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インプラント治療と病気の関係性について知っておこう

インプラント治療は、歯を失った方や見た目が気になる方にとって、とてもおすすめの治療です。

しかし、ある病気を抱えていることにより、治療するのが困難になったり、何かしらの制限が生まれたりすることがあります。

ここからは、インプラント治療とさまざまな病気の関係性について解説したいと思います。

●糖尿病との関係性

糖尿病は、インスリンの不足や作用低下により、血糖値が上昇する病気です。

また、糖尿病を患っている方は、インプラント治療を受けるのが難しくなる場合があります。

糖尿病の方は免疫力が下がりがちであり、インプラント治療で歯茎にメスを入れる際、細菌感染のリスクが高くなります。

また、歯を支える骨が減少する骨吸収、血液循環や糖尿病悪化のリスクも高いため、治療前には医師と相談しながら血糖値をコントロールし、治療を受けることができる状態にまで持っていく必要があります。

●高血圧との関係性

高血圧も、インプラント治療と関係性の深い病気の1つです。

高血圧は、正式には高血圧症という名称の病気であり、血圧が正常な範囲よりも高くなり、心臓や腎臓など、さまざまな臓器での合併症などを引き起こすものです。

また、血圧はストレスによって上昇しますが、場合によってはインプラント治療でストレスを感じてしまい、血圧が上昇することも考えられます。

つまり、インプラント治療を受けることにより、命に関わる合併症を患う可能性があるということです。

ただし、高血圧も糖尿病と同じく、血圧を十分コントロールできるのであれば、インプラント治療を受けられる可能性があります。

●骨粗しょう症との関係性

骨粗しょう症は、骨の質が低下することでもろくなり、骨の密度が低くなる病気です。

骨粗しょう症の方で注意が必要なのは、治療薬として“ビスホスホネート製剤”を服用している場合です。

こちらは、骨の代謝を抑制し、骨の破壊を抑えることができる治療薬ですが、新しい骨の再生、歯周組織の形成も抑えてしまうというデメリットがあります。

これにより、細菌感染のリスクが高くなり、このような方がインプラント治療を受けると、骨が治りにくくなったり、壊死したりすることも考えられるため、基本的に治療はできません。

ただし、他の治療薬を服用している場合、骨粗しょう症でもインプラント治療を受けることは可能です。

●この記事のおさらい

今回の記事のポイントは以下になります。

・血糖値をコントロールできなければ、糖尿病の方はインプラント治療を受けられないことがある

・高血圧は、インプラント治療を受けることで合併症のリスクが高くなる病気

・ビスホスホネート製剤を服用している場合、基本的にインプラント治療を受けることはできない

以上のポイントはしっかりと押さえておきましょう!

新潟市西区周辺やJR越後線「寺尾駅」付近で歯科クリニック(歯医者さん)をお探しの方は、是非、ひらの歯科医院へお問い合わせ下さい!

