ブログ ブログ

【新潟の歯医者・小児歯科】子どもが生え変わりで痛みを訴える理由

乳歯の生え変わりは、一般的には5~6歳頃から始まり、14歳頃までにはすべての乳歯が永久歯に生え変わります。

こちらは子どもが大人になっていくにあたって重要なプロセスですが、場合によっては強い痛みを伴うことがあります。

今回は、子どもが生え変わりで痛みを訴える主な理由について解説します。

●動揺する乳歯が歯茎を傷つける

生え変わりの際は乳歯がグラグラと動揺しますが、こちらが子どもの口内の粘膜や歯茎など、やわらかい組織を傷つけることがあります。

小さな傷の場合、唾液が作用して自然に治りますが、傷に雑菌が入った場合などは炎症を起こして痛みが出やすくなります。

また炎症は腫れだけでなく、膿を生じさせることもあります。

ちなみに動揺による歯茎の炎症は、抜けそうな乳歯を無理やり抜こうとすることで起こりやすいため、基本的には自然に抜けるまで待たなければいけません。

●萌出性歯肉炎

子どもが生え変わりの際に強い痛みを訴える場合、萌出性歯肉炎を引き起こしている可能性もあります。

こちらは、歯の生え変わりの時期に起こる歯肉炎であり、主に永久歯が歯茎を押し上げることで生じます。

乳歯が抜け落ちてから永久歯が萌出するまでには、一般的に半年ほどかかります。

このとき、永久歯は少しずつ歯茎を押し上げるように生えてくるため、完全に生えるまで永久歯は歯茎に覆われる形になります。

また歯茎に覆われた状態だと、ブラッシングが不十分になりやすく、食べカスやプラークなどが原因で炎症や痛みを引き起こしやすいです。

●恐怖心が強い

単純に子どもの恐怖心が強いことも、生え変わりの際に痛みを訴える理由の一つです。

初めて乳歯が抜ける経験をする子どもは、歯が抜けること自体への恐怖心が強いです。

そのため、必要以上に強い痛みを感じることがあります。

これまでと違う乳歯の違和感を痛みと捉えてしまうのです。

もちろん実際に前述したような原因で痛みが出ていることもありますが、尋常ではない痛がり方をされると、親御さんは対処に困るでしょう。

このような場合は、とにかく子どもに寄り添ってあげることが大切です。

●この記事のおさらい

今回の記事のポイントは以下になります。

・動揺する乳歯が子どもの口内の粘膜や歯茎など、やわらかい組織を傷つけることがある

・永久歯が歯茎に覆われた状態だと、ブラッシングが不十分になりやすく萌出性歯肉炎を引き起こしやすい

・初めて乳歯が抜ける経験をする子どもは、歯が抜けること自体への恐怖心が強く痛みを感じやすい

以上のポイントはしっかりと押さえておきましょう!

新潟市西区周辺やJR越後線「寺尾駅」付近で歯科クリニック(歯医者さん)をお探しの方は、是非、ひらの歯科医院へお問い合わせ下さい!

万全の感染予防対策でお待ちしております。

【新潟の歯医者でホワイトニング】ホワイトニング期間中に避けるべき野菜について

ホワイトニング治療中は、ある程度食事の内容に制限が出ます。

特にカレーやケチャップなどの色の濃いものは、色戻りを招くため控えなければいけません。

また野菜なら問題ないと思われる方もいるかと思いますが、実際は野菜の中にも避けるべきものが存在します。

今回はこちらの点を中心に解説します。

●ホワイトニング期間中に避けるべき野菜は?

