ふとしたとき、他人の口臭を感じて不快な思いをしたことがある方は、決して少なくないと思います。
しかし、もしかすると自身も同じように、いつの間にか周りの方に不快な思いをさせているかもしれません。
ここからは、口臭がする距離やシチュエーションについて解説したいと思います。
●口臭がする距離はどれくらい?
口臭がする距離については、その方の口臭の程度によって変わってきます。
例えば、1日の中でもニオイの強くなりやすい、起床時の生理的口臭の場合、50cmくらいの距離でもニオイを感じることがあります。
また、日中に発生する口臭は、無風の状態だと、1mくらい離れていても感じることがあります。
さらに、虫歯や歯周病などの病的口臭が発生している場合、2mほど離れていても口臭がするケースがあり、ニオイも強烈である可能性が高いです。
つまり、虫歯や歯周病を発症している方は、オフィスなど同じ空間に存在する方のほとんどに、口臭を感じさせている可能性があるということです。
●口臭を感じやすいシチュエーション
口臭を感じやすい、もしくは感じられやすいシチュエーションとしては、やはり人と会話をしているとき、人との距離が近いときが挙げられます。
また、その他にも、物理的に接近するシチュエーションでは、やはり口臭を感じやすくなります。
例えば、携帯電話やパソコンなどの画面を一緒に見るときなどは、かなり距離が近くなるため、口臭を感じやすいです。
このようなシチュエーションで、相手に口臭を感じさせてしまうと、会話のたびに嫌な思いをさせたり、ニオイに気を取られて、こちらの伝えたいことを理解してもらえなかったりする可能性があります。
●外出先でもできる口臭対策
勤務先のオフィスなど、外出先では歯磨きやデンタルリンスなどがすぐにできないことも考えられます。
そのため、人と近い距離で話すなど、口臭が伝わりやすいシチュエーションになった場合には、ガムや飲み物などで対応すべきです。
ガムを噛むことにより、唾液の分泌量が増え、口内の自浄作用、殺菌作用は高まり、口臭予防につながります。
また、紅茶や緑茶、ウーロン茶を飲むことでも、ある程度口臭は予防することが可能です。
●この記事のおさらい
今回の記事のポイントは以下になります。
・起床時の生理的口臭は、50cmくらいの距離でも感じることがある
・日中の口臭は1m、虫歯や歯周病による口臭は2m程度離れていても伝わる
・人と会話をしているとき、複数人で同じ画面を見るときなどは、口臭が伝わりやすい
・外出先の口臭は、ガムや飲み物などの工夫である程度対処できる
以上のポイントはしっかりと押さえておきましょう!
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