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【新潟の歯医者】虫歯治療後の詰め物が黒くなる原因について

比較的規模の小さい虫歯治療を行った後は、治療箇所に詰め物(インレー)を入れてカバーします。

しかし、場合によっては、こちらが黒く変色してしまい、当初よりも審美性を損なうことがあります。

ここからは、虫歯治療後の詰め物が黒くなる主な原因について解説したいと思います。

●経年劣化

虫歯治療後の詰め物として一般的なレジンは、治療から3~4年経過すると、黒く変色することがあります。

具体的には、詰め物を入れた部分やその周辺が黒くなることが多く、こちらはプラスチックであるレジンが口内の水分を吸収し、膨張することが原因と考えられています。

また、銀歯も詰め物としては一般的ですが、こちらの耐用年数は5~7年です。

そのため、上記以上の期間使用し続けることで、黒っぽく変色するケースが見られます。

こちらは、銀歯に含まれている金属イオンが溶け出し、歯や歯茎の色を変えてしまうことが原因です。

●飲食物、嗜好品

虫歯治療後の詰め物は、飲食物や口内に影響を与える嗜好品によっても、黒っぽく変色してしまうことがあります。

特に変色しやすいのが、色の濃い食べ物や飲み物です。

例えば、カレーやチョコレート、コーヒーや赤ワインなどは、歯を黒もしくは茶色に変色させやすいです。

また、嗜好品でいうと、タバコも詰め物の色を変えてしまうことがあります。

タバコに含まれるタールが歯に付着すると、こちらも黒もしくは茶色になることが考えられます。

●虫歯

虫歯治療後の詰め物は、当然ながら歯から虫歯を取り除き、また次の虫歯ができないように塞ぐものです。

しかし、詰め物をしているからといって、100%虫歯が回避できるというわけではありません。

場合によっては、詰め物をしている歯の境目や、内側に虫歯ができてしまうことにより、歯が黒っぽく変色して見えることがあります。

また、一般的な天然歯とは違い、詰め物をしている歯は内部が見えないため、虫歯ができたり、進行していたりしても気づきにくいです。

そのため、詰め物が黒く変色し始めたことが、二次虫歯に気付くことができるサインになることも考えられます。

●この記事のおさらい

今回の記事のポイントは以下になります。

・レジンの詰め物は、口内の水分を吸収して膨張し、黒く変色することがある

・銀歯に含まれている金属イオンが溶け出し、歯や歯茎の色を変えてしまうこともある

・色の濃い食べ物や飲み物、タバコが原因で詰め物が黒っぽくなることもある

・詰め物の周辺や内側に虫歯ができると、詰め物が黒く変色するケースがある

以上のポイントはしっかりと押さえておきましょう!

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