セラミック治療は代表的な審美治療の一つで、虫歯を取り除いた歯をキレイにするために、セラミック素材の補綴物を装着するというものです。
ホワイトニングなどと並び、選択する方の多い治療ですが、中にはセラミック治療に向いていない方もいます。
今回はどういった方に向いていないのかについて解説します。
●歯ぎしり、食いしばりがある
セラミック治療が向いていない過多の特徴としては、まず歯ぎしりや食いしばりがあることが挙げられます。
なぜなら、これらの習慣によってセラミックが破損する可能性があるからです。
セラミックは審美性、清掃性ともに高い素材です。
つまり見た目がキレイなだけでなく、キレイな見た目を維持しやすいということです。
しかし衝撃には弱く、装着した状態で強い力が加わると、割れたり欠けたりする可能性があります。
特に歯ぎしりや食いしばりは、100kg以上の力かかるとも言われているため、毎日のように行っている方は注意しなければいけません。
●治療後のメンテナンスに通える自信がない
セラミック治療を受けた後は、定期的に歯科クリニックでメンテナンスを受けなければいけません。
こちらは、二次カリエスや治療をやり直すリスクを軽減するためです。
そのため、治療後のメンテナンスに通える自信がない方は、セラミック治療を受けない方が良いと言えます。
セラミックは表面に凹凸がほとんどなく、天然歯よりも食べカスやプラークが付着しにくいです。
しかし一切付着しないわけではないため、セルフケアだけでなく歯科クリニックでのメンテナンスも受けなければ、二次カリエスなどのトラブルのリスクは高まります。
●歯周病が進行している
歯周病の進行が見られる方も、セラミック治療には向いていないと言えます。
なぜなら、歯周病の方はセラミック治療の難易度が高くなるからです。
歯周病になると歯茎の腫れや炎症といった症状が出ますが、こちらが中程度~重度にまで進行すると、今にも歯が抜け落ちそうな状態になります。
セラミック治療ではしっかり歯を削って補綴物を装着するため、歯茎がこのような状態だと治療の安定感を失ってしまいます。
●この記事のおさらい
今回の記事のポイントは以下になります。
・歯ぎしりや食いしばりがある方は、セラミックが破損するリスクが高いため、装着をおすすめできない
・セラミック治療後のメンテナンスに通える自信がない方も、セラミック治療は控えるべき
・歯周病が中程度~重度まで進行している方は、セラミック治療の難易度が高くなる
以上のポイントはしっかりと押さえておきましょう!
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