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インプラント治療後の口内トラブルに関するあれこれ

インプラント治療を受けることにより、食事のしにくさや話しにくさ、審美性といった点は解消されます。

しかし、インプラント治療後には口内でトラブルが発生することもあり、治療を受けるのであれば、その内容や対策について知っておかなければいけません。

本記事ではこちらの内容について解説します。

●金属アレルギー

多くのインプラント体では、チタンという金属が使用されています。

こちらは、生体親和性が高い金属であり、ニッケルやコバルト、クロムや水銀といった金属と比べ、金属アレルギー発症のリスクが少ないです。

ただし、中にはチタンアレルギーを発症してしまう方もいます。

つまり、人体への影響が少ないチタンを使用したインプラント治療を受けた場合でも、その後金属アレルギーになる可能性はゼロではないということです。

このような状況にならないためには、インプラント治療を受ける前に、パッチテストや採血といったアレルギー検査を受けることをおすすめします。

●インプラント周囲炎

インプラント治療後、インプラント体がぐらついたり、根が折れてしまったりといったトラブルが発生することがあります。

こちらは、メンテナンスのための定期検診の通院を怠ったり、インプラントに良くない日常習慣(歯ぎしりなど)を行ったりすることが原因で起こるものです。

また、このような状態のまま放置すると、インプラント周囲炎という感染症にかかり、インプラントが脱落してしまうこともあります。

このような状況になった場合は、インプラントの再手術あるいは入れ歯など別の義歯治療が必要になります。

●虫歯

インプラント治療後、治療した歯における虫歯を心配する方がいますが、インプラント自体が虫歯になることはありません。

インプラントは、上部構造と呼ばれる義歯の部分がセラミックなどでできているため、虫歯にはなりませんし、歯茎に埋まっている人工歯根も、前述の通り基本的にはチタン製であるため、こちらも虫歯菌に侵される心配はありません。

ただし、他の天然歯は当然虫歯のリスクがあるため、ブラッシングのケアは継続する必要があります。

●この記事のおさらい

今回の記事のポイントは以下になります。

・インプラントに使用されることの多いチタンは、金属アレルギーのリスクが低い

・チタンアレルギーを発症すると、インプラントでも金属アレルギーになる可能性がある

・インプラント周囲炎は、再手術や別の義歯治療を受けるリスクのある口内トラブル

・インプラント治療後、手術した箇所が虫歯になる心配はない

以上のポイントはしっかりと押さえておきましょう!

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【豆知識】ホワイトニングの効果や仕上がりに関すること

ホワイトニングは、タバコや飲み物などによる着色汚れが気になる方におすすめの治療であり、近年は実施する方も増えています。

ただし、ホワイトニングを受けるのであれば、その効果や仕上がりに関することをできる限り知っておかなければいけません。

いくつか解説しますので、ぜひ最後までご覧ください。

●ホワイトニングをするとどれくらい白くなるのか?

歯科クリニックで行うオフィスホワイトニングは、過酸化水素が含まれた薬剤にレーザーを照射し、熱を加えることにより、ホワイトニング効果を高める方法が一般的です。

また、こちらは1回につき、平均で3~4段階ほどのトーンアップが見込めます。

回数に関しては個人差がありますが、一般的に歯が白いとされる段階になるまでには、3~5回ほどホワイトニングを行う必要があります。

●ホワイトニングの効果はどれくらいの期間で現れるのか?

ホワイトニングの効果が現れるまでの期間については、元々の歯の白さなどによって変わってきますが、オフィスホワイトニングの場合、効果の実感自体は、1回治療するだけでも得ることが可能です。

また、回数を重ねるほど白くなっていき、3回ほど行えば、満足のいく白さを実現できる可能性が高いです。

ただし、毎日ホワイトニングをすることはできません。

通院のペースは、早くても週1回程度です。

そのため、効果が現れるまでの期間は1回の通院、理想の白さになるまでの期間はおよそ3週間と考えておいて差し支えありません。

●自然な歯の色とはどのような色?

ホワイトニングを受けようとする方の多くは、「できる限り歯を白くしたい」と考えているかと思いますが、あまりに白くしすぎると不自然になってしまうことがあります。

もちろん、不自然な白さは、ホワイトニングをしたことを知られたくない方にとっても、都合の良いことではありません。

そのため、ホワイトニングで自然な白さを手に入れたいのであれば、日本人の一般的な歯の色の少し上程度を目指しましょう。

日本人の一般的な歯の色は、A3もしくはA3.5程度とされています。

こちらは、シェードガイドという歯の色見本の中では、実はそれほど明るくないものであり、自然な白さとして目指すべきなのは、A2もしくはA1です。

●この記事のおさらい

今回の記事のポイントは以下になります。

・オフィスホワイトニングの場合、1回の治療につき3~4段階のトーンアップが見込める

・ホワイトニングの効果は1回の治療でも実感できる

・理想の白さになるまでの期間はおよそ3週間かかる

・ホワイトニングで目指すべき自然な色はA2もしくはA1

以上のポイントはしっかりと押さえておきましょう!

