歯周病予防の方法と言えば、ブラッシングを徹底することや、禁煙をすること、定期的に歯科クリニックで検診を受けることなどが挙げられます。
また、これら以外にも、歯周病予防のために行うべきケアは数多くあります。
今回は、その中でも意外な予防方法を3つほど紹介したいと思います。
●間食をダラダラ食べない
歯周病菌は、虫歯菌と同じく食事の糖分をエサに増殖します。
そのため、ダラダラと間食を食べることにより、歯周病菌が住みやすい環境をつくってしまいます。
また、間食と聞くと、甘いお菓子などの食べ物だけに気を遣えば良いと思いがちですが、実際は飲み物にも注意しなければいけません。
間食の後、甘い飲み物を飲んだ後は、必ず歯を磨いて歯周病予防を行ってください。
●きちんと睡眠を取る
睡眠は、日中の活動で傷付いた組織を回復させるための時間です。
睡眠不足が続くと、免疫細胞が活性化されず、身体の抵抗力が下がるため、ウイルスや細菌に感染しやすくなり、歯周病のリスクも上昇します。
また、睡眠不足は、血糖コントロールを悪くする効果もあり、こちらは糖尿病のリスクを高めます。
糖尿病と歯周病は、相互に悪影響を及ぼし合うおそれがあるため、注意してください。
ちなみに、質の良い睡眠には、ストレスを軽減させる効果があります。
そのため、リラックスする方法を工夫し、スムーズに眠りやすい環境を整えましょう。
このような睡眠習慣を見直すことは、歯周病だけでなく、他の生活習慣病の予防にもつながります。
●よく笑う
日頃忙しく、勤務先と自宅の行き来だけになっているような方は、笑う機会が減ってしまう可能性があります。
特に、独身の方は会話の機会も減り、どうしてもこのような状況に陥りやすいです。
しかし、このような状況は、歯周病予防の観点からはあまり良いことではありません。
なぜなら、よく笑うことが免疫力の向上につながるからです。
人は笑うと副交感神経が優位になります。
こちらは、身体がリラックス状態になっている証拠であり、ストレスの軽減にもつながります。
また、ストレスが軽減されると、免疫力が向上するため、必然的に細菌によって引き起こされる歯周病、さらには虫歯の予防にもつながります。
●この記事のおさらい
今回の記事のポイントは以下になります。
・ダラダラと間食を摂るのを避けることで、歯周病の予防につながる
・甘い食べ物だけでなく、甘い飲み物を飲んだ後も、必ずブラッシングを行う
・睡眠の質を向上させることも、歯周病の予防につながる
・よく笑うと免疫力が向上し、歯周病や虫歯などを予防することができる
以上のポイントはしっかりと押さえておきましょう!
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