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術後のインプラントが欠損してしまう主な原因とは?

インプラントは、骨の中に人工歯根を埋め込み、そこにアバットメントで義歯を連結させる治療です。

また、インプラントは非常に丈夫なものですが、稀に術後の生活において、インプラントにおける義歯の部分が欠損することがあります。

ここからは、こちらの主な原因について解説したいと思います。

●強い衝撃を受ける

インプラントにおける義歯の部分が欠損する主な原因としては、まず強い衝撃を受けることが挙げられます。

こちらは、天然歯にも同じことが言えますが、例えば転倒してインプラント部分をぶつけたり、交通事故に遭ったりした場合には、強い衝撃が加わり、目に見える義歯の部分が欠損することがあります。

このとき、直接インプラント部分をぶつけていなくても、無意識に食いしばることにより、義歯が欠けたり、亀裂が入ったりする可能性はあります。

ちなみに、就寝中または日常生活における歯ぎしりや食いしばりでも、同じようにインプラント部分に強い力が加わり、欠損することが考えられるため、注意してください。

●硬いものを噛む

インプラントが欠損する主な原因としては、無理やり硬いものを噛むことも挙げられます。

インプラントのメリットは、まるで自身の歯のような自然な噛み心地を実現できるところですが、何を噛んでも割れないわけではありません。

例えば、インプラントの歯で堅焼きのせんべいをバリバリと食べたり、歯で缶のフタを無理やり開けようとしたりすると、義歯の部分がその硬さに負けてしまい、欠損することは十分に考えられます。

もちろん、柔らかいものに関しては、気にせず噛むことができますが、あまりに硬すぎるものは慎重に噛むことをおすすめします。

●噛み合わせが変化する

噛み合わせが変化することも、インプラントの義歯部分が欠損する原因の1つです。

天然歯は、時間が経つにつれて少しずつ口内で移動するものです。

そのため、インプラント治療後、定期検診に通わず放置していると、いつの間にか噛み合わせが変化し、インプラント部分に強い負荷がかかることがあります。

また、インプラント部分にかかる負荷が大きくなると、目に見える義歯の部分が耐え切れず欠損してしまったり、ヒビが入ってしまったりすることが考えられます。

●この記事のおさらい

今回の記事のポイントは以下になります。

・転倒したり、事故に遭ったりしたとき、インプラント部分に強い衝撃が加わると、欠損することがある

・歯ぎしりや食いしばりでも、インプラントが欠損することがある

・硬いものを無理やり噛むことも、インプラントが欠損する原因の1つ

・天然歯が移動し、インプラントにかかる負荷が大きくなることで欠けることもある

以上のポイントはしっかりと押さえておきましょう!

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ラーメンの食べすぎは口内環境を悪化させる危険性があります

ラーメンは、老若男女問わず好きな方も多く、今や日本の国民食の1つと言っても過言ではありません。

ラーメン愛好家の中には、一日に何軒もお店をはしごするという方もいるくらいです。

しかし、ラーメンの食べすぎは口内環境に悪影響を与えるため、注意が必要です。

どのような悪影響があるのか、詳しく見てみましょう。

●ラーメンを食べてもあまり唾液が分泌されない

ラーメンは麺類であり、あまりよく噛まなくてもスルスルと食べることができます。

また、行列のできるラーメン店などに訪れた際や、何軒もお店をはしごする際などは、食べるペースも早くなりがちです。

しかし、このようなラーメンの特徴は、口内環境への悪影響につながります。

噛むという行為は、唾液の分泌を促す効果があり、逆にいうとあまり噛まずに食事をした場合、唾液の分泌量が減少してしまいます。

唾液の分泌量が減少すると、歯の表面に汚れが溜まりやすくなったり、虫歯や歯周病のリスクが高くなったりします。

●柔らかく粘り気があるので歯垢として残りやすい

ラーメンの麺は柔らかく粘り気があり、歯につきやすいです。

そのため、歯垢として残りやすく、特に深夜にラーメンを食べた場合などは、しっかり歯を磨かないと虫歯のリスクが高くなってしまいます。

また、炭水化物は歯と歯の間、歯茎の間に挟まるケースも多く、頻繁にラーメンを食べるという方は、歯間ブラシやデンタルフロスなどを併用しなければ、十分な口内ケアができない可能性も高いです。

