親御さんはハンバーグやカレー、パスタなど、あまり歯ごたえのないものばかり食べさせないように意識してください。

●悪い癖を注意、指摘する

親御さんは、子どもの噛み合わせ悪化を防止するために、歯にとって良くない癖は注意すべきです。

具体的に、以下の癖は噛み合わせに悪影響を与えるとされています。

・指をしゃぶる
・いろんなものを噛む(爪、タオルなど)
・口呼吸をする
・舌を突き出す
・頬杖をつく など

指しゃぶりには、前歯が突き出してしまう可能性があり、噛み癖も顎の骨の成長を阻害することが考えられます。

また、起きているとき、寝ているときに限らずいつも口を開けていたり、舌を突き出していたりする場合も、歯や骨、筋肉の発達に問題が生じやすいです。

ちなみに、子どもが無意識にやってしまいがちな頬杖は、噛み合わせだけでなく、顎の歪みにもつながります。

●虫歯を減らす

子どもの噛み合わせが悪くなるのを防ぐには、とにかく親御さんが虫歯を減らすための工夫をしなければいけません。

乳歯が虫歯になった場合に抜歯をすることがありますが、このときその隙間に隣り合う歯が動いてくると、少しずつ永久歯が生えるスペースがなくなり、噛み合わせは悪くなってしまいます。

また、乳歯が虫歯になっていることにより、根っこの部分からそのさらに下にある永久歯に悪影響がおよび、きちんと生えてこなかったり、生えた頃にはすでに傷んでいたりする可能性もあります。

そのため、親御さんは子どもが小さい頃から歯磨きを徹底してください。

●この記事のおさらい

今回の記事のポイントは以下になります。

・子どもの噛み合わせ悪化を防止するには、普段の食事で噛む機会を増やすべき

・カレーやハンバーグ、パスタなど、柔らかいものばかり与えるのはNG

・指しゃぶりや噛み癖などは噛み合わせに悪影響を与えるため、早急にやめさせるべき

・丁寧に歯磨きをし、乳歯の虫歯を減らすことも、子どもの噛み合わせ悪化を防ぐことにつながる

以上のポイントはしっかりと押さえておきましょう!

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インプラント治療中の仮歯とは?~役割や入れるタイミング~

インプラント治療は、歯を失った箇所に金属製の人工歯根を埋め込むというものです。

しかし、いきなり人工歯根を埋め込むわけではありません。

治療中は、その箇所に仮歯を入れて補います。

ここからは、インプラント治療中の仮歯における概要や役割、入れるタイミングなどについて解説します。

●仮歯とは?

インプラント治療中の仮歯は、金属の人工歯根を埋め込むまでの間に、歯がない部分に一旦入れておく歯のことをいいます。

名前の通り、仮の歯です。

色は基本的に白で、天然歯に近い見た目をしているため、見ただけで仮歯だと気づかれることはほとんどありません。

また、あくまでも仮の歯であるため、治療の経過にあわせて形を修正できるように、プラスチックで作られています。

人工歯根と比べると耐久力は劣り、装着からある程度時間が経過すると、黄ばんできたり、擦り減ってきたりすることがありますが、そこまで長期間装着し続けることはありません。

●仮歯の役割は?

インプラント治療中の仮歯には、主に2つ役割があります。

1つは、噛み合わせが悪くなることを防ぐ役割です。

インプラント治療は、完了するまでに3~6ヶ月程度かかりますが、その間治療箇所に歯がない状態が続くと、少しずつ隣り合う歯が動き、噛み合わせが悪くなってしまうことがあります。

こちらを防止するためも、必ず仮歯は装着しなければいけません。

また、もう1つの役割としては、審美性をアップさせることが挙げられます。

インプラント治療中、治療箇所の歯がない状態だと、見た目を気にして笑顔を作りにくくなったり、しゃべりにくくなったりすることがありますが、仮歯があればそのような心配はありません。

●仮歯を入れるタイミングは?

