オールセラミックは、100%セラミックでつくられている被せ物で、天然歯に極めて近い審美性が特徴です。
また金属アレルギーのリスクがなく、寿命も平均8~10年と比較的長いですが、使用する際はなるべく寿命を延ばすための工夫が必要です。
今回はこちらの方法について解説します。
●セラミック治療の実績がある歯科クリニックを選ぶ
オールセラミックの寿命をできるだけ長くするには、セラミック治療の実績が十分にある歯科クリニックを選ばなければいけません。
治療部分の噛み合わせや歯の切削、天然歯と人工歯の境目の仕上げ、被せ物の作製などに関しては、歯科医師や歯科衛生士の技術が大きく影響するからです。
セラミック治療の実績が豊富かどうかは、その歯科クリニックのホームページなどを事前に閲覧すればある程度把握できます。
●虫歯の再発を防ぐ
オールセラミックの寿命を延ばすためのポイントとしては、治療箇所において虫歯の再発を防ぐことも挙げられます。
オールセラミックは非常に機能性の高い被せ物ですが、一度治療した箇所が二度と虫歯にならないのかというと、そういうわけではありません。
ブラッシングなど、日々のセルフケアが不十分である場合、虫歯が再発することはあります。
そのため、装着後にはセルフケアを徹底しなければいけません。
また患者さん自身のケアだけでなく、定期的に歯科クリニックに足を運び、メンテナンスやプロケアを受けることも大切です。
ちなみに歯科クリニックでレントゲン撮影を受ければ、オールセラミックの現在の状態を正確に把握できます。
●噛み合わせのずれを治す
オールセラミックセラミックの摩耗や破損については、噛み合わせのずれが原因で発生することがあります。
噛み合わせのずれは主に加齢や歯周病が原因で発生し、ずれた部分は本来よりも強い力がかかります。
こちらの力がオールセラミックに蓄積すると、摩耗して割れたり欠けたりするリスクが高まります。
また噛み合わせのずれについては、患者さん自身で修正することができません。
歯科クリニックを訪れ、状態を確認しながら適宜修正する必要があります。
●この記事のおさらい
今回の記事のポイントは以下になります。
・オールセラミックは寿命が長いものの、寿命を延ばすための工夫が必要
・寿命を延ばすには、セラミック治療の実績がある歯科クリニックの受診がおすすめ
・虫歯の再発を防ぐことも、オールセラミックの寿命が延びることにつながる
・嚙み合わせのずれを治すことでも、オールセラミックの寿命は長くなる
以上のポイントはしっかりと押さえておきましょう!
新潟市西区周辺やJR越後線「寺尾駅」付近で歯科クリニック(歯医者さん)をお探しの方は、是非、ひらの歯科医院へお問い合わせ下さい!
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