●インスタントラーメンにも注意が必要

お店で食べるラーメンだけでなく、家で食べるインスタントラーメンも、同じように口内環境に悪影響を与えることがあります。

インスタントラーメンは、通常のラーメンと同じように塩分が多く、味覚障害を引き起こす場合がある他、化学調味料により、口内炎ができてしまう可能性も高いです。

また、インスタントラーメンにはリンが多く含まれていますが、リンの摂り過ぎは歯におけるカルシウムとのバランスを狂わせ、丈夫な歯が作られるのを阻害してしまうことにつながります。

ちなみに、インスタントラーメンは、全身疾患や生殖機能の低下など、他にもさまざまなリスクがあるため、頻繁に食べるのは控えてください。

●この記事おさらい

今回の記事のポイントは以下になります。

・ラーメンはあまり噛まないため唾液が分泌されず、虫歯や歯周病のリスクが高くなる

・歯垢として残りやすいことも、ラーメンにおける口内環境への悪影響

・インスタントラーメンに含まれる化学調味料は、口内炎につながりやすい

・インスタントラーメンの食べすぎには、全身疾患や生殖機能の低下などのリスクもある

以上のポイントはしっかりと押さえておきましょう!

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インプラント治療後の生活において注意すべきポイントは?

インプラント治療を受けた後は、その日のうちに日常生活に戻ることができます。

しかし、これまでと同じように、一切の制限なく過ごすことができるかというと、決してそういうわけではありません。

ここからは、インプラント治療後の生活について、注意すべきポイントをいくつか解説したいと思います。

●うがいについて

インプラント治療後の生活において注意すべきポイントとしては、まずうがいが挙げられます。

インプラント治療を受けた口内には、手術の際にできた傷跡がまだ残っています。

そのため、手術当日は、なるべくうがいをしないことをおすすめします。

水で軽くゆすぐだけであればまだ良いですが、うがい薬を用いて強いうがいをしてしまうと、口内の傷が刺激されて治るのが遅くなったり、出血が止まりにくくなったりしてしまいます。

●MRIについて

インプラント治療後の生活において気を付けるべきポイントには、MRIも挙げられます。

MRIとは、治療前にガンの有無や広がり、他の臓器への転移がないかを調べたり、治療の効果を判定したり、治療後の再発がないかを確認したりと、さまざまな目的で行われる精密検査をいいます。

また、MRIは強力な磁石と電波を使い、磁場を発生させて行いますが、インプラントに磁石を使用している場合、MRI本体の故障や人体への悪影響が出ることも考えられます。

ただし、歯科クリニックで採用されているインプラントのほとんどは、MRIを受けても問題がない金属を使用しているため、基本的には上記のような影響が出ることは考えにくいです。

●薬の服用について

薬の服用も、インプラント治療後の生活において、注意すべきポイントの1つです。

インプラント治療後には、歯科クリニックから処方された痛み止め、抗生物質などを指示通りに服用しなければいけません。

腫れがそれほどひどくない場合、自身の判断で服用をやめてしまったり、つい飲み忘れたりするケースがよく見られますが、このような状況は避けるべきです。

きちんと指示通り服用しなくなると、それまで薬で抑えられていた腫れや痛みなどが再発する可能性があります。

●この記事のおさらい

今回の記事のポイントは以下になります。

・インプラント治療当日は口内に傷跡が残っているため、なるべくうがいを避けるべき

・インプラントに磁石を使用している場合、MRIを受けられないことがある

・多くのインプラントは、MRIを受けても問題ない金属を使用している

・インプラント治療後の生活では、医師の指示通りきちんと薬を服用しなければいけない

以上のポイントはしっかりと押さえておきましょう!

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積極的に摂取すべき歯茎に良い食べ物を紹介します!