インプラント治療中に仮歯を入れるタイミングは、どの箇所を治療するかによって変わってきます。

前歯を治療する場合、審美的な都合から、比較的早い段階(治療開始から1ヶ月程度)で装着することが多いですが、奥歯などは遅くなったり、口内の状況によっては埋め込まなかったりすることもあります。

また、顎の骨の質や量、人工歯根の本数、治療法などによっても、仮歯を入れるタイミングは微妙に変わってきます。

事前に知っておきたいは、歯科クリニックに確認しておきましょう。

●この記事のおさらい

今回の記事のポイントは以下になります。

・金属の人工歯根を埋め込むまでの間に、歯がない部分に一旦入れておく歯を仮歯という

・インプラント治療中の仮歯には、噛み合わせが悪くなるのを防ぐ効果がある

・仮歯には治療中の審美性をアップさせる効果もある

・仮歯を入れるタイミングは、顎の骨の質や量、治療箇所や治療法、人工歯根の本数によって変わる

以上のポイントはしっかりと押さえておきましょう!

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インプラントの治療費を用意できない場合の対処法について

インプラント治療は保険の適用外であり、必要な治療費も歯科クリニックによって異なります。

また、保険診療と比べて治療費が高くなることも多いですが、もしインプラント治療を受けたいにもかかわらず、治療費が用意できないという場合は、どのように対処すれば良いのでしょうか?

今回はこちらの点について解説します。

●デンタルローンの利用

インプラントの治療費が用意できない場合には、デンタルローンの利用を検討しましょう。

デンタルローンは、信販会社や金融機関などが提供する、歯科治療費専門のローン商品です。

住宅ローン、自動車ローンなどと同様、借入金の使用目的がインプラントを含む特定の歯科治療に限定されています。

仕組みとしては、歯科治療費を信販会社などが一度立て替え、患者さんが分割払いにより、元本と利息を返済するというものです。

審査に通過さえすれば、インプラントの治療費はこちらのローンで用意できますが、すべての歯科クリニックがデンタルローンに対応しているわけではないため、その点は留意しておきましょう。

●医療費控除の利用

インプラントの治療費が用意できない場合の対処法としては、医療費控除の利用も挙げられます。

医療費控除は、医療費を支払った場合で、その金額が一定金額を超えるとき、所得税が安くなるという制度です。

会社員の方であれば、給与から天引きされた所得税の還付を受けることができ、個人事業主の場合は、確定申告の際に医療費を反映し、節税することが可能です。

ただし、こちらはデンタルローンとは違い、最終的に治療費を安くするための制度です。

そのため、「支払うことはできるけれど、先のことを考えると支払うのが不安」という方しか利用することはできません。

●まずは歯科クリニックのカウンセリングを受けるべき

インプラントを受ける治療費がない方は、とりあえず歯科クリニックに来院し、無料のカウンセリングを受けるところから始めることをおすすめします。

歯科クリニックの医師と話し合うことにより、「実はインプラント治療を受ける必要がない」「もっと安い別の治療がある」といったことがわかるかもしれません。

また、実際許可してもらえるかどうかはわかりませんが、費用負担に関する提案(分割など)について歯科クリニックに伝えるだけでも、カウンセリングを受ける意味はあるかと思います。

●この記事のおさらい

今回の記事のポイントは以下になります。

・インプラントの治療費はデンタルローンで用意できる場合がある

・すべての歯科クリニックがデンタルローンに対応しているとは限らない

・一旦治療費を支払える方は、医療費控除で治療費の負担を減らすのも一つの手

・まずは治療費について歯科クリニックに相談するのがおすすめ

以上のポイントはしっかりと押さえておきましょう!

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【コレでわかる】歯科健診の義務化について知っておこう

ほとんどの方は、子どもの頃に歯科健診を受けた経験があるかと思います。

また、大人になってからは、このような機会が減少している方も多いかと思いますが、現在日本において、歯科健診を義務化する動きが話題になっています。

ここからは、こちらのニュースについて解説したいと思います。

●歯科健診義務化の概要

2022年6月、岸田首相は2025年までに、歯科健診の義務化を検討すると発表しました。

こちらは、国民皆歯科健診という名称であり、年1回の歯科健診を国民全員に受けさせるというものです。

現在は、1歳半と3歳の乳幼児や中高生のほか、塩酸や硫酸など、歯に有害な薬品を仕事で扱う人に歯科健診が義務付けられていますが、その対象をすべての国民に拡大しようと発案されたのがこちらの制度です。

●歯科健診の義務化が検討されているのはなぜ?

