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【新潟の歯医者でホワイトニング】ホワイトニング後に揚げ物を食べることのデメリット

ホワイトニング後の食事における注意点として、色が濃いものを食べてはいけないことは、多くの方が理解していることでしょう。
しかし、実際は他にも摂取を控えるものがあり、その一つが揚げ物です。
今回は、ホワイトニング後に揚げ物を食べることの主なデメリットについて解説します。

口内に油分が残りやすい

油で揚げる揚げ物は、食べた後も口内に油分が残りやすいです。
こちらは、ホワイトニング後の着色を加速させる原因になります。

ホワイトニング後の歯は一時的にエナメル質が弱っているため、油分が歯の表面に膜をつくり、その上に他の着色成分が付着しやすくなります。

例えば、牛乳を多めに入れたカフェオレなどは、ホワイトニング後に飲んでもそれほど問題はありません。
しかし揚げ物を食べた後にカフェオレを飲むと、コーヒーの色素が沈着しやすくなり、せっかく牛乳で薄めた意味がなくなってしまいます。

歯が傷つく可能性がある

ホワイトニング後に揚げ物を食べると、歯が傷つく可能性があります。
なぜなら、揚げ物の多くは硬さがあるからです。

美味しい揚げ物の条件として、表面がサクサク、カリカリになっていることが挙げられます。
しかしこのような歯応えがあるものは、ホワイトニング後の歯を傷つける可能性が高いです。

ホワイトニング後は、歯が敏感な状態であるため、硬いものは傷や知覚過敏などの原因になります。
そのため揚げ物を食べるのであれば、衣が少ないものにするか、しっとりとした食感になるように揚げることをおすすめします。

ソースを使用することが多い

揚げ物にはトンカツやエビフライ、メンチカツなどさまざまな種類があります。
これらを食べる際には、ソースを使用することが多いため、ホワイトニング後に摂取するものとしては適していません。

ソースは色が濃くなおかつ粘着性も高いため、ホワイトニング後に摂取すると後戻りを助長してしまいます。

またフライドポテトなどの揚げ物については、ケチャップをつけるケースも多いです。
ケチャップもソースと同じく、色が濃い上にネットリとしていて、なおかつ酸性が強いです。

この記事のおさらい

今回の記事のポイントは以下になります。

・揚げ物は食べた後口内に油分が残りやすく、他の着色成分が付着する原因になる
・揚げ物はサクサク、カリカリとした食感のため、ホワイトニング後の敏感な歯を傷つける可能性がある
・揚げ物にはソースやケチャップなど、色が濃く粘着性も高い調味料を使用することが多い

以上のポイントはしっかりと押さえておきましょう!

新潟市西区周辺やJR越後線「寺尾駅」付近で歯科クリニック(歯医者さん)をお探しの方は、是非、ひらの歯科医院へお問い合わせ下さい!
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【新潟の歯医者・小児歯科】子どもの歯並びの確定時期や治療が必要なケースについて

親御さんは、自身の子どもの歯並びについて気になる点が多いかと思います。
例えば、どれくらいの時期に歯並びが確定するのか、治療しなければいけない歯並びまたは治療しなくても良い歯並びはどのようなものかといった点です。
今回は、親御さんに向けてこれらのポイントを解説します。

子どもの歯並びはいつ確定する?

子どもの歯並びについては、一般的に永久歯が生え揃う12~14歳頃に確定します。

具体的な流れとしては、生後6ヶ月頃から乳歯が生え始め、3歳頃までにすべて生え揃います。
その後、4~6歳頃になると乳歯が動揺し始め、永久歯に生え変わる準備が整います。
そして、12~14歳頃すべての永久歯が生え揃います。

ただし顎の成長はそこからも続くため、完全に確定するのは成長期の終了時期である18歳前後です。

治療が必要な子どもの歯並びとは?

