魚はメインのおかずとなる食材の中でも、比較的歯にとっては良い栄養素を含んでいると言えます。
しかし、調理法によっては歯にとって良くない食材にもなるため、どのようにして食べるかが虫歯予防につながるポイントとなります。
今回は、虫歯予防に効果的な魚の調理法について解説します。
骨ごと食べる“小魚の南蛮漬け”
虫歯に強い歯をつくるには、歯の再石灰化を促すカルシウムが不可欠です。
そのため、アジやワカサギなどの小魚を丸ごと食べられる南蛮漬けは、効率良くカルシウムを摂取できる最強の調理法です。
油で揚げることで骨がやわらかくなり、さらに酢の作用で骨に含まれるカルシウムが溶け出し、体への吸収率が高まります。
また、一緒に漬け込むニンジンやピーマンなどの野菜に含まれるビタミン類が、歯茎の健康もサポートします。
さらに酸味を効かせることで、虫歯菌の好物である砂糖の量を抑えても美味しく食べられます。
よく噛んで食べることで唾液の分泌も促され、口内の自浄作用もアップします。
フッ素を逃がさない“魚のホイル焼き”
特にイワシやサバなどの海水魚には、歯のエナメル質を強化し、酸に負けない歯をつくるフッ素が豊富に含まれています。
フッ素は水溶性で煮汁に溶け出しやすいため、旨味と一緒に閉じ込めるホイル焼きが最適です。
切り身をアルミホイルで包んで蒸し焼きにすることで、魚の脂に含まれるビタミンDも逃さず摂取できます。
ビタミンDはカルシウムの吸収を助ける働きがあるため、歯の土台作りには欠かせません。
また、味付けにはレモンを添えるのがおすすめです。
レモンの香りで塩分を控えめにでき、さっぱりと食べられます。
ホイルに残ったスープにも栄養が溶け出しているので、一緒に飲み干しましょう。
噛む回数を増やす“焼き魚の混ぜご飯”
しっかり噛むことは、唾液を出し、口の中の酸を中和して虫歯を防ぐ天然のバリアになります。
焼き鮭や干物をほぐして、切り干し大根やゴマと一緒に混ぜ込む混ぜご飯は、自然と咀嚼回数が増えるメニューです。
干物や鮭はフッ素の含有量が比較的多く、またゴマにはカルシウムが凝縮されています。
さらに切り干し大根のような食物繊維の多い食材を組み合わせることで、歯の表面を掃除する清掃性食品としての効果も期待できます。
調理の際は魚を焼いてから混ぜることで香ばしさが立ち、少ない調味料でも満足感が出ます。
また白米を玄米や五穀米に変えると、さらに噛み応えが増し、虫歯予防効果が高まります。
この記事のおさらい
今回の記事のポイントは以下になります。
・小魚を丸ごと食べられる南蛮漬けは、効率良くカルシウムを摂取できる最強の調理法
・魚のフッ素は水溶性で煮汁に溶け出しやすいため、旨味と一緒に閉じ込めるホイル焼きが最適
・焼き鮭や干物をほぐして、切り干し大根やゴマと一緒に混ぜ込む混ぜご飯は、自然と咀嚼回数が増える
以上のポイントはしっかりと押さえておきましょう!



























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