虫歯を発症する主な原因は、ブラッシング不足や甘いものの取りすぎなどです。
しかし、これらの行動について強く意識しなくても、ある特徴を持つことによって虫歯のリスクが低いという方は実際に存在します。
今回は、虫歯になりにくい方の意外な特徴をいくつか解説します。
舌の位置が常に上顎の裏についている
リラックスしている時に、舌の先が上の前歯の裏の膨らみに触れ、舌全体が上顎に吸い付いている方は虫歯になりにくいです。
この正しい舌の位置を維持できる方は、口が自然と閉じるため完璧な鼻呼吸になります。
さらに舌が上顎を優しく刺激し続けることで、耳下腺などの大きな唾液腺からサラサラとした質の良い唾液が分泌され続けます。
これにより口内が常に潤い、虫歯菌の増殖が抑えられます。
また舌の筋力が高い方は、食事の際にも食べカスを効率良く喉へと送り込めるため、口の中に余分な食べカスが残りません。
ブラッシングだけに頼らず、舌のポジションという天然の防御壁によって、無意識のうちに強力な虫歯予防が達成されています。
味覚に対して生まれつき敏感
遺伝子レベルで味覚が非常に鋭い“スーパーテイスター”と呼ばれる方は、虫歯リスクが低い傾向にあります。
舌にある味蕾の密度が高く、糖分だけでなく苦味や酸味を強く感じ取れるため、本能的に人工的な甘味や加工食品、清涼飲料水の過剰摂取を避けるライフスタイルになりやすいです。
また苦味成分を感じる受容体は、実は口内の細菌バランスを感知するセンサーの役割も果たしています。
口内の虫歯菌が増殖を始めると、この受容体が素早く察知し、唾液の中に抗菌物質を大量に分泌させる防衛スイッチを入れます。
味覚の鋭さが、有害な食べ物を遠ざけるだけでなく、口内の免疫システムを24時間体制で活性化させる鍵となっています。
太ももや体幹の筋肉量が多く代謝が良い
全身の筋肉量、特に太ももや背中などの大きな筋肉が発達している方は、体内の血糖値コントロールが非常に安定しています。
糖の代謝がスムーズなため、食事を摂った後も血液中や組織液中の糖濃度が急激に上がらず、口内環境の糖度にも悪影響を与えません。
また筋肉量が多い人は基礎代謝が高く、体温が適正に保たれるため、体全体の免疫細胞の働きが活発です。
口内の雑菌や虫歯菌の活動を自身の高い免疫力で抑え込めるため、虫歯の発生を根本から予防できます。
筋肉量が多いという、一見すると歯とは無関係に思える身体的特徴が、糖の処理能力と免疫力を底上げし、結果として虫歯になりにくい強固な体質を作り出しています。
この記事のおさらい
今回の記事のポイントは以下になります。
・リラックスしている時に、舌の先が上の前歯の裏の膨らみに触れ、舌全体が上顎に吸い付いている方は虫歯になりにくい
・味覚が非常に鋭い“スーパーテイスター”と呼ばれる方は、虫歯リスクが低い傾向にある
・太ももや体幹の筋肉量が多く代謝が良い方も、虫歯のリスクが低い
以上のポイントはしっかりと押さえておきましょう!
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