矯正治療を受けなければ治らない子どもの歯並びとしては、受け口や開咬、出っ歯や叢生などが挙げられます。

受け口は反対咬合とも呼ばれるもので、下の前歯が上の前歯よりも前に突出している状態です。
開咬については、上下の前歯の間に隙間があり、前歯が正しく噛み合っていない状態を指しています。

また出っ歯は前歯が前に出ている状態で、上顎前突とも呼ばれます。
さらに叢生は、歯がキレイに並ばずに重なってしまい、ガタガタの状態になったものです。

これらの歯並びは、機能的な問題だけでなく審美面にも悪影響を及ぼすため、子どもの歯並びが確定する前になるべく早く矯正しなければいけません。

治療しなくても良い子どもの歯並びとは?

前歯にハの字の隙間が空いている場合、自然に治る可能性が高いです。

乳歯、永久歯問わず、斜めに生えるというケースは決して珍しくありません。
これにより、前歯にハの字の隙間が生じることがありますが、その後顎の成長によって歯は正しい位置に収まることがほとんどです。

また乳歯と乳歯の間に隙間がある場合も、後々問題なく歯列が整うケースが多いです。
具体的には、永久歯が萌出するとともになくなる場合が多く、これらの隙間は霊長空隙や発育空隙と呼ばれます。

この記事のおさらい

今回の記事のポイントは以下になります。

・子どもの歯並びは、一般的に永久歯が生え揃う12~14歳頃に確定する
・矯正治療を受けなければ治らない子どもの歯並びには、受け口や開咬、出っ歯や叢生などがある
・前歯にハの字の隙間が空いている場合、乳歯と乳歯の間に隙間がある場合は、後々問題なく歯列が整うケースが多い

以上のポイントはしっかりと押さえておきましょう!

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【新潟の歯医者で虫歯治療】薬で虫歯を治すことができない理由

虫歯を発症している方の中には、歯科クリニックに恐怖心を抱いていて、通院するのが億劫だという方も多いかと思います。
またこのような方は、市販薬で虫歯を治そうと考えることもありますが、薬で虫歯を完治させることはできません。
今回は、こちらの理由について解説します。

溶けた歯は元に戻らないから

ここでいう“虫歯を治す”とは、歯をキレイな状態に戻すことを指しています。
この考え方でいくと、市販薬で虫歯を治すことはできません。
なぜなら、一度虫歯菌に溶かされた歯は元には戻らないからです。

虫歯がある程度進行すると、虫歯菌が歯を溶かして穴を開けます。
このような状態の歯は、歯科クリニックで病変部を削り、詰め物や被せ物を装着する必要があります。

もし口内の殺菌作用がある薬などを飲んだり、塗布したりしたとしても、穴が開いた部分は元には戻りません。
これらの薬の服用はあくまで対症療法であり、痛みや炎症を軽減させるにとどまります。

バイオフィルムが存在するから

虫歯を薬で治すことができない理由としては、バイオフィルムが存在することも挙げられます。

虫歯菌は、歯の表面でバイオフィルムという膜状の構造を形成します。
こちらは薬の浸透を防ぎ、細菌を保護する役割を果たしています。

つまり、虫歯を根本的に治療してバイオフィルムを破壊しない限り、虫歯を完全に治すのは難しいということです。

ちなみにバイオフィルムを取り除くには、丁寧なブラッシングによって歯を隅々までケアすることも大切です。

一度治った虫歯でも再び虫歯になる

虫歯は市販薬で治すことができず、治療するには必ず歯を削らなければいけません。
また一度治療を受けて虫歯が完治しても、同じ歯で再び虫歯を発症する可能性があります。
こちらを二次虫歯といいます。

虫歯を治療した歯は、“これで虫歯にならない”というわけではなく、単純に“虫歯が取れた”という状態です。
詰め物と歯の間にはわずかながら隙間ができているため、そこから細菌が入り込むと二次虫歯を引き起こす可能性は十分にあります。

もちろん、二次虫歯も薬で治すことはできず、一度詰め物や被せ物を除去して再治療を受けなければいけません。

この記事のおさらい

今回の記事のポイントは以下になります。

・一度虫歯菌に溶かされた歯は元に戻らないため、市販薬で虫歯は治せない
・虫歯を根本的に治療してバイオフィルムを破壊しない限り、虫歯を完全に治すのは難しい
・一度治療を受けて虫歯が完治しても、同じ歯で再び虫歯を発症する可能性がある

以上のポイントはしっかりと押さえておきましょう!

