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【新潟市西区寺尾駅の歯医者】矯正治療で顔の見た目が悪くなったと感じるケース

矯正治療は、その方に合った矯正装置で良くない歯並びを改善し、口元や顔全体の審美性を高めるために行うものです。

しかし、場合によっては、矯正治療を受けたことでかえって顔の見た目が悪くなったと感じることがあります。

今回は、このように感じてしまう主なケースについて解説します。

●矯正装置によって口元が出る

矯正装置を装置することによって口元が出てしまうと、顔の見た目が悪くなったと感じることがあります。

例えばブラケットを歯の表面に装着するワイヤー矯正(表側矯正)では、口元に厚みが出るため、横から見たときに口元が突き出たような印象になることもあります。

特にプラスチック製のブラケットは、口元が盛り上がりやすくなる傾向にあります。

なぜなら、プラスチックは金属に比べて強度が低く、厚みを持たせなければいけないからです。

●ほうれい線が深くなる

矯正治療でほうれい線が深くなった場合も、見た目が悪くなったと感じやすいです。

抜歯矯正で口元が引っ込むことで、確かに歯並びの問題は改善されるかもしれません。

しかし、口元が引っ込むことにより、周辺の皮膚にはたるみができてしまうことがあります。

こちらのたるみはほうれい線となって現れ、顔貌に悪影響を与えることが考えられます。

また矯正治療中は、口内に痛みがあったり、食欲が減ったりすることも多いです。

それによって栄養が不足したり、口周りの筋肉が衰えたりすると、口元が緩んだように見えることや、ほうれい線が目立つことにつながります。

●頬がこける

矯正治療中には、頬がこけて顔の見た目が悪くなることもあります。

先ほども触れましたが、矯正治療中は口内の痛みや違和感により、食事量が減ってしまうケースが見られます。

特にワイヤー矯正の場合、口内に矯正装置が当たり、咀嚼の際に痛みを生じやすくなります。

また食事量が減ると当然痩せやすくなりますが、このとき頬がこけてしまい、健康的ではない顔貌になる可能性があります。

ちなみに矯正治療によってエラが改善されると、面長に見えやすくなり、頬がこけたように見えることも考えられます。

●この記事のおさらい

今回の記事のポイントは以下になります。

・矯正装置の装着で口元が出てしまうと、顔の見た目が悪くなったと感じることがある

・特にワイヤー矯正(表側矯正)は口元に厚みが出やすい

・抜歯矯正で口元が引っ込むと、皮膚がたるんでほうれい線が深くなる可能性がある

・矯正治療中に食事量が減ると、頬がこけて顔の見た目が悪くなることもある

以上のポイントはしっかりと押さえておきましょう!

新潟市西区周辺やJR越後線「寺尾駅」付近で歯科クリニック(歯医者さん)をお探しの方は、是非、ひらの歯科医院へお問い合わせ下さい!

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【新潟市西区寺尾駅の歯医者】骨格性の歯並びは矯正治療で治せるのか?

歯並びが悪化する原因としては、舌癖や歯ぎしり、食習慣や口呼吸などさまざまなものがあります。

また、中には骨格が原因で歯並びが悪くなってしまうケースもあります。

では、このような骨格性の歯並びは矯正治療で治せるのでしょうか?

今回はこちらの点について解説します。

●軽度であれば矯正治療で治せる

骨格が原因で歯並びが悪化している場合でも、軽度の乱れであれば矯正治療だけで治すことができます。

例えば、受け口の方は骨格に問題があるケースが多いため、矯正治療だけでは限界があります。

ただし骨格の問題が軽度であれば、矯正治療でも十分対処できます。

具体的にはまず上の顎を広げて下の歯よりも前に出し、下の歯を内側に入れ、上下の噛み合わせを整える治療を行います。

また骨格性の歯並びを改善する際は、抜歯や矯正用のインプラントであるアンカースクリューを用いることもあります。

●骨格のずれが重度の場合は外科治療が必要

骨格に大きなずれがある不正咬合の場合は、外科治療を行わなければ改善できない可能性が高いです。

例えば顎が曲がっていたり、笑うと歯茎が目立つガミースマイルの症状があったりする場合は、通常の矯正治療だけでなく、顎の骨の手術を伴うことが多いです。

ただし最初から外科治療を行うのではなく、術前矯正を行ってから外科治療を行い、それが終わったら術後矯正を実施します。

手術は5日~1週間程度の期間入院をして、回復を待つ期間が必要になることもあります。

そして、外科治療で回復した筋肉などの状態を確認し、噛み合わせを落ち着かせるためにゴムやワイヤーで調整していきます。

●骨格性の歯並びを放置するとどうなる?

