インプラント治療は保険の適用外であり、必要な治療費も歯科クリニックによって異なります。
また、保険診療と比べて治療費が高くなることも多いですが、もしインプラント治療を受けたいにもかかわらず、治療費が用意できないという場合は、どのように対処すれば良いのでしょうか?
今回はこちらの点について解説します。
●デンタルローンの利用
インプラントの治療費が用意できない場合には、デンタルローンの利用を検討しましょう。
デンタルローンは、信販会社や金融機関などが提供する、歯科治療費専門のローン商品です。
住宅ローン、自動車ローンなどと同様、借入金の使用目的がインプラントを含む特定の歯科治療に限定されています。
仕組みとしては、歯科治療費を信販会社などが一度立て替え、患者さんが分割払いにより、元本と利息を返済するというものです。
審査に通過さえすれば、インプラントの治療費はこちらのローンで用意できますが、すべての歯科クリニックがデンタルローンに対応しているわけではないため、その点は留意しておきましょう。
●医療費控除の利用
インプラントの治療費が用意できない場合の対処法としては、医療費控除の利用も挙げられます。
医療費控除は、医療費を支払った場合で、その金額が一定金額を超えるとき、所得税が安くなるという制度です。
会社員の方であれば、給与から天引きされた所得税の還付を受けることができ、個人事業主の場合は、確定申告の際に医療費を反映し、節税することが可能です。
ただし、こちらはデンタルローンとは違い、最終的に治療費を安くするための制度です。
そのため、「支払うことはできるけれど、先のことを考えると支払うのが不安」という方しか利用することはできません。
●まずは歯科クリニックのカウンセリングを受けるべき
インプラントを受ける治療費がない方は、とりあえず歯科クリニックに来院し、無料のカウンセリングを受けるところから始めることをおすすめします。
歯科クリニックの医師と話し合うことにより、「実はインプラント治療を受ける必要がない」「もっと安い別の治療がある」といったことがわかるかもしれません。
また、実際許可してもらえるかどうかはわかりませんが、費用負担に関する提案(分割など)について歯科クリニックに伝えるだけでも、カウンセリングを受ける意味はあるかと思います。
●この記事のおさらい
今回の記事のポイントは以下になります。
・インプラントの治療費はデンタルローンで用意できる場合がある
・すべての歯科クリニックがデンタルローンに対応しているとは限らない
・一旦治療費を支払える方は、医療費控除で治療費の負担を減らすのも一つの手
・まずは治療費について歯科クリニックに相談するのがおすすめ
以上のポイントはしっかりと押さえておきましょう!
新潟市西区周辺やJR越後線「寺尾駅」付近で歯科クリニック(歯医者さん)をお探しの方は、是非、ひらの歯科医院へお問い合わせ下さい!
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