ホワイトニング期間中の摂取を避けるべきなのは、ずばり緑黄色野菜です。

なぜなら、緑黄色野菜はカレーやケチャップと同じく、歯を着色させてしまう可能性があるからです。

緑黄色野菜はカロテンやクロロフィルなどの色素を含んでいて、緑色や黄色、赤色などの鮮やかな色をしています。

またポリフェノールやアントシアニンなどの着色成分も入っているため、歯の着色汚れの原因になることがあります。

また緑黄色野菜の中でも、特に注意しなければいけないのがトマトです。

トマトは酸性が強い食材であり、ホワイトニング直後の歯にとっては大きな刺激になります。

場合によっては、知覚過敏のような痛みを覚えることもあります。

●野菜による着色のリスクを高める食べ方

ホワイトニング期間中に野菜を摂取する場合、何を摂取するかだけでなく、どう摂取するかも意識しなければいけません。

例えば、ドレッシングをかけて食べるのは避けるのが無難です。

ホワイトニング後の皮膜が剥がれている状態で酸性の強いドレッシングがつくと、歯がいつもより多めに溶けてしまい、元に戻りにくくなります。

また歯が溶けるだけでなく、酸性の強い食べ物の色素も沈着しやすくなります。

つまり、緑黄色野菜とドレッシングの組み合わせなどは絶対にNGだということです。

●食べても大丈夫な野菜は?

ホワイトニング期間中でも問題なく食べられる野菜としては、やはり色が白く薄いものが挙げられます。

具体的には、大根やジャガイモ、里芋などの野菜です。

ちなみに白いものでも、豆腐のようにイソフラボンを含むものはおすすめできません。

イソフラボンはポリフェノールの一種であり、多く食べると色素沈着を起こして歯が黄ばみます。

そのため、豆腐サラダなどは非常に危険だと言えます。

●この記事のおさらい

今回の記事のポイントは以下になります。

・緑黄色野菜には色素や着色成分が多く含まれているため、ホワイトニング期間中に摂取すべきではない

・ドレッシングをかけて食べると、さらに着色のリスクが高まる

・大根やジャガイモ、里芋など色の薄い野菜は食べても問題ない

・イソフラボンによる着色のリスクがあるため、豆腐サラダは避けるべき

以上のポイントはしっかりと押さえておきましょう!

新潟市西区周辺やJR越後線「寺尾駅」付近で歯科クリニック(歯医者さん)をお探しの方は、是非、ひらの歯科医院へお問い合わせ下さい!