骨格の原因によって歯並びが乱れている場合、できる限り早急に治療することが望ましいです。

例えば顎がずれていて不正咬合がある場合は、噛み合わせなどにも違和感があるケースが多く、放置しておくことはおすすめできません。

また顎がずれたままだと、歯だけでなく顎関節にも負担がかかってしまい、顎関節症を併発するリスクも高まります。

さらに骨格の問題は、肩こりや頭痛など身体全体の不調にもつながります。

●この記事のおさらい

今回の記事のポイントは以下になります。

・骨格が原因で歯並びが悪化している場合でも、軽度の乱れであれば矯正治療だけで治せる

・骨格に大きなずれがある不正咬合の場合は、外科治療を行わなければ改善できない可能性が高い

・骨格性の歯並びを放置すると、顎関節症や身体全体の不調につながるおそれがある

以上のポイントはしっかりと押さえておきましょう!

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【新潟市西区寺尾駅の歯医者】歯並びや骨格を悪化させる意外な生活習慣について

歯並びが悪化する癖には、頬杖をつくことや口呼吸などが挙げられます。

また直接口内に関係する癖だけでなく、意外な行動によっても歯並びが悪くなることがあります。

特に骨格に悪影響を及ぼす癖は、歯並びにも影響が出るケースが多いです。

今回は、どのような生活習慣に注意すべきなのかについて解説します。

●バッグをいつも同じ肩にかける

バッグをいつも同じ肩にかける方は、骨格や歯並びを悪化させやすいです。

こちらは身体の重心がずれてしまい、次第には歯並びの悪化につながるという仕組みです。

ショルダーバッグやトートバッグは、同じ肩にかけ続けることで左右いずれか一方の肩にのみ負荷がかかります。

それでも続けていると次第に身体の重心がずれ、骨格が歪んでしまうこともあります。

このように重心や骨格にずれが生じ、全身のバランスが崩れると、頭の重心位置もずれてきます。

そのずれが顎のバランスを崩し、歯並びが悪化する原因になります。

●横座り

横座りは、正座の状態から左右どちらかに腰をずらして足を崩す座り方です。

特に女性は横座りをしがちですが、こちらは腰と背骨がねじれる原因になります。

右足の方に身体をずらせば、骨盤は左側が下に傾きます。

もちろん左足側であれば、骨盤は右側が下に傾くようになります。

またこのままでは身体が大きく左右一方に沈んでしまうため、身体はバランスを取るため無意識に肩を下げます。

すると背中がカーブを描き、骨盤と背骨にかなりの負担がかかります。

やがては全身が傾き、バッグを同じ肩にかける場合と同じように、顔や歯並びにも影響を及ぼすようになります。

●足を交差して立つ

足を交差して立つ癖も、骨盤の歪みや歯並びの悪化につながる生活習慣です。

信号待ちをしているときや立ち話をしているときなどに、足をクロスさせて立つ方がいますが、こちらは関節に大きな負担をかけ、骨盤も歪ませます。

そして、全身のバランスを崩し、歯並びや噛み合わせも歪ませる原因になります。

ちなみに足を交差して立つことには、むくみやすく足が太く見えることや、骨盤が歪んで痩せにくい身体になることなどのデメリットもあります。

●この記事のおさらい

今回の記事のポイントは以下になります。

・バッグをいつも同じ肩にかける方は、身体の重心のずれや歯並びの悪化を引き起こしやすい

・横座りをすると身体が大きくねじれ、顔や歯並びにも影響を及ぼすことがある

・足をクロスさせて立つ癖は、骨盤や関節、歯並びや噛み合わせに悪影響を及ぼす

以上のポイントはしっかりと押さえておきましょう!

