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【新潟で詰め物治療】二次虫歯の特徴や原因について

軽度の虫歯の場合、治療を行った後には治療箇所に詰め物を入れ、歯を削った部分をカバーします。

しかし、一度詰め物を入れたからといって、その部分は絶対に虫歯にならないというわけではありません。

ここからは、二次虫歯の概要や特徴、原因などについて解説したいと思います。

●二次虫歯の概要

二次虫歯とは、二次カリエスとも呼ばれるもので、一度治療した歯が再び虫歯になることをいいます。

カリエスは、ラテン語で“歯の腐敗や崩壊”を意味する言葉であり、再び歯が虫歯菌に侵されることからこう呼ばれています。

また、二次虫歯は主に詰め物や被せ物の中で進行し、二次という名称が付いているものの、症状自体は従来の虫歯と変わりません。

しかし、一般的な虫歯とは異なる特徴もいくつか持っています。

●二次虫歯の特徴

二次虫歯の特徴としては、何と言っても自覚しにくいという点が挙げられます。

通常の虫歯は、患部の変色や穴など、視覚的に虫歯だと認識できる病変が見られますが、二次虫歯は詰め物や被せ物の下で発生するため、目で見て虫歯を確認することができません。

また、虫歯を自覚するきっかけとしてもっとも多いのは患部の痛みですが、すでに神経を除去している歯に詰め物を装着している場合、二次虫歯を発症しても痛みが出ず、なかなか気付かないことがあります。

ちなみに、二次虫歯は自覚しにくいことから、進行するスピードも比較的早く、いつの間にか重度の症状にまで進行していたというケースも少なくありません。

●二次虫歯の原因

二次虫歯を発症する原因としては、まず素材の劣化が挙げられます。

詰め物や被せ物は、時間が経つにつれて素材が劣化し、歯との間に隙間ができます。

特に、銀歯はプラークが付着しやすいことから、細菌が隙間から入り込み、二次虫歯になりやすいです。

また、虫歯を治療し、詰め物や被せ物を装着した箇所は、ついつい安心してブラッシングがおろそかになりがちです。

こちらも、二次虫歯を引き起こす原因の一つです。

ちなみに、極めて稀ではありますが、一度目の根管治療で細菌が除去できていなかったことや、元々の詰め物の密封性が悪かったことなど、治療のミスでも二次虫歯が起こることはあります。

●この記事のおさらい

今回の記事のポイントは以下になります。

・二次虫歯とは、一度治療した虫歯が再び虫歯になることをいう

・二次虫歯は詰め物や被せ物の下で起こるため、自覚症状が出にくい

・自覚症状が少ないことから、進行スピードが早いのも二次虫歯の特徴

・二次虫歯は素材の劣化や不十分なブラッシング、治療時の不具合などが原因で起こる

以上のポイントはしっかりと押さえておきましょう!

新潟市西区周辺やJR越後線「寺尾駅」付近で歯科クリニック(歯医者さん)をお探しの方は、是非、ひらの歯科医院へお問い合わせ下さい!

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【新潟で詰め物治療】虫歯の詰め物が痛む主な原因について

詰め物は、歯科クリニックで虫歯の治療を行った後、その部分をカバーするために装着するものです。

しかし、場合によっては、虫歯治療が完了し、詰め物を入れたにもかかわらず、一定期間痛みが出ることがあります。

今回は、このような痛みの主な原因について解説したいと思います。

●接着剤がしみる

虫歯治療後に入れる詰め物には接着剤が使用されていますが、こちらがしみることにより、多少の痛みが出る可能性があります。

虫歯を治療した直後は、虫歯菌によって蝕まれた部分が除去されているものの、神経はとても敏感な状態です。

そのため、外部から入ってきたものに対し、過剰に反応するようになり、接着剤が痛みにつながることがあります。

ちなみに、こちらの痛みは早ければ数分程度でなくなりますが、場合によっては術後2~3日続くことも考えられます。

●温度が伝わる

虫歯治療に用いられる一般的な詰め物としては、保険診療の銀歯が挙げられます。

こちらは、熱伝導性といって、熱いものや冷たいものなど、熱が伝わりやすいという性質を持っています。

そのため、虫歯の詰め物として銀歯を入れている場合は、口内に熱いものや冷たいものが入るたびに、しみるような痛みを感じることがあります。

こちらも、接着剤による痛みと同じく、温度変化の慣れにより、少しずつ気にならなくはなりますが、症状が落ち着くまでは、できるだけ極端に熱いものや冷たいものは避けるのが無難です。