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【新潟の歯医者で歯周病治療】通常の歯肉炎と妊娠性歯肉炎の違い

歯肉炎は、歯周病菌の影響により、歯茎に炎症が見られる疾患です。
簡単にいうと軽度の歯周病であり、数ある感染症の中でももっとも感染者数が多いことで知られています。
また歯肉炎には、少し特殊な妊娠性歯肉炎というものもあります。
今回は、通常の歯肉炎と妊娠性歯肉炎の主な違いについて解説します。

原因

一般的な歯肉炎と妊娠性歯肉炎とでは、発症する原因が異なります。

根本的な原因としては、いずれも歯周病菌によるものであるため同じですが、妊娠性歯肉炎はそれプラスホルモンバランスの変化が挙げられます。

妊娠中はホルモンバランスが変化することにより、歯茎が炎症を起こしやすくなります。
言い換えると、プラークに潜む歯周病菌の影響を受けやすくなるということになります。

通常の歯肉炎は、磨き残しが原因で口内に残存した歯周病菌によって発症しますが、妊娠性歯肉炎はそのリスクがさらに高くなります。

もちろん、通常の歯肉炎は妊娠中以外にも発症します。

リスク

通常の歯肉炎と妊娠性歯肉炎は、発症することによるリスクも異なります。

通常の歯肉炎が進行すると、歯周炎という重度の歯周病へと変化します。
こちらは歯茎の炎症にとどまらず、出血や歯の動揺・脱落、膿や口臭といったさまざまな症状につながるものです。

一方、妊娠性歯肉炎にも歯周炎の発症リスクはありますが、どちらかというと胎児に与える影響やリスクの方が心配です。

妊娠性歯肉炎を発症すると、低体重児出産のリスクが高まったり、早産になってしまったりする可能性があります。

予防法

通常の歯肉炎は、毎日の丁寧なブラッシング、歯科クリニックでの定期検診によって予防できます。
定期検診では、状況にあわせて歯石の除去も行います。
自宅でのブラッシングだけでは歯石が除去できないため、このような治療を受けるのはとても重要です。

また妊娠性歯肉炎は、これらの予防法とあわせて悪阻対策も必要です。
悪阻で胃酸が逆流すると、口内が酸性になってより妊娠性歯肉炎のリスクは高まります。

そのため、まず食べやすいものを少量ずつ頻繁に摂り、脂っこいものや辛いものは避けるようにしましょう。

この記事のおさらい

今回の記事のポイントは以下になります。

・妊娠性歯肉炎は、歯周病菌への感染プラスホルモンバランスの変化によって発症する
・通常の歯肉炎は妊娠中以外にもよく発症する
・通常の歯肉炎は歯周炎への進行リスク、妊娠性歯肉炎には早産や低体重児出産のリスクがある
・妊娠性歯肉炎を予防するには、通常の歯肉炎対策だけでなく悪阻対策も必要

以上のポイントはしっかりと押さえておきましょう!

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【新潟の歯医者・予防歯科】日本人と外国人における歯の違いについて

歯の特徴には個人差があります。
そのため、歯の本数や部位の名称などは基本的に全員同じではあるものの、見た目や機能性は人によってかなり違ってきます。
また人種によっても、歯の特徴や意識は異なります。
今回は、日本人と外国人における主な歯の違いについて解説します。

歯の形と大きさ

日本人と外国人とでは、まず歯の形と大きさが変わってきます。

ここでいう外国人は主に欧米人を指していますが、日本人は欧米人と比べて歯が小さいです。
また顎が狭く横に広がりにくいため、歯並びや噛み合わせが悪くなりやすいとう特徴もあります。

形状については、前歯は比較的平らで、先端が丸みを帯びるケースがよく見られます。
奥歯に関しては、高さがあまりなく咬合面に小さな溝ができています。

欧米人は顎が横に広がりやすいことから、日本人よりも歯のサイズが大きく、歯並びも悪化しにくいという特徴があります。

歯の色と質感

日本人と外国人とでは、歯の色や質感もかなり違ってきます。

日本人の歯は、お世辞にも白いとは言えません。
外国人に比べて、黄色みがかっているケースが多いです。
こちらはエナメル質が比較的薄く、内側の象牙質の色が透けてしまう可能性が高いからです。