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【新潟市西区寺尾駅の歯医者】骨格性上顎前突の特徴や治療法について

上顎前突とは、上顎が前に突き出している状態であり、いわゆる出っ歯のことを指しています。

世の中には、出っ歯をコンプレックスに感じている方も多くいます。

また上顎前突にも種類があり、中でも厄介な症状は骨格性上顎前突と呼ばれています。

今回は、骨格性上顎前突の特徴や主な治療法などについて解説します。

●骨格性上顎前突の概要

骨格性上顎前突は、単なる出っ歯ではなく、顎骨の発育によって上顎が前に出すぎてしまう不正咬合です。

歯並び自体がそれほど悪くなくても、顎骨の状態によっては骨格性上顎前突と診断されることがあります。

また下顎が小さいことで、相対的に上顎が出すぎている状態も骨格性上顎前突と言えます。

上顎が前に出ている場合、下顎が小さい場合のいずれも、遺伝的な要因が強いです。

ちなみに、顎骨の発達途中では、骨格性上顎前突かどうか自己判断するのは難しいです。

●骨格性上顎前突を放置するリスク

骨格性上顎前突を放置すると見た目のコンプレックスにつながりやすく、人前で話しづらくなったり、歯を見せて笑ったりできなくなるおそれがあります。

その他見た目の問題だけでなく、出っ歯であることによって唇や口をうまく閉じられないことも考えられます。

この場合、口内が乾燥しやすくなり、虫歯や歯周病のリスクが高まります。

また上顎の前歯が前方に突出しているため、前歯をケガしやすくなったり、顎に負担がかかって顎関節症になりやすくなったりといったリスクもあります。

さらにこれらの噛み合わせの問題は、全身のバランスに影響を及ぼし、体調の悪化につながることも考えられます。

●骨格性上顎前突の治療法

骨格性上顎前突を治療する場合、矯正治療と顎の骨を切る外科治療を併用しなければいけません。

歯を動かす矯正治療では、骨の位置まで変えることはできないからです。

例えば顎変形症のような重度の上顎前突の場合、顎の骨を切る外科治療の前後にワイヤー矯正、マウスピース矯正を行って治療することがあります。

また症例によっては、歯科矯正用アンカースクリューという小さなネジを用いたインプラント矯正を採用することも考えられます。

●この記事のおさらい

今回の記事のポイントは以下になります。

・骨格性上顎前突は単なる出っ歯ではなく、顎骨の発育によって上顎が前に出すぎてしまう不正咬合

・下顎が小さいことで、相対的に上顎が出すぎている状態も骨格性上顎前突の一種

・骨格性上顎前突を放置すると見た目や口内環境、全身の健康の悪化につながる

・骨格性上顎前突を治療する場合、矯正治療と顎の骨を切る外科治療を併用する

以上のポイントはしっかりと押さえておきましょう!

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【新潟市西区寺尾駅の歯医者】顔のエラが張る原因と治療について

エラは左右の頬から顎にかけての膨らみの部分で、この部分が張って目立つことをエラ張といいます。

エラはちょうどフェイスラインに位置するため、顔が大きく見えたり角張って見えたりと、コンプレックスに感じる方も多いです。

今回は、顔のエラが張る主な原因と、治療できるケースについて解説します。

●咬筋の発達によってエラが張ることがある

エラが張る原因の一つに、咬筋の発達が挙げられます。

咬筋は頬骨やエラの周辺にある筋肉で、会話をするときや食事をするときなど、日常生活でよく使用されているものです。

咬筋が発達するとエラが張ってきますが、日常の動作の中で発達しすぎることはありません。

発達の原因は、歯ぎしりや食いしばりです。

緊張しているときやイライラしているとき、集中しすぎているときに、人は歯ぎしりや食いしばりを行います。

また就寝中、無意識のうちに行ってしまっていることもあります。

●骨格的な問題も原因の一つ

エラが張ってしまう原因としては、骨格性の問題も挙げられます。

具体的には、下顎角と呼ばれる下顎の後縁部分が小さかったり、外側に広がったりしている状態です。

下顎角は男性の場合で30度程度、女性の場合で35度程度あれば、卵型のフェイスラインになります。

一方、エラが張っている場合は下顎角が狭くなっているケースが多く、20度程度と急角度になっていることもあります。

つまり下顎角が大きくなるほどフェイスラインはなだらかになり、小さくなるほど顔が角張ってエラ張りが目立つということです。

●エラ張りは歯科クリニックで治療できるのか?