ちなみに、自由診療にはなりますが、セラミック素材の詰め物であれば、熱が伝わりにくいため、痛みも出にくくなることが予想されます。

●詰め物が合っていない

虫歯の詰め物も入れてすぐの頃は、歯と歯を合わせたときに違和感を覚えることが多いです。

このとき、詰め物の高さが正常であれば、違和感は数日ほどで薄れていきますが、高さが合っていない場合、違和感がなくなるどころか、噛んだときに痛みが出ることもあります。

このようなケースでは、詰め物の高さを再調整することにより、痛みが治まることがあります。

3日ほど経過しても痛みが続く場合や、食事の際の違和感が大きい場合などは、歯科クリニックに相談しましょう。

●この記事のおさらい

今回の記事のポイントは以下になります。

・虫歯治療後は、詰め物の接着剤がしみて痛みにつながることがある

・熱伝導性の高い銀歯を入れた場合、熱いものや冷たいもので痛みが出やすくなる

・自由診療のセラミック素材であれば、温度による痛みを感じにくい

・詰め物の高さが合っていない場合、噛んだときに痛みが出ることがある

以上のポイントはしっかりと押さえておきましょう!

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【新潟で歯周病治療】コーヒーが持つ歯周病予防効果について

歯周病予防は、年齢や性別に関係なく、誰もがやっておくべきデンタルケアの一つだと言えます。

こちらは、主に口内のプラークを徹底的に除去することで予防できますが、食品が持つ効果によっても、ある程度予防が可能です。

今回は、コーヒーが持つ歯周病予防効果について解説したいと思います。

●糖尿病の予防効果

歯周病と関係の深い病気の一つに、糖尿病が挙げられます。

糖尿病にかかり、高血糖になってしまうと、糖を体内から追い出そうとして、排尿量が増えます。

また、これによって白血球の機能が低下すると、歯周病菌への抵抗力も少なくなるため、歯周病にかかりやすくなります。

一方、コーヒーを摂取することにより、ポリフェノールの一種であるクロロゲン酸がすい臓の働きを高め、血糖をコントロールしやすくなり、糖尿病予防ひいては歯周病予防にもつながります。

●活性酸素の抑制効果

活性酸素とは、呼吸によって体内に取り込まれた酸素の一部が、通常よりも活性化された状態になることをいいます。

こちらは、微量であれば免疫機能などにおいて重要な役割を果たしますが、増えすぎると細胞を酸化させ、老化や動脈硬化を引き起こし、免疫力低下やがんの原因にもなります。

また、活性酸素の増加は、歯周組織を破壊し、歯周病が発症する原因にもなりますが、コーヒーに含まれるクロロゲン酸には、強い抗酸化作用があります。

そのため、適度に摂取することにより、歯周病のリスクを高める活性酸素を抑えることにつながります。

●コーヒーを摂取する際の注意点

コーヒーにはいくつかの歯周病予防効果がありますが、摂取の仕方を間違えると、歯周病以外の口内トラブルにつながるおそれがあるため、注意してください。

砂糖が含まれているものは、虫歯のリスクを高めますし、直接歯に触れるように飲むことは歯の着色につながります。

そのため、飲むときはブラックを選択し、アイスコーヒーに関してはストローで飲むことをおすすめします。

また、コーヒーに含まれるカフェインの利尿作用で口内が乾燥し、口臭が出ることも考えられるため、水と一緒に飲んだり、飲んだ後にすぐにうがいをしたりすることが大切です。

●この記事のおさらい

今回の記事のポイントは以下になります。

・コーヒーには糖尿病を予防し、歯周病につながりにくくする効果がある

・コーヒーに含まれるクロロゲン酸には抗酸化作用があり、歯周病のリスクを高める活性酸素を抑える

・コーヒーの種類や飲み方によっては、虫歯や歯の着色、口臭のリスクが高まるので注意

以上のポイントはしっかりと押さえておきましょう!