万全の感染予防対策でお待ちしております。

【新潟の歯医者で歯周病治療】歯石がつきやすい場所や形成されやすい人の特徴

歯石はプラークが唾液中の石灰分を吸収して硬化したものであり、放置すると歯周ポケットの中にも歯石や悪い細菌が溜まり、歯周病が進行します。

そのため、定期的に歯科クリニックで除去しなければいけません。

今回は、特に歯石がつきやすい場所や、歯石が形成されやすい方の特徴について解説します。

●歯石がつきやすい場所

歯石は下の前歯の裏や上の奥歯の頬側、出血が見られる歯周ポケットに形成されることが多いです。

下の前歯の裏には、唾液が放出される出口があります。

プラークは唾液の成分で硬化して歯石になるため、唾液の影響を受けやすい場所では必然的に歯石がつきやすくなります。

また上の奥歯の頬側も同様に、唾液によって歯石が形成されやすい部分です。

さらに歯石の成分の中には血液が含まれるため、歯周ポケットから出血が見られる方は、プラークと結合して歯石ができやすい状態だと言えます。

●ブラッシングが不十分な人は歯石がつきやすい

全体的に歯石がつきやすい方の特徴としては、やはりブラッシングが不十分だということが挙げられます。

プラークが硬化して歯石が形成されるわけですから、まだやわらかいプラークの時点でしっかり除去できなければ、当然歯石の量も増えてしまいます。

またブラッシングが不十分な方というのは、単純に磨いている時間が短い方だけでなく、歯ブラシ以外を使用していない方も該当します。

デンタルフロスや歯間ブラシを使用していない場合、口内のプラークは全体のおよそ6割しか除去できないと言われています。

特に歯間や歯と歯茎の間は歯ブラシが届きにくいため、他のデンタルケアグッズで清掃しなければいけません。

●喫煙している方も歯石が形成されやすい

ブラッシングをしっかり行っていたとしても、喫煙をしている方は歯石が形成されやすくなります。

タバコにはタールと呼ばれる物質が含まれていて、こちらはベタベタとした粘着性があり、プラークが付着しやすい状態をつくります。

またタールは日常的なブラッシングで除去するのが難しく、蓄積されて細菌の温床になります。

そのため、歯石に変化しやすい傾向にあります。

●この記事のおさらい

今回の記事のポイントは以下になります。

・歯石は下の前歯の裏や上の奥歯の頬側、出血が見られる歯周ポケットに形成されることが多い

・ブラッシングが不十分な方はプラークの段階で除去できず、歯石がつきやすくなる

・歯石のケアにはデンタルフロスや歯間ブラシの使用も必須

・喫煙をしている方も、タールの粘着性によって歯石が形成される可能性が高い

以上のポイントはしっかりと押さえておきましょう!

新潟市西区周辺やJR越後線「寺尾駅」付近で歯科クリニック(歯医者さん)をお探しの方は、是非、ひらの歯科医院へお問い合わせ下さい!

万全の感染予防対策でお待ちしております。

【新潟の歯医者で予防歯科】果汁100%ジュースでも虫歯になるのか?

虫歯になることをおそれ、甘いジュースやコーラなどの炭酸飲料を摂らないようにしているという方は多いかと思います。

またその代わりとして、リンゴやオレンジといった果汁100%ジュースを選ぶ方も多いですが、これらは虫歯にならないのでしょうか?

今回は、果汁100%ジュースの虫歯リスクについて解説します。

●果汁100%ジュースの虫歯リスクについて

ジュースや炭酸飲料が虫歯になりやすい主な理由は、やはり砂糖を多く含んでいることです。

口内に入り込む砂糖の量が多ければ多いほど、虫歯菌は活発に動いて虫歯の罹患リスクが高まります。

一方果汁100%ジュースを摂取する方は、「砂糖でなく果糖であれば問題ない」と考えているかもしれませんが、こちらの考えは正しくありません。

実は、多くの果汁100%ジュースは、“果汁100%”と言いつつ砂糖が含まれているからです。

砂糖が加えられていても、加糖率が5%を下回っていれば、その商品は果汁100%を名乗ることができます。

砂糖が入っているものについては、当然虫歯のリスクを高めます。

●果汁100%ジュースのpH値について

pH値は水素イオン濃度を表す物理量であり、口内のpH値が5.5以下になると、虫歯のリスクが高まるとされています。

通常、口内のpH値は6.5~7.5に保たれていますが、果汁100%ジュースを摂取すると4.0以下に低下することがあります。

特にオレンジジュースやグレープフルーツジュースは酸性が強く、pH値は3.0~4.0と極めて低いです。

酸性の飲み物は直接的に歯のエナメル質を溶かす作用があり、こちらが虫歯のリスクを高める一因となります。

●果汁100%ジュースの正しい飲み方について

果汁100ジュースを摂取するのであれば、一度に大量に摂取せず、適量を楽しむようにしましょう。

こうすることで、口内の酸性環境を長時間持続させず、虫歯のリスクも軽減されます。

また果汁100%ジュースを飲んだ直後は、水で口をすすぐのもおすすめです。

こちらは口内に残留する糖分や酸を取り除き、虫歯のリスクを減少させられることが理由です。

ちなみに単独で摂取するのではなく、食事とあわせて果汁100%ジュースを飲むことでも、口内の酸性度の緩和が期待できます。

●この記事のおさらい

今回の記事のポイントは以下になります。

・果汁100%ジュースには砂糖が含まれているものも多く、虫歯のリスクがある

・砂糖が加えられていても、加糖率が5%を下回っていれば果汁100%を名乗ることができる

・酸性が強いことも、果汁100%ジュースで虫歯になる原因

・果汁100%ジュースは他の食事とあわせて適量を摂取し、飲んだ後は口をすすぐ

以上のポイントはしっかりと押さえておきましょう!