歯科健診の義務化が検討されている背景には、アメリカやヨーロッパなどの歯科先進国に比べて、日本人の口内、歯の健康状態が歯科における口腔や歯の健康状態が悪いことがあります。

日本人は、80歳時点での平均約15本の歯が残存しているのに対し、歯科先進国のスウェーデン、アメリカなどの方は、同じ年齢でも約25本残っています。

また、日本は定期的な歯科健診の受診率が極めて低いです。

具体的には、国民全体の半分程度しか受診しておらず、ほとんどの方は痛みなどのわかりやすい症状が出てから受診しています。

これらの数字を上げ、欧米諸国との差をなくすということが、歯科健診義務化の大きな目的です。

●歯科健診が義務化されることのメリット

日本において歯科健診が義務化されることで、国民の健康寿命が延びたり、医療費負担が減ったりといったメリットが生まれます。

病気を発症し、医療機関を受診する場合には、当然医療費が必要になります。

しかし、もし歯科健診が義務化され、誰もが定期的な歯科健診を受けるようになれば、歯科疾患やその他の病気の早期発見、治療ができ、多額の医療費がかかる心配は少なくなります。

また、歯科健診の義務化には、多くの方が高齢になっても、自身の歯でものを噛めるようになるというメリットもあります。

●この記事のおさらい

今回の記事のポイントは以下になります。

・今年6月、岸田首相が歯科健診の義務化を検討すると発表した

・日本人の口腔、歯の健康状態の改善、歯科健診の受診率アップが狙い

・日本人はスウェーデン、アメリカなどと比べ、80歳時点での平均残存歯数が10本も少ない

・歯科健診の義務化により、健康寿命が延びたり、医療費負担が減ったりする可能性がある

以上のポイントはしっかりと押さえておきましょう!

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赤ちゃんが歯ぎしりをするのはなぜ?~時期とあわせて解説~

大人と同じく、赤ちゃんも起床時や就寝時、歯ぎしりをすることがあります。

こちらにはいくつかの理由があり、歯ぎしりを行う時期についても、ある程度決まっています。

ここからは、どうして赤ちゃんが歯ぎしりをするのか、いつからいつまで行うのが一般的なのかを中心に解説したいと思います。

●赤ちゃんが歯ぎしりをするのはなぜ?

赤ちゃんの歯ぎしりには、さまざまな理由があります。

まず1つ目の理由としては、顎の筋肉を鍛えるために必要であることが挙げられます。

赤ちゃんはまだ顎の筋肉が弱いため、歯ぎしりによって顎を成長させていることが考えられます。

また、2つ目の理由としては、歯の位置を確認していることが挙げられます。

きちんと食べ物を咀嚼するためには、正しく上下の顎を動かさなければいけませんが、赤ちゃんは大人に比べて下顎が不安定なことから、こちらの作業が簡単ではありません。

そのため、歯ぎしりで新しく生えてきた歯、顎の位置などを確認し、無駄なく咀嚼する必要があります。

その他、口内に違和感を覚えていることも、赤ちゃんが歯ぎしりを行う理由の1つです。

こちらはシンプルに、新しく生えてきた歯に対して違和感を覚え、歯ぎしりをしてしまうという動きを指しています。

●赤ちゃんの歯ぎしりはいつからいつまで?

赤ちゃんの歯ぎしりは、基本的には乳歯が生え始める頃から、乳歯が生え揃う時期まで継続します。

具体的には、前述の通り新しい歯の違和感を覚えてから歯ぎしりが始まり、すべての乳歯が生え揃う6歳くらいまでは、起床時も就寝時も歯ぎしりが見られる可能性があります。

また、すべての乳歯が生え揃うと、一度歯ぎしりは落ち着きますが、その後永久歯に生え変わる時期に再開することも考えられます。

こちらは、永久歯の生える位置を調整することが理由です。

●赤ちゃんの歯ぎしりが止まらない場合は?