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【新潟で歯周病治療】デンタルリンスで歯周病予防はできる?

世界一罹患者が多いとされる病気である歯周病は、中高年に差し掛かると、特に発症のリスクが高くなります。

そのため、なるべく若いうちから予防しておきたいところですが、口内ケアアイテムの一つであるデンタルリンスを使うことでも、歯周病予防はできるのでしょうか?

今回はこちらの点を中心に解説します。

●デンタルリンスで歯周病予防はできるのか?

結論から言うと、デンタルリンスのみで歯周病を予防することはできません。

歯周病の予防効果が期待できるデンタルリンスは存在しますが、こちらはあくまでブラッシングをあわせて行うことが前提です。

歯周病は感染症の一種であり、バイオフィルムと呼ばれる微生物の集合体を先に取り除かなければ、根本的な原因となる細菌は取り除けません。

そのため、毎日きちんとブラッシングをすることが大切であり、デンタルリンスはその補助として使うことで、歯周病の予防につながります。

●デンタルリンスの使いすぎはNG

少しでも歯周病予防効果を高めたいからといって、デンタルリンスを使いすぎるのはNGです。

口内に存在する細菌には、一定数であれば害がない菌や、人にとって必要な菌も存在します。

デンタルリンスを頻繁に使用すれば、これらの菌まで除去してしまうことにより、口内の細菌のバランスが崩れるおそれがあります。

また、細菌のバランスが崩れると、通常は悪さをしない細菌が影響力を持ち、口腔カンジダなど別の口内トラブルを引き起こすことも考えられます。

不要なトラブルを起こさないようにするためにも、デンタルリンスは朝起きたとき、夜寝る前にだけ使用するようにしましょう。

●歯周病予防につながるデンタルリンスの成分について

一口にデンタルリンスといっても、製品の種類はさまざまであり、含まれている成分もそれぞれ異なります。

歯周病を予防したい場合には、歯周病菌を殺菌する抗菌作用のある成分や、歯茎の炎症を抑える抗炎症作用のある成分が含まれたデンタルリンスがおすすめです。

具体的には、塩化セチルピリジニウム、クロルヘキシジン、グリチルリチン酸などの成分であり、こちらの有無はパッケージの裏面に記載されています。

●この記事のおさらい

今回の記事のポイントは以下になります。

・デンタルリンスのみで歯周病を予防することはできない

・デンタルリンスはブラッシングの補助として使うことで歯周病予防効果を発揮する

・口内の細菌のバランスが崩れるため、デンタルリンスの使いすぎはNG

・歯周病予防には抗菌作用、抗炎症作用の成分が含まれた製品がおすすめ

以上のポイントはしっかりと押さえておきましょう!