一方、外国人の歯は一般的に白く、エナメル質が厚い傾向にあります。
エナメル質が厚いことで象牙質が透けにくくなり、自然な白さが際立ちます。

また外国人は日常的にコーヒー、ワインなどの飲み物を摂取します。
そのため、歯が黄色くなるのを防ぐためのホワイトニングやケアグッズも多く使用されています。

矯正治療への意識

日本人と外国人とでは、歯の矯正治療に対する意識が異なります。

日本人は、それほど矯正治療への意識が高いわけではありません。
そのため、多少の歯並びの悪さは個性と捉えられることが多いです。

わかりやすい例でいうと、八重歯は日本では「かわいい」という印象を持たれることもありますが、外国ではこのような評価はあまりされません。

外国人特に欧米の方は、歯並びが美しいことが清潔感や健康の象徴という考えを持っています。
そのため、子どものときから矯正治療を受けるのが一般的です。

この記事のおさらい

今回の記事のポイントは以下になります。

・日本人は外国人と比べて歯や顎が小さく、歯並びも悪化しやすい
・日本人の歯はエナメル質が薄く、内部の象牙質が透けやすいことから、黄色みが買った色をしている
・日本人は矯正治療への意識があまり高くない
・八重歯がチャームポイントという感覚は外国人の方にはない

以上のポイントはしっかりと押さえておきましょう!

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【新潟の歯医者でホワイトニング】ホワイトニング直後に卵料理を食べるときの注意点

ホワイトニングの施術を受けた直後は、食べるものの内容に気を付けなければいけません。
特に色の濃いものを食べる際は注意しなければいけませんが、黄身が含まれる卵料理は食べても大丈夫なのでしょうか?
今回は、ホワイトニング直後に卵料理を食べるときの注意点について解説します。

硬めのゆで卵やスクランブルエッグはOK

ホワイトニングを受けた直後であっても、硬めのゆで卵やスクランブルエッグ、オムレツなどは食べても大丈夫です。

これらは当然黄身も白身も調理されますが、硬めの黄身であればそこまで歯の変色を引き起こす心配はありません。
粘着性も低いため、しっかりブラッシングさえしていれば、そこまで口内に残ることもないと予想できます。

ただし、スクランブルエッグやオムレツの場合は、調味料に注意しなければいけません。
ケチャップをかけて食べられることも多いこれらの料理ですが、ケチャップは色が濃く粘着性もあるため、色戻りのリスクが高くなります。

注意したいのは卵サラダ

ホワイトニング直後の食事で注意したい卵料理は、ゆで卵をつぶしてマヨネーズと和えた卵サラダです。
卵サラダは、粘着性が高く歯に残りやすいため、ホワイトニング直後の歯とは少し相性が悪いです。

またマヨネーズについては、色が白いため問題ないと思われがちですが、実際はあまり摂取しない方が良いものに含まれます。
マヨネーズは酸性の食品であるため、ホワイトニング直後の膜が剥がれた歯にとっては刺激が強すぎます。

さらに、サンドウィッチの卵サラダにはからしやマスタードが含まれることもあり、これらも刺激物であるため避けるべきです。

卵かけご飯もおすすめできない

卵かけご飯では、しっかり火を通して固まっている卵ではなく、生の卵を使用します。
生卵も、質の良いものの場合は黄身の色がとても濃く、ホワイトニングを行った歯に悪影響を及ぼす可能性があります。

また卵かけご飯の場合、必ずと言って良いほど醤油をかけて食べることになります。
醤油は色が濃いだけでなく、大豆製品であるため、大豆に含まれるイソフラボンが色戻りを助長するおそれがあります。

この記事のおさらい

今回の記事のポイントは以下になります。

・ホワイトニングを受けた直後であっても、硬めのゆで卵やスクランブルエッグ、オムレツなどは食べても大丈夫
・スクランブルエッグやオムレツにケチャップをかけるのはNG
・卵サラダは粘着性が高く、マヨネーズやからしなども含まれるため注意が必要
・生卵や醬油を使用する卵かけご飯もおすすめできない

以上のポイントはしっかりと押さえておきましょう!

