子どもにおやつを与えすぎることにより、口内に糖が残りやすくなったり、再石灰化が行われる前に再び脱灰が起こったりするため、必然的に虫歯のリスクは高くなります。
では、親御さんは、自身の子におけるおやつの食べすぎを防ぐために、どのようなことを実践すれば良いのでしょうか?
具体的に解説します。
●なるべく個包装のおやつを選ぶ
子どもにおけるおやつの食べすぎを防ぐためには、なるべく個包装のおやつを選ぶことをおすすめします。
例えば、ポテトチップスなどの個包装されていないおやつは、おやつ好きの子どもの場合、やめどきがわからず、そのまま一袋を間食してしまう可能性があります。
また、これでは虫歯のリスクが大幅に高くなる上に、摂取カロリーも過剰になってしまいます。
そのため、スナック菓子であってもチョコレートなどの甘いおやつであっても、食べ与えるものは個包装のものを選ぶか、もしくはあらかじめお皿などに適当な量を入れて食べさせることをおすすめします。
●見えるところにおやつを置かない
子どものおやつの食べすぎを防ぐ方法としては、見えるところにおやつを置かないことも挙げられます。
例えば、机の上やキッチンなど、子どもの手に届く場所におやつがあると、少し親御さんが目を離しているうちに食べてしまう可能性があります。
また、見えるところに置いてあるにもかかわらず、子どもに対して「食べちゃダメ」というのも酷な話です。
そのため、どのようなおやつであっても、基本的には戸棚や冷蔵庫などの奥、子どもの手の届かない場所に保管し、与えるときにだけ出すようにしましょう。
●食事をおやつのように演出する
朝、昼、晩の食事をおやつのように演出することも、子どもにおけるおやつの食べすぎを防ぐ方法の1つです。
子どもの中には、「おやつは楽しい」「ご飯は楽しくない」というイメージを持っている子も多く、このような子はなかなかご飯を食べず、おやつばかり欲しがる傾向にあります。
そのため、親御さんは食事の中に、見た目の楽しさや可愛らしさを採り入れてみましょう。
例えば、野菜やハムをゼラチン、寒天で固めてゼリー状にしたり、ミートボールやミニトマトを串に刺してお団子風にしたりといった方法がおすすめです。
●この記事のおさらい
今回の記事のポイントは以下になります。
・子どものおやつの食べすぎを防ぐには、なるべく個包装のおやつを選ぶべき
・おやつは机の上など、子どもの見える場所や届く位置に置かない
・食事の中に楽しさ、見た目の可愛らしさを採り入れることでも、おやつの食べすぎを防止できる
以上のポイントはしっかりと押さえておきましょう!
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