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【新潟で歯周病治療】糸巻きタイプのフロスの正しい使い方

もっとも基本的な歯周病予防と言えば、やはり口内のプラークを隅々まで除去することが挙げられます。

また、このときには歯ブラシだけでなく、デンタルフロスもあわせて使用することをおすすめします。

ここからは、糸巻きタイプのフロスの正しい使い方を中心に解説します。

●デンタルフロスが歯周病予防につながる理由

歯周病は、歯と歯の間から発症しやすい傾向にあります。

こちらは、歯と歯の間には、特に汚れが溜まりやすいことが理由です。

また、歯磨きをしても、歯と歯の間の歯ブラシの毛先が届きにくく、どんどん汚れが溜まっていくことで炎症を引き起こし、本格的な歯周病に発展します。

このことから、デンタルフロスを使用することはとても大切だと言えます。

●糸巻きタイプのフロスの持ち方

糸巻きタイプのフロスは、リールに巻かれた糸を切って使うタイプのデンタルフロスです。

基本的な持ち方は、まずフロスを約40cm(指先からひじまで)の長さに切り、フロスの片側を左手の中指に2~3回巻き付けます。

その後、両手の間隔が10~15cmになるよう、右手の中指に残りの部分を外れないように巻きつけ、最後に両手の親指と人差し指でつまんでピンと張ります。

このとき、指の間は1~2cmほど離します。

ちなみに、糸巻きタイプのフロスは、掃除する場所によっても持ち方が変わります。

上の前歯を磨く際は、左もしくは右手の親指ともう一方の手の人差し指で上向きにフロスを押さえ、上の奥歯は両手の人差し指で上向きに押さえます。

下の歯については、人差し指でフロスを下向きに押さえながら使用します。

●糸巻きタイプのフロスの使い方

フロスを歯と歯の間に当て、横に動かしながら、ゆっくり歯と歯の間に入れます。

このとき、鏡を見て場所を確認しながら使用します。

また、歯の根元まで入ったら、歯に巻き付けるようにして上下に動かし、隣り合った歯の両方の面のプラークを落とします。

取り出す際も、横に動かしながらゆっくりと取り出します。

ちなみに、歯と歯の接している部分を通すときは、少しきつい感じがしますが、力任せに挿入すると歯茎を傷つけるおそれがあるため、注意してください。

●この記事のおさらい

今回の記事のポイントは以下になります。

・歯周病は歯と歯の間から発症しやすいため、デンタルフロスで予防するのが大切

・糸巻きタイプのフロスはリールに巻かれた糸を切って使用する

・糸巻きタイプのフロスは、磨く場所によって持ち方を変える必要がある

・挿入時はゆっくり鏡を見て動かし、きつくても力任せに挿入しないことが大切

以上のポイントはしっかりと押さえておきましょう!

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【新潟で歯周病治療】歯周病治療の一つ”歯周ポケット掻爬術”について

歯科クリニックで行われる歯周病の基本治療としては、スケーリングやルートプレーニングなどのプラークコントロールなどが挙げられます。

また、ある程度進行した歯周病については、外科手術が行われることもあります。

ここからは、“歯周ポケット掻爬術”の概要やメリット、注意点などについて解説します。

●歯周ポケット掻爬術の概要

歯周ポケット掻爬(そうは)術とは、歯周ポケットが4~5mmの中程度にまで進行した歯周炎に対して行われる治療のことをいいます。

フラップ手術とも呼ばれます。

方法としては、まず麻酔をして目に見えない歯の根に付いている汚れを取り、根の表面をツルツルにします。

その後、歯周ポケットの内側の炎症を起こしている歯茎についても、器具を使って取り除きます。

●歯周ポケット搔爬術のメリット

深い歯周ポケットの底部まで歯石が付着している場合、スケーリングやルートプレーニングを行う際、術野を直視できないため、すべてを完全に取り除くのは難しくなります。

一方、歯周ポケット搔爬術は、歯茎を切開し、医師の直視下で徹底的にプラークや歯石を取り除くことができます。

そのため、取り残しが発生することがほとんどありません。

また、汚れや感染した組織をかき出す治療であるため、悪化した口内環境をリセットすることができるのもメリットです。

一度歯周ポケットが改善された口内は、ブラッシングなどのセルフケアも行いやすくなります。

●歯周ポケット搔爬術の注意点

歯周ポケット搔爬術を受けることにより、汚れや感染した組織を取り除くことができますが、歯槽骨や歯根膜、セメント質など、失われた歯周組織を再生できるわけではありません。

あくまで、すでに汚染された歯周組織を口内から排除することが目的です。

また、歯周ポケット搔爬術を受けた多くの患者さんで、術後に歯茎が下がるというケースが見られています。

こちらは、かき出すという治療の作業上起こりやすくなるものであり、歯茎が下がると知覚過敏が誘発されたり、ブラックトライアングルができることにより、審美性が低下したりといったデメリットが生まれます。

●この記事のおさらい

今回の記事のポイントは以下になります。

・歯周ポケット掻爬術は、中程度にまで進行した歯周炎に対して行われる治療

・歯周ポケット搔爬術は直視下でできる治療であるため、プラークや歯石の取り残しが発生しにくい

・治療を受けることで、悪化した口内環境をリセットできる

・治療後には歯茎が下がり、知覚過敏やブラックトライアングルを引き起こす場合がある

以上のポイントはしっかりと押さえておきましょう!