新潟市西区周辺やJR越後線「寺尾駅」付近で歯科クリニック(歯医者さん)をお探しの方は、是非、ひらの歯科医院へお問い合わせ下さい!

万全の感染予防対策でお待ちしております。

【新潟の歯医者で虫歯治療】虫歯治療の前に歯を磨かなければいけないのはなぜ?

歯科クリニックで虫歯治療を受ける際、事前に準備しなければいけないことがいくつかあります。

具体的には当日治療を受けるまでに現金や保険証、おくすり手帳などを用意し、ブラッシングも済ませておかなければいけません。

今回は、虫歯治療の前に歯を磨かなければいけない理由について解説します。

●診察の精度を上げるため

虫歯治療の前には診察が行われますが、事前にブラッシングを行っていればこちらの精度はアップします。

歯を磨いていない場合、患者さんは食べカスやプラークが残ったままの状態で診察を受けなければいけません。

このような場合、歯や歯茎の状態が見えにくく、正確な診断ができなくなることがあります。

特に虫歯や歯周病に関しては、歯や歯茎の状態を正確に把握しなければいけないため、丁寧にブラッシングを行った上で治療に臨みましょう。

●治療をスムーズに行うため

虫歯治療の前にブラッシングをするのは、治療をスムーズに行うためでもあります。

口内に食べカスが残っていると治療の妨げになるため、前もって汚れのないキレイな状態にしておく方が、余計なメンテナンスの手間が省けます。

もし歯のクリーニングを行ってから治療に移るという流れになると、他の器具を使用しなければいけないため、治療には時間がかかります。

ちなみに原則保険診療である虫歯治療は、1回に行える治療の内容が限られています。

そのため、余計な時間がかかると、通院回数が増える可能性も高くなります。

●エチケット

虫歯治療前に歯を磨くことは、単純に社会人としてのエチケットでもあります。

歯科医師や歯科技工士は、これまで多くの患者さんを診察・治療していきています。

そのため、ある程度汚れた口内は見慣れていることが多いです。

しかし明らかに食べカスが付着していたり、それが原因で口臭を発していたりする場合、当然良い気はしません。

一方キレイにブラッシングされた口内であれば、良い印象を持ってもらうことができます。

さらに口内がキレイな状態で治療に臨むことで、虫歯予防の意識がまったくないわけではないことのアピールにもなります。

●この記事のおさらい

今回の記事のポイントは以下になります。

・事前にブラッシングを行っていれば、虫歯治療に伴う診察の精度がアップする

・虫歯治療前に歯を磨くことで、余計なメンテナンスの時間が省け、スムーズに治療を行える

・社会人のエチケットとしても、虫歯治療前のブラッシングは必要

・汚れた口内を見慣れている歯科医師や歯科技工士でも、あまりに汚いと良い気はしない

以上のポイントはしっかりと押さえておきましょう!

新潟市西区周辺やJR越後線「寺尾駅」付近で歯科クリニック(歯医者さん)をお探しの方は、是非、ひらの歯科医院へお問い合わせ下さい!

万全の感染予防対策でお待ちしております。

【新潟の歯医者で虫歯治療】歯に穴が開くのは必ず虫歯が原因?