歯茎が以前より退縮してきていたり、食事や歯磨きの際に血が出やすくなったりしている方は、決して少なくないと思います。

そのような方は、日々の食事において、歯茎に良い食べ物を積極的に摂取することをおすすめします。

今回は、具体的にどのような食べ物がおすすめなのか、理由とあわせて解説します。

●りんご

積極的に摂取すべき歯茎に良い食べ物としては、まずりんごが挙げられます。

りんごにはビタミンCやポリフェノールが含まれていて、歯茎の健康を維持するだけでなく、殺菌作用や感染予防も期待できます。

また、おすすめの食べ方は、りんごヨーグルトもしくは丸かじりです。

ヨーグルトに含まれる乳酸菌には、歯周病菌の繁殖を抑える効果があり、りんごとあわせて食べることで、さらに歯茎に良い食べ物となります。

そして、りんごには食物繊維が含まれているため、丸かじりすることにより、歯の表面の汚れや歯茎との間に溜まった歯垢を取り除くことができます。

特に、食後のデザートとして丸かじりすることで、直前に食べたものの汚れをある程度落とすことができるため、非常に効果的です。

その他、噛む力が鍛えられ、歯茎の血行を促進するため、マッサージ効果も得ることが可能です。

●玉ネギ

積極的に摂取すべき歯茎に良い食べ物としては、玉ネギも挙げられます。

特に生の玉ネギは、細菌への抗力を発揮するものであり、歯茎の健康維持に大きく貢献してくれます。

ある調査によると、玉ネギには歯茎の病気と虫歯につながる4つの細菌の菌株に効果があるとされています。

ただし、生の玉ネギは辛味が強く、なかなかリンゴのように丸かじりはできないため、薄切りにして細長くしたものを、サラダやサンドイッチなどの具材にして摂取することをおすすめします。

●歯茎の健康を損なう食べ物

パンやクッキーなど、炭水化物で柔らかく粘度があるもの、アメやチョコレートなど、糖を多く含むものに関しては、歯垢を形成しやすく、摂取しすぎると歯茎の健康を損なう可能性があります。

また、カップラーメンや冷凍食品といった加工食品ばかりを多く摂取すると、免疫力が低下し、歯周病のリスクが高まってしまうため、注意してください。

●この記事のおさらい

今回の記事のポイントは以下になります。

・りんごはビタミンCやポリフェノールが豊富で、歯茎の健康維持や殺菌作用、感染予防効果のある食べ物

・りんごのおすすめの食べ方はりんごヨーグルトもしくは丸かじり

・生玉ネギは細菌に抗力を発揮する食べ物であり、歯茎の健康維持に効果的

・パンやチョコレート、加工食品などを摂りすぎると、歯茎の健康が損なわれる

以上のポイントはしっかりと押さえておきましょう!

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歯ブラシの毛先にはどのような種類がある?~各種類の特徴~

一口に歯ブラシといっても、その種類は多種多様であり、商品によってヘッドの大きさや柄の長さも違えば、毛先の形状も異なります。

ここからは、歯ブラシの毛先にはどのような種類があるのか、またそれぞれどのような特徴があるのかについて解説しますので、自身に合った歯ブラシを探しているという方は、ぜひご覧ください。

●ラウンドカット

歯ブラシにおける毛先の種類としてもっとも一般的なのは、ラウンドカットと呼ばれるものです。

こちらは、フラットに整えられた毛を加工し、角を落として丸みを持たせているもので、歯の面に接する面積が大きく、歯垢の除去率は比較的高いです。

また、毛先が丸いため、歯茎を傷つけにくいというところもメリットです。

口呼吸や唾液の減少などが見られる方は、歯の面に硬い歯垢がベタッとつきやすくなりますが、このような頑固な歯垢でも、ラウンドカット毛であれば除去しやすいです。

●テーパード

歯ブラシにおける毛先の種類には、テーパードも挙げられます。

こちらは、先端に向かって徐々に細くなっているタイプで、歯間部やポケット内にも入りやすく、除去しにくい歯垢までしっかりと落とすことができます。

また、歯茎の近くを磨くことを主な目的としているため、比較的柔らかく、直接歯茎に当たっても、そこまで多く出血したり、傷ついたりする心配はありません。

歯周病ケアを行いたい方や、優しい磨き心地の歯ブラシを求めている方にとっては、ピッタリのタイプだと言えます。

●二段植毛

二段植毛も、歯ブラシにおける毛先の種類です。

こちらは、フラットな毛とテーパードが組み合わさったものであり、短い方の毛が歯の凸部、長い方の毛が歯の凹みに当たるため、1本の歯ブラシでも歯間を含む歯全体を効率的に磨くことが可能です。