すべての乳歯が生え揃っているにもかかわらず、赤ちゃんの歯ぎしりが止まらないという場合には、一度歯科クリニックに相談してください。

乳歯は永久歯に比べて柔らかいため、あまりに歯ぎしりの期間が長いと、擦り減って噛み合わせに影響が出たり、虫歯になりやすくなったりするおそれがあります。

また、生活リズムや環境が急激に変化すると、赤ちゃんがストレスを感じ、再び歯ぎしりを始めてしまうことも考えられます。

●この記事のおさらい

今回の記事のポイントは以下になります。

・赤ちゃんは顎の筋肉を鍛えるために歯ぎしりをする

・きちんと咀嚼するため、歯の位置を確認するためにも歯ぎしりが必要

・赤ちゃんの歯ぎしりは、一般的に乳歯の生え始める時期から生え揃う時期まで続く

・すべての乳歯が生え揃っても歯ぎしりが止まらない場合は歯科クリニック相談を

以上のポイントはしっかりと押さえておきましょう!

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年齢の高い方がインプラントにする場合に知っておきたいコト

インプラントは、幅広い年齢層の方が受ける治療であり、実施することで自身の歯で噛む感覚や、キレイな見た目の歯を手に入れることができます。

また、インプラントを検討している方の中には、60~70代など、年齢が高い方もいるかと思います。

今回は、年齢の高い方におけるインプラントのポイントについて解説します。

●インプラントを受けることができる年齢は?

年齢の高い方は、「何歳までインプラントを受けることができるのか?」という疑問を抱くこともあるかと思います。

結論から言うと、インプラントには年齢制限が特にありません。

大体の目安としては70代くらいまで可能ですが、80代以上の方であっても、極めて順調に経過することもあり、術後の状態は人によって異なります。

ただし、重度の心臓疾患や慢性病などを患っている場合は、治療を受けるのが困難になります。

具体的には、心臓病や糖尿病、高血圧や骨粗鬆症などの病気を抱えている方は、さまざまな薬を服用していることが多く、こちらがインプラントに悪い影響を与えることがあります。

ちなみに、年齢の高い方がインプラントを受ける場合、術後の定期的な検診、メンテナンスに通えるかどうかも考慮しなければいけません。

●年齢の高い方がインプラントを選ぶべきなのはなぜ?

さまざまな治療の中から、年齢の高い方がインプラントを選ぶべき理由としては、他の治療に失敗したときのリスクが高いことが挙げられます。

虫歯や歯周病などにより、ほとんどの歯が損傷している場合、歯を残す治療には何年もかかりますし、残った歯もそれほど長くは持ちません。

また、こちらが例えば30~40代の方であれば、すぐにインプラントを埋め込むのではなく、天然歯で噛むことができる時間をなるべく引き延ばすため、別の治療を行うケースが多々見られます。

しかし、60~70代の方の場合、こちらの年齢から何年もかけて歯を残す治療を行ったとしても、それがうまくいかないとなったときに、年齢や身体の調子を考えると、インプラントを埋め込むのが難しいケースがあります。

つまり、年齢の高い方にとってインプラントは、なるべく早い段階から積極的に検討すべき選択肢だということです。

●この記事のおさらい

今回の記事のポイントは以下になります。

・インプラントの年齢制限は特にない

・心臓疾患や慢性病などを患っている年齢の高い方は、インプラントを埋め込むのが困難になる

・年齢の高い方がインプラントを受ける場合、術後の検診やメンテナンスに通えるかどうかも考慮しなければいけない

・年齢の高い方にとってインプラントは、早めに検討すべき選択肢の1つ

以上のポイントはしっかりと押さえておきましょう!

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前歯のサイズが大きいのはなぜ?~デメリット、治療法も解説~

人の歯並びには個人差があり、中には前歯が一般的なサイズと比べて少し大きい方もいます。

また、前歯が大きい方の中には、物心ついたときから大きい方もいれば、大人になってから少しずつ大きくなったという方も存在します。

ここからは、前歯が大きいことの原因やデメリット、治療法などについて解説します。

●前歯のサイズが大きいことの原因

一般的な前歯は、横幅8.5mmほどのサイズであり、こちらを上回る場合、特に9.0mmを超えるような方は、大きいという認識で間違いありません。

また、このように前歯が大きくなる原因としては、やはりまず遺伝が挙げられます。

親御さんなど、親族の前歯が大きめである方は、物心ついたときからすでに大きいケースが多いです。

その他の原因には、習癖や歯肉の退縮なども挙げられます。

習癖とは、前歯で下唇を噛む、口呼吸といった癖のことを指し、これらを行うことにより、上顎が前方に位置したり、過剰に上顎が発達したりして、前歯が大きく見えることがあります。

