ホワイトニングは、ブラッシングでは落ちない加齢、飲食物による着色などを落とす方法であり、受けることで笑顔の魅力が格段にアップします。
しかし、中にはある理由により、ホワイトニングを受けるのが困難な方もいます。
ここからは、原則ホワイトニングを受けることができない方の特徴について解説します。
●18歳以下の方
ホワイトニングを受けるのが困難な方の特徴としては、まず年齢が18歳以下であることが挙げられます。
ホワイトニングは、歯を削るわけではなく、ホワイトニング剤を塗布して歯の黄ばみ、黒ずみなどの色素を分解します。
そのため、歯に大きなダメージを与えることはありません。
しかし、乳歯や生え立ての永久歯に対し、ホワイトニングの効果があるかどうか明確ではないため、原則18歳以上ではなければ、受けるのは難しいと言えます。
自身の子どもにホワイトニングを受けさせようと考えていた親御さんは、一度考えを改めましょう。
●妊娠している方
ホワイトニングを受けることが難しい方の特徴としては、妊娠していることも挙げられます。
歯を白くする効果のある歯磨き粉などは問題ありませんが、歯科クリニックで実施するオフィスホワイトニング、ホームホワイトニングなどに関しては、妊娠期または授乳期の女性が受けるべきではありません。
ホワイトニング剤には、過酸化水素という成分が含まれています。
こちらは、水素の過酸化物であり、活性化して分解していく過程で活性酸素を生じます。
また、活性酸素の漂白効果により、ホワイトニング剤は初めて効果を発揮します。
しかし、過酸化水素における妊娠中の方や胎児、授乳時の影響は現在ハッキリしておらず、100%安全とは言い切れないため、妊娠中はホワイトニングを受けるべきではありません。
●その他の特徴について
その他のホワイトニングを受けるのが難しい方の特徴は以下の通りです。
・無カタラーゼ症の方
・光線過敏症の方
・重度の虫歯、歯周病が見られる方
・歯のエナメル質が成長していない歯
・詰め物や被せ物などの人口歯
無カタラーゼ症の場合、前述した過酸化水素を分解しにくくなり、光線過敏症の方は光照射により、口唇をやけどしてしまう可能性が高くなります。
●この記事のおさらい
今回の記事のポイントは以下になります。
・乳歯や生え立ての永久歯に対し、ホワイトニングの効果があるかどうかは明確ではない
・ホワイトニング剤に含まれる過酸化水素は、妊娠中の方にとって危険な可能性がある
・無カタラーゼ症、光線過敏症などの症状があるのというのも、ホワイトニングを受けるのが困難な方の特徴の1つ
以上のポイントはしっかりと押さえておきましょう!
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