また、テーパードが先端についていることから、歯茎へのダメージも少なく、歯並びが悪くしっかりとブラッシングしなければいけない方でも、心置きなく磨くことができます。

前述の2種類に比べると、まだそれほど商品数は多くないかもしれませんが、ドラッグストアなどでは取り扱っているケースがほとんどです。

ちなみに、歯科クリニックでも、こちらのタイプが推奨されているケースはよく見られます。

●この記事のおさらい

今回の記事のポイントは以下になります。

・もっとも一般的な歯ブラシの毛先の種類であるラウンドカットは、歯の面に接する面積が大きい

・テーパードは、歯間部やポケットの歯垢を除去しやすく、優しい磨き心地が特徴

・二段植毛は、短い毛と短い毛で歯全体を効率的に磨くことが可能なタイプ

以上のポイントはしっかりと押さえておきましょう!

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歯間ブラシの間違った使用方法について知っておこう

歯間ブラシを歯ブラシとあわせて使用することで、より虫歯や歯周病予防の効果は高くなります。

しかし、中には正しく使用できていないことにより、かえって口内に悪影響を及ぼしているケースもあります。

ここからは、歯間ブラシの間違った使用方法について解説したいと思います。

●1日に複数回使用する

歯間ブラシの間違った使用方法としては、まず1日に複数回使用するということが挙げられます。

歯間ブラシは、基本的に歯ブラシでブラッシングを行う前もしくは後に、1日1回のみ使用するのが望ましいです。

1日に何度も使用すると、歯茎を傷つけてしまう可能性があるため、注意してください。

また、歯間ブラシの使用頻度が多いと、歯茎が下がることも考えられます。

歯茎が下がると、虫歯や知覚過敏になりやすかったり、食べ物が詰まりやすくなったりと、さまざまなデメリットが生まれます。

●乾燥させずに使用し続ける

歯間ブラシの間違った使用方法としては、乾燥させずに使用し続けるということも挙げられます。

歯間ブラシの多くは使い捨てではないため、適切な方法でメンテナンスや保管をしなければいけません。

使い終わった後は、歯ブラシと同じように流水で汚れを洗い流し、風通しの良い場所で早めに乾燥させましょう。

逆に、濡れた状態のまま使用し続けると、雑菌が繁殖し、それが口内に入ってしまう可能性があるため、注意してください。

また、毛先がボサボサになったり、短くなったり、ワイヤーの弾力性がなくなったりした場合には、新しいものに取り換えましょう。

●適当に選んだものを使用し続ける

歯間ブラシはドラッグストアなどで購入できますが、このとき適当に選んだものを使用し続けると、口内に悪影響を及ぼす可能性があります。

例えば、歯と歯の隙間に対して歯間ブラシのサイズが小さいと、プラークを十分に除去することができませんし、逆にサイズが大きいと、歯茎を傷つけて出血するリスクが高くなります。

そのため、使用する歯間ブラシは、自身の歯と歯の間にスッと入り、抵抗なく動かせるものにするべきです。

小さいサイズのものから使い始め、少しずつ大きいものに変えていけば、いずれ自身に合ったサイズがわかるようになります。

●この記事のおさらい

今回の記事のポイントは以下になります。

・歯間ブラシを1日に複数回使用すると、歯茎が傷ついたり下がったりするおそれがある

・濡れた状態で使用し続けることは、歯間ブラシの間違った使用方法

・サイズが合っていない歯間ブラシを使用し続けることは歯茎にとって良くない

・小さいものから使い始め、徐々にサイズを大きくしていけば、自身に合った歯間ブラシが見つかる

以上のポイントはしっかりと押さえておきましょう!