噛み合わせが深い過蓋咬合の場合や、噛み合わせが悪い場合などは、歯科クリニックで矯正治療を受けることにより、エラ張りが解消することもあります。

その他、歯ぎしりや食いしばりの癖についても、歯科クリニックのトレーニングで改善させられます。

一方、もともと骨格が張っている場合、歯科クリニックでの治療は基本的に難しいです。

例えばベース型や四角形型のような、骨格が原因のエラ張りは、歯並びや噛み合わせを変えても外見が変わらないケースが多いです。

矯正治療だけでは改善が期待できないため、美容外科の利用を検討する必要があります。

●この記事のおさらい

今回の記事のポイントは以下になります。

・エラは左右の頬から顎にかけての膨らみの部分

・歯ぎしりや食いしばりなどによって咬筋が発達すると、エラが張ってくることがある

・下顎角と呼ばれる下顎の後縁部分が小さかったり、外側に広がったりこともエラ張りの原因

・骨格が原因でエラが張っている場合、歯科クリニックでの治療は難しい

以上のポイントはしっかりと押さえておきましょう!

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【新潟市西区寺尾駅の歯医者】歯並びが良くても口ゴボになってしまう理由とは?

口ゴボとは、口元が前に突き出して見える状態のことをいいます。

こちらは主に歯並びの悪化などで引き起こされますが、中には歯並びが良いにもかかわらず、口元が突き出してしまっている方もいます。

今回は、歯並びが良くても口ゴボになってしまう主な理由について解説します。

●骨格的な問題

歯並びが良かったとしても、骨格的な問題がある方は口ゴボに見えることがあります。

例えば上顎が過度に成長していると、上顎が前に突き出てしまいますし(上顎前突)、逆に下顎が十分に成長していないと、相対的に上顎が突き出た印象を与えてしまいます。

また上下両方の顎が突き出しているケースもあり(上下顎前突)、このような方は出っ歯にもなりやすくなります。

出っ歯は上の前歯が前向きに倒れている状態であり、正面から見たときには歯並びが良いものの、口ゴボを招く大きな要因となります。

●口呼吸をしている

日頃口呼吸する機会が多いという方も、徐々に口ゴボになってしまうことがあります。

特に睡眠中などに無意識のうちに口呼吸をしている方は、口が開いた状態に慣れてしまい、結果として口ゴボに見えやすくなる可能性が高いです。

また口呼吸が続くと、口周辺の筋肉の使い方も変化し、口を閉じる力が弱まります。

ちなみに口呼吸が口ゴボの原因になる場合、耳鼻咽喉科を受診しなければいけないことがあります。

なぜなら、鼻の通りが悪い、アレルギー性鼻炎などの問題が口呼吸を引き起こしている可能性があるからです。

●唇に問題がある

歯並びに問題がなくても、唇に問題があれば口ゴボに見えてしまうことがあります。

例えば唇が人より分厚い方は、口が前に突き出た印象を与えてしまいます。

逆に、顎の軟組織が薄い場合も、上唇が前方に突出しているイメージを与えかねません。

このような唇の問題は、トレーニングなどである程度改善できることもありますが、親からの遺伝による唇の厚みなどは改善が難しいです。

どうしても改善したい場合は、歯科クリニックで矯正治療を受けるだけでなく、美容整形治療なども受けなければいけない可能性があります。

●この記事のおさらい

今回の記事のポイントは以下になります。

・口ゴボは、歯並びの悪化などにより口元が前に突き出して見える状態

・歯並びが良くても、骨格的な問題があると口ゴボに見える可能性がある

・口呼吸が多い方は基本的に口が開いているため、口元が突き出てしまいやすい

・唇が分厚かったり、顎の軟組織が薄かったりする方も、口ゴボになりやすい

以上のポイントはしっかりと押さえておきましょう!

