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【新潟の歯医者】ストレスによる口臭の特徴や対処法について

口臭の主な原因としては、歯磨き不足による細菌の増加や、ニオイが強い食べ物の摂取、消化器疾患による病的口臭などがあります。

また、ストレスが溜まることでも、人は口臭を発しやすくなります。

今回は、ストレスによる口臭の特徴や対処法について解説したいと思います。

●ストレスが口臭につながる仕組み

唾液の分泌は、自律神経(交感神経、副交感神経)が調節しています。

分泌が促進されるのは、頭と身体がリラックスして副交感神経が優位になっているときです。

逆に、緊張したり、ストレスを感じたりしているときには、交感神経が優位になり、副交感神経の働きが低下するため、唾液の分泌量が減少します。

そのため、口内の自浄作用が弱まり、口臭が出やすくなるという仕組みです。

ちなみに、緊張やストレスなどで交感神経が優位になると、腸の働きが低下し、腸内環境が悪化することも考えられます。

そこから、腸に溜まった老廃物から悪臭を放ち、そのニオイ成分が血液に乗って全身を巡り、口臭として出てくることもあります。

●ストレスから来る口臭はどのようなニオイ?

一口に口臭といっても、そのニオイにはさまざまな種類があります。

生ゴミのニオイ、生臭い野菜のようなニオイなど、さまざまなものに例えられますが、ストレスが原因の口臭は、硫黄のニオイに例えられることが多いです。

こちらは、身近なものでいうと、卵が腐ったようなニオイであり、自身が極度の緊張状態、強いストレスを感じているときに、硫黄のようなニオイがすれば、ストレスが原因の口臭である可能性が高いです。

●ストレスから来る口臭の対処法

ストレスが原因で口臭が発生している場合、まずはゆっくりとよく噛んで食事を摂ることが大切です。

よく噛んで食べることで唾液の分泌量が増えますし、胃腸に負担をかけないため、副交感神経が働きやすくなります。

また、入浴の際、シャワーしか浴びないという方は、湯船に浸かる習慣をつけましょう。

湯船に浸かると副交感神経が刺激され、リラックス効果を得ることができます。

このとき、かえって交感神経を刺激してしまわないように、40℃くらいの少しぬるめのお湯に浸かるのがポイントです。

●この記事のおさらい

今回の記事のポイントは以下になります。

・ストレスを感じると副交感神経の働きが低下し、唾液の分泌量減少や口臭につながる

・腸の老廃物が悪臭を放ち、そのニオイ成分が血液に乗って全身を巡り、口臭として出てくることもある

・ストレスから来る口臭は硫黄のようなニオイが特徴

・ストレスから来る口臭はよく咀嚼すること、湯船に浸かることなどで改善できる

以上のポイントはしっかりと押さえておきましょう!

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