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【新潟の歯医者で歯周病治療】歯周病で痰が絡む原因について

歯周病を発症することで現れる症状としては、歯茎の腫れや食事、ブラッシングなどの刺激による出血などが挙げられます。
またあまり知られていないかもしれませんが、場合によっては痰が絡みやすくなることも考えられます。
今回は、歯周病で痰が絡む主な原因について解説します。

後鼻漏による刺激

歯周病が悪化すると、上顎の歯の根元から細菌が入り込み、鼻の横にある副鼻腔で炎症を起こすことがあります。
この炎症によって発生した膿や粘り気のある鼻水が、鼻の奥から喉へと垂れ落ちてくる現象を後鼻漏と呼びます。

喉に流れ込んだ膿や鼻水は非常に粘度が高いため、喉にへばりついて痰が絡んでいるという不快感を引き起こします。
これは本来の呼吸器系から出る痰とは異なり、鼻側からの分泌物が原因です。

また歯周病が進行している場合、片方の鼻だけ詰まったり、嫌な臭いがしたりするのも特徴です。
この場合、歯科と耳鼻咽喉科の両面からのアプローチが必要になることが多いです。

口腔内細菌による喉の粘膜への影響

歯周病菌は、口の中だけでなく唾液と一緒に絶えず喉を通過しています。
歯周病で口腔内の衛生状態が悪化すると、唾液に含まれる細菌の数が爆発的に増え、その刺激によって喉の粘膜が慢性的な炎症を起こしやすくなります。

喉の粘膜には、異物を排出しようとする防御機能がありますが、細菌による刺激が続くと粘膜を保護するために分泌物が増加します。
この分泌物が細菌の死骸や汚れと混ざり合うことで、粘り気のある痰のような塊となり、喉に絡みつく原因となります。

また歯周病特有の揮発性硫黄化合物も喉を乾燥させ、痰がより粘り気を増して排出されにくくなるという悪循環を招くこともあります。

嚥下機能の低下と自浄作用の阻害

歯周病によって歯を失ったり、歯茎の痛みでしっかり噛めなくなったりすると、唾液の分泌量が減少します。
唾液には口内や喉を洗い流す自浄作用がありますが、これが低下すると喉付近に付着した細菌や食べカス、古くなった粘膜の細胞などが洗い流されずに滞留しやすくなります。

また、噛む力が弱まると喉の周囲の筋肉も衰えがちになり、本来なら無意識に飲み込めている分泌物をうまく処理できなくなります。
その結果、喉の奥に分泌物が溜まり続け、常に痰が絡んでいるような違和感を覚えるようになります。

この記事のおさらい

今回の記事のポイントは以下になります。

・歯周病が悪化すると、副鼻腔の炎症によって後鼻漏が起こり、痰が絡んだような状態になる
・歯周病菌の増殖は喉の粘膜の炎症を引き起こし、防御のための分泌物が増加して痰のように喉に絡みつく
・歯周病によってよく噛めなくなると唾液の量が減少し、喉の奥に分泌物が溜まりやすくなる

以上のポイントはしっかりと押さえておきましょう!

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