ちなみに、歯肉が退縮し、下がってしまうことでも、歯の面積が大きく見えることがあります。

ただし、習癖や歯肉の退縮は、あくまで前歯が大きく見える原因であり、サイズそのものが大きくなる原因ではありません。

●前歯のサイズが大きいことによるデメリット

前歯のサイズが大きい場合、歯が重なって生えてしまう原因になります。

こちらは子どもに言えることですが、顎の発達が不十分であり、歯の生えてくるスペースが狭い場合、余計重なりやすくなるため、注意が必要です。

また、前歯が大きいことにより、歯並びが悪化すると、食べカスが歯の隙間に挟まりやすく、虫歯や歯周病のリスクも高まります。

その他、前歯が大きいとどうしても目立ってしまい、場合によってはこちらがコンプレックスになってしまうことも考えられます。

●大きい前歯の治療法について

前歯のサイズが絶対的に大きい場合、その前歯そのものに原因があるため、基本的には歯を削る以外の治療法がありません。

また、習癖や歯肉の退縮などにより、相対的に前歯が大きく見えるという場合は、歯列矯正によって歯並びを整えることで目立ちにくくなります。

矯正方法としては、ワイヤー矯正やマウスピース矯正などが挙げられ、それぞれメリット・デメリット、費用などは異なります。

●この記事のおさらい

今回の記事のポイントは以下になります。

・横幅9.0mmを超える前歯は大きいという認識が正しい

・前歯のサイズが大きくなる主な原因は遺伝、大きく見える主な原因は習癖や歯肉の退縮

・前歯が大きいと、歯が重なりやすかったり、虫歯や歯周病のリスクが高まったりする

・前歯が絶対的に大きい場合は削り、相対的に大きい場合は歯列矯正を行うのが一般的

以上のポイントはしっかりと押さえておきましょう!

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術後のインプラントが欠損してしまう主な原因とは?

インプラントは、骨の中に人工歯根を埋め込み、そこにアバットメントで義歯を連結させる治療です。

また、インプラントは非常に丈夫なものですが、稀に術後の生活において、インプラントにおける義歯の部分が欠損することがあります。

ここからは、こちらの主な原因について解説したいと思います。

●強い衝撃を受ける

インプラントにおける義歯の部分が欠損する主な原因としては、まず強い衝撃を受けることが挙げられます。

こちらは、天然歯にも同じことが言えますが、例えば転倒してインプラント部分をぶつけたり、交通事故に遭ったりした場合には、強い衝撃が加わり、目に見える義歯の部分が欠損することがあります。

このとき、直接インプラント部分をぶつけていなくても、無意識に食いしばることにより、義歯が欠けたり、亀裂が入ったりする可能性はあります。

ちなみに、就寝中または日常生活における歯ぎしりや食いしばりでも、同じようにインプラント部分に強い力が加わり、欠損することが考えられるため、注意してください。

●硬いものを噛む

インプラントが欠損する主な原因としては、無理やり硬いものを噛むことも挙げられます。

インプラントのメリットは、まるで自身の歯のような自然な噛み心地を実現できるところですが、何を噛んでも割れないわけではありません。

例えば、インプラントの歯で堅焼きのせんべいをバリバリと食べたり、歯で缶のフタを無理やり開けようとしたりすると、義歯の部分がその硬さに負けてしまい、欠損することは十分に考えられます。

もちろん、柔らかいものに関しては、気にせず噛むことができますが、あまりに硬すぎるものは慎重に噛むことをおすすめします。

●噛み合わせが変化する

噛み合わせが変化することも、インプラントの義歯部分が欠損する原因の1つです。

天然歯は、時間が経つにつれて少しずつ口内で移動するものです。

そのため、インプラント治療後、定期検診に通わず放置していると、いつの間にか噛み合わせが変化し、インプラント部分に強い負荷がかかることがあります。

また、インプラント部分にかかる負荷が大きくなると、目に見える義歯の部分が耐え切れず欠損してしまったり、ヒビが入ってしまったりすることが考えられます。

●この記事のおさらい

今回の記事のポイントは以下になります。

・転倒したり、事故に遭ったりしたとき、インプラント部分に強い衝撃が加わると、欠損することがある

・歯ぎしりや食いしばりでも、インプラントが欠損することがある

・硬いものを無理やり噛むことも、インプラントが欠損する原因の1つ

・天然歯が移動し、インプラントにかかる負荷が大きくなることで欠けることもある

以上のポイントはしっかりと押さえておきましょう!