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女性が産後に虫歯を発症しやすくなる理由について

無事に出産を終えた女性は、ある程度身体を休めた後、新しい家族と待望の日々を過ごすことになります。

しかし、産後は虫歯になりやすく、こちらが新生活の大きな妨げとなってしまうケースもあります。

ここからは、女性が産後に虫歯を発症しやすくなる理由について解説したいと思います。

●口腔環境が変化するから

女性が産後に虫歯を発症しやすくなる理由としては、まず口腔環境が変化することが挙げられます。

女性は妊娠中から産後にかけて、口内が酸性化し、こちらが虫歯の原因となります。

また、妊娠によってホルモンバランスが崩れ、細菌が増殖しやすくなることも、虫歯や歯周病につながることがあります。

その他、妊娠初期の悪阻(つわり)により、歯ブラシを口に入れることが気持ち悪くなり、いつの間にか歯磨きを避けてしまっているケースもあります。

こちらが産後も継続すると、当然虫歯のリスクは高くなります。

●生活環境が変化するから

生活環境の変化も、女性における産後の虫歯リスクが高くなる理由の1つです。

産後は出産前や妊娠中と比べ、忙しくなるケースが多いです。

例えば、赤ちゃんの世話で忙しく、これにより自身の歯磨きがおろそかになることが考えられます。

また、忙しさのあまり自身の食事の時間が不規則になったり、間食が多くなったりする可能性もあり、こちらは虫歯を予防するにあたっては好ましくない行動です。

ちなみに、産後の生活におけるストレスにより、酸を中和する働きのある唾液が減少することで、虫歯になりやすくなることもあります。

●産後に実践したい虫歯対策について

女性が産後の虫歯を予防するためには、虫歯の原因になりかねない間食を避け、その代わりにキシリトール配合のガムを噛むようにしましょう。

ガムを噛むことにより、唾液が出て口内環境はある程度整います。

また、育児が大変で歯磨きをする時間がない方は、積極的にうがいを行い、虫歯の原因となる菌を洗い流すことも大切です。

ちなみに、産後の虫歯対策を怠り、虫歯菌が繁殖した状態で赤ちゃんと接することにより、菌をうつしてしまうことも考えられます。

具体的には、赤ちゃんと同じスプーンなどを使用することにより、感染が起こる可能性があるため、注意してください。

●この記事のおさらい

今回の記事のポイントは以下になります。

・女性は産後にホルモンバランスが乱れたり、細菌が増殖しやすくなったりすることで、虫歯のリスクが高くなる

・悪阻の影響で歯磨きを避けやすくなることも、虫歯のリスクが高くなる理由の1つ

・生活環境の変化により、産後の虫歯リスクが高くなることも

・産後の虫歯対策には、キシリトール配合のガムの摂取、積極的なうがいなどがある

以上のポイントはしっかりと押さえておきましょう!

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子どもの歯の生え始めに関するコトを知っておこう

子どもの歯は年齢とともに少しずつ生え始め、目安としては2歳半くらいまでに、20本の乳歯が生え揃います。

また、幼い子を持つ親御さんは、生え始めの時期や生えるのが遅い原因などについて、事前に知っておくべきです。

ここからは、子どもの歯の生え始めに関するコトをいくつか解説したいと思います。

●生後6ヶ月頃までに歯が生えてこないのは問題?

子どもの歯が生え始めるのは、生後6ヶ月前後です。

正確には、生後6~8ヶ月頃に、下の前歯から生えてくるケースが多いです。

では、生後6ヶ月頃までに歯が生えてこない場合、子どもの口内や身体に何かしらの問題があるのでしょうか?

結論からいうと、この時点で歯が生えていなくても、特に問題はありません。

乳歯の生える時期には個人差があり、早めの場合は生後4ヶ月頃、遅めの場合は1歳頃に生えてきます。

そのため、数ヶ月程度前後したとしても、親御さんはそこまで心配する必要はありません。

●栄養不足の場合、歯の生え始めが遅れる?

