フッ素は歯質を強化したり、再石灰化を促進したり、虫歯菌を抑制したり、虫歯を予防するにあたっては欠かせない成分です。
またこちらは、主に歯磨き粉や歯科クリニックでのフッ素塗布で採り入れることが多いですが、食品からの摂取も可能です。
今回は、フッ素の摂取におすすめの食品について解説します。
緑茶
身近な飲み物である緑茶には、豊富なフッ素が含まれています。
茶葉そのものは100〜400ppmと極めて高い濃度を持っていて、お湯で抽出した煎茶やほうじ茶の液体でも約0.8〜1.0ppmのフッ素を摂取できます。
食事中や食後に緑茶を飲む習慣をつけるだけで、口内の洗浄効果と同時に、歯の表面を自然に強化することが可能です。
また、緑茶には抗菌作用や抗酸化作用を持つカテキンも多く含まれています。
これが虫歯菌の増殖や、プラークが歯に付着するのをダブルで抑制してくれます。
手軽に始められる日々のオーラルケアとして、水分補給に温かい緑茶を取り入れるのは非常に有効な手段といえます。
紅茶
紅茶は、私たちが日常的に口にするお茶類の中でも、特にフッ素の含有量が多いことで知られています。
お湯で淹れた紅茶のフッ素濃度は約1.8ppmに達し、これは緑茶の約2倍以上の数値です。
そのため、効率的にフッ素を補給したいときにおすすめの飲料です。
紅茶に含まれるフッ素は、歯の再石灰化を促し、酸に溶けにくい強い歯の土台をつくってくれます。
さらに、緑茶と同様に抗菌性の高いポリフェノールが含まれているため、虫歯菌の活動そのものを抑える効果も期待できます。
ただし、砂糖をたっぷり入れてしまうと、逆に虫歯のリスクを高めます。
歯の健康維持を目的として飲む場合は、ストレートティー、または砂糖不使用のミルクティーを選ぶのがポイントです。
めざし
めざしをはじめとする小魚類は、フッ素の含有量がトップクラスに多い優秀な食品です。
カタクチイワシなどを丸ごと乾燥させためざしには、約10〜40ppmという非常に高濃度のフッ素が含まれています。
フッ素は魚の骨や皮の部分に多く集まる性質があるため、頭から尻尾まで丸ごと食べられる小魚は、効率的な摂取にもっとも適しています。
さらに、めざしには歯や骨を構成する主成分であるカルシウムも豊富に凝縮されています。
フッ素とカルシウムを同時に摂取することで、歯の再石灰化が強力にサポートされ、虫歯に負けない頑丈な歯へと導かれます。
日々の食卓のおかずやお酒のおつまみとしてめざしを積極的に取り入れ、よく噛んで食べることで、唾液の分泌も促され口内環境が向上します。
この記事のおさらい
今回の記事のポイントは以下になります。
・緑茶には豊富なフッ素が含まれているため、常飲するのがおすすめ
・緑茶にはフッ素だけでなく、抗菌作用や抗酸化作用を持つカテキンも多く含まれている
・紅茶はフッ素含有量多い上に、抗菌性の高いポリフェノールも含まれている
・めざしをはじめとする小魚類は、フッ素の含有量がトップクラスに多い食品
以上のポイントはしっかりと押さえておきましょう!
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