ニンニクやニラ、ネギ類などは、口臭の原因になる食べ物として知られているため、意識して食べるのを避けている方もいるかと思います。
その一方で、口臭を防いでくれる食べ物については、あまり知られていないことが多いです。
ここからは、口臭予防につながる意外な食べ物をいくつか紹介したいと思います。
●味噌
口臭予防につながる意外な食べ物としては、まず味噌が挙げられます。
味噌には大豆イソフラボンや乳酸菌、酵素などが含まれていて、こちらは腸内環境を整えてくれる成分です。
腸内環境が悪化すると、悪玉菌が増殖し、これらから発せられるガスにより、口臭が発生するため、味噌で悪玉菌の増殖を抑えることができれば、必然的に口臭も軽減されます。
ちなみに、味噌は味噌汁だけでなく、炒め物にも使用でき、さまざまな食材と相性が良いことから、飽きずに摂取し続けられる可能性が高いです。
●生野菜
生野菜も、口臭予防につながる意外な食べ物の1つです。
野菜の中には、口臭を抑えられる成分が含まれたものも多いですが、生で食べられるものに関しては生で食べるというのがポイントです。
生野菜には多くの食物酵素が含まれていて、こちらは味噌と同じく整腸による口臭の予防につながります。
また、生野菜は温野菜に比べて硬く、噛んだときに歯ごたえがあります。
こちらを噛み砕く行為により、歯に付着したプラークが剥がれ、口臭を防ぐことも可能です。
特に、生でも食べやすいレタスは、繊維質が多く唾液の分泌量が増加する他、歯の表面の清掃もしやすいため、積極的に摂取することをおすすめします。
●チョコレート
口臭を予防することができる意外な食べ物としては、チョコレートも挙げられます。
チョコレートには虫歯のイメージがある方も多いかと思いますが、それは糖分が高い場合であり、ビターチョコレートであれば、逆に虫歯を予防できる可能性があります。
チョコレートには、カカオポリフェノールが含まれていて、こちらには虫歯菌に対する抗菌作用があります。
また、歯周病菌への殺菌作用、歯周病の原因になるプラークをつきにくくする効果も期待できます。
●この記事のおさらい
今回の記事のポイントは以下になります。
・味噌に含まれる大豆イソフラボンや乳酸菌、酵素などには、整腸による口臭予防効果がある
・生野菜の食物酵素や食べるときの咀嚼回数の増加も、口臭予防につながる
・特に生で食べやすいレタスは積極的に摂取するのがおすすめ
・ビターチョコレートに含まれるカカオポリフェノールは、虫歯菌や歯周病菌への抗菌作用がある
以上のポイントはしっかりと押さえておきましょう!
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