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虫歯の治療期間はどうして長くなってしまうのか?

歯科クリニックで行われる虫歯の治療は、基本的には一度や二度の通院で終了するものではありません。

このような仕組みに対し、「どうして何度も通院しなければいけないの?」「一度にまとめて治療できないの?」という疑問を抱く方も多いかと思います。

ここからは、虫歯の治療期間が長くなる主な理由を解説します。

●患者さんの負担を軽減させるため

虫歯の治療期間が長くなる主な理由としては、まず一度にまとめて治療すると、患者さんの負担が大きくなることが挙げられます。

歯科クリニックでの治療中、患者さんは口を大きく開けておかなければいけませんし、場合によっては長時間痛みを感じることもあります。

また、複数本の虫歯があるからといって、何本も一気に削ってしまうと、食事にもさまざまな制限が出てしまいます。

このように、できる限り患者さんに大変な思いをさせないためにも、虫歯治療は少しずつ段階を踏んで行う必要があります。

●予約のトラブルを防止するため

虫歯の治療期間が長くなりやすい理由としては、予約のトラブル防止につながることも挙げられます。

一度の通院で一気に治療を進めようとする場合、歯科クリニックは当然、治療の時間を長く確保する必要があります。

しかし、歯科クリニックは1日に何人もの患者さんを治療しているため、1人1人の治療時間を短めにしなければ、他の患者さんが予約を取りづらくなってしまいます。

こちらは歯科クリニック側の都合と言えばそれまでかもしれませんが、多くの患者さんに適切な治療を提供するためには致し方ないことだと言えます。

●重い症状に対応するため

重い症状に対し、適切に対応しなければいけないことも、虫歯の治療期間が長くなる理由の1つです。

例えば、歯の表面のエナメル質でとどまっている極めて軽い虫歯であれば、一度の通院で治療が終了する可能性もあります。

しかし、虫歯が歯の深くまで進行している場合、詰め物や被せ物を作製する必要があります。

また、詰め物や被せ物、土台といった修復物の作製は、その日のうちにできるものではなく、どうしても数日はかかってしまいます。

つまり、虫歯の症状が重かったり、本数が多かったりすればするほど、治療期間は長引くということです。

●この記事のおさらい

今回の記事のポイントは以下になります。

・虫歯をまとめて治療しすぎると、患者さんの負担が大きくなる

・予約トラブルの防止につながることも、虫歯の治療期間が長くなる理由の1つ

・詰め物や被せ物などの作製は、その日のうちに完了させることができない

・虫歯の症状が重い方ほど、治療期間は長くなりやすい

以上のポイントはしっかりと押さえておきましょう!

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インプラント治療を受けるにあたって知っておくべきこと3選

インプラントは、従来の入れ歯やブリッジとは違い、天然歯に極めて近い快適な感覚を得ることができる治療であり、歯を失ってしまった方にとってのメリットは非常に大きいです。