子どもの栄養が不足している場合、歯の生え始めが遅くなると考える方もいますが、こちらは一概に言い切ることはできません。

理論的には、栄養が不足すると、歯の育成は他の組織と同じく遅くなるため、生え始めにも影響が出る可能性がありますが、こちらには個人差があります。

ただし、栄養不足が永久歯の欠損、エナメル質の弱体化につながる可能性は高いです。

永久歯は、乳歯と違って産まれてから何年も歯茎の中で育てられるため、質を良くするためには、まだ乳歯しかない子どもの時期からカルシウム、タンパク質などの栄養素をバランス良く摂取する必要があります。

●歯磨きは子どもの歯が生え揃ってからすべき?

子どもの歯磨きは、乳歯がすべて生え揃ってから始めていては遅いです。

歯が生え始め、離乳食が始まったタイミングで、親御さんは仕上げ磨きをスタートさせるべきです。

また、今後一人で歯磨きをするときに備えて、これくらいの時期から、おもちゃ代わりに幼児用の歯ブラシを持たせ、歯ブラシを持つことに慣れさせておくことをおすすめします。

ちなみに、幼児はまだうがいができない可能性があるため、その場合はうがいの代わりに麦茶などを食後に飲ませてあげましょう。

●この記事のおさらい

今回の記事のポイントは以下になります。

・子どもの歯(乳歯)が生え始めるのは生後6ヶ月頃

・生え始めの時期は、生後6ヶ月から数ヶ月程度前後しても特に問題はない

・栄養不足が乳歯の生え始めの時期、永久歯の質などに影響を及ぼす場合がある

・子どもの仕上げ磨きは、歯が生え始め、離乳食が始まったタイミングで始めるべき

以上のポイントはしっかりと押さえておきましょう!

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予防歯科において意識したい3つのポイントとは?

予防歯科とは、虫歯になってからの治療ではなく、虫歯になる前の予防を徹底することを指しています。

また、予防歯科には重要なポイントが3つほど存在し、すべてを意識して初めて虫歯を予防することができます。

今回は、こちらのポイントを1つずつ解説したいと思います。

●歯にフッ素を残す

予防歯科における1つ目のポイントは、歯にフッ素を残すことです。

フッ素はカルシウムやカリウム、ナトリウムや鉄のように体内に存在している物質で、丈夫な歯や骨をつくるためにはなくてはならないものです。

具体的には、歯のエナメル質を修復したり、歯の質を強化したり、菌の働きを弱めたりといった力を持っています。

また、なるべく歯にフッ素を残すには、歯磨きの仕方を工夫する必要があります。

例えば、短い時間(30秒程度)よりも、長い時間(3分程度)をかけて歯を磨く方が、フッ素が口内に残りやすくなりますし、歯磨き後のすすぎに関しては、5~15mの水で1回行う程度にとどめておくことで、フッ素が完全に洗い流されてしまうのを防止できます。

●プラークを落とす

予防歯科における2つ目のポイントは、プラークを落とすことです。

プラークは、歯の表面に付着して増殖する、いわば細菌のかたまりです。

1mgのプラークには約2~3億の細菌がいると言われていて、こちらは虫歯だけでなく、歯周病や口臭などの原因にもなります。

また、プラークをしっかりと落とすには、自身に合った歯ブラシ、歯磨き粉の使用、デンタルフロスの併用が欠かせません。

歯ブラシを選ぶ際は、ヘッドの大きさ、毛の硬さ、柄の握りやすさを考慮し、歯磨き粉はなるべく薬用効果のあるものを選ぶべきです。

デンタルフロスに関しては、歯ブラシとあわせて使用することにより、プラークの除去率が約1.5倍にまで上昇します。

●細菌を増やさない

細菌を増やさないことも、予防歯科におけるポイントの1つです。

口内で細菌が増えると、虫歯などトラブルの原因となるプラークが生成されます。

また、唾液には口内の細菌を洗い流す自浄作用がありますが、就寝中は唾液の分泌が少なくなるため、その作用が低下し、虫歯の原因菌が増殖します。

こちらの対策としては、殺菌剤配合のデンタルリンスを就寝前に使用することをおすすめします。

●この記事のおさらい

今回の記事のポイントは以下になります。

・歯磨きの仕方を工夫し、できる限り歯にフッ素を残すことで、虫歯を予防できる

・自身に合った歯ブラシや歯磨き粉、デンタルフロスでプラークを落とすことも重要

・なるべく口内の細菌を増やさないことも、予防歯科におけるポイントの1つ

以上のポイントはしっかりと押さえておきましょう!

