口内炎は、私たちの生活の質を下げるものです。
食事やブラッシングのときはもちろん、ひどい場合は何もしていないときでも口内に痛みが走ります。
口内炎の対策として、レバーを食べることが挙げられます。
今回は、口内炎予防にレバーが効果的な理由を中心に解説します。
口内炎予防にレバーが効く理由
レバーにはビタミンB1やビタミンB2、ビタミンB6や鉄、亜鉛といった栄養素が豊富に含まれています。
ビタミンB1は、神経の調節を助け、疲労やストレスによる口内炎の形成を防ぐ働きがあります。
ビタミンB2は、粘膜を健康に保つ働きがあり、レバーから摂取することで口内炎が形成されにくくなります。
またビタミンB6については、身体の免疫力を高め、炎症を抑える働きがあります。
さらに鉄は粘膜の健康維持に必要な栄養素で、亜鉛は細胞の再生をサポートする働きがあり、すでに口内炎が形成されている場合でも治癒を促進してくれます。
レバーを効率的に摂取する方法
口内炎予防としてレバーを摂取するのであれば、効率的に栄養素を摂り入れられるように工夫すべきです。
ビタミンCは、レバーに含まれる鉄分の吸収を助けてくれます。
そのため、レモンやパプリカ、ブロッコリーなどとレバーをあわせて食べることで、より口内炎の予防効果は高まります。
またタマネギやニラに含まれる硫化アリルは、ビタミンB1の吸収をサポートしてくれます。
レバニラなどの調理法であれば、タマネギやニラとレバーを同時に摂取できるためおすすめです。
ちなみにレバーは味が苦手な方も多いですが、事前に牛乳に浸けることで臭みが軽減され、食べやすくなります。
口内炎予防としてレバーを摂取する際の注意点
レバーはビタミンAを多く含むため、過剰摂取は健康に悪影響を及ぼす可能性があります。
特に豚レバーや鶏レバーはビタミンA含有量が多いため、1日の摂取量を20~30g程度に抑えるべきです。
またレバーは食中毒のリスクがあるため、必ず加熱調理を行ってから食べるようにしましょう。
ちなみにレバーにはプリン体も多く含まれるため、痛風が気になる方は慎重に摂取しなければいけません。
この記事のおさらい
今回の記事のポイントは以下になります。
・レバーには各種ビタミンや鉄、亜鉛など口内炎予防に効く栄養素が多く含まれる
・レバーを摂取する際はビタミンC、硫化アリルなどとあわせて摂ると栄養の摂取効率が良くなる
・ビタミンAを多く含むレバーは食べすぎに注意
・レバーはプリン体も多いため、痛風が気になる方は注意が必要
以上のポイントはしっかりと押さえておきましょう!
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