ある日鏡を見たとき、歯に穴が開いているのを見つけた方は、「虫歯ができている」と思うでしょう。

もちろん、穴が開く主な原因は虫歯なのですが、必ずしも虫歯を発症しているとは限りません。

他の症状によっても、同じような穴が形成されることがあります。

今回はこちらの点を中心に解説します。

●虫歯で歯に穴が開く仕組み

虫歯で歯に穴が開くのは、虫歯菌が酸をつくり出すからです。

虫歯菌は、食事などで歯に付着する糖分をエサに増殖します。

またその際には酸が生成され、口内が酸性に傾くため、歯の表面のリン酸やカルシウムなどが溶け出して歯に穴が開きます。

私たちの歯はエナメル質、象牙質という組織で構成されていますが、いずれも酸に弱いという性質があります。

エナメル質に至っては、人の身体でもっとも硬い組織であるにもかかわらず、酸の刺激によって簡単に溶けてしまいます。

●酸蝕症が原因の場合も

歯に穴が開いてしまった場合、酸蝕症が原因になっている場合もあります。

酸蝕歯は、飲食物に含まれる酸により、歯が溶ける疾患です。

例えばお酢や柑橘類、炭酸飲料などを口にしたときに起こりやすいです。

口内は唾液によって中性に保たれていますが、酸性度の高い飲食物を頻繁に摂取すると、口内が酸性に傾いて酸蝕症になりやすいです。

また逆流性食道炎など、胃や食道の疾患で口内が胃酸にさらされたときも、同じように酸性に傾いて酸蝕症を患うことが考えられます。

特に生えたばかりの永久歯は、エナメル質が薄く歯質がやわらかいため、酸蝕症が起こりやすい傾向にあります。

●くさび状欠損

歯に穴が見られる場合、くさび状欠損を発症していることも考えられます。

くさび状欠損は、歯周病によって生じる歯の根元部分の穴です。

歯周病が進行して歯茎が下がると、歯の頭の部分よりもやわらかい歯の根が露出します。

またこのような状態で歯の根部分をブラッシングすると、簡単に削れてしまい、歯と歯茎の境目に穴が開いたような状態になります。

くさび状欠損ができると、虫歯でなくても歯が削れて薄くなるため、神経に刺激が伝わりやすくなります。

そのため、知覚過敏の症状が出やすくなるのが特徴です。

●この記事のおさらい

今回の記事のポイントは以下になります。

・虫歯で歯に穴が開くのは、虫歯菌が酸をつくり出すから

・酸蝕歯は飲食物に含まれる酸によって歯が溶ける疾患

・逆流性食道炎など、胃や食道の疾患で口内が胃酸にさらされたときも酸蝕症を患うことがある

・歯周病が進行すると、歯の根元に穴が開いたように見えるくさび状欠損が起こる場合がある

以上のポイントはしっかりと押さえておきましょう!

新潟市西区周辺やJR越後線「寺尾駅」付近で歯科クリニック(歯医者さん)をお探しの方は、是非、ひらの歯科医院へお問い合わせ下さい!

万全の感染予防対策でお待ちしております。

【新潟の歯医者で虫歯治療】虫歯治療に伴う麻酔後は車を運転しても良い?

歯科クリニックに通う方の中には、自家用車で通院しようと考えている方もいるかと思います。

駐車場付きの歯科クリニックであれば、直接乗りつけることができるため、非常に便利です。

では、歯科クリニックでの虫歯治療に伴う麻酔を打った後は、車を運転しても良いのでしょうか?

今回はこちらの点について解説します。

●麻酔後は車を運転しても良い?