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インプラント手術前に注意しておきたいポイントについて

インプラントを埋め込む作業は外科手術ではありますが、丸一日かかるような大がかりなものではありません。

ただし、インプラント手術前にはいくつか注意すべきポイントがあり、こちら知っておかなければ、手術がうまくいかないこともあります。

具体的にどのようなポイントを押さえるべきなのか見てみましょう。

●食事に関するポイント

インプラント手術前の食事に関しては、どのような方法で治療を受けるのかによって、ポイントが変わってきます。

当日、静脈内鎮静法を用いて手術を受ける場合には、手術直前の食事を避けるようにしましょう。

具体的には、手術の4時間ほど前までに食事を済ませておかなければいけません。

こちらは、胃の中に食べ物や水分が残った状態で静脈内鎮静法を受けることにより、胃の内容物が逆流して、誤嚥性肺炎を引き起こす可能性があるからです。

また、インプラント手術前には、飲酒もできる限り避けなければいけません。

●薬に関するポイント

インプラント手術前には、歯科クリニックの医師に対し、現在服用中の薬に関することをきちんと伝える必要があります。

お薬手帳など、服用している薬の種類、量がわかるものがあれば、そのまま医師に退出してください

例えば、動脈硬化や糖尿病の薬、向精神薬、経口避妊薬などを服用している場合、インプラント手術に影響が出ることがあります。

しかし、毎日服用しているような薬に関しては、手術を受けるからといって簡単にやめることができないため、そのあたりは医師に相談し、最善の方法を模索するか、別の治療法を提案してもらいましょう。

●手術に関する知識

インプラント手術前には、しっかりと手術に関する知識やポイントを頭に入れておきましょう。

例えば、インプラント手術の費用は、虫歯治療などに比べて高額になりやすいことや、すべての治療が完了するまでには数ヶ月以上の期間がかかることなどは、必ず知っておくべきです。

また、インプラント歯周炎などにより、一度埋入したインプラントが外れるあるため、永遠に使用できるわけではありません。

こちらも、インプラント手術前に知っておきたい知識の1つです。

●この記事のおさらい

今回の記事のポイントは以下になります。

・インプラント手術で静脈内鎮静法を用いる場合、手術直前に食事をしてはいけない

・インプラント手術前には飲酒もできる限り控えるべき

・インプラント手術前には、現在服用している薬について医師に伝える必要がある

・インプラントの知識をしっかりと頭に入れた上で、手術に臨むことも大切なポイント

以上のポイントはしっかりと押さえておきましょう!

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事前に知っておくべきインプラント治療に関連する数字

インプラント治療を受けようと考える方は、事前にさまざまな情報を収集した上で、納得して治療を受けなければいけません。

また、そのときに知っておきたいこととして、インプラント治療に関連する“数字”が挙げられます。

今回は、こちらのポイントについて解説したいと思います。

●寿命

前もって知っておきたいインプラント治療関連の数字としては、まず寿命が挙げられます。

インプラントの寿命は、インプラント体と呼ばれる顎の骨と結合するための部品が外れたときに訪れます。

一般的に、こちらの期間は10~15年程度とされていますが、日々のケアを怠ってしまうと、もう少し早い段階で機能しなくなることもあるため、注意してください。

ちなみに、入れ歯は4~5年程度、ブリッジは7~8年程度が寿命とされているため、インプラントの寿命は比較的長めだと言えます。

●手術の成功率

前もって知っておきたいインプラント治療関連の数字としては、手術の成功率も挙げられます。

インプラント手術の成功率は、手術を受ける歯科クリニックが持つ技術や手術を行う箇所によって異なりますが、約97%と非常に高いです。

ここでいう成功とは、インプラント体が定着せずすぐに脱落してしまったり、1年程度で機能できないほどグラグラになったりせず、快適に使用できる状態を指しています。

ちなみに、骨密度が薄く、上顎洞や鼻腔、切歯孔があることから、埋める位置やインプラント体の長さが制限される上顎、骨が軟らかいことが多い大臼歯などは、手術の成功率が少し下がります。

