日本の国民食と呼ばれるものはいくつかありますが、男女問わず誰もが美味しく食べられるという意味では、焼肉も国民食の1つだと言えます。
日頃から、お店に焼肉を食べに行く方は多いかと思いますが、このときには口臭に注意しなければいけません。
今回は、焼肉を食べた後の口臭やその対策について解説します。
●焼肉を食べた後に口臭が出る理由
焼肉を食べた後に出る口臭は、主にタレやキムチに含まれているニンニクが原因です。
ニンニクの組織が破壊されると、ニンニクに含まれるアリイナーゼという酵素がアリシンという成分に作用し、悪臭の原因となるジアリルジスルファイドに変化します。
また、脂質が多い肉類は、体内で分解する際に悪臭を放ち、口臭につながりやすくなります。
つまり、脂の乗った良いお肉であればあるほど、口臭が出やすくなるということです。
ちなみに、焼肉と一緒にお酒を飲む方も多いかと思いますが、アルコールも体内の水分量が減少し、口内が乾燥しやすくなり、口臭を引き起こす原因になります。
●焼肉を食べた後の口臭対策について
焼肉を食べた後の口臭を防止するには、お肉を食べながら消臭効果のある飲み物を飲むのが効果的です。
具体的には、烏龍茶や緑茶などを飲むことで、ニンニクや脂質による口臭を軽減してくれます。
お酒を飲む方であっても、これらの飲み物を間に挟みながら飲むようにしてください。
また、焼肉を食べた後、デザートを注文するという方も多いかと思いますが、このときにはリンゴや梨が使用されたデザートがおすすめです。
リンゴポリフェノールは、ニンニク臭の原因となるアリシンに反応し、口臭を抑えてくれるだけでなく、一般的な口臭の原因とされる物質の発生や、虫歯の原因となるプラークの形成を抑制する効果があります。
梨に関しても同じような効果が期待でき、梨に多く含まれるソルビトールという糖は、低カロリーで虫歯にもなりにくいという特徴があります。
ちなみに、焼肉を食べた後には、お店からミント系のガムを無料でもらえることも多いですが、こちらは息をスッキリと整えてくれるだけでなく、口臭を抑える効果もあります。
●この記事のおさらい
今回の記事のポイントは以下になります。
・焼肉を食べた後に出る口臭は、主にタレやキムチに含まれているニンニクが原因
・お肉の脂質や、焼肉と一緒に飲むアルコールが口臭につながることも
・焼肉を食べた後の口臭を予防するには、烏龍茶や緑茶を一緒に飲むのがポイント
・リンゴや梨を使ったデザート、ミント系のガムも口臭予防には効果的
以上のポイントはしっかりと押さえておきましょう!
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