歯周病と言えば、歯茎の腫れや出血などの症状が出ることで知られています。
発症していない方でも、このようなイメージを持っている方は多いでしょう。
もちろんこちらは事実ですが、実は他にもさまざまな体調不良を招く疾患であり、放置するのはとても危険です。
今回は、歯周病が引き起こす主な体調不良について解説します。
腹痛
歯周病は歯周病菌が原因で発生するものですが、こちらは腹痛を引き起こすことがあります。
歯周病の悪化により、歯茎や口内の炎症が慢性化すると、炎症性物質が全身に広がり、腹痛につながるという仕組みです。
歯周病菌は、胃炎や胃潰瘍などを引き起こすピロリ菌に似た悪い作用を持っています。
また体内に入り込んだ歯周病菌は、消化器系に悪影響を与え、腹痛以外にも嘔吐や下痢などを引き起こすことがあります。
倦怠感
身体がだるい、疲れやすいという症状も、歯周病が引き起こす体調不良の一つです。
こちらはコルチゾールというホルモンの分泌が関係しています。
歯周病によって歯茎の炎症が起こると、人の身体はそれを抑えるためにコルチゾールというホルモンを分泌させます。
しかし慢性的な炎症が続き、常に分泌されているような状態が続くと、次第にコルチゾールは分泌されなくなります。
また分泌量が減少すると、血糖値が維持できなくなったり、ストレスへの抵抗が少なくなったりします。
その結果、疲れが溜まるようになり、最終的には休んでも疲れが取れないという段階にまで進行します。
このような症状は、コルチゾールを分泌する副腎が疲れている副腎疲労と呼ばれます。
不眠症
歯周病が悪化すると、不眠症につながることも考えられます。
こちらは特に痛みや不快感によるものです。
歯周病で歯茎が腫れると痛みが生じることがあり、就寝中に痛みで目が覚めると、なかなか質の良い睡眠は取れません。
また、口内での不快感や健康不安が精神的なストレスを増大させ、なかなか寝付けなくなることにつながるケースもあります。
さらに、歯周病の症状が進行すると、これまでより口呼吸が増える傾向にあります。
就寝中に口呼吸をしていると、睡眠時無呼吸症候群のリスクが高まります。
この記事のおさらい
今回の記事のポイントは以下になります。
・歯周病の悪化によって歯茎や口内の炎症が慢性化すると、炎症性物質が全身に広がり、腹痛につながる
・歯周病が悪化するとコルチゾールが分泌されず、身体が常にだるかったり疲れやすくなったりする
・歯周病が引き起こす痛みや不快感、睡眠時無呼吸症候群などが不眠症につながることもある
以上のポイントはしっかりと押さえておきましょう!
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