歯周病は、いつの間にか発症している病気であり、一度発症すると、歯茎を完全に元の状態に戻すのは難しくなります。
そのため、日頃から予防の一環として、できることはなるべく多くしておくに越したことはありません。
今回は、歯周病予防の観点から、避けた方が良い食べ物について解説します。
●免疫力を低下させるもの
歯周病予防としてもっとも代表的なのは、やはり毎日のブラッシングです。
なぜなら、歯周病の直接的な原因は、歯や歯茎に付着したプラークであり、こちらは必ずブラッシングで落とさなければいけないからです。
また、より歯周病を徹底的に予防するのであれば、毎日の食生活にも気を遣わなければいけません。
食生活のバランスが崩れると、歯周病菌を除去するために必要な免疫力が低下し、発症や悪化のリスクは高まります。
具体的には、以下のような食品には免疫力を低下させる効果があるため、避けるようにしましょう。
・カップラーメン
・冷凍食品 など
●炎症を助長させるもの
歯周病をすでに発症している場合、歯茎は炎症を起こしている状態です。
こちらは、場合によっては目に見えて赤く腫れ上がっていることもあります。
また、こちらの炎症については、辛いものや熱いものを食べることにより、刺激を受け、よりひどくなってしまう可能性があるため、注意が必要です。
通常、辛いものや熱いものが原因で発生する歯茎の炎症程度では、そこまで痛みを感じることはありませんが、歯周病の場合、それによって歯茎を傷付けることもあるため、あまりにも辛い激辛料理や、極端に熱いスープなどは避けるべきです。
●歯周病菌を増加させるもの
どれだけ丁寧にブラッシングをし、汚れを落としていても、プラークを形成しやすいもの、つまり歯周病菌を増殖させやすい食べ物を多く摂取していると、清掃が追い付きません。
そのため、必然的に歯周病のリスクは高まります。
具体的には、以下のように粘度があってネバネバしているものや、糖を多く含むものは、毎日の食事から少しずつ減らしていくことをおすすめします。
・チョコレート
・パン
・クッキー
・キャンディー
・清涼飲料水 など
●この記事のおさらい
今回の記事のポイントは以下になります。
・免疫力を低下させるカップラーメンや冷凍食品は、歯周病予防の一環として避けるべき
・激辛料理や熱いスープなどは、歯周病による歯茎の炎症を助長させてしまう可能性がある
・粘度があったり、糖を多く含んでいたりする食べ物は、歯周病の原因となるプラークを形成しやすい
以上のポイントはしっかりと押さえておきましょう!
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