小顔になりたいという方は、さまざまな方法で顔のケアを行います。
特に女性の中には、毎日アイテムを使用したり、マッサージを行ったりする方も多いでしょう。
しかし、ケアの方法を誤ると、顎関節症のリスクは高まります。
ここからは、小顔ケアによる顎関節症のリスクについて、使用するアイテム・方法別に解説します。
●小顔ローラーのリスク
小顔ローラーの使用方法を誤ると、顎関節症につながるおそれがあります。
小顔ローラーは、フェイスラインに沿って動かすもので、美顔ローラーとも呼ばれます。
顔の血行やリンパの流れを改善し、小顔を目指す美容器具です。
しかし、強い力を与え続けると、顎関節症のリスクが高まります。
特にフェイスラインを必死にマッサージすると、顎関節やその周りの筋肉が炎症を起こし、顎関節症になるおそれがあります。
また、一日に何度も使用することも危険なため、避けるようにしましょう。
●リフトアップベルトのリスク
リフトアップベルトも、使い方によっては顎関節症を発症・悪化させます。
リフトアップベルトは、装着することで顎下から頭部までケアし、フェイスラインを包み込む小顔コルセットです。
顔を引き上げるようにして使用するため、一見効果があるように見えますが、引き上げは顎関節への負担につながります。
もちろん、無理に引き締めれば顎関節症のリスクが高まります。
また、頭蓋骨は硬い骨に覆われているため丈夫ではありますが、数十個の骨がつながって形成されています。
これらの骨は繊細な動きをしているため、むやみに強い力をかけるとバランスが崩れ、顎関節にも悪影響が及びます。
●セルフマッサージのリスク
顎関節への対処法・予防法としてセルフマッサージを行う方は多いですが、こちらも顎関節症につながる可能性があります。
セルフマッサージは、まず親指と人差し指で顎の下を挟み、頭から下へリンパを流すようにマッサージを行います。
次に顎先から耳の下まで、筋肉をほぐすように押します。
一方、正しい手順で行わない場合、マッサージ中に顎の痛みや違和感が生じることがあります。
このような場合、すぐにマッサージを中止しなければいけません。
●この記事のおさらい
今回の記事のポイントは以下になります。
・小顔ローラーで特にフェイスラインを必死にマッサージすると顎関節症になるおそれがある
・リフトアップベルトは顔を引き上げるようにして使用するため、顎関節への負担につながりやすい
・独自のセルフマッサージは、マッサージ中の顎の痛みや違和感を生じやすい
以上のポイントはしっかりと押さえておきましょう!
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