虫歯を発症する主な原因は、やはり虫歯菌の増殖や糖分の摂取などが挙げられます。
また歯のエナメル質の強度なども発症のしやすさに関係しますが、さまざまな“時間”も虫歯を引き起こす要素です。
今回は、虫歯の発症リスクを高める時間とは一体何なのかについて解説します。
食事の時間
虫歯の発症リスクを高める時間の一つに、食事の時間が挙げられます。
朝昼晩と食事を摂る方は、それぞれある程度時間をかけていることでしょう。
また食べ物をしっかり噛むことにより、唾液が分泌されて虫歯を予防しやすくなりますが、あまりに食事の時間が長くなるのは禁物です。
食事中は、歯が酸にさらされた状態になります。
こちらの時間が長ければ長いほど、虫歯になるリスクが高まります。
ちなみに、おやつなどの間食はついダラダラ食べてしまいがちなため、特に注意しなければいけません。
ブラッシングの時間
虫歯のリスクを高める時間としては、ブラッシングの時間も挙げられます。
ブラッシングは、虫歯を予防するにあたって欠かせない習慣の一つです。
しかし、ただ単純に磨いていれば良いというわけではありません。
ブラッシングの時間は、一般的に1回3分以上にするのが目安です。
これより短いとしっかり汚れが落ちませんし、逆に長すぎてもオーバーブラッシングになってしまう可能性があります。
ちなみに、酸性の食品を摂取した場合は、歯の表面が一時的にやわらかくなるため、食後すぐではなく30分ほど時間を空けてから磨くのがおすすめです。
虫歯になりやすい時間
最後に知っていただきたいのは、虫歯になりやすい時間についてです。
虫歯を発症しやすいのは、ずばり夜の時間帯です。
具体的には、就寝している間に歯が蝕まれていくケースが多く見られます。
こちらは、就寝中に唾液の分泌量が減少し、虫歯菌が繁殖しやすくなることが理由です。
そのため、就寝前のブラッシングは特に丁寧に行わなければいけません。
歯と歯の間や歯周ポケットの汚れを丁寧に落とすことで、虫歯菌の繁殖を抑えることができます。
もちろん、少しでもプラークが残ることを防ぐために、就寝直前に食事を摂ることも避けましょう。
この記事のおさらい
今回の記事のポイントは以下になります。
・食事の時間が長くなると、口内が酸にさらされた状態が長く続き、虫歯を発症しやすくなる
・ブラッシングの時間は1回3分以上が目安で、これより短くても長すぎてもいけない
・就寝中の時間は、唾液の分泌量が減少し、虫歯菌が繁殖しやすくなる
以上のポイントはしっかりと押さえておきましょう!
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