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【新潟市西区寺尾駅の歯医者】親の骨格が遺伝すると歯並びも遺伝する?

親御さんは自身の子どもに対し、「キレイな歯並びになってほしい」と願っていることでしょう。

しかし、どれだけ親御さんが気を付けていても、子どもの歯並びが悪くなる可能性はゼロではありません。

また歯並びには遺伝性があり、これには親御さんの骨格も関係しています。

今回はこちらの点を中心に解説します。

●歯並びは遺伝するのか?

結論から言うと、歯並びは顔や声などと同じように、親から子へ遺伝します。

子どもの歯並びが決定する要因は、遺伝的な要因が全体の3割程度であり、親御さんの歯並びが悪ければ、その子どもも悪くなる可能性があります。

ただし正確にいうと、親御さんの歯並びがそのまま遺伝するわけではありません。

歯の大きさや顎の骨格などが遺伝し、それが結果として歯並びの良し悪しにつながるという仕組みです。

●親から子へ遺伝する歯並びの例

例えば、親御さんが受け口の場合は、子どもの歯並びは悪化しやすいです。

受け口は、骨格的に上顎が小さいもしくは下顎が大きいなどの理由で、上下の顎の骨のバランスに問題があり、下顎の方が前に出てしまうというものです。

下顎が出ている状態のため、どうしても本来のキレイな歯並び、噛み合わせは実現しにくくなります。

また親御さんに叢生が見られる場合も、子どもに遺伝する可能性があります。

叢生は歯並びがガタガタの状態であり、歯の大きさと顎の大きさのバランスが悪い場合に、歯が生えてくるスペースが足りず重なってしまうことで起こります。

いずれも骨格が原因で歯並びが悪化するものであるため、事前に対策を取ることは難しいです。

●子どもの歯並びに影響するその他の要素

子どもの歯並びは、親御さんの骨格などが遺伝して悪くなることがありますが、その他日常の癖や食生活なども影響します。

これらの生活習慣は、子どもの歯並びを形成する要素の7割を占めています。

例えば指をくわえる癖や口呼吸などが見られる場合、歯の位置や舌の位置がずれてしまい、歯並びが悪化することがあります。

また食生活においては、やわらかいものばかり食べる、甘いものを頻繁に食べて歯磨きをしないといった習慣が歯並びの悪化につながります。

●この記事のおさらい

今回の記事のポイントは以下になります。

・歯並びは親から子へ遺伝する

・正確には歯の大きさや顎の骨格などが遺伝し、それが歯並びの良し悪しにつながる仕組み

・親御さんが受け口や叢生の場合は子どもに遺伝しやすい

・日常の癖や食生活などの生活習慣も、子どもの歯並びを決定づける要素

以上のポイントはしっかりと押さえておきましょう!

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【新潟市西区寺尾駅の歯医者】歯並びとEラインの関係性について