●抜歯からインプラントを入れるまでの期間

抜歯からインプラントを入れるまでの期間も、前もって知っておきたいインプラント治療関連の数字です。

インプラントは、基本的に抜歯から1~2ヶ月後に入れることが多いですが、歯茎や顎の骨の回復具合によっては、3~4ヶ月後になることもあります。

また、歯茎と顎の骨が完全に治癒するのを待つ場合は、埋入まで6ヶ月以上かかることもあり、こちらは2回法という治療法でよく見られます。

ちなみに、1回法の場合、抜歯から埋入までの期間が長くなる心配はほとんどありませんが、2回法と比べて高い技術が必要なことから、歯科クリニックによっては採用していないこともあります。

●この記事のおさらい

今回の記事のポイントは以下になります。

・インプラント治療を受ける前には、関連するさまざまな数字を把握すべき

・インプラントの寿命は10~15年程度と他の治療法に比べて長い

・インプラント手術の成功率は約97%

・抜歯からインプラントを入れるまでの期間は、基本的に1~2ヶ月

以上のポイントはしっかりと押さえておきましょう!

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電動歯ブラシを使用する際のNG行動について知っておこう

電動歯ブラシは、名前の通り電気によってヘッド部分を振動させ、歯の汚れを取り除くことができる電化製品です。

比較的安価でも購入できることから、使用しているという方も多いですが、せっかく使用するのであれば、使い方を間違えないようにしましょう。

今回は、電動歯ブラシ使用時のよくあるNG行動について解説します。

●先にスイッチを入れる

電動歯ブラシを使用する際のNG行動としては、まず歯磨き粉をつける前に本体のスイッチを入れるというケースが挙げられます。

通常の歯ブラシと比べ、電動歯ブラシは清掃効率が良いため、必ずしも歯磨き粉を使用しなければいけないわけではありません。

また、フッ素など歯磨き粉に含まれる有効成分を活用したい方は、歯磨き粉を使用しても構いませんが、その場合はまず歯磨き粉をつけ、ブラシを口に当てた状態で口を閉じ、スイッチを入れなければいけません。

歯磨き粉をつける前にスイッチを入れると、歯磨き粉が辺りに飛び散り、洗面台などが汚れてしまいます。

●手動歯ブラシと同じように動かす

電動歯ブラシを使用する際、通常の歯ブラシと同じように、ブラシ部分をゴシゴシと動かす方がいますが、このような使い方はNGです。

電動歯ブラシは、ボディに内蔵されたモーターの力により、ヘッドが力強く動きます。

そのため、手動のときのようにブラシを動かす必要はありません。

手動と同じような感覚でブラシを動かすと、電動歯ブラシ特有の力強い動きを妨害してしまい、清掃力がダウンするため、ブラシは基本的に歯の表面に当てるだけにしましょう。

●ブラシを交換せずに使用し続ける

電動歯ブラシのブラシ部分を長期間交換せず、そのまま使用し続けている方がいますが、こちらも使い方としてはNGです。

電動歯ブラシの替えブラシは、約2~4ヶ月ごと、平均的には3ヶ月での交換が目安とされています。

こちらの時期を過ぎているにもかかわらず、交換せずに放置すると、通常の歯ブラシと同じように磨き残しが出やすく、効率良く汚れを除去することができません。

また、上記の時期はあくまで目安であり、見た目で毛先が開いていたり、ボサボサになっていたりする場合は、早急に交換すべきです。

●この記事のおさらい

今回の記事のポイントは以下になります。

・電動歯ブラシは歯磨き粉をつけなくても使用できる

・歯磨き粉を使用する場合は飛び散らないよう、ブラシを口に入れてからスイッチをオンにする

・ブラシ部分を動かすのは、電動歯ブラシの使い方としてNG

・電動歯ブラシの替えブラシは、手動の歯ブラシと同様定期的に交換すべき

以上のポイントはしっかりと押さえておきましょう!