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【新潟の歯医者・予防歯科】唾液の効果や分泌量を増やす方法について

虫歯を予防するにあたって、唾液の分泌量を増やすことはとても大切です。
十分に分泌されていない場合、口内環境が乱れて虫歯になりやすいからです。
また唾液はさまざまな工夫により、意図的に分泌量を増やすことが可能です。
今回は、唾液が持つ効果や分泌量を増やす主な方法について解説します。

唾液が持つ予防歯科効果について

唾液の予防歯科効果は主に3つあります。

1つは抗菌作用であり、リゾチームや免疫グロブリンといった抗菌物質が外部からの病原菌の侵入を抑え、口内での雑菌の繁殖を防ぎます。

またもう1つは、再石灰化作用です。
唾液に含まれるカルシウムやリン酸といった成分が、歯の表面のエナメル質を修復し、虫歯を防いでくれます。

そして最後が自浄作用です。
こちらは、単純に口内の食べカスやプラークといった汚れを洗い流してくれるものです。

ちなみに唾液には、消化作用や粘膜保護・修復作用などもあります。

唾液の分泌量を増やす主な方法

虫歯予防のために唾液の分泌量を増やすには、まず咀嚼の回数を増やすことが大切です。
しっかり噛むことで唾液腺が刺激され、以前よりも多く唾液が分泌されるようになります。

また酸味のあるレモン、梅干しといったものを食べる方法も有効です。
これらは唾液の量を増やす効果があることで知られています。

さらに、リラックスして過ごすことも、唾液の分泌量増加につながります。

唾液の分泌は自律神経によって調節されていますが、リラックスした状態であれば口内ではサラサラの唾液が多く分泌されます。
一方、緊張していると唾液の量が減り、性質もネバネバしたものになります。

唾液の分泌量を増やす意外な食べ物

歯応えのあるものや酸味のあるものだけでなく、納豆や昆布を食べることでも唾液の分泌量は増加します。

納豆には、ポリグルタミン酸というアミノ酸の一種が豊富に含まれています。
こちらは唾液の分泌を促進したり、口内を保湿したりしてくれる成分です。

さらに納豆に含まれるビタミンB2には、口内の炎症を予防する効果も期待できます。

また昆布にはアルギン酸が含まれていて、こちらもポリグルタミン酸と同じような効果を発揮します。

この記事のおさらい

今回の記事のポイントは以下になります。

・唾液には抗菌作用や再石灰化作用、自浄作用など虫歯予防に効果的な作用が数多くある
・咀嚼回数を増やしたり、酸味のあるものを食べたりすると唾液の量は増える
・リラックスして過ごすことも、唾液の分泌量増加につながる
・納豆や昆布には唾液の分泌量を増やす成分が含まれている

以上のポイントはしっかりと押さえておきましょう!

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【新潟の歯医者で詰め物治療】詰め物が取れる原因になる意外な食べ物は?

虫歯治療を受けた後、削った部分は詰め物によってカバーされます。
しかし、詰め物をしているからといって何でも好きに食べて良いというわけではありません。
食事の内容に気を付けなければ、詰め物が取れたり問題が発生したりするおそれがあります。
今回は、詰め物が取れる原因になる意外な食べ物について解説します。

高温の食べ物、飲み物

詰め物が取れる原因になるものと言えば、キャラメルやガム、餅など粘着性の高いものを想像する方も多いかと思います。
しかし、実際には他にも危険なものがあり、高温の食べ物や飲み物はその一つです。

熱々の状態で食べることが多いピザ、スープなどについては、詰め物の材料が膨張したり、収縮したりする原因になります。
詰め物はこのような変化を繰り返すことで、徐々に患者さんの口内との適合性を失い、取れてしまったり隙間ができたりする可能性があります。