歯並びがキレイであれば、噛み合わせや発音は良くなりますが、逆に悪ければこれらの行動に悪影響を及ぼします。

さらに歯並びによって顔の見た目が変化することもあり、中でもEラインに与える影響は大きいです。

今回はEラインの概要、歯並びとEラインの関係について解説します。

●Eラインの概要

Eラインは、理想的な横顔を評価するラインのことです。

具体的には、鼻先から下顎の頂点まで結んだ線をEラインと呼び、ラインと唇の位置によって理想的な状態かどうかを判断できます。

理想的なEラインは、鼻先から下顎を結んだときに、ライン上に唇が少し触れるか数ミリ離れた状態です。

欧米人の理想的な横顔として提唱されたため、日本人の骨格には適さない部分もありますが、一般的にはこのバランスを保つことで美しい横顔になると考えられています。

●歯並びが悪化するとEラインが崩れる

理想的なEラインから離れてしまう理由としては、鼻の高さだけでなく、歯並びが悪化することも挙げられます。

特に出っ歯や受け口、口ゴボは影響を与えやすいです。

出っ歯は上の前歯が突出して上唇を前方に押し出している状態であり、これによって唇がEラインからはみ出ることが多いです。

また受け口は下の前歯が上の前歯よりも前に出ている状態で、こちらも下唇が前方に押し出され、Eラインから外れる原因になります。

さらに口ゴボは、上下の前歯がともに突出している状態で、横顔を見ると口元が全体的に前に突き出ています。

こちらの歯並びではEラインが大きく乱れ、上下の唇がともにEラインよりも前に出てしまうことが多いです。

●矯正治療を受ければEラインも改善する

出っ歯や受け口、口ゴボの矯正治療を受ければ、Eラインは改善する可能性があります。

重度の出っ歯の場合、ワイヤー矯正でなければ対応できない場合がありますが、軽度~中程度の場合はマウスピース矯正でも改善が見込めます。

また受け口の場合、矯正治療で下顎を後ろに移動させますが、歯を動かすスペースが足りない場合は抜歯が必要になることもあります。

口ゴボの矯正治療も、出っ歯や受け口と同じような方法で行います。

ただし骨格性の場合、歯並びを整えても口ゴボは改善しないため、外科矯正でセットバックなどの治療を受けなければいけません。

●この記事のおさらい

今回の記事のポイントは以下になります。

・Eラインは理想的な横顔を評価するライン

・理想的なEラインは、鼻先から下顎を結んだときに、ライン上に唇が少し触れるか数ミリ離れた状態

・出っ歯や受け口、口ゴボなどの不正咬合はEラインを悪化させる

・歯並びが悪い場合、矯正治療を受ければEラインも改善する

以上のポイントはしっかりと押さえておきましょう!

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【新潟市西区寺尾駅の歯医者】歯並びを治せば小顔効果が得られるって本当?

ワイヤー矯正やマウスピース矯正などを受ければ、歯並びをキレイにすることができます。

また歯並びが治ると虫歯や歯周病のリスクは軽減し、咀嚼や発音の機能も向上する上に、小顔効果も期待できます。

今回は、歯並びを治すことが小顔効果につながる理由について解説します。

●口を閉じやすくなるから

矯正治療で歯並びを改善することで、口が閉じやすくなります。

こちらが小顔効果につながる理由の一つです。

例えば前歯が突き出ていたり、噛み合わせがずれていたりすると、口をうまく閉じられない可能性があります。

そのため、口元は唇が前に出る形になってしまいます。

一方矯正治療で出っ歯や噛み合わせのずれを改善すれば、唇の突出感がなくなり、口元がスッキリとした印象になります。

実際顔が小さくなっているわけではありませんが、周りの方には「顔が小さくなった」と思ってもらえるでしょう。

●エラが目立たなくなるから

矯正治療で歯並びを改善すれば、エラが目立たなくなり、小顔効果を得られることがあります。

歯を食いしばったとき、顎の外側で硬くなる筋肉を咬筋といいますが、こちらが過度に発達するとエラが張ってしまい、骨格が角張って見えます。

特に歯ぎしりや食いしばりの癖がある方は、エラが張りやすい傾向にあります。

一方、歯並びをキレイにすれば、歯ぎしりが減って咬筋の負担も軽減されやすくなります。

その結果、咬筋の過度な発達も防げるため、エラが引っ込み目立たなくなることが考えられます。

フェイスラインは、角張っているよりも丸みを帯びていた方が小顔に見えやすいため、こちらの効果は大きいと言えます。

●顔が左右対称になるから

歯並びを治すと顔が左右対称になり、小顔に見えることもあります。

鏡で見たときに顔の中心がずれている場合、片噛み癖がついている可能性が高いです。

歯並びが整っていないと、噛むときのバランスが崩れ、特定の場所や片方の歯だけで食べ物を噛む癖がつきます。

こちらが片噛み癖であり、放置していると噛む力が均等に分散せず、筋肉の発達も片側に偏ることがあります。

矯正治療で歯並びが改善すれば、左右の筋肉が均等に発達し、片側の筋肉が小さくなったように見えるため、小顔効果が期待できます。

●この記事のおさらい

今回の記事のポイントは以下になります。

・歯並びを改善すれば口が閉じやすくなり、唇の突出感が減って小顔に見えることがある

・矯正治療で歯並びを改善することで、歯ぎしりや過度な咬筋の発達を防ぎ、エラが引っ込むことがある

・歯並びを治すと顔が左右対称になり、片側の筋肉が小さくなって小顔に見えやすい

以上のポイントはしっかりと押さえておきましょう!