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インプラント手術当日の一般的な流れ~準備から帰宅まで~

インプラント治療は、術前・術後のケアなどを含め、開始から終了まで3ヶ月~1年ほどかかるケースが多いです。

ただし、人工歯根を埋め込む手術自体は、1日で完了することがほとんどです。

歯科クリニックによって手術の流れは微妙に異なりますが、今回は一般的なインプラント手術当日の流れを見ていきたいと思います。

●口内の処置~麻酔まで

インプラント手術の当日は、まず口内の細菌を減少させる処置を施します。

こちらの処置があることから、基本的に手術開始の1時間前くらいからは、歯科クリニックの医師から指示されたもの以外は口にしてはいけません。

また、口内の準備が終わったら、線維が浮遊しない加工のゆったりとした手術着に着替えます。

その後、手術室に入室し、血圧計、心電図、パルスオキシメーターなどを装着し、局所麻酔、鎮静麻酔を行います。

このとき、希望すれば静脈内鎮静法を採用してもらうことも可能です。

静脈内鎮静法は、点滴を使用して血管内に鎮静薬を投与する方法であり、術中における口を開けたままつらさや、手術への恐怖心、緊張感などを和らげてくれます。

●手術~休憩まで

手術室での準備が終わったら、いよいよインプラント手術の開始です。

手術自体の時間は、インプラントの本数や手術の内容によって変わってきますが、平均で1時間程度です。

静脈内鎮静法を選んだ方は、完全もしくは少しウトウトしている間に、手術が終わっていることもあります。

また、手術後は止血するためのガーゼを噛んだ状態で、1時間程度歯科クリニックで安静にします。

●止血~帰宅

口内の血が止まっていることが確認できたら、インプラント手術はすべて完了し、当日のうちに帰宅することができます。

ちなみに、術後は歯間に腫れがあったり、アザのようなものができたりすることもありますが、1週間程度ほどで目立たなくなるケースがほとんどのため、心配は不要です。

また、術後の痛みに関しても、歯科クリニックから処方された痛み止めで治まる程度であり、せんべいなどの硬いものを食べたり、手術した側の歯ばかりで噛んだりしなければ、そこまで症状が悪化することはありません。

●この記事のおさらい

今回の記事のポイントは以下になります。

・インプラント手術自体は1日で完了するケースが多い

・手術の当日は、まず口内の細菌レベルを下げる処置を行う

・手術時の麻酔には、希望することで静脈内鎮静法を採用してもらうことができる

・術後は血を止めるために歯科クリニックで軽く休んだ後、そのまま帰宅することができる

以上のポイントはしっかりと押さえておきましょう!

新潟市西区周辺やJR越後線「寺尾駅」付近で歯科クリニック(歯医者さん)をお探しの方は、是非、ひらの歯科医院へお問い合わせ下さい!

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ひらの歯科医院は新潟県新潟市西区坂井東で診療を行う歯科医院です。
新潟市は越後平野の中央部、信濃川・阿賀野川の河口に位置し、古くから日本海運の拠点として栄え、江戸末期に開港5港の一つに指定された歴史のある「みなとまち」と言われています。
毎年6月に行われる新潟市の夏の風物詩として市民に親しまれている伝統行事の一つ白根大凧合戦は信濃川の支流、中ノ口川の両岸から縦7メートル、横5メートルの大凧を揚げ、空中で絡ませ川に落とし、相手の凧綱が切れるまで引き合う勇壮な世界最大スケールの大凧合戦です。2015年に新潟県の無形民俗文化財に指定された他に2014年には新潟市民文化遺産にも認定されています。
当院最寄り駅JR越後線「寺尾駅」周辺には徒歩6分程に寺尾中央公園があり、春になると3万本のチューリップで彩られチューリップの公園として市民に親しまれています。広い園内は遠足や散策の場として多くの人達で賑わい、二つあるバラ園には約50種類のバラが咲き乱れ、訪れる人々を美の世界にいざないます。
新潟市にお住まいの方、近隣に立ち寄った方も、歯やお口に関しての気になることがございましたらご気軽にご相談ください。