虫歯の痛みは、歯科クリニックで患部の治療を受けることで改善され、治療箇所については銀歯などの詰め物でカバーされます。
しかし、虫歯を除去したにもかかわらず、詰め物を入れた直後に痛みが出るケースも少なくありません。
今回は、虫歯治療直後の詰め物が痛む主な理由について解説します。
●重度の虫歯を治療した
虫歯には進行具合が存在し、重度であればあるほど歯が虫歯菌に侵食された部分が多くなります。
また侵食された部分が多いということは、それだけ多く歯を削らなければいけないことを意味しています。
歯を削る量が多いと、神経が通る部分の近くまで削ることになり、詰め物を入れた部分と神経との距離も近くなります。
そのため、詰め物で噛んだときに痛みが出たり、詰め物と歯を固定するための接着剤がしみたりすることが考えられます。
●銀歯の性質
詰め物として使用した素材が銀歯である場合、性質上どうしても治療直後の痛みが出やすくなります。
銀歯は金属でできているため、熱伝導率が極めて高いです。
熱伝導率とは温度の伝わりやすさのことであり、こちらが高ければ高いほど熱いものは熱く、冷たいものは冷たく感じやすいです。
そのため銀歯を装着した部分では、以前よりも熱さや冷たさを感じやすくなり、食事やブラッシングのときに知覚過敏のような症状が出やすいです。
ただしこのような熱伝導率の高さによる痛みは、口内が温度変化に慣れることにより、徐々に気にならなくなってきます。
治療直後、極端に熱いものや冷たいものを避けるようにしていれば、いつの間にか痛みがなくなっているケースが多いです。
●詰め物がやや高い
詰め物が周りの天然歯に比べてやや高い場合も、痛みが出やすくなります。
口内の感覚は非常に敏感であり、ほんのわずかでも高さが変わると違和感を覚えるようになります。
また虫歯治療において、歯科医師はできる限り治療前の高さと同じ詰め物を充填することを目指しますが、実際は多少差異が出ることが多いです。
また高さの違いが生じた場合、噛み合わせたときに歯髄に圧迫感が伝わり、しみるような痛みが出ることがあります。
●この記事のおさらい
今回の記事のポイントは以下になります。
・重度の虫歯で歯を多く削った場合、詰め物と神経の位置が近くなって痛みを生じやすくなる
・銀歯は熱伝導率が高く、熱さや冷たさによる痛みを感じやすい
・熱伝導率による痛みは自然に慣れてくる
・詰め物が周りの天然歯に比べてやや高い場合、咀嚼時の圧迫感が歯髄に伝わって痛むことがある
以上のポイントはしっかりと押さえておきましょう!
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