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【新潟市西区寺尾駅の歯医者】ペリオプロとマウスウォッシュを併用してはいけない理由

ペリオプロを表面に塗布することで、歯の表面および歯周ポケット内にあるプラークや歯石はやわらかくなります。

またペリオプロには口内の殺菌効果も期待できますが、治療後に口をゆすぐ際、市販のマウスウォッシュを併用してはいけません。

今回はこちらの理由について解説します。

●マウスウォッシュの酸性度が高いから

ペリオプロとマウスウォッシュを併用してはいけない理由としては、まずマウスウォッシュの酸性度の高さが挙げられます。

マウスウォッシュの主な目的は口臭予防であるため、市販されているものには殺菌効果が高く、強酸性のものも多く出回っています。

しかし、ペリオプロは強酸との相性が悪く、治療後に使用すると効果が軽減してしまうおそれがあります。

ちなみに酸性度が高いマウスウォッシュは、長期間使用すると歯の表面にざらつきが出たり、歯茎が軽い炎症を起こしたりすることもあります。

つまり、せっかくペリオプロで治療した歯周病の症状について、より悪化させてしまう可能性もあるということです。

●クロルヘキシジンが含まれることがあるから

マウスウォッシュには、クロルヘキシジンという成分が含まれていることがあります。

こちらとの相性が良くないことも、ペリオプロとマウスウォッシュを併用してはいけない理由です。

クロルヘキシジンは、消毒剤や防腐剤として知られている薬剤で、グルコン酸クロルヘキシジンという化合物として利用されることが多いです。

マウスウォッシュ以外でいうと、傷口の消毒や手術前の皮膚の消毒、手術器具の減菌などにも使用されています。

ペリオプロは、治療後におけるクロルヘキシジンとの併用が禁忌となっています。

●うがい薬の使用も控えるべき

ペリオプロの治療を受けた後は、うがい薬の使用も控えるべきです。

口内や喉などを殺菌するため、日頃からうがい薬を使用しているという方は多いかと思いますが、こちらにもクロルヘキシジンが含まれている可能性があります。

ちなみにマウスウォッシュやうがい薬との併用については、必ずペリオプロの治療前または治療後に歯科医師から説明があるため、きちんと聞いておきましょう。

●この記事のおさらい

今回の記事のポイントは以下になります。

・市販のマウスウォッシュは酸性度が高く、ペリオプロとの相性が悪いため、併用してはいけない

・マウスウォッシュに含まれることのあるクロルヘキシジンは、ペリオプロとの併用が禁忌になっている

・うがい薬にもクロルヘキシジンが含まれることがあるため注意が必要

以上のポイントはしっかりと押さえておきましょう!

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新潟市は越後平野の中央部、信濃川・阿賀野川の河口に位置し、古くから日本海運の拠点として栄え、江戸末期に開港5港の一つに指定された歴史のある「みなとまち」と言われています。
毎年6月に行われる新潟市の夏の風物詩として市民に親しまれている伝統行事の一つ白根大凧合戦は信濃川の支流、中ノ口川の両岸から縦7メートル、横5メートルの大凧を揚げ、空中で絡ませ川に落とし、相手の凧綱が切れるまで引き合う勇壮な世界最大スケールの大凧合戦です。2015年に新潟県の無形民俗文化財に指定された他に2014年には新潟市民文化遺産にも認定されています。
当院最寄り駅JR越後線「寺尾駅」周辺には徒歩6分程に寺尾中央公園があり、春になると3万本のチューリップで彩られチューリップの公園として市民に親しまれています。広い園内は遠足や散策の場として多くの人達で賑わい、二つあるバラ園には約50種類のバラが咲き乱れ、訪れる人々を美の世界にいざないます。
新潟市にお住まいの方、近隣に立ち寄った方も、歯やお口に関しての気になることがございましたらご気軽にご相談ください。