結論からいうと、麻酔後は患者さん自身で車を運転すべきではありません。

麻酔を行った後は、しばらくの間頭がボーッとしてしまい、運手時の判断能力が低下しやすくなります。

このような理由で事故のリスクが高まるため、麻酔後24時間は運転を避けることが推奨されています。

ただし麻酔の中でも一般的な局所麻酔については、当日自身で車の運転をしても基本的には問題ありません。

もちろん一概に大丈夫とは言えず、患者さんの体調などによって臨機応変に対応する必要があります。

●麻酔の種類ごとのリスクについて

局所麻酔は基本的に問題ありませんが、笑気麻酔や静脈内鎮静法を適用する場合は注意が必要です。

笑気麻酔は、鎮静・鎮痛・睡眠作用を持つ笑気を吸入することにより、リラックスした状態で治療を受けられるというものです。

笑気ガスは毒性がないため、副作用もなく、短時間で体外に放出されます。

そのため、治療後は車の運転をしても良いという考え方もありますが、実際は治療後の安静を少し長めに取らなければいけません。

また点滴によって鎮静剤や麻酔薬を投与する静脈内鎮静法については、施術直後に車を運転できません。

静脈内鎮静法は回復が早いですが、施術後は眠気が残る場合があり、患者さん自ら運転するのは危険です。

●麻酔を伴う虫歯治療当日の通院手段について

あらかじめ麻酔を伴う虫歯治療を行うことが分かっている場合は、電車やバスなどの公共交通機関で通院することをおすすめします。

ボーッとした感じや眠気があっても、電車やバスであれば安全に帰宅できます。

またアクセスがそれほど良くない歯科クリニックに通う場合は、車で家族に送迎してもらうようにしましょう。

患者さん自身が運転しなければ、自家用車でも問題ありません。

●この記事のおさらい

今回の記事のポイントは以下になります。

・事故のリスクが高まるため、麻酔後24時間は車の運転を避けることが推奨されている

・笑気麻酔後は、治療後の安静を少し長めに取らなければ運転できない

・静脈内鎮静法の施術後は眠気が残る場合があり、患者さん自ら運転するのは危険

・麻酔を伴う虫歯治療当日は、公共交通機関を利用するか家族に送迎してもらうべき

以上のポイントはしっかりと押さえておきましょう!

新潟市西区周辺やJR越後線「寺尾駅」付近で歯科クリニック(歯医者さん)をお探しの方は、是非、ひらの歯科医院へお問い合わせ下さい!

万全の感染予防対策でお待ちしております。

【新潟の歯医者でホワイトニング】ホワイトニングと矯正治療の併用について

歯科クリニックで提供されているホワイトニングには、院内で処置を行うオフィスホワイトニングや、自宅で行うホームホワイトニングがあります。

では、これらの施術と歯を動かす矯正治療について、同時に行うことはできるのでしょうか?

今回は、ホワイトニングと矯正治療の併用について解説します。

●オフィスホワイトニングと矯正治療の併用

オフィスホワイトニングは、歯科医師によって行われる高濃度の薬剤や専用の機器を使用したホワイトニングです。

表側矯正以外の矯正方法であれば、こちらの施術を併用することができます。

例えばマウスピース矯正の場合、患者さんが自身の意思で自由に装置を取り外せるため、オフィスホワイトニングを受けるときだけ取り外せばOKです。

またワイヤー矯正についても、裏側矯正であれば歯の表面のホワイトニングを妨げないため、併用が可能です。

●ホームホワイトニングと矯正治療の併用

ホームホワイトニングは、歯科クリニックで専用のマウスピースを作製してもらい、患者さん自身で薬剤を塗布したマウスピースを装着する方法です。

ホームホワイトニングはオフィスホワイトニングとは違い、表側矯正であっても裏側矯正であっても併用が難しくなります。

なぜなら、歯全体を覆うマウスピースを着用しなければいけないからです。

光を照射するオフィスホワイトニングであれば、歯の表面さえ施術できれば良いですが、ホームホワイトニングは表裏を同時に漂白するため、ワイヤーがあると妨げになります。

ちなみにマウスピース矯正は併用が可能ですが、アタッチメントがあると色ムラが出ることが考えられます。

●矯正治療後のホワイトニングについて

矯正治療を受けた後のタイミングであれば、基本的には特に制約なしでホワイトニングを受けられます。

こちらは、移動させた歯を固定する保定期間にも言えることです。

矯正治療後はリテーナーを装着し、歯並びが戻るのを防ぎますが、リテーナーを取り外せばホワイトニングは問題なく受けられます。

また固定式のリテーナーであっても、装着するのは歯の裏側であるため、オフィスホワイトニングであれば施術可能です。

●この記事のおさらい

今回の記事のポイントは以下になります。

・表側矯正以外の矯正方法であれば、オフィスホワイトニングを併用することができる

・ホームホワイトニングはマウスピースを装着しなければいけないため、表側矯正も裏側矯正も併用が難しい

・矯正治療後は、保定期間であっても基本的には問題なくホワイトニングを受けられる

以上のポイントはしっかりと押さえておきましょう!