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【新潟で歯周病治療】歯周病を発症する可能性のある薬について

歯周病の主な原因は、歯に付着するプラークであり、こちらが歯周ポケットを深くすることで、より症状が深刻化します。

また、病気の治療を行うために薬を服用している方も、歯茎の腫れを引き起こし、歯周病につながることがあります。

今回は、歯周病を発症する可能性のある薬の種類について解説します。

●抗てんかん薬

抗てんかん薬とは、その名の通りてんかんの発作を抑えるために用いられる薬のことをいい、主に神経細胞の興奮を抑えたり、神経細胞の興奮の広がりを防いだりする作用があります。

また、抗てんかん薬としては、アレビアチンやヒダントールなどが挙げられますが、これらを服用し続けることにより、歯周病を発症する可能性があります。

抗てんかん薬には、歯茎が腫れて肥大化するという副作用があり、ひどい場合は完全に歯を覆い隠してしまうほど肥大することも考えられます。

こちらの副作用により、歯周ポケットと同様のプラーク、歯石の温床部分が増え、歯周病のリスクが高まります。

●高血圧治療薬

高血圧治療薬(降圧薬)は、血圧を下げるために処方される薬であり、代表的なものにはカルシウム拮抗薬のニフェジピン、アダラート、アムロジンなどがあります。

これらの薬についても、抗てんかん薬と同じく歯茎の腫れを引き起こす作用があり、歯周病のリスクを高める可能性があります。

ちなみに、高血圧治療薬の服用が歯茎の肥大につながる詳しいメカニズムは不明ですが、原因としては、歯茎の線維であるコラーゲンの働きを阻害すること、カルシウム拮抗薬により、活性化された歯肉中の線維芽細胞が、基質を多量に産生することと関連があるとされています。

●免疫抑制剤

免疫抑制剤とは、体内で起こっている過剰な免疫反応、炎症反応を抑える薬のことをいいます。

ステロイドだけでは効果が乏しかったり、副作用によってステロイドを減量しなければいけなかったりする場合に、治療効果を高める目的で使用されることが多いです。

また、主な免疫抑制剤であるサンディミュンやネオラールを服用することでも、歯周病の原因となり得る歯茎の肥大が見られ、こちらは若い方や、服用量が多いほど重症になる傾向があります。

●この記事のおさらい

今回の記事のポイントは以下になります。

・病気の治療で服用している薬によって歯茎が肥大し、歯周病のリスクが高まることがある

・抗てんかん薬の服用により、歯が見えないほど歯茎が肥大することがある

・高血圧治療薬や免疫抑制剤にも、歯茎肥大や歯周病のリスクがある

・薬の服用による歯茎の肥大は、若い方や服用量が多いほど重症になりやすい

以上のポイントはしっかりと押さえておきましょう!

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【新潟で歯周病治療】歯周病による口臭の仕組みと対策について