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ラーメンの食べすぎは口内環境を悪化させる危険性があります

ラーメンは、老若男女問わず好きな方も多く、今や日本の国民食の1つと言っても過言ではありません。

ラーメン愛好家の中には、一日に何軒もお店をはしごするという方もいるくらいです。

しかし、ラーメンの食べすぎは口内環境に悪影響を与えるため、注意が必要です。

どのような悪影響があるのか、詳しく見てみましょう。

●ラーメンを食べてもあまり唾液が分泌されない

ラーメンは麺類であり、あまりよく噛まなくてもスルスルと食べることができます。

また、行列のできるラーメン店などに訪れた際や、何軒もお店をはしごする際などは、食べるペースも早くなりがちです。

しかし、このようなラーメンの特徴は、口内環境への悪影響につながります。

噛むという行為は、唾液の分泌を促す効果があり、逆にいうとあまり噛まずに食事をした場合、唾液の分泌量が減少してしまいます。

唾液の分泌量が減少すると、歯の表面に汚れが溜まりやすくなったり、虫歯や歯周病のリスクが高くなったりします。

●柔らかく粘り気があるので歯垢として残りやすい

ラーメンの麺は柔らかく粘り気があり、歯につきやすいです。

そのため、歯垢として残りやすく、特に深夜にラーメンを食べた場合などは、しっかり歯を磨かないと虫歯のリスクが高くなってしまいます。

また、炭水化物は歯と歯の間、歯茎の間に挟まるケースも多く、頻繁にラーメンを食べるという方は、歯間ブラシやデンタルフロスなどを併用しなければ、十分な口内ケアができない可能性も高いです。

●インスタントラーメンにも注意が必要

お店で食べるラーメンだけでなく、家で食べるインスタントラーメンも、同じように口内環境に悪影響を与えることがあります。

インスタントラーメンは、通常のラーメンと同じように塩分が多く、味覚障害を引き起こす場合がある他、化学調味料により、口内炎ができてしまう可能性も高いです。

また、インスタントラーメンにはリンが多く含まれていますが、リンの摂り過ぎは歯におけるカルシウムとのバランスを狂わせ、丈夫な歯が作られるのを阻害してしまうことにつながります。

ちなみに、インスタントラーメンは、全身疾患や生殖機能の低下など、他にもさまざまなリスクがあるため、頻繁に食べるのは控えてください。

●この記事おさらい

今回の記事のポイントは以下になります。

・ラーメンはあまり噛まないため唾液が分泌されず、虫歯や歯周病のリスクが高くなる

・歯垢として残りやすいことも、ラーメンにおける口内環境への悪影響

・インスタントラーメンに含まれる化学調味料は、口内炎につながりやすい

・インスタントラーメンの食べすぎには、全身疾患や生殖機能の低下などのリスクもある

以上のポイントはしっかりと押さえておきましょう!

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ひらの歯科医院は新潟県新潟市西区坂井東で診療を行う歯科医院です。
新潟市は越後平野の中央部、信濃川・阿賀野川の河口に位置し、古くから日本海運の拠点として栄え、江戸末期に開港5港の一つに指定された歴史のある「みなとまち」と言われています。
毎年6月に行われる新潟市の夏の風物詩として市民に親しまれている伝統行事の一つ白根大凧合戦は信濃川の支流、中ノ口川の両岸から縦7メートル、横5メートルの大凧を揚げ、空中で絡ませ川に落とし、相手の凧綱が切れるまで引き合う勇壮な世界最大スケールの大凧合戦です。2015年に新潟県の無形民俗文化財に指定された他に2014年には新潟市民文化遺産にも認定されています。
当院最寄り駅JR越後線「寺尾駅」周辺には徒歩6分程に寺尾中央公園があり、春になると3万本のチューリップで彩られチューリップの公園として市民に親しまれています。広い園内は遠足や散策の場として多くの人達で賑わい、二つあるバラ園には約50種類のバラが咲き乱れ、訪れる人々を美の世界にいざないます。
新潟市にお住まいの方、近隣に立ち寄った方も、歯やお口に関しての気になることがございましたらご気軽にご相談ください。