新潟市西区周辺やJR越後線「寺尾駅」付近で歯科クリニック(歯医者さん)をお探しの方は、是非、ひらの歯科医院へお問い合わせ下さい!

万全の感染予防対策でお待ちしております。

【新潟の歯医者・小児歯科】小児歯科クリニックを訪れる際に用意すべきもの

小児歯科クリニックに子どもを通わせたい親御さんは、じっくり時間をかけて歯科クリニックを選ぶ必要があります。

また実際通院するときには、子どもに代わって必要なものを用意し、問題なく検査などを受けられるようにしておかなければいけません。

今回は、小児歯科クリニックを訪れる際に用意すべきものを解説します。

●母子手帳、健康保険証

小児歯科クリニックを訪れる場合、母子手帳や健康保険証は欠かせません。

母子手帳には、これまでの成長過程やワクチン接種の記録が記載されています。

そのため、歯科医師が子どもの全体的な健康状態を把握するためには、こちらを参考にしなければいけません。

また健康保険証についても、診察を受けるために必要な書類であるため、忘れないようにしてください。

●普段使用している歯ブラシ

普段使用している歯ブラシも、小児歯科クリニックに通う際は準備しておきましょう。

こちらは、普段使いの歯ブラシがあることで、よりブラッシング指導が受けやすくなることが理由です。

歯科医師としては、子どもが普段どのような歯ブラシを使用し、どのようにブラッシングを行っているのかを確認したいと考えます。

ここでいうブラッシングとは、子ども本人が行うもの以外に、親御さんが行う仕上げ磨きも含まれます。

また普段使いの歯ブラシであれば、磨き残しやすい部分、改善すべき磨き方の癖などが明確になりやすいです。

そのため、ブラッシング指導に備え、普段から使用している歯ブラシは持参すべきだと言えます。

●子どもがリラックスできるアイテム

小児歯科クリニックに通う上で忘れてはいけないのが、子どもがリラックスできるアイテムです。

例えば、子どもが気に入っているおもちゃやぬいぐるみ、ブランケットなどです。

これらのアイテムは、子どもをリラックスさせ、スムーズに検査や治療を受けさせるために有効なアイテムです。

歯科クリニック独特のニオイや音などに対し、子どもは不安や恐怖心を覚える可能性が高いため、必ず準備しておきましょう。

スムーズな診察は、患者さん側だけでなく歯科クリニック側にとってもメリットです。

●この記事のおさらい

今回の記事のポイントは以下になります。

・歯科医師が子どもの全体的な健康状態を把握するためには、母子手帳が必要不可欠

・健康保険証も、小児歯科クリニックで診察を受けるために必要な書類

・普段使いの歯ブラシがあれば、よりブラッシング指導が受けやすくなる

・子どもをリラックスさせるアイテムは、スムーズに検査や治療を受けさせるために有効

以上のポイントはしっかりと押さえておきましょう!

新潟市西区周辺やJR越後線「寺尾駅」付近で歯科クリニック(歯医者さん)をお探しの方は、是非、ひらの歯科医院へお問い合わせ下さい!

万全の感染予防対策でお待ちしております。

【新潟の歯医者で被せ物治療】被せ物から嫌なニオイが出る原因は?