酸性の飲み物

酸性の飲み物も、詰め物が取れる原因になり得るものです。
ここでいう酸性の飲み物とは、コーラなどの炭酸飲料のことを指しています。

酸性の飲み物は、歯や詰め物にダメージを与え、形状を変えてしまう作用があります。
装着した当初と詰め物の形が変わってしまうと、当然取れるリスクは高まります。

ちなみに、炭酸飲料には清涼飲料水だけでなく、ビールやチューハイなどのアルコールも含まれています。
アルコールは詰め物が取れる原因になるだけでなく、虫歯治療後の口内における回復を遅らせる可能性もあるため、なるべく摂取しないことをおすすめします。

甘いもの

ケーキやチョコレートなどの甘いものも、摂取しすぎると詰め物が取れてしまうことが考えられます。
なぜなら、甘いものは二次虫歯を誘発しやすいからです。

二次虫歯は、一度虫歯を治療した箇所、つまり詰め物の下で発生する虫歯です。
ここに虫歯ができると、徐々に歯と詰め物の接着部分に隙間ができ、最終的には取れてしまいます。

また詰め物が取れなかったとしても、歯と詰め物の間に隙間や段差ができることで、他の食べ物の刺激によって外れるリスクは高まります。

この記事のおさらい

今回の記事のポイントは以下になります。

・高温の食べ物は、詰め物の膨張や収縮を引き起こし、これを繰り返すことで詰め物が外れやすくなる
・酸性の飲み物は歯や詰め物にダメージを与え、取れやすくしてしまう効果がある
・ビールやチューハイなど、炭酸が含まれるアルコールにも注意が必要
・甘いものを食べて二次虫歯を発症すると、歯と詰め物の間に隙間ができて外れやすくなる

以上のポイントはしっかりと押さえておきましょう!

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【新潟の歯医者で虫歯治療】虫歯を削ることのデメリットについて

ある程度進行した虫歯については、必ず歯科クリニックで治療を受けなければいけません。
また、虫歯を削ること自体が歯にとって良いことではありません。
そのため、「虫歯になっても治療すれば良い」ではなく、そもそも発症させないことが望ましいです。
今回は、虫歯を削ることの主なデメリットについて解説します。

二次虫歯が起こりやすくなる

虫歯によって歯に穴が開いた場合、自然に治ることはないため、歯科クリニックで治療を受けることになります。
しかし一度虫歯治療で歯を削ると、二次虫歯のリスクが高まります。

二次虫歯は、詰め物や被せ物の下で発生する虫歯です。
歯を削って装着した詰め物や被せ物と歯の境目は、プラークが溜まりやすい上に時間が経つと劣化します。
材質によっては錆びや変形も見られ、接着剤が溶けることによって隙間ができてしまい、そこに虫歯菌が侵入して二次虫歯を発症させます。

二次虫歯を発症したら、当然また歯を削らなければいけません。

痛みや知覚過敏の原因になる

虫歯を削ることにより、痛みや知覚過敏の原因になることがあります。
こちらは、歯の表面の内部が神経に近づくからです。

歯の奥深くには神経が存在しますが、一部でも歯を削ると表面が神経に近くなります。
歯の表面は、食事をするときなどに噛み合う部分であり、神経が近いと冷たい食べ物や飲み物などがしみる知覚過敏を引き起こしやすいです。

もちろん、痛みが強くなることもあり、あまりにも激しい痛みの場合は歯の神経を除去する治療が必要になります。

歯の強度が落ちる

歯の強度が落ちることも、虫歯を削ることのデメリットです。

歯は一部を削っただけでも、すべて残っている場合と比べて強度が低下します。
具体的には、歯の表面の虫歯を治療することにより、20%程度強度が落ちるとされています。

また脆くなった歯は、食事で歯を噛み合わせるときに欠けてしまったり、割れてしまったりする可能性があります。
もちろん、就寝中の歯ぎしりや食いしばりといった癖がある方は、さらに破損のリスクが高まります。

ちなみに、一度割れた歯が自然と元に戻ることはありません。

この記事のおさらい

今回の記事のポイントは以下になります。

・虫歯を削ると、詰め物や被せ物の下で二次虫歯を発症するリスクが高くなる
・虫歯を治療すると歯の表面が神経に近づき、知覚過敏の症状が出やすくなる
・歯の表面の虫歯を治療することにより、20%程度強度が落ちる
・脆くなった歯は食事や歯ぎしり、食いしばりなどによって割れるリスクが高まる

以上のポイントはしっかりと押さえておきましょう!