サイレントディジーズ(静かなる病気)とも呼ばれる歯周病は、自覚症状が少なく、発症していること気付くまで時間がかかりやすいです。

中でも、口臭は自身ではなかなか気付けない症状であり、こちらは周囲の方にも悪影響を及ぼします。

今回は、歯周病による口臭の仕組みと対策について解説したいと思います。

●歯周病による口臭の仕組み

歯周病によって発生する口臭の主な原因は、歯周病菌が生み出すメチルメルカプタンというガスです。

こちらは、揮発性硫黄化合物の一種であり、タマネギが腐ったようなニオイを発するのが特徴です。

また、メチルメルカプタンは毒性が強いことから、口臭を発生させるだけでなく、歯周病を悪化させる要因の一つとも考えられています。

その他、歯周病菌は卵が腐ったようなニオイの硫化水素、生ごみのようなニオイのジメチルサルファイドを発生させることもあります。

●症状が悪化すると口臭も悪化する

歯周病が進行すると、歯と歯茎の境目にある歯周ポケットはどんどん深くなっていきます。

歯周ポケットの中は酸素が少ないため、酸素が多い場所を好まない歯周病菌が活動を活発化させ、より口臭の原因となるメチルメルカプタンの産生量は増加します。

また、進行した歯周病では、歯の根元あたりに膿の塊ができる歯槽膿漏を発症することもありますが、こちらの膿の塊が破けると、さらに強烈なニオイを放つようになります。

これくらいの段階になると、自分以外の周りの方のほとんどは、口臭が発生していることに気付く可能性が高いです。

●歯周病による口臭の対策

生理的口臭であれば、定期的に水を飲んだり、ガムを噛んで唾液の分泌を促したりすることで、ある程度改善できる可能性が高いです。

一方、歯周病が原因の口臭は、いくら水を飲んでも、唾液の分泌量を増やしても、基本的には消えることがありません。

歯周病に対する根本的な治療をしなければ、いつまでも強烈な口臭を放ち続けます。

歯周病の根本的な治療としては、歯のクリーニングやスケーリング、ブラッシング指導などが挙げられます。

これらの治療により、プラークや歯石を除去し、健康な歯茎を取り戻すことで、初めて歯周病による口臭は軽減されます。

●この記事のおさらい

今回の記事のポイントは以下になります。

・歯周病によって発生する口臭の主な原因は、歯周病菌が生み出すメチルメルカプタン

・歯周病が進行し、歯周ポケットが深くなると、さらに口臭は悪化する

・歯槽膿漏による膿の塊が破けると、さらに強烈なニオイを発する

・歯周病に対する根本的な治療を受けなければ、歯周病による口臭が改善することはない

以上のポイントはしっかりと押さえておきましょう!

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【新潟で歯周病治療】歯周病とダウン症の関連性について

歯周病が原因で発症する全身疾患には、心臓病や誤嚥性肺炎などが挙げられます。

また、中には糖尿病や骨粗しょう症など、発症によって歯周病が誘発される症状もあり、そのうちの一つがダウン症です。

ここからは、ダウン症の概要や、歯周病との関連性について解説したいと思います。

●ダウン症の概要

ダウン症とは、21番目の染色体が3本あるために起こる生まれつきの疾患をいいます。

全般的に発達が遅く、筋緊張の低下や合併症などが見られるケースが多いです。

また、なぜ染色体が3本になるのか、その理由やメカニズムはハッキリしていません。

出生率は国や民族などによって違いはなく、大体1,000人に1人の割合だと言われています。

男女の比率についても差異はありません。

●歯周病とダウン症の関連性

ダウン症の患者さんは、発達の遅れにより、口内のケアが十分にできなかったり、歯の根が短い、歯が小さいなどの形態異常があったりと、歯周病に感染しやすい要因を多く抱えています。

また、免疫力が低いことから、一度歯周病になると進行が速いのも特徴です。

そのため、10代で歯周病を発症し、20~30代で重度の歯周病に進行し、歯を失ってしまうというケースも少なくありません。

ちなみに、ダウン症の患者さんでも、十分なブラッシングができれば良いですが、自立心や自尊心が強い場合、親御さんや介護をする方の介助歯磨きを受け入れず、歯周病が悪化しやすくなります。

●ダウン症の方の歯周病予防

ダウン症の患者さん自身で歯磨きをすることが可能でも、実際はキレイに磨けていないケースが多いです。

このような場合の多くは、毛束が多く、持ち手が太い歯ブラシに変更することで、汚れを落としやすくなります。

また、ダウン症の場合、上顎の劣成長による歯並び不全が起こることがあります。

こちらは、より磨き残しが起こりやすくなるため、歯ブラシを縦にして磨き、しっかり歯の側面に当てるように心掛けましょう。

ちなみに、すでに歯周病による歯の喪失が起こっている場合は、孤立歯という1本だけ残った歯が見られることもありますが、このような歯は上部と全周をしっかり磨く必要があります。

