インプラントを埋め込む作業は外科手術ではありますが、丸一日かかるような大がかりなものではありません。
ただし、インプラント手術前にはいくつか注意すべきポイントがあり、こちら知っておかなければ、手術がうまくいかないこともあります。
具体的にどのようなポイントを押さえるべきなのか見てみましょう。
●食事に関するポイント
インプラント手術前の食事に関しては、どのような方法で治療を受けるのかによって、ポイントが変わってきます。
当日、静脈内鎮静法を用いて手術を受ける場合には、手術直前の食事を避けるようにしましょう。
具体的には、手術の4時間ほど前までに食事を済ませておかなければいけません。
こちらは、胃の中に食べ物や水分が残った状態で静脈内鎮静法を受けることにより、胃の内容物が逆流して、誤嚥性肺炎を引き起こす可能性があるからです。
また、インプラント手術前には、飲酒もできる限り避けなければいけません。
●薬に関するポイント
インプラント手術前には、歯科クリニックの医師に対し、現在服用中の薬に関することをきちんと伝える必要があります。
お薬手帳など、服用している薬の種類、量がわかるものがあれば、そのまま医師に退出してください。
例えば、動脈硬化や糖尿病の薬、向精神薬、経口避妊薬などを服用している場合、インプラント手術に影響が出ることがあります。
しかし、毎日服用しているような薬に関しては、手術を受けるからといって簡単にやめることができないため、そのあたりは医師に相談し、最善の方法を模索するか、別の治療法を提案してもらいましょう。
●手術に関する知識
インプラント手術前には、しっかりと手術に関する知識やポイントを頭に入れておきましょう。
例えば、インプラント手術の費用は、虫歯治療などに比べて高額になりやすいことや、すべての治療が完了するまでには数ヶ月以上の期間がかかることなどは、必ず知っておくべきです。
また、インプラント歯周炎などにより、一度埋入したインプラントが外れるあるため、永遠に使用できるわけではありません。
こちらも、インプラント手術前に知っておきたい知識の1つです。
●この記事のおさらい
今回の記事のポイントは以下になります。
・インプラント手術で静脈内鎮静法を用いる場合、手術直前に食事をしてはいけない
・インプラント手術前には飲酒もできる限り控えるべき
・インプラント手術前には、現在服用している薬について医師に伝える必要がある
・インプラントの知識をしっかりと頭に入れた上で、手術に臨むことも大切なポイント
以上のポイントはしっかりと押さえておきましょう!
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