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【新潟の歯医者で入れ歯治療】入れ歯を上顎から装着すべき理由は?

歯列全体を覆う総入れ歯には、当然上顎に装着する部分、下顎に装着する部分があります。
装着時はどちらから入れても良いと思われがちですが、実際は上顎、下顎という順番で装着するのが望ましいです。
今回は、なぜ入れ歯を上顎から装着すべきなのかを中心に解説します。

安定性を確保するため

上顎を先に装着しなければいけないのは、その方が入れ歯の安定性を確保できるからです。

上顎の入れ歯は、上顎の粘膜に対し吸盤のように吸着します。
そのため、先に上顎を入れることで、入れ歯全体がずれない状態で下顎を装着できます。

一方、下顎の入れ歯は口内で動きやすく、特に付け始めの頃は安定感に欠けることがあります。
このことから、先に下顎を装着すると上顎をフィットさせるのも難しくなり、結果的に入れ歯全体の安定感を得られなくなってしまいます。

入れ歯の劣化を防ぐため

先に上顎の入れ歯を装着することには、入れ歯の劣化を防ぐという目的もあります。

先に上顎を装着すれば、上下の歯の噛み合わせをきちんと確認することができます。
そのため、噛み合わせのずれはなくなりますし、総入れ歯特有の不快感も軽減されます。

またこのような噛み合わせを維持することで、全体の咬合力が均等に分散され、特定の部分にだけダメージが蓄積することを防げます。

入れ歯はオーダーメイドでつくられるものであり、当然その患者さんの口内に合った形状になっています。
しかし、特定の部分にだけ負荷がかかりつづけると、その部分の劣化によって合わない入れ歯になってしまう可能性があります。

入れ歯の正しい装着方法

入れ歯を上顎から入れる際は、まず前歯の部分をつまみ、回転させるように入れます。
きちんと上顎部分が入ったら、最後に上顎の真ん中を指で押し、空気を抜いて吸盤の用に密着させます。

また下顎用については、口内に入れた後左右の奥歯の部分を少し押して装着します。
入れ歯を噛んで少しずつフィットさせる方法もありますが、これだけだとずれてしまう可能性があるため、指で押して装着感を確認するのは大切です。

ちなみに、入れ歯を外す際は逆に下顎から外します。

この記事のおさらい

今回の記事のポイントは以下になります。

・総入れ歯は上顎、下顎という順番で装着するのが望ましい
・上顎を先に入れることで、入れ歯全体の安定感を得られる
・先に上顎を入れて噛み合わせを維持すれば、入れ歯の劣化を防ぐことができる
・上顎の入れ歯は前歯の部分をつまみ、回転させるように入れ、上顎の真ん中を指で押して密着させる

以上のポイントはしっかりと押さえておきましょう!

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新潟市は越後平野の中央部、信濃川・阿賀野川の河口に位置し、古くから日本海運の拠点として栄え、江戸末期に開港5港の一つに指定された歴史のある「みなとまち」と言われています。
毎年6月に行われる新潟市の夏の風物詩として市民に親しまれている伝統行事の一つ白根大凧合戦は信濃川の支流、中ノ口川の両岸から縦7メートル、横5メートルの大凧を揚げ、空中で絡ませ川に落とし、相手の凧綱が切れるまで引き合う勇壮な世界最大スケールの大凧合戦です。2015年に新潟県の無形民俗文化財に指定された他に2014年には新潟市民文化遺産にも認定されています。
当院最寄り駅JR越後線「寺尾駅」周辺には徒歩6分程に寺尾中央公園があり、春になると3万本のチューリップで彩られチューリップの公園として市民に親しまれています。広い園内は遠足や散策の場として多くの人達で賑わい、二つあるバラ園には約50種類のバラが咲き乱れ、訪れる人々を美の世界にいざないます。
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