被せ物は比較的大きな虫歯治療を行った後、その治療箇所に装着するものです。

クラウンとも呼ばれます。

また被せ物を装着すれば、快適な日常生活を実現することができますが、場合によってはニオイを発することもあります。

今回は、被せ物から嫌なニオイがする主な原因について解説します。

●ブラッシングが不十分

被せ物付近のブラッシングが不十分だと、嫌なニオイを発することがあります。

こちらはプラークが蓄積し、細菌が繁殖することでつくり出されるニオイです。

天然歯とは違い、被せ物をしている部分は歯との境目があるため、どうしてもブラッシングが行き届きにくくなってしまいます。

そのためプラークが取り切れず、次第にニオイを発することが考えられます。

このようなニオイの発生を防ぐには、歯科クリニックでブラッシングの指導を受け、定期的にクリーニングも受けることが大切です。

●二次虫歯

被せ物のニオイが気になる場合は、二次虫歯を発症している可能性もあります。

二次虫歯は、被せ物をしている部分の下が再び虫歯になるというものです。

被せ物と天然歯のわずかな隙間から細菌が入り込み、外からは見えない下の部分で虫歯を形成します。

また二次虫歯は、通常の虫歯と比べて見た目の変化がほとんどありません。

そのため、発症していても気付かないケースが多いです。

さらに二次虫歯は、細菌によるニオイを発生させる上に、被せ物が外れてしまう原因にもなります。

被せ物が外れるほど症状が進行している場合、激しい痛みや腫れを伴うことも考えられます。

●根管貼薬剤のニオイ

被せ物は、歯の神経を除去する根管治療で用いられるケースも多いです。

また根管治療の場合、治療中に仮の補綴物から嫌なニオイがすることがあります。

こちらは根管貼薬剤のニオイである可能性が高いです。

根管貼薬剤は、根管の内部を殺菌するための注入する薬剤です。

水酸化カルシウム製剤を中心にいくつかの種類が存在し、歯科クリニックによって採用しているものは異なります。

水酸化ナトリウムの場合は無臭ですが、それ以外のものを採用している場合、昔ながらの歯科クリニックのニオイがすることがあります。

●この記事のおさらい

今回の記事のポイントは以下になります。

・被せ物付近のブラッシングが不十分だと、嫌なニオイを発することがある

・二次虫歯は、細菌によるニオイを発生させる上に、被せ物が外れてしまう原因にもなる

・根管治療中に仮の補綴物から嫌なニオイがする場合、根管貼薬剤が原因の可能性が高い

以上のポイントはしっかりと押さえておきましょう!

新潟市西区周辺やJR越後線「寺尾駅」付近で歯科クリニック(歯医者さん)をお探しの方は、是非、ひらの歯科医院へお問い合わせ下さい!

万全の感染予防対策でお待ちしております。

私たちと一緒に働きませんか?

医療法人D&Jでは、一緒に働いていただける
歯科医師さん、歯科衛生士さん、助手さんを募集しています!
沢山の笑顔あふれる職場で、スキルアップを目指しませんか?

詳しくはこちら

ひらの歯科医院は新潟県新潟市西区坂井東で診療を行う歯科医院です。
新潟市は越後平野の中央部、信濃川・阿賀野川の河口に位置し、古くから日本海運の拠点として栄え、江戸末期に開港5港の一つに指定された歴史のある「みなとまち」と言われています。
毎年6月に行われる新潟市の夏の風物詩として市民に親しまれている伝統行事の一つ白根大凧合戦は信濃川の支流、中ノ口川の両岸から縦7メートル、横5メートルの大凧を揚げ、空中で絡ませ川に落とし、相手の凧綱が切れるまで引き合う勇壮な世界最大スケールの大凧合戦です。2015年に新潟県の無形民俗文化財に指定された他に2014年には新潟市民文化遺産にも認定されています。
当院最寄り駅JR越後線「寺尾駅」周辺には徒歩6分程に寺尾中央公園があり、春になると3万本のチューリップで彩られチューリップの公園として市民に親しまれています。広い園内は遠足や散策の場として多くの人達で賑わい、二つあるバラ園には約50種類のバラが咲き乱れ、訪れる人々を美の世界にいざないます。
新潟市にお住まいの方、近隣に立ち寄った方も、歯やお口に関しての気になることがございましたらご気軽にご相談ください。