●この記事のおさらい

今回の記事のポイントは以下になります。

・ダウン症は21番目の染色体が3本あるために起こる生まれつきの疾患

・ダウン症の患者さんは、口内のケアがしにくく、歯の形態異常も多いため、歯周病に感染しやすい

・免疫力が低いことから、歯周病の進行速度が速いのも特徴

・ブラッシングの磨き残しを防ぐことで、歯周病のリスクはある程度軽減できる

以上のポイントはしっかりと押さえておきましょう!

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【新潟で歯周病治療】歯周病の意外なリスクファクターとは?

危険因子とも呼ばれるリスクファクターは、ある症状を引き起こしたり、進行させたりする原因となるものを指しています。

歯周病においては、歯へのプラークの付着が主なリスクファクターですが、こちら以外にも原因はいくつかあります。

今回は、歯周病の意外なリスクファクターについて解説します。

●被せ物や詰め物の不適合

噛み合わせの高さが適正ではない被せ物や詰め物は、咬合性外傷の原因であり、歯周病のリスクファクターでもあります。

また、歯との接合部に段差や隙間がある不適合な補綴物は、そこにプラークや細菌が溜まりやすく、歯周病が進行しやすくなります。

このようなケースでは、被せ物や詰め物の再治療で、高さや段差、隙間を改善し、リスクファクターを除去する必要があります。

●薬の副作用

薬の副作用によって起こる歯茎の腫れは、歯肉肥大症と呼ばれるものです。

具体的には、歯茎が膨らむ症状であり、通常の歯周病とは異なり、歯茎の表面は硬く弾力性があります。

膨らみ方は大きく、歯の頭の大部分が隠れてしまうことも珍しくありません。

こちらは、てんかん薬のフェニトイン、高血圧症治療薬のニフェジピン、臓器移植後や自己免疫疾患の際に投与される免疫抑制剤のシクロポリンAといった薬の長期間服用で発症することがあります。

ちなみに、薬の副作用による歯周病の症状は、元々口の中が清掃不良で不潔になると、より起こりやすくなります。

このような場合には、歯の周りのプラークや歯石を取り除き、薬の量や種類を調整することである程度症状が緩和されます。

●遺伝

一般的には、歯周病そのものは遺伝しません。

特に、全体の90%を占める成人型歯周炎は、プラークコントロールが不十分なとき、40代くらいから症状が顕著に現れるもので、遺伝的要素は極めて低いです。

しかし、早期発見型歯周炎(若年性歯周炎)については、早くて11~12歳頃から発症し、こちらは家庭内での発生が多く見られるとされています。

つまり、遺伝の傾向が強いということです。

原因菌としては、アクチノバシラス・アクチノミセタムコミタンス(A.a.菌)というものが関与していると考えられています。

●この記事のおさらい

今回の記事のポイントは以下になります。

・歯周病の主なリスクファクターは、歯や歯茎へのプラークの付着

・噛み合わせの高さが適正ではない被せ物や詰め物は、歯周病のリスクファクターになる

・てんかん薬や高血圧症治療薬の副作用で、歯周病の症状が出ることもある

・早期発見型歯周炎(若年性歯周炎)は遺伝の傾向が強い

以上のポイントはしっかりと押さえておきましょう!

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新潟市は越後平野の中央部、信濃川・阿賀野川の河口に位置し、古くから日本海運の拠点として栄え、江戸末期に開港5港の一つに指定された歴史のある「みなとまち」と言われています。
毎年6月に行われる新潟市の夏の風物詩として市民に親しまれている伝統行事の一つ白根大凧合戦は信濃川の支流、中ノ口川の両岸から縦7メートル、横5メートルの大凧を揚げ、空中で絡ませ川に落とし、相手の凧綱が切れるまで引き合う勇壮な世界最大スケールの大凧合戦です。2015年に新潟県の無形民俗文化財に指定された他に2014年には新潟市民文化遺産にも認定されています。
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