ただし、インプラント治療を受けるにあたっては、いくつか知っておくべきことがあるため、この機会にぜひ覚えておいてください。

●体質に合わない場合がある

インプラント治療では、手術により顎の骨の中に人工歯根を埋め込み、その後しばらく経過を観察します。

そして、時間が経過するにつれて、徐々に骨とインプラントが癒合し、土台が定着します。

しかし、必ずしもすべての方が、このようにスムーズな流れでインプラント治療を進められるとは限りません。

極めてまれではありますが、体質によっては時間が経過しても骨とインプラントが癒合せず、不安定な状態が続いてしまうケースがあるため、注意してください。

ちなみに、虫歯を長期間放置し、周辺の歯茎や骨が弱ってしまった方などは、このような状況になることが多いです。

●治療当日は自家用車での来院を避けなければいけない

インプラント治療を受けるにあたって知っておきたいポイントとしては、治療当日の交通手段も挙げられます。

一般的に、インプラント治療では注射による局所麻酔が使用されることが多いですが、場合によっては静脈内鎮静法が用いられることがあります。

こちらは、点滴によって静脈内に鎮静剤を投与し、中枢神経の働きを鈍くするというものです。

また、静脈内鎮静法で治療を受けた後は、急にふらついたり、眠気に襲われたりすることがあるため、自家用車やバイクの運転は絶対にしてはいけません。

治療当日は、家族などに送迎してもらったり、公共交通機関を利用したりすることをおすすめします。

●治療後、美顔器が使用できない場合がある

インプラント治療を受ける方は、治療後に美顔器を使用できない場合があるということも知っておきましょう。

超音波やEMSなど、肌に電流を流すタイプの美顔器は、インプラントの金属に反応し、電磁過敏症という症状を引き起こす場合があります。

また、こちらの症状に陥ると、目の痛みや見づらさ、皮膚の乾燥や鼻づまりなど、さまざまな身体の異常が出ることが考えられます。

ただし、インプラント治療自体にも超音波を使用することはあるため、必ずしも美顔器が悪影響を与えるとは限りません。

●この記事のおさらい

今回の記事のポイントは以下になります。

・体質によっては、時間が経過しても骨とインプラントが癒合しないことがある

・静脈内鎮静法でインプラント治療を受けた後は、自家用車やバイクを運転してはいけない

・インプラント治療後、肌に電流を流すタイプの美顔器を使用すると、電磁過敏症を引き起こす可能性がある

以上のポイントはしっかりと押さえておきましょう!

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インプラント治療におけるインフォームドコンセントの必要性

インプラント治療では、患者さんがその内容についてきちんと理解し、納得した上で治療に踏み切ることが大切です。

また、このような治療を実現するための取り組みに、“インフォームドコンセント”というものがあります。

ここからは、インプラント治療のインフォームドコンセントにおける概要と必要性について解説します。

●インフォームドコンセントとは?

インプラント治療のインフォームドコンセントとは、治療の方法などについて、歯科クリニックの医師から十分な説明を受けた上で、患者さんが正しく理解し、納得と同意をすることをいいます。

より具体的にいうと、歯科クリニックの医師は、わかりやすい言葉で患者さんの理解を確かめながら、インプラント治療の説明を行います。

それに対し、患者さんは納得できる治療法を選択し、同意します。

また、インプラント治療のインフォームドコンセントは、歯科クリニックの医師が治療法を決めるわけではなく、患者さんが決めるわけでもありません。

いわば医師と患者さんがともに考える医療であり、こちらは必ず実施しなければいけないものです。

●インフォームドコンセントの必要性

インプラント治療におけるインフォームドコンセントは、患者さんが治療に対する不安をなくすことにつながります。

事前にどのような治療が行われるのかを詳しく理解できるため、必要以上に心配してしまうことはまずありません。

また、インフォームドコンセントには、歯科クリニックの医師と患者さんの信頼関係を築くというメリットがあります。

インプラント治療は、比較的大掛かりな歯科治療であり、こちらを信頼できる医師に行ってもらえるということは、患者さんにとって非常に重要です。

これらの理由から、インフォームドコンセントの必要性は極めて高いと言えます。

●インフォームドコンセントで伝えてもらうべきこと

インプラント治療のインフォームドコンセントにおいて、患者さんは以下のようなことを伝えてもらうべきです。

・治療の概要
・他の治療法との比較
・保険適用の治療と適用外の治療について
・寿命、安全性、治療期間
・治療費用
・手術内容
・使用するインプラントの種類
・麻酔、痛みや手術後の状態
・経過不良のリスクや合併症
・術後のメンテナンス など

●この記事のおさらい

今回の記事のポイントは以下になります。

・インフォームドコンセントは、治療について医師から十分な説明を受けた上で、患者さんが正しく理解し、納得と同意をすること

・不安を取り除くため、医師との信頼関係を築くためにも、インプラント治療のインフォームドコンセントは必要

・インフォームドコンセントでは、インプラント治療について余すことなく伝えてもらうべき

以上のポイントはしっかりと押さえておきましょう!

