口臭につながる食べ物と言えば、ニンニクやニラなどの野菜、卵・乳製品、肉類などが挙げられます。
また、野菜の中には、上記の食品以外にも、口臭を発生させやすいものがあります。
ここからは、口臭を発生させる野菜と、口臭の発生を防止できる野菜について解説したいと思います。
●ネギ
ニンニクやニラ以外にも、皆さんが普段よく食べるもので、口臭につながりやすい野菜があります。
その1つがネギであり、こちらが口臭の原因になるメカニズムはニンニクと非常に近いです。
ネギに含まれるアリシンという成分は、体内に取り込まれ吸収されると、血液を介して全身を巡ります。
また、肺まで運ばれてきたニオイ成分が気化され、呼吸とともに口から排出されます。
ニンニクほど強いニオイではないですが、独特の口臭がすることには変わりないため、食べすぎには注意が必要です。
●キャベツ
口臭を発生させやすい野菜としては、他にもキャベツが挙げられます。
キャベツは、アブラナ科に属する野菜であり、こちらにはインドールという成分が多く含まれています。
インドールは、ガンの予防に有効な成分と言われていますが、口臭の原因にもなります。
インドールを含むキャベツの食べカスが口内に残ることで、発酵した結果、腐ったようなニオイを発するようになるという仕組みです。
ちなみに、アブラナ科の野菜は他にもたくさんあり、以下の野菜もキャベツ同様、口内に残ることで口臭につながりやすくなるため、注意してください。
・芽キャベツ
・ブロッコリー
・カブ
・白菜
・大根
・わさび
・カリフラワー
・ケール
・ルッコラ
・クレソン など
●口臭防止に役立つ野菜について
野菜の中には、口臭につながりやすいものもあれば、口臭防止に役立つものもあります。
具体的には、生姜や大葉(シソ)、バジルなど、薬味系の香味野菜がおすすめです。
これらの香味野菜は解毒作用が期待できるため、消化不良を防ぎ、少量でも口臭予防になります。
また、このような薬味系の野菜であれば、サラダなどで大量に野菜を食べるのが苦手だという方でも、気軽に食生活に採り入れやすくなります。
●この記事のおさらい
今回の記事のポイントは以下になります。
・ネギにはニンニクと同じアリシンが含まれていて、この成分が口臭を発生させる
・アブラナ科の野菜に含まれるインドールも、口臭の原因になる
・アブラナ科の野菜にはキャベツやブロッコリー、大根など、食べる機会が多い野菜も含まれる
・生姜や大葉(シソ)、バジルなどの香味野菜には、口臭を予防する効果がある
以上のポイントはしっかりと押さえておきましょう!
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