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唾液を増やすことが虫歯予防につながるメカニズムについて

唾液は耳下腺、舌下腺、顎下腺などさまざまな唾液腺から分泌されるものであり、通常1日に1~1.5リットルほど分泌されます。

また、唾液の分泌量を増やすことで、口腔内の環境が良くなり、虫歯予防につながります。

今回は、一体どのようなメカニズムで、唾液の増加が虫歯予防につながるのかについて解説します。

●酸性に傾いた口内を中性に戻す

唾液にはpH緩衝作用というものがあり、こちらは虫歯予防につながる作用の1つです。

pHとは、水素イオン濃度の略称であり、その名の通り溶液中の水素イオンの濃度を指しています。

pH7を中性とし、それより値が小さければ酸性、大きければアルカリ性になります。

また、口腔内はもともと中性に保たれていますが、食事を摂ったり飲み物を飲んだりすることにより、酸性に傾きます。

つまり、pH値が低くなるということです。

このような状態になると、歯の表面からリンやカルシウムが溶け出し、虫歯につながりやすくなりますが、唾液には酸性に傾いた口腔内を中性に戻してくれる効果があるため、増加すればするほど虫歯のリスクは低くなります。

●再石灰化を促す

唾液の再石灰化作用も、虫歯予防につながるメカニズムの1つです。

先ほども触れましたが、口腔内が酸性に傾くことにより、歯の表面からリンやカルシウムといった成分が溶け出します。

こちらは脱灰と呼ばれるものであり、虫歯の初期段階に当たりますが、再石灰化によって修復が見込める段階でもあります。

再石灰化は、脱灰によって溶けだしたリンやカルシウムが再び歯に取り込まれ、元の状態に戻ることをいい、唾液の量が多ければ多いほど、再石灰化は活発に行われるため、虫歯予防の効果は高まります。

●自浄、抗菌により口内環境を整える

自浄や抗菌により、口内環境を整えることも、唾液の増加が虫歯防止につながる理由の1つです。

虫歯菌は、口腔内にとどまっている食べカスに集まって歯垢を形成し、そこからどんどん増殖していきます。

唾液の分泌量が多ければ、自浄作用により、しっかり歯磨きで取り切れなかった食べカスや歯垢を洗い流してくれます。

また、唾液には、リゾチームやペルオキシダーゼといった物質が含まれていて、これらは虫歯菌に対する抗菌作用を発揮し、外部からの侵入や増殖を防いでくれます。

●この記事のおさらい

今回の記事のポイントは以下になります。

・唾液は唾液腺から分泌されるものであり、通常は1日に1~1.5リットルほど分泌される

・唾液には酸性に傾いた口腔内を中性に戻し、虫歯を予防する役割がある

・唾液の量が多ければ多いほど、再石灰化は活発に行われるため、虫歯になりにくい

・唾液には自浄作用、抗菌作用もある

以上のポイントはしっかりと押さえておきましょう!

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ひらの歯科医院は新潟県新潟市西区坂井東で診療を行う歯科医院です。
新潟市は越後平野の中央部、信濃川・阿賀野川の河口に位置し、古くから日本海運の拠点として栄え、江戸末期に開港5港の一つに指定された歴史のある「みなとまち」と言われています。
毎年6月に行われる新潟市の夏の風物詩として市民に親しまれている伝統行事の一つ白根大凧合戦は信濃川の支流、中ノ口川の両岸から縦7メートル、横5メートルの大凧を揚げ、空中で絡ませ川に落とし、相手の凧綱が切れるまで引き合う勇壮な世界最大スケールの大凧合戦です。2015年に新潟県の無形民俗文化財に指定された他に2014年には新潟市民文化遺産にも認定されています。
当院最寄り駅JR越後線「寺尾駅」周辺には徒歩6分程に寺尾中央公園があり、春になると3万本のチューリップで彩られチューリップの公園として市民に親しまれています。広い園内は遠足や散策の場として多くの人達で賑わい、二つあるバラ園には約50種類のバラが咲き乱れ、訪れる人々を美の世界にいざないます。
新潟市にお住まいの方、近隣に立ち寄った方も、歯やお口に関しての気